こんにちは。ニューヨーク在住のライターの鮫川です。
2016年10月、ニューヨークにて、起業家プロデューサーの星渉さんと女性起業家の鈴木実歩さんのセミナーが開催されました。
「好きな時に、好きな場所で、好きな仕事をする!」をテーマに行われた本セミナー。このパートでは、星渉さんによる講義(2)「成功するビジネス、失敗するビジネスの違い」の内容をまとめました。
前回のパート、鈴木実歩さん講義(1)「起業をする上で一番重要な”コアメッセージ”の作り方」はこちら
星 渉:
起業家プロデューサー、作家、講演家。
大手損害保険会社を退職後、起業家プロデューサーに転身。わずか4年の間に登壇した講演会には4000名の起業家が参加し、個別プロデュースにおいては600名を超えている。現在は6ヶ月以内に0から月商7桁を超える起業家を生み出す確率は91.3%!著書「鈴木さんの成功~会社員から起業した時に待ち受ける真実の話をしよう~」は紀伊国屋書店ビジネス書ランキング1位を獲得している。
公式 HP:http://usp-times.com/
Contents
ビジネスは「お客様の課題解決」
「ビジネスはお客様の問題解決。お客様の本当の問題をとらえないと、ビジネスにならない」と起業プロデューサー星渉さんは言います。売れないサービスは、そのお客様の問題解決という視点が抜け落ちているそうです。
売れているサービスは、お客様が望む状況を打ち出している
例えば私の受講生で、会社員を辞めてカイロプラクティックのサロンを自宅で始めて、4ヶ月後には売り上げ0の状態から月収130万円まで上げた方がいます。
彼女は「カイロプラクティック」とは打ち出さず「20代のような軽いカラダに変わるカラダ調整」という名前でビジネスを展開されています。そうすると、カイロプラクティックというものには興味がないけれど、20代のような体に戻れるなら興味があるといってお客様は来てくださるんです。
これは整体院でも同じことが言えます。整体院では「肩こりを治します」とは言ってはいけないんです。”肩こりによって引き起こされている、お客様の不都合を取り除く”という発想が必要。
例えば、会社員を対象にビジネスをされる場合は「18時以降の作業効率を1.5倍にします」と言った方が、単に「肩こりを治します」というよりお客様が集まりますし単価も上げられます。つまり、ビジネスを作る時は”お客様の本当の問題をとらえる”ことが大事です。
お客様の本当の問題を見つける方法とは!?
お客様の問題は以下6種類。
(1)不安
(2)不満
(3)悩み
(4)痛み
(5)解決したい問題
(6)満たしたい欲
ターゲットとなる人をイメージして、この6種類を基にお客様の問題を最低100個書き出すことで”お客様の本当の問題”を見つけることができるそうです。
お客様はあなたの商品やサービスには一切興味がありません。重要なのは”自分の問題が解決するかどうか”。もっと言うならば、自分の問題が解決するならば、手段や方法は何でもいいと思っています。だからお客さんの本当の問題を見つけるために、頑張って100個考えてみてくださいね。
普通の主婦が3ヶ月で月収900万円になった事例
ある主婦の方は、経済的に自立をしたいけれど3人のお子様の子育てで忙しく、なかなか家から出ることができずに悩んでいました。そんな中「このまま子育てで人生が終わってしまう」と思いインターネットで調べた所、中国製品の輸入ビジネスを見つけました。
中国で数十円のものを、日本でより高値で売るビジネスを見よう見まねではじめた所、3ヶ月後に月収100万円、半年後に月収300万円まで自力で売上げを作ることができたそうです。
そこで彼女は「パソコンができない私でも、自立した女性になりたいと思って、決断して努力をしたら自立できた。これからはそれを伝える側になりたい」と星さんの講座へ通い始めたそうです。
今では日本全国から旦那さんのお給料から卒業したい、経済的に自立して旦那さんとより良いパートナーシップを築きたい主婦の方々が、彼女の塾に殺到しています。
まとめ
ビジネスはお客様の問題解決。そのためにも、お客様の本当の問題をとらえ、打ち出すことをぜひ実践してみてください。
同日に開催された、女性起業家 鈴木実歩さんの記事はコチラから
最新情報をお届けします