「自分らしく働きたい」
そんなことを思いながら、そもそも自分らしさとは何かがよくわからない人は多い。
たとえわかったとしても、そんな働き方をどう実現すればいいのかと悩んでいる方も多い。
はず。
そう感じるのは、このメディア「SoloPro」を立ち上げた僕自身がそうだったから。
以前は長時間労働のワーカホリック会社員だっため、自分の多くの時間を会社に捧げて給与をいただく働き方をしていた。
自分らしく……なんて考える暇があれば「どうやったら締め切り間に合うように作業を終わらせることができるか」とか「週末は何しようかな?」といったことの方が優先度の高い課題だったからだ。
時々、意識高く自己啓発的な本を読んでも、成功する方法はめっちゃ書いてあるけど、自分にあっているのかわからず、結局何もしないので、変わることができない……
今回の記事では、そんな僕が独立してフリーになってから取り入れた”働き方のブルーオーシャン戦略”をご紹介したいと思う。
……この記事読んでも、たぶんあまり変わらないけどw 参考にはしてほしい。
Contents
できれば戦わない。それも1つの働き方
ブルーオーシャン戦略。
ビジネスをしている人なら、マーケティング用語の基礎の基礎のキーワードなので知っていると思うが、簡単に説明すると、競合がいない独占状態の市場でビジネスをすること。
例えば……ちょっと散髪したい時にふらっと立ち寄れる「QBハウス」は、1000円カットという市場を作った。所要時間は10分程度なので、美容師との会話を楽しんだり、髭剃りや髪を洗うなどもしてくれないが、それでもいいお客様層を取り込んで、一人勝ちしている。
さて、もし自分自身が商品という感覚で働き方にブルーオーシャン戦略を取り入れてみるとどうなるだろうか?
参考までに、ブルーオーシャン戦略の基本は以下と言われていますが、今回は詳しく触れない。
(1)Eliminate(取り除く)
業界の常識として扱われている価値を取り除くこと(2)Reduce(減らす)
業界の標準よりも思い切り減らすこと(3)Raise(増やす)
業界の標準よりも大胆に増やすこと(4)Create(付け加える)
業界ではこれまで無かったが、今後付け加えるべきこと
「QBハウス」のように業界の常識を大胆に取り除いたり、何かを減らすのも1つの戦略だろう。
ただ自分らしく働きたいなら、他の人は大変だと感じるけど、自分はなんとも思わずたくさんできることを大胆に増やすことをしてみるのも1つの手。
例えば、YouTuberは一見楽しそうに動画を撮ってアップしているだけに見えて、寝る間も惜しんで動画を編集している人は多い。※編集を外注に出す人もいますが、自分でやったほうがユーザーに伝えたいことが伝わるので、そこは譲れないし、その作業にハマっている。
ライターでも文章書くのが好きな人もいれば、人の話を聞くのが好きな人もいる。ライターの僕なんかは1日1人の取材をしたら頭いっぱいで疲弊してしまうんだけど、インタビューが好きなライターは何人取材しても疲れを感じさせない人もいる。
もう一度聞きます。
他の人は大変だと感じることでも、自分はなんとも思わずたくさんできることはありませんか?
逆に、あまり得意でないことは大胆にやめてみたり、その工程はアウトソースしたり、ITに頼るなどにしてみる。
そんな、足したり引いたりする働き方に、ブルーオーシャン戦略に通じるヒントがあり、他の人と戦わずに済む仕事ができあがるかもしれない。
働き方のヒントを提供していきたい
さて、なんで僕が偉そうに働き方について語っているかというと、自分自身が働き方の課題をたくさん感じて試行錯誤してきた歴史があること。
もう1つは、ライターとして今まで4000人以上にインタビューした経験から、いろいろな人の働き方に触れて影響を受けることが多かったこと。
そこで得た学びを発信すると同時に、僕自身もいろいろな働き方を試している最中なので、”働き方実験家”という肩書きで、今は活動している。
つまり、自分は”働き方”という、ボンヤリとした実態がない分野において、人一倍アンテナを立てて行動していたので、それが仕事になり、自分を表現する肩書きにもなってきた。
7年前に独立した時は「働き方」が仕事になるとは思ってもなかったが、得意分野を作るなら「働き方」にしたいと言っていたし、今は政府まで「働き方改革」とか言い始めているので、時代的には逆にレッドオーシャンになってきたけどw 今後もこの分野はいろいろ実験していきたい。
※レッドから、またブルーにする戦略の話はまた今度。
そういえば、自転車で47都道府県旅したのも、今では自転車旅が仕事になっているので、人生何があるかわからない。ハマるなら、少しハマるより、ところんはまろう!
ん、そもそもハマるものが見つからない?
ごめん、何にハマるか知っているのは地球上であなただけだ。でも、まずは他の人は大変だと感じることでも、自分はなんとも思わずたくさんできることをやってみるといい。
そこに青い海が広がっていたら、めいっぱい泳げてきっと気持ちがいいはず。泳ごう。
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