心がときめくストーリーを求めて、地球上を旅している「恋する旅ライターかおり」です。「旅ライター」と名乗っているからには、もっともっと地球上を飛び回りたい! 将来的に、旅をするなかで気に入った土地に移住するのもアリかなと思っています。
とはいえ、現在フリーライター2年目の私はホームの東京を簡単には離れられません。なぜなら現状は東京での取材や打ち合わせが多く、この土地を離れてしまうと一定以上の収入を保つことが難しくなってしまうから。
そこで、住む場所を変えても好きな仕事を続け、かつ一定の収入を保つことができている先輩ライター・佐々木恵美さんのもとへ、アドバイスをいただきにやってきました。
現在、福岡県在住、2児の母である佐々木さんは、なんとライター・編集歴20年の超ベテラン。福岡・ロンドン・東京と転々と住む場所を変えながらも、大手出版社や国連と取引するなど、長期間にわたって活躍を続けています。そんな佐々木さんに「場所に捉われず、好きな仕事をするためのチャンスを掴む方法」を伺いました。
◎佐々木 恵美 福岡県出身。九州大学教育学部卒。1997年、株式会社KADOKAWAが手がける情報誌「九州Walker」の編集アルバイトからキャリアをスタート。2000年、ロンドンに移住し現地の出版社で勤務。2002年、東京に帰国し、フリーランスへ。大手出版社の女性誌を中心に執筆。2004年、福岡へ戻り国連ハビタットの業務を開始。2005年、結婚、出産。現在は、子育てをしながらマイペースに雑誌の執筆などを続け、小学校でのボランティア活動にも取り組む。 |
Contents
チャンスの掴み方⑴ 躊躇なく「やりたい」と想いを伝える
チャンスの掴み方⑵ 求められている答えをピンポイントで打ち返す
チャンスの掴み方⑶ 圧倒的にスピーディーに仕上げる
さっき記憶力が悪いと打ち明けましたが、インタビューのときの相手の話はすごくよく覚えているんです。相手に興味を持って聞いているし、この仕事が好きだからだと思います。
第2子を出産したあと、1年ほど経って本格的に仕事復帰を果たしたタイミングで、過去最高収入を更新したという佐々木さん。恐るべし……。「私は文章がうまいわけじゃないんです」と謙遜していた佐々木さんですが、これほどまでにチャンスを摑めるのは、「クライアントに選ばれる理由」を着実に増やしていったからに他なりません。
佐々木さんのように、想いを実現するためのアクションを素早く起こす、自分が得意なところで他者に圧倒的な差をつけることができれば、住んでいる場所に関わらず、好きな仕事に恵まれるのだと思います。私もまずは「その仕事がしたい」と躊躇なく手を挙げるところから始めてみます。ソロのプロフェッショナル(SoloPro)を目指すみなさん、一緒にチャンスを掴みとりましょう!!
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