Warning: include(/home/sugomon/solopro.biz/public_html/wp-content/plugins/file-manager-advanced/application/rest-api/class-fma-controller.php): failed to open stream: Permission denied in /home/sugomon/solopro.biz/public_html/wp-content/plugins/file-manager-advanced/file_manager_advanced.php on line 38

Warning: include(): Failed opening 'application/rest-api/class-fma-controller.php' for inclusion (include_path='.:/opt/php-7.3.33-3/data/pear') in /home/sugomon/solopro.biz/public_html/wp-content/plugins/file-manager-advanced/file_manager_advanced.php on line 38

Warning: Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/sugomon/solopro.biz/public_html/wp-content/plugins/file-manager-advanced/file_manager_advanced.php:38) in /home/sugomon/solopro.biz/public_html/wp-content/plugins/all-in-one-seo-pack/app/Common/Meta/Robots.php on line 87

Warning: Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/sugomon/solopro.biz/public_html/wp-content/plugins/file-manager-advanced/file_manager_advanced.php:38) in /home/sugomon/solopro.biz/public_html/wp-includes/feed-rss2.php on line 8
ライティング - ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」 https://solopro.biz ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア Tue, 01 Sep 2020 10:53:40 +0000 ja hourly 1 https://solopro.biz/wp-content/uploads/2021/11/cropped-5b78b44577f015eb4426c00956bb1164-32x32.png ライティング - ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」 https://solopro.biz 32 32 「相手のために、世の中のために」仕事の本質はコロナ禍でも変わらない【ライター編】#はたサバ https://solopro.biz/hatasaba-writer-20200525/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=hatasaba-writer-20200525 https://solopro.biz/hatasaba-writer-20200525/#respond Thu, 11 Jun 2020 11:32:50 +0000 http://solopro.biz/?p=5408 コロナ禍で変化が目まぐるしい日々が続く今。 仕事やキャリアに不安を覚えている方や、なんか元気になる場がほしいと思っている方、そして、未来に向けて自分にあった働き方の戦略を探っている方もいるでは……? そんな背景もあり企画...

The post 「相手のために、世の中のために」仕事の本質はコロナ禍でも変わらない【ライター編】#はたサバ first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.

]]>
記事のポイント

・コロナ禍の不安定な時代でも仕事の本質は変わらない

・オンラインで仕事ができるようになり、働き方や暮らす場所をより選べる時代に

・SNS発信や記事の企画提案は、独りよがりにならず相手が求めていることとの一致点を探す

コロナ禍で変化が目まぐるしい日々が続く今。

仕事やキャリアに不安を覚えている方や、なんか元気になる場がほしいと思っている方、そして、未来に向けて自分にあった働き方の戦略を探っている方もいるでは……?

そんな背景もあり企画・開催したオンラインイベント『With/Afterコロナ時代の働き方サバイバル戦略(#はたサバ)』

2020年5月25日の会のゲストは、ライター界隈に精通するお二人、ブックライター上阪 徹さんとイギリス在住ライター・インタビュアー鮫川 佳那子さん。そして、このメディアSoloProの編集長兼ライターの松田然(もゆる)もスピーカーとして参加しました。

「コロナで変わったこと」「どんな状況でも変わらない仕事の本質」などを伺いながら、With/After コロナ時代の働き方戦略について考えていきます。

■ブックライター上阪 徹さん

1966年、兵庫県生まれ。89年、早稲田大学商学部卒。

アパレルメーカーのワールド、リクルート・グループなどを経て、94年よりフリーランスに。幅広く執筆やインタビューを手がけ、これまでに取材した著名人は3000人を超える

ブックライターとして、これまで100冊以上の書籍を執筆。携わった書籍の累計売上は200万部を超える。

『職業、挑戦者〜澤田貴司が初めて語る「ファミマ改革」』(東洋経済新報社)、『サイバーエージェント 突き抜けたリーダーが育つ仕組み』(JMAM)、『幸せになる技術』(きずな出版)、『マイクロソフト 再始動する最強企業』(ダイヤモンド社)、『JALの心づかい』(河出書房新社)、『社長の「まわり」の仕事術』(インプレス)、『明治大学はなぜ女子高生に人気NO.1の大学になったのか?』(東洋経済新報社)、『10倍速く書ける 超スピード文章術』(ダイヤモンド社)、『成城石井はなぜ安くないのに選ばれるのか?』(あさ出版)、『職業、ブックライター。』(講談社)、『成功者3000人の言葉』(飛鳥新社)、『書いて生きていく プロ文章論』(ミシマ社)など著書は30冊を超える。

インタビュー集に40万部を超えた『プロ論。』(徳間書店)シリーズ、『外資系トップの仕事力』(ダイヤモンド社)シリーズ、『我らクレイジー★エンジニア』(講談社)など。

2011年より宣伝会議「編集・ライター養成講座」講師。2013年、「上阪徹のブックライター」塾開講。

雑誌、ウェブでは、AERA「現代の肖像」などで執筆。

■イギリス在住ライター・インタビュアー鮫川 佳那子さん

茨城県・福島県出身。

青山学院大学フランス文学科卒業後、サイバーエージェントに入社し広告制作・メディア編集・イベント企画運営に携わる。

2015年より夫の海外転勤がキッカケでニューヨークにて4年暮らし、渡米後はライターに転身。書籍の企画・取材・執筆やインタビュー記事、コラムの執筆を始める。

また、ライターはインタビューをして記事や本などのコンテンツにまとめる仕事。

そのスキルを活かし、様々な仕事に発展。

たとえば、世界で活躍する「こんまり」こと近藤麻理恵さんのオンラインサロン運営やメルマガの執筆。

実業家で作家である本田晃一さんの、毎月開催されるオンラインセミナーでのインタビュアー。

作家の宮本佳実さんや、女性起業家の藤井あやさんの、オンラインサロン内ラジオ番組でのインタビュアー。

そして、マレーシアのニュース番組でも、インタビュアーを務めている。

また海外在住の女性や、海外に興味がある日本在住女性が1100名以上所属するオンライン・コミュニティ「海外オトナ女子部」を主宰し、イベント企画運営も行う。

最近はライター・インタビュアーのかたわら、イラストレーターの仕事もスタート。パンケーキミックスのパッケージのイラストをはじめ、挿絵、ペットの似顔絵、4コマ漫画などの制作も行っている。

文章を書くコトも、人の話を聞くコト(インタビュー)も、絵を描くコトも、子供の頃から大好き。いつの間にか大好きなコトが仕事になっている。

2019年の秋よりイギリスのオックスフォードへ引っ越し、現在はイギリス在住。

▼鮫川佳那子のSNS情報はコチラ

https://linktr.ee/sameko

■ライターカンパニー「合同会社スゴモン」代表・SoloPro編集長 松田然

1980年東京生まれ。大学でスポーツマーケティングを専攻し、卒業後はカナダやアメリカのスポーツチームやスタジアムを1年間放浪旅(カナダではワーホリビザでNBAやMLBのスポーツ施設で働いていました)。

新卒でスポーツ業界の新規事業担当を経て、2007年に未経験からライターとなる。その後、リーマンショックが起こり激務の社畜時代を経験し、ココロの筋肉が付く。2010年に独立し、ライターになってから現在に至るまで13年で4000人以上を取材し、ライターカンパニー「合同会社スゴモン」代表を務める。

いろいろな人の働き方や生き方に触れたことで、”自分の旗を立てる「働き方」のサードプレイスSoloProを運営し、メディアやコミュニティ作り、キャリアコーチングなども行っている。

趣味では、自転車旅人としてリモートワーク をしながら47都道府県を走破し、その際に出会った全国の仲間と一緒にプロジェクトを動かし、地方の働き方支援(行政と連携した取り組み)、各種メディアでの情報発信や場づくりなども行う。

総じて、働き方をいろいろ実験している人なので、今のところ肩書きは「働き方実験家」。

※記事の内容はイベント開催日の2020年5月25日時点です。状況は日々刻々と変わっているので参考までに。

コロナ禍になってからのライターの仕事の変化

“鮫川さん”
みなさん、Withコロナになってからお仕事はどうですか?
“上阪さん”

本の執筆は変わらず、月に一冊ペースで続いています。一方で
、オンライン取材ができないインタビュー案件はストップしてしまいましたね。特に経営層へのインタビューはテレワークでは難しいようです。対面での取材や移動がないぶん時間に余裕ができたので、今までできなかった新しいチャレンジをしよう!……と、思っていたら、広告の仕事が舞い込んできたりして。意外に忙しいですね(笑)
収入は一時的に落ちましたが、生活面では週5日ランニングをするなど、楽しい日々を送っていますよ。
“もゆる”
僕も結果的に忙しくなりましたが、実は今年の3月4月は1年計画の中ではゆっくり休む期間に充てようと思っていたのです。1年の中でメリハリをつけて内省したり旅をすることを毎年大事にしているのですが、コロナ禍の影響でそうもゆっくりしていられない(笑)と本能的に思ったのです。

リーマンショックをライターとして経験していたからかもしれませんが、いろいろ危機に備る必要があると考え、今回開催している「With/Afterコロナ時代の働き方を考えるイベント #はたサバ」の企画・準備をしたり、お金の管理方法や出費を見直し、月額サブスクリプションのサービスを解約したり、国からの助成金・給付金を調べて申請したりと忙しく動いていました。

ライティングの仕事に関しては、リモートワークの普及で伸びている働き方支援関連の企業やクラウドや金融関連のIT企業からの仕事依頼が多くなりました。その反面、全く音沙汰がなくなったクライアントもあり、今後も受託案件は当分減っていくのではと思っています。

鮫川さんはいかがですか? イギリスに在住なので、日本とはまた違う点もあると思います。

“鮫川さん”
引き続き、本や記事の執筆はしていますが、最近は新しいタイプのお仕事が増えました。

たとえば。。。

  • 著者さんのオンラインサロンの運営
  • オンラインセミナーの企画&インタビュアー
  • ラジオ番組のインタビュアー
  • YouTubeで配信しているマレーシアのニュース番組でのインタビュアー

などです。

実はライターの仕事って細分化すると、「企画」「インタビュー」「執筆」「発信」と、他の仕事にも活かせる
要素がたくさんあるんですよね。コロナ禍を機に、そういったライターのスキルを活かせる仕事も増えてくるんじゃないかな、と感じています。

コロナで変わったことは? 働き方・暮らす場所を選べる時代に

“上阪さん”
小池百合子東京都知事が3月に緊急会見をしたあたりから、本能的に「これはやばいぞ」と感じました。すぐに主催する上阪徹のブックライター塾のコミュニティページに「キャッシュを確保しておきましょう。不安だったら、国の制度などもうまく使って融資を受けておきましょう」とメッセージを送りましたね。私自身、一度失業した体験があります。お金のことが心配になると精神的に本当に苦しくなることを知っていたためです。

“もゆる”
コロナ禍がそろそろ終息すると思いたい一方、これからが不況の本番とも言われていますよね。では、鮫川さんはコロナの影響で何が変わると思いますか?
“鮫川さん”
これからは、生き方や働き方を変える人が出てくるんじゃないかな、と感じています。多くの企業でテレワークが導入され、「遠隔でも仕事はできる」と気づいた人が増えたと思うんです。これを機に、地方や海外へ移住する人が増えそうですよね。

“もゆる”
僕も旅ライターとして海外・国内問わず自転車などで旅をしながら、数ヶ月さまざまな場所で仕事をしてきました。そのとき、先方の東京オフィスに伺い直接顔を合わせての打ち合わせが必須のプロジェクトは、やむを得ずお断りしたり他のライターを紹介するケースもありました。

でも今のご時世、クライアントの方から「来社せずにリモートでお願いします」と言われるように。もう、東京にいないと仕事ができない! なんてことは少なくなるかもしれませんね。暮らす場所がどこであれ、良い仕事ができれば自分らしい生き方をしていくこともしやすい世の中になっていくかもしれませんね。

“上阪さん”
僕はあまりオンライン取材の経験がないのですが、何かスキルは必要ですか?
“鮫川さん”
インタビュイーが話しやすい雰囲気を作れるよう
、アイスブレイクを意識していますね。初めて会う方や関係性ができていない方へのオンライン取材は特に。画面越しのコミュニケーションは直接お会いするときと比べ、距離を縮めにくいですから。たわいもない話をしつつ、アイスブレイクを丁寧に行なっています。
“もゆる”
オンラインツールがきちんと作動するか確かめておきたいので、取材前に顔合わせを兼ねてリハーサルを行うことがあります。オンラインだとマイクや画面のトラブルも起こり得ますから。インタビュイーの方にご協力いただいて確認しておくと本番は安心ですし、移動の工数がかからないので、オンラインで行う事前のコミュニケーションを大事にしています。
“上阪さん”
ITスキルは持っていて損のない時代ですね。緊急事態宣言が解け、また世の中の流れが変わりつつあります。経済・働き方ともに、世の中の変化を敏感に捉える必要がありそうです。

「世の中のために、相手のために」コロナ時代でも変わらない、本質

“もゆる”
コロナの影響でこれからどんな時代になるのだろうと考えても答えが出ず、日々不安を感じている人も多そうです。それが今回のイベントを企画した趣旨の1つでもあるのですが、いかがでしょうか。
“上阪さん”
そうは言っても、「仕事の本質」は変わらないと思うんですよね。

仕事の目的は、人の役に立つことです。お金をもらうことではありません。どうやったら生き残れますか? とよく聞かれるんですが、ライターの仕事を始めて25年間、考えてきたのは、編集者や読者のために目の前の仕事を一生懸命やることだけでした。間違える人が少なくないのですが、ライターの仕事は、自分が書きたいことを書く仕事ではありません。読者に求められているものを書く仕事です。読者はどんなことを知りたいのか? 編集者は何を求めているのか? 常に探求していかないといけません。「こんな仕事がしたい」「認められたい」「稼ぎたい」と、自分の欲ばかりを考えて戦略的に仕事を得ようとしても、あまり上手くいかないんじゃないかな。

鮫川さんがチャンスをどんどん掴んでいるのは、何のために仕事をしているか? という本質がブレていないからだと思う。いつも誰かの役に立ちたいと思っているでしょう?

“鮫川さん”
そんな風に言ってくださり、ありがとうございます。そうですね、「依頼してくださった編集者さんのお役に立ちたい!」「著者さんの素敵な考え方やメソッドを伝えたい!」という気持ちでやらせていただいています。また、私が本や記事を書いている理由も、世の中をより良くしたいから。だから同じように、世の中をより良くしたいと考えている編集者さんや著者さんと一緒にお仕事をしたいなと思っています。
“上阪さん”
そういう思いって知らず知らずのうちに外に発信されているんですよね。自分のことばかり考えている人より、相手のために行動ができる人に頼みたいでしょう。
“もゆる”
以前、SoloProで上阪さんにインタビューをさせていただいたときも「人のために働けば、必ず自分に返ってくる」と
おっしゃっていて。どんな状況であれ、仕事の本質は変わらないですね。

“上阪さん”
それに、肩の力を抜いて
好きなことをやっている人の方が、チャンスをつかんでいる印象を受けます。
“鮫川さん”
確かにそうかもしれませんね。実は、マレーシアのニュース番組でインタビュアーを任されたのは、趣味でやっていたラジオがきっかけなんです。担当者の方がたまたまリスナーで、「ラジオで話せるなら、番組内でインタビュアーをやってくれない? 」と声をかけてくださいました。コロナの影響で印刷所が閉まってしてしまい、ニュースを紙面で発行できなくなったので、YouTubeでの配信に切り替えたい、という経緯でした。「イギリスに住んでいるのにも関わらず、なぜマレーシア?」 とよく聞かれるのですが、好きなことを続けていたらたまたま仕事に繋がったんです。
“上阪さん”
鮫川さんは、ラジオを仕事にしようと狙ったわけではなく、趣味でやっていたら声がかかったわけじゃないですか。僕も今でこそブックライターを生業としていますが、元々は本を書こうなんてまったく思っていませんでしたから。キャリアに関して「こうしたい、ああしたい」と思って動いたことは一度もありません。任された仕事を一生懸命こなしていたら、ある日「銀行の頭取の本をつくるから、書いてみないか? 」と声をかけていただいたんです。そこから、わらしべ長者のように本の仕事がつながりました。大事なのは、チャンスが来たときに逃げないこと。
「そんな長い文章書いたことないので……」と断っていたら今の自分はありません。

コロナ禍でも同じですよ。起きている出来事は変えられない。どんな状況であれ、一本一本の仕事を手を抜かずに積み重ねていく。

その上で新しい変化に対応できる体力をつけておく
ことが大事だと思いますね。

自分の強みと相手が求めているニーズの一致点を探す

“もゆる”
ここからはライターに必要なスキルにフォーカスしていきたいと思うのですが。
コロナ禍でも自分の好きなことや強み、相手のためを考えた発信をSNSやブログなどでしている方は仕事の依頼がしやすいですね。僕の場合は発注サイドでもあるので、「この案件だったら、この人! 」とパッと思い浮かんだ人に依頼をしていて。脳内SEOって呼んでいるんですが……(笑)対象キーワードと人を結び付けています。

“上阪さん”
パッと思い出してもらえる人って、自分にタグが付いている人ですよね。#野球 #自転車 #金融 など、なんでもいいんですけど。業界に特化している部分や専門分野を自分のタグとして強化していくといいと思います。しかも独りよがりになるのではなく、
読者や編集者に求められていることとの一致点を意識しながら、タグをどう設計していくか、使っていくか
が重要ですね。

“鮫川さん”
私は「クライアントが何を求めているかを把握し、企画提案する力」が、必要なスキルだと思います。もしクライアントが求めている内容であれば、報酬関係なく自主提案をするようにしています。すると、「素晴らしい企画をありがとうございます!それ、鮫川さんにお願いしたいです。」「提案までしてくれる人はなかなかいないよ。ありがたい。」と喜んでいただけることも多いんです。

“もゆる”
鮫川さんとお仕事をご一緒すると、提案から始めてくれるもんね。こういう企画ならこんな人を取材するといいんじゃないですか? って。
“上阪さん”
鮫川さんは相手のニーズを聞くのがうまいんじゃないかな。企画提案ってある意味、「この仕事をやりたいです」ということじゃないですか。でも印象が悪くないのは、相手が求めている内容を聞いた上で提案しているからだと思うんです。

“鮫川さん”
取材をする時も、どんな企画だったら喜んでもらえるだろう?相手にとっての懸念点は何だろう? どんな経路で企画提案したら通りやすいかな? と相手の立場に立つことが、やりたい仕事を掴むコツだと思います。

“もゆる”
大事なポイントなので、もう少し具体的に教えてください。
“鮫川さん”
たとえば、「いつかこの人に会って取材したい! 」という方がいたら、それを実現させるために徹底的なリサーチを重ねます。もし、気軽に人に会わない方であると情報を得た場合は、警戒心を解くための戦略が必要です。その方が信頼している編集者さん経由でご紹介いただくとか、その方と親交が深い方を取材した過去記事を企画書に添えたり。そして、その方が興味を持ってくれそうな企画を考える。その結果、憧れの人への取材がすんなり実現する、なんてことも珍しくありません。相手の求めていることと、自分のやりたいことが一致していれば、実現しやすくなると思います。

それでも大丈夫、と思うこと。

“もゆる”
最後に、With/Afterコロナ時代の生き方・働き方を見据え、どうありたいかを伺いたいと思います。
“上阪さん”
いかに自分が幸せであることか、認識することですね。よく娘に言っているんですが、日本に生まれただけで90点もらっていると思うんです。こんなに豊かな国はありませんよ。落ち込んでも何も変わらないですしね。暗くなっている場合ではありません。幸せを実感し、ポジティブな気持ちでいろんなことに前向きに取り組む。その姿勢が何かを生み出していくのだと思います。

“もゆる”
今回のイベントのテーマでもあるWith/Afterコロナ時代は、お金・仕事・健康の悩みや不安は尽きないかもしれません。でも自分にばかり矢印を向けていると、なかなか一歩が踏み出せなくなる。こういう時期だらこそ、外に矢印を向け「誰かのために、世の中のために」という視点で動いてみることが大切だと思います。どこに向けていいかわからない人は、まずは、身近な存在である家族や友達に手を差し伸べてみてはいかがでしょうか。

“鮫川さん”
イギリスは外出ができない状況が続いています。できないことをあげるとキリがありません。だからこそ、今できることに目を向け、感謝の気持ちを忘れないことが大事なんじゃないかと考えています。そして世の中のために、と仕事をしていれば、自分も周りも幸せな気持ちになれます。そうやって良い循環を生んでいけるといいなと思っています。

The post 「相手のために、世の中のために」仕事の本質はコロナ禍でも変わらない【ライター編】#はたサバ first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.

]]>
https://solopro.biz/hatasaba-writer-20200525/feed/ 0
3000人以上の成功者を取材した、凄腕ライターが明かす!独立してうまくいく人の共通点とは?【上阪 徹さん】 https://solopro.biz/uesakatoru_201708/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=uesakatoru_201708 https://solopro.biz/uesakatoru_201708/#respond Sun, 17 May 2020 02:55:59 +0000 http://solopro.biz/?p=2459 「自分のやりたいことを仕事にしよう」と独立するも、フリーランスは会社員とは違い、毎月決まった額のお給料が入ってくるわけではありません。そのため、食べていくのでやっとという人、将来が不安で休みも取らず働き続け、疲弊してしま...

The post 3000人以上の成功者を取材した、凄腕ライターが明かす!独立してうまくいく人の共通点とは?【上阪 徹さん】 first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.

]]>

「自分のやりたいことを仕事にしよう」と独立するも、フリーランスは会社員とは違い、毎月決まった額のお給料が入ってくるわけではありません。そのため、食べていくのでやっとという人、将来が不安で休みも取らず働き続け、疲弊してしまう人も少なくないと聞きます。

しかし一方で、経済的にも豊かに楽しく働く人も、たくさんいらっしゃいます。両者の違いは一体何なのかーー。

ということで今回は、20年以上フリーランスのライターとして活躍する上阪徹さんにインタビューを企画。今や会社員時代の何倍もの収入を得られるようになり、公私ともに充実した日々を過ごされている上阪さんですが、実は20代にどん底だった過去を持ち、その経験が今に活きていると言います。そこで、これまでどのような道のりでキャリアを築かれていったのかお話を伺いました。

そして最後には、3000人以上の成功者を取材してきた上阪さんが感じる、『独立してうまくいく人の共通点』についても教えていただきました。

※2017年に取材・制作した記事を一部編集しております。

上阪 徹
1966年、兵庫県生まれ。89年、早稲田大学商学部卒。
アパレルメーカーのワールド、リクルート・グループなどを経て、94年よりフリーランスに。
幅広く執筆やインタビューを手がけ、これまでに取材した著名人は3000人を超える
ブックライターとして、これまで100冊以上の書籍を執筆。
携わった書籍の累計売上は200万部を超える。

『職業、挑戦者〜澤田貴司が初めて語る「ファミマ改革」』(東洋経済新報社)、『サイバーエージェント 突き抜けたリーダーが育つ仕組み』(JMAM)、『幸せになる技術』(きずな出版)、『マイクロソフト 再始動する最強企業』(ダイヤモンド社)、『JALの心づかい』(河出書房新社)、『社長の「まわり」の仕事術』(インプレス)、『明治大学はなぜ女子高生に人気NO.1の大学になったのか?』(東洋経済新報社)、『10倍速く書ける 超スピード文章術』(ダイヤモンド社)、『成城石井はなぜ安くないのに選ばれるのか?』(あさ出版)、『職業、ブックライター。』(講談社)、『成功者3000人の言葉』(飛鳥新社)、『書いて生きていく プロ文章論』(ミシマ社)など著書は30冊を超える。

インタビュー集に40万部を超えた『プロ論。』(徳間書店)シリーズ、『外資系トップの仕事力』(ダイヤモンド社)シリーズ、『我らクレイジー★エンジニア』(講談社)など。

2011年より宣伝会議「編集・ライター養成講座」講師。2013年、「上阪徹のブックライター」塾開講。
雑誌、ウェブでは、AERA「現代の肖像」などで執筆。

公式HP:http://uesakatoru.com
Facebook:https://www.facebook.com/uesaka.toru

失業、時給850円のアルバイト生活…人生どん底だった20代

20代は、リクルート・グループでコピーライターをしていました。当時の私はとにかく自己顕示力が強くてギラギラしていて、広告の賞が取りたくて取りたくて仕方がなかった。そんな会社員でした。でも、どんなに努力しても、賞をかすめるくらいしかできませんでした。思うような実績も上げられない、思うような給料も得られない……自分はコピーライターには向いていないんだと諦めて転職したら、その会社がなんと3ヶ月で倒産し、失業してしまいました。28歳の時です。

地位も名誉も財産も、さらには職まで失って、人生どん底まで落ちました。住んでいたマンションのベランダで、ぼんやり空を眺めていたのを覚えています。貯金もほとんど底をつきかけ、いよいよ追い詰められたとき、一本の電話がかかってきました。リクルート時代にお世話になった人でした。大丈夫か、と問われて、大丈夫じゃないです、と答えたら、怒られました。まず、大事なのはお金。今すぐ丸井に行って、丸井のカードでお金を借りて会社まで来い、と。
お金がありませんでしたから、当時住んでいた目白から新宿の丸井まで歩いていって、丸井のカードで20万円を引き出しました。実は、これが後の独立資金になるんです。

当時リクルートは会社を辞めて半年間は、フリーランスとして独立できないという決まりがありました。でも、お金に困っているだろうから、と週払いのアルバイトを提案されました。時給850円です。ただ、さすがに以前所属していた広告の部署でアルバイトをするのは恥ずかしいだろうから、と計らってくださって、わざわざ別のフロアにある編集の部署を紹介してもらえたんです。仕事は、アンケートの袋詰めなどの雑用。自分より若いアシスタントの女の子に顎で使われる日々。ちょっと前まで、まがりなりにもクリエイターとして仕事をしていたわけですから、もうプライドはズタズタでした。でも、それが現実だったんですよね。真面目にクサらず働きました。

この時わかったのは、見ている人はしっかり見ている、ということです。フリーランスとして独立する際、もともと私は広告畑の人間だったんですが、雑用の仕事も手を抜かずに頑張ってくれていたから、と編集部門の編集長が声をかけてくださり。ここから、それまではやったことがなかった編集系の記事を書かせてもらえるようになったんです。フリーになって、仕事の中心は古巣の広告部門からがほとんどでしたが、このアルバイトの小さなご縁が、後にたくさんの雑誌やウェブ、さらには書籍の仕事に繋がっていくことになるんです。

自分のために働くことをやめたら、人生の大転換が起きた

悲惨な失業を経験していましたから、何より痛感したのは、お金を稼ぐということの大変さと大切さでした。だからこそ、独立して感じたのが、お仕事をいただけることの有り難さでした。そのまま、フリーになりたくてなっていたら、こうはなっていなかったと思います。結果的には、悲惨な経験がプラスになりました。
もう1つ、失業していた期間に、世の中に必要とされていないことが、いかに辛いかということも実感していました。それも併せて、仕事をいただけることが嬉しくて嬉しくてしょうがなかった。だから、とにかく1つ1つの仕事を大切にしよう、一生懸命やろうと思うようになりました。
自分のために働くのではなく、仕事をくださった方、その向こうにいるクライアントや読者のために働こう、と。そうしたら、人生の大転換が起こったんです。

面白いもので、ギラギラをやめて、誰かのために働こうと思っただけで、欲しくてたまらなかったいろんな賞を、次々といただくようになりました。考えてみたら当然だったのかもしれません。自分のためだけに働いている人間は、まわりから見ればすぐにわかるわけです。よこしまな心は見抜かれるんですね。逆に、誰かのために働いている人間もすぐにわかる。
仕事もどんどん舞い込むようになりました。20代の頃には考えられないぐらい、30代になって人生が驚くほどうまく回り始めたんです。収入もどんどん上がっていきました。フリーランス数年で年収は1500万円、2000万円と上がっていって、5000万円近くになることもありました。会社員時代の何倍もの収入を得ることができるようになっていったんです。
一連の経験を通して、とにかく学んだのは、「人のために働けば、必ず自分に返ってくる」ということでした。

選り好みせず仕事をしていったら、面白い未来が待っていた

そういうフリーランスのスタートでしたので、いただける仕事は基本的に何でも引き受けていました。もともと人材採用広告の出身でしたが、結婚情報誌「ゼクシィ」など、女性のコピーライターのほうが向いているんじゃないか、と思える仕事も声がかかれば引き受けました。でも、これが不思議なもので、その仕事をお声がけくださった方がその後、独立情報誌「アントレ」の編集部に異動になったりするわけです。「今度は上阪さんが得意なジャンルの仕事だと思いますよ」とまたお声がけくださって。ここでたくさんの起業家にインタビューさせてもらったり、編集企画に携わったりすることができて、書くキャリアの大きな転機となる仕事になりました。こんな仕事に出会えたのも、「ゼクシィ」の仕事を「これは自分の仕事ではない」などと思わず、お受けしたから、だったんだと思います。

単価が大きくない仕事でも、クサったりすることなく、一生懸命やっていました。実は単価が大きくないことは、依頼主もわかっているんです。だから、申し訳なかった、と思われたのか、のちに単価が大きな仕事を出してくださったり、別の編集部の方を紹介してくださったりすることも少なくありませんでした。

実はこういうことって、いっぱいあるんですよ。私は基本的には、仕事を選り好みしませんでした。「ちょっとこの仕事は……」と思うような仕事でも、依頼いただけることに感謝して頑張ろうと思っていました。そうすると、それが新たな仕事につながっていったりするわけです。
経験上、「これはちょっと……」と思う仕事ほど、先入観を持たずに引き受けた方がいいような気がしますね。そういう仕事ほど実はチャンスが潜んでいる。
やりたい仕事だけやっていたら、やりたい仕事で終わってしまう。私はそう思っています。自分で仕事を選ばなかったおかげで、私は自分が想像もしなかったような、びっくりするような未来に連れていってもらえた。選ばないほうが、面白い未来が待ってたんですよ。

DSC09303

『プロ論。』40万部の大ヒット!チャンスを掴むためには、目の前の仕事を一生懸命にやるだけ

シリーズ累計40万部のヒット作となったインタビュー集『プロ論。』が出版されたのは、2004年でした。これも私にとって想定外の出来事でした。

最初のきっかけは、失業時代のアルバイトにさかのぼります。同じフロアに就職情報誌の「B-ing」の編集部があって、編集長と話す機会があったんです。「記事の得意分野はある?」と聞かれて、「特定の得意分野はないですが、取材が好きです」と答えました。コピーライターとして採用広告を作っていましたが、クライアントの社長や人事部長のインタビューによく行っていたんですよね。それを覚えてくださっていた編集長から、フリーになって1年くらいして、ベンチャー企業の社長インタビューの企画を頼まれたんです。これが、とてもいい誌面になって。それがきっかけでインタビュー連載をもらうことができて、その後、『プロ論。』の連載につながっていったんです。

プロ論。

プロ論。

posted with amazlet at 17.08.02
徳間書店
売り上げランキング: 62,165

『プロ論。』は、ビジネス、芸能、スポーツ界など様々なジャンルで活躍している著名人のインタビュー連載でした。彼らから、いい仕事をするためのヒント、さらには人生を生き抜くヒントや実体験を聞き、記事を書くのが私の仕事でした。

いろんな分野の超一流と言われる、そうそうたる方々にインタビューさせていただいて、何より驚いたのは、みなさん一人の人間としてとても素晴らしい方ばかりだったことです。どんなに実績がある方でも、偉ぶったりする人はいませんでした。腰が低く、謙虚で、一生懸命で、サービス精神旺盛な人が多かった。その印象が、とにかく鮮烈でしたね。ああ、成功している人たちって、みんなこうなんだ、と。これは、実際に会ってみないとわからないことだと思います。
そんな彼らから聞いた仕事哲学、人生を生き抜くヒントは、私自身、大きな学びになりました。普段は会えないような人たちなわけです。しかも1時間も時間をもらえる。それこそ、仕事を忘れて聞いていたことも少なくありません。そうやって聞き出した話でしたから、もう読者に伝えたくて仕方がないわけです

では、最も効果的に読者に伝えるには、どうすればいいか、考えました。普通に記事を書いても、取材で感じたインパクトは伝えられないと思いました。そこで私は、毎回記事を書く度、「この人の記事なら、どんな読者に一番読んでもらいたいか」をとことん考えました。笑福亭鶴瓶さんの話を聞いて喜びそうな人は、どんな人だろう。古舘伊知郎さんだったら、どんな人だろう……。それこそ、カルロス・ゴーン社長の話を喜ぶ人と、秋元康さんの話を喜ぶ人は違うわけです。だから毎回、ターゲットを具体的に思い浮かべて書いていました。
そうすると、やっぱり刺さる人にしっかり刺さるわけですね。リクルート社内からも「この連載は面白い!」と評価いただき、結果的に紙のメディアとして休刊になるまで、5年以上も続く人気連載になりました。

個人的に、これは絶対いい記事だという自負がありましたが、編集部でも評価してくださって、まとめて本にしてはどうか、と言っていただきました。リクルートのメディアでは、こうした連載をまとめるのは、かなり珍しいことでした。
そこで、すでに書籍の仕事でご一緒していた出版社の方に話したら、インタビュー集として刊行していただけることになりました。ただし、初版は少ないけどいいかな、と。実際、6000部からのスタートだったんです。これが刊行後、なんの宣伝もしていないのに、渋谷のブックファーストでいきなりランキング1位を獲得したりして。そこから一気に火がついて、25万部まで売れていきました。その後シリーズ化されて、累計40万部の大ヒットに繋がりました。
書籍の仕事はその後、多方面で増えていき、他の著書の本を取材して書き上げるブックライターの仕事もすでに60冊以上、私自身の著書も20冊以上になっています。

実は私は、いずれ本を書きたい、などということはまったく考えていなかったんです。その時その時にあった、目の前の仕事を一生懸命やってきた。そうしたら、思ってもみない本の仕事をいただけるようになった。それだけなんです。チャンスって思ってもみないところからやってくるんです。そういうチャンスを掴むためにも、私が心がけていたのは、常に目の前の仕事を精一杯やること。相手が期待していた以上のものを返していくこと。それだけでした。

仕事を得るために、工夫してきたこと

私は独立してから、いわゆる営業というものをしたことがありません。リピートやクチコミでお仕事をいただいてきました。ただ、仕事を得るために意識してきたことはあります。

私の今の仕事相手は、多くが編集者さんですが、彼らは日々、売り込まれる仕事なんですよね。いろんな人から、売り込まれてばかりなんです。だから、どうなるのかというと、自分で見つけたくなる。私はそう思っています。だから、見つけてもらうのがいいんです。
彼らが信頼している方に紹介していただくことも一つ。また、今はインターネットなどのツールがありますから、上手に利用するのもアリだと思います。例えばSNSで繋がって、「最近こんな仕事をしました」という投稿を積極的にする。そうすれば、見てくれる可能性もあるでしょう。SNSがない頃は、私はメールのフッターに、手がけている企画や連載、関わった本などの情報を記載し、さりげなく気づいてもらえる様にしていました。実際それがきっかけで、仕事が来たこともありました。

どうすれば本が出せますか、という問いもよく聞くんですが、もし編集者さんに書籍の企画を提案したかったら、ひとつアドバイスがあります。それは、自分の希望を言う前に、まずは相手の話を聞くことです。相手が何を求めているか分からないのに、適切な提案はできない。相手は過去にどんな本を作ってきたのか。これからどんな本を作りたいのか。相手のニーズこそ、徹底的に聞いた方がいい。そして聞いた後に、「あっ、こんなアイディアがあるんですが、いかがでしょうか?」と初めて企画を出すんです。

自分でやりたいからと、いきなり「こんな企画があるんですが」と、もしかするとその編集者さんにとっては見当違いのものを出されたら、困ってしまうでしょう。でも、いろいろニーズを聞かれ、本づくりに対して真剣な姿勢を理解してもらった後に、もしドンピシャな企画を、あるいは面白そうな企画を出されたら、誰だってちょっとは興味を持つと思います。評価するのは、あくまで編集者さん。ここでもやっぱり「相手のために役に立ちたい」というスタンスでいることは重要だと思います。

DSC09336

独立してうまくいく人の共通点とは!?

フリーランスとして独立して20年以上経ちました。これまで大変なことも色々ありましたが、20代で失業して仕事がなかったあの頃に比べたら、大抵のことは何でもないと思っています。

あのときの凹みが大きいから、後の膨らみも大きくなったんだと今は思っています。もし20代のギラギラの時に絶好調で、コピーライターとして賞も取りまくってフリーになっていたりしたら、今の私は絶対にいないですね。一流のコピーライターだと勘違いし、鼻持ちならない奴になっていたでしょう。その呪縛から逃れられず、「こんな仕事受けられるか!」と仕事を選り好みしていたかもしれない。そうなったら、コピーライターという幅から広がっていなかったと思います。

私はこれまで3000人以上のトップランナーを取材してきましたが、ひとつ気づいたことがあります。それは、自分のために働いている人は少ない、ということです。ソフトバンクの孫正義さんも、ユニクロの柳井正さんも、自分のためにだけ働いていたなら、もうとっくに引退しているでしょう。アートディレクターや建築家などのクリエイターも、実はお客さまのニーズに応えることが、まず第一なんです。そういう姿勢で働いているから、多くの人が応援したくなるんだと思います。

働くとは、人の役に立つこと。そして、これこそが働く醍醐味なんですよね。それをわかっていないと、お金や権力の誘惑にとらわれてしまう。やがては、仕事が離れていってしまう。そんな可能性も高いと思います。自分のための仕事は、所詮、自分のための仕事に過ぎないんです。超一流の人たちは、そんなことはしないんです。
どうして自分に仕事が来ているか理解し、相手のため、世の中のために一生懸命働く。そして、より大きく役に立つために、自分のスキルを高めていく。そういう人が独立後も活躍し続けられるし、経済的にも豊かになっていくのだと思います。

【上阪さんの著書】

成功者3000人の言葉

成功者3000人の言葉

posted with amazlet at 17.08.02
上阪徹
飛鳥新社
売り上げランキング: 97,658
職業、ブックライター。 毎月1冊10万字書く私の方法
上阪 徹
講談社
売り上げランキング: 163,008

 

【イベント開催!】

After/Withコロナ時代の働き方サバイバル戦略 5/25(月)21時〜@オンライン【ライター編ゲスト:上阪 徹さん、鮫川 佳那子さん】#はたサバ

 

The post 3000人以上の成功者を取材した、凄腕ライターが明かす!独立してうまくいく人の共通点とは?【上阪 徹さん】 first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.

]]>
https://solopro.biz/uesakatoru_201708/feed/ 0
ブロガーである前にサーファーであり父。ヒガシーサーが人生で大切にする3つ……家族、健康、もう1つは? https://solopro.biz/higashisa/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=higashisa https://solopro.biz/higashisa/#respond Thu, 04 Oct 2018 07:52:51 +0000 http://solopro.biz/?p=4085 このメディアは、みなさんが自分らしいライフスタイルを実現するために、まずは働き方からアップデートできる情報を発信したいと思い運営しています。そして、まさにその実践者が沖縄にいました。 この方、比嘉さん(以下、ヒガシーサー...

The post ブロガーである前にサーファーであり父。ヒガシーサーが人生で大切にする3つ……家族、健康、もう1つは? first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.

]]>
もゆる
こんにちは。SoloPro編集長のもゆるです。

このメディアは、みなさんが自分らしいライフスタイルを実現するために、まずは働き方からアップデートできる情報を発信したいと思い運営しています。そして、まさにその実践者が沖縄にいました。

この方、比嘉さん(以下、ヒガシーサー)です。

1985年沖縄に生まれる。現在は子供2人と妻と一緒に沖縄に住みながらブログとアフィリエイトを活用した仕事をしている。趣味はサーフィン、写真、カメラ、筋トレ、海外サーフトリップなど基本的に1人でできる遊びが好き。ヒガシーサーは苗字の「比嘉」と沖縄の「シーサー」を掛け合わせている。

■ブログ
https://higashisa.com/

■主な著書はコチラ

ブログで簡単! アフィリエイト 稼ぐ力をつけるための教科書
比嘉 研仁 染谷 昌利
ソシム
売り上げランキング: 2,964

今回は、そんなヒガシーサーが理想のライフスタイルを実現するために行っている働き方の工夫や考え方をご紹介します。

新卒倒産を経験しアフィリエイトの世界に……でも

もゆる
沖縄市のコワーキングスペース「スタートアップカフェコザ」には個人で働く面白い人がいっぱいいると聞いたので、来てみました。早速、いました(笑)よくこちらで仕事をしているんですか?
ヒガシーサー
仕事はほとんど朝のうちに終わらせてしまうのですが、よく来てますよ。ここで開催したイベントにも登壇しましたが、実は人見知りなので普段は多くの人と会うのは得意ではありません。
もゆる
そんなヒガシーサーとの雑談を記事にしちゃう今回の企画にご協力ありがとうございます(本当にアポなしで来ましたw)まず、沖縄在住ブロガーとして、現在のライフスタイルに至った経緯を教えてください。
ヒガシーサー
実は、新卒で入社した会社がリーマンショックの時に倒産するという経験からキャリアがスタートしました。
もゆる
新卒倒産!! 2008年ごろでしょうか?
ヒガシーサー
そうですね。東京に本社がある会社の沖縄支店で営業として働いていたので、沖縄エリアでは給与水準が高かったのですが……失業後は沖縄の会社の低い給与に愕然としながら契約社員として働き、収入の不安を解消するためにアフィリエイトを始めました
もゆる
最初から波乱万丈ですね。そこから現在のようにブロガーとして独立したきっかけとは?
ヒガシーサー
はい。アフィリエイトでは順調に稼げるようになり結婚もできました。独立は子供が生まれる半年前、収益が月50万円を超えた頃です。
もゆる
稼ぐために仕事人間になってしまう人もいますが、ヒガシーサーが家族や趣味を優先にしている理由とは?
ヒガシーサー
1つは、この業界でライバルに取って代わられるかもとの不安から体調を崩し入院した経験があり、そこで一度立ち止まり生き方を再考したこと。アフィリエイト専業で月100万円稼げるようになっても、誰からも感謝されない働き方、生き方に疲弊してしまって。そこから社会と繋がれる仕事を選びブログを使って自分らしい生き方を追求するようになったのです。
もゆる
ブログでの情報発信は社会と繋がったりライフスタイルを価値に変える手段のような感じですね。
ヒガシーサー
はい。まさしく現在は日々消費しがちな体験や経験(子育てなど)を価値に変換するための手段としてブログを使っています。
もゆる
体験を価値にする。いいですね!
ヒガシーサー
もう1つは学生の頃ニュージーランドを放浪していた際に「クオリティオブライフ」の考え方を知りました。現地で会った人は、家族との時間や趣味の時間をとても大切にしていたんですよね。その時の憧れが原体験になっています。
もゆる
新卒倒産を経験する前に、理想の生き方に少し触れていたのですね。
ヒガシーサー
はい。僕自身16歳からサーフィンをしていて、現在は家族と世界中の海でサーフィンをしながら旅をすることを人生のミッションにしています。

もゆる
それ、素敵だしっ!

本気でやりたいことがあるから手放すこと

もゆる
ヒガシーサーのようなライフスタイルを実現するには、同時に何かを手放すことも必要かなと思います。僕も自転車旅をするために働き方や暮らし方を変えた人なのでそう感じるのですが、その点いかがでしょうか?

ヒガシーサー
友達との付き合い、夜更かし、本を読むことをやめる……などですかね。
もゆる
夜更かしはなんとなくわかりますが、友達や本は大事かなと思う人も多いかなと。何ででしょうか?
ヒガシーサー
友達はもちろん大事ですが、晩御飯は家族と食べたいですし、僕はお酒を飲まないからかもしれませんね。たばこの匂いが嫌いなので居酒屋にもいきません。あとは人との出会いは、今と同じレベルを維持するのではなく上げることを意識しています。
もゆる
たしかに、本当の友達なら主体的に動けばいつでも会えますし、友達だからと言って毎回付き合う必要はないですよね。あと、本を読まない理由は?

ヒガシーサー
本に期待してしまうと成長が止まるというか……読めば何かが良くなると勘違いしてしまうんですよね。
もゆる
本を読んで満足して行動に移していないことも多いです。
ヒガシーサー
僕は、一時期いろいろな本を読み込んだ時期はあるので、その経験を経たからこそ、本気でやりたいなら本に頼ってないで行動した方がいいという考えになりました。本をほとんど読まない人は、最初のステージでは読んでもいいと思います。
もゆる
そういえば、セミナーなんかも同じですよね。
ヒガシーサー
僕が登壇するセミナーでは「本気ならこんなところ来ている場合じゃないよ」って参加者に言うことありますからね(笑)やりたいことが本気なら、です。主催する側ならまだいいのですが。
もゆる
なるほどー。ストイック!

自分の時間を自らコントロールする働き方

もゆる
ヒガシーサーが人生で大切にしている3つの要素を挙げるとしたら何でしょうか?

ヒガシーサー
家族、健康、時間です。これは昔から言い切っていましたね。
もゆる
即答。
ヒガシーサー
他人の人生ではなく、とにかく自分の人生をどう楽しく生きるかを考えたらこうなりました。
もゆる
以前、友人と同じ話になったのですが、みんなまずはじめにWi-Fiが挙がりました(笑) という冗談は置いておいて、その3つを実現するために働き方をどう工夫していますか? 先ほどは手放す話でしたが、今回は毎日やっていることとか。
ヒガシーサー
例えば、朝の2時間で仕事を終わらせることを意識しています。
もゆる
2時間って何時から仕事スタートですか?
ヒガシーサー
朝4時ですね。
もゆる
4時!! 僕が7時に起きた頃にはもうお仕事終わってるんですね。
ヒガシーサー
早朝は人に時間を奪われることがないという利点がありますし、実は5年半子供が保育園に入れない時期があったので徹底的に集中できる時間に仕事を行い、あとは子育てなど家族との時間を大切にしています。
ヒガシーサー
それとやっぱりサーフィン。

もゆる
やっぱり。
ヒガシーサー
沖縄は満潮の2時間前後が波が良くて、毎日同じ時間ではないんです。その時間にサーフィンをするために、クライアントからの受託の仕事ではなく、自分で時間をコントロールしながらできる仕事のみを行っています。
もゆる
クライアントワークだと、接客や締め切り対応のためにいい波が来ても海に行けない可能性がありますもんね。
ヒガシーサー
はい。だからこそ、自分で仕事を生み出すために目標に対しては結構マッチョに考えています。
もゆる
マッチョ!?

ヒガシーサー
何年後にこうありたい、これはやらなければいけないなどの目標を掲げて、それを実現できるようにプランを詳細に組み手帳に書いています。

もゆる
その目標の軸が家族、健康、時間、だと。
ヒガシーサー
そうですね!
もゆる
いやぁー共感。僕も、自転車旅をするためにライフスタイルを変えて今があるので、そういった大切な価値観を軸に働き方を工夫していくというのは本質的な生き方のように感じます。
ヒガシーサー
もゆるさんは、自転車旅中も仕事しているんですよね?
もゆる
僕は日中走って、夜は地元の人と飲んで深夜や早朝に仕事していたりします。誰かと飲むのが好きなんですよね。でも、もっと目標に対してマッチョになろうと感じました(笑)
ヒガシーサー
人それぞれ自分にあったやり方で人生を楽しめればいいですね。
ブログで簡単! アフィリエイト 稼ぐ力をつけるための教科書
比嘉 研仁 染谷 昌利
ソシム
売り上げランキング: 2,964

The post ブロガーである前にサーファーであり父。ヒガシーサーが人生で大切にする3つ……家族、健康、もう1つは? first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.

]]>
https://solopro.biz/higashisa/feed/ 0
編集長が旅しまくってる理由を尋ねたら「フリーランスはチームを組むことで自由になる」というので詳しく聞いてきた https://solopro.biz/sugomon-team/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=sugomon-team https://solopro.biz/sugomon-team/#respond Wed, 04 Apr 2018 03:09:22 +0000 http://solopro.biz/?p=3736 こんにちは。ライターの坂口ナオです。 『SoloPro』編集長の松田 然(もゆる)さんとの縁は、私がフリーライターになって間もない2013年頃に始まりました。 「松田さんのように、全国を旅しながら稼げるライターになるには...

The post 編集長が旅しまくってる理由を尋ねたら「フリーランスはチームを組むことで自由になる」というので詳しく聞いてきた first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.

]]>
こんにちは。ライターの坂口ナオです。

『SoloPro』編集長の松田 然(もゆる)さんとの縁は、私がフリーライターになって間もない2013年頃に始まりました。

「松田さんのように、全国を旅しながら稼げるライターになるにはどうすればいいですか?」

(参考リンク:http://moyulog.com/trip_workstyle/ )。

そう尋ねる私に、仕事の取り方や旅先での働き方などを指南してくれた松田さんは、最後にこう付け加えました。

「フリーランスとしてもっと自由に働きたかったら、チームで仕事することを考えたほうがいいよ」

その頃はチームを組めるような人脈もなかったし、「フリーランスってひとりで仕事するもんでしょ?」みたいな認識だったので、自分には必要ないと思いました。でも、今になってその言葉がことあるごとに思い出され、「あれはどういう意味だったんだろう」と気になるようになったんです。

自分はどちらかといえば寂しがりなのでぜひチームでは働いてみたいし、メリットがあるならなおさらだけど、そもそもどうやってチームを作ればいいかも分からなければ、どうやって案件を請ければいいかも、どうしてそれが自由とつながってくるのかも分からない。

ただ、松田さんがしょっちゅういろんなところに旅をして、楽しそうに働いてるのは事実。

▲なんでそんなにいろんなとこ行けるん? どうやって稼いでるん?

というわけで今回は、「もっと自由に働きたかったら、チームで仕事をしたほうがいい」の言葉の本意と、具体的にどうすればいいのかを聞いてきました。

「チームで働く」が「自由」につながる?

坂口
さっそくですが、なんであのとき松田さんは「もっと自由に働きたかったら、チームで仕事をしたほうがいい」と言ったんですか?
松田
たとえばナオちゃんは、クライアント 対 個人で仕事をすることに、プレッシャーを感じたことはない?
坂口
う〜ん。病気になってしまったときとかには感じますね。会社だとそういうとき同僚がフォローしてくれるけど、個人だと自分が対応するしかないじゃないですか。でも、やらないとその月の売上が減っちゃうから、結局無理してやるしかなくて……。
松田
そうそう。個人で働いていると、良くも悪くも案件の成否や売上が「自分の工数」に依存することになるよね。

アフリカのことわざに、“ 急いで行きたいなら、ひとりでいけ。遠くへ行きたいなら、一緒にいけ ”って言葉があって、これはそのままフリーランスと会社員のメリットとも重なると思うんだ。でも、自分は独立から8年間、いろいろなフリーランスを見てきた結果、「ひとりで行くことで、かえって道に迷って、スピードも遅く、疲弊して、結果的に独立当初の想いとは裏腹に挫折してしまう人もいる」と感じていて……。

チームで働くことは、そういったフリーランスのデメリット面を減らすことにも繋がるとはず

個人で働いていると、良くも悪くも案件の成否や売上が「自分の工数」に依存する—— 松田さんがそのことを強く感じたきっかけは、2011年の東日本大震災のときでした。

「何か東北の助けになることがしたい」そう思ったものの、当時まだフリーランス1年目だった松田さんには、そんな時間の余裕はまったくなかったと言います。なぜなら、案件を詰め込みすぎていたから。まだまだ収入も低く、結局できたのは少額の募金だけ……。

フットワーク軽く柔軟な働き方ができるのがフリーランスのメリットだったのでは? そんな矛盾に気づいた松田さんは、「どうすればもっと自らの働き方をコントロールできるか」について考え始めました。でも、考えても考えても、個人で仕事を請けている限り、自分が手を動かさなかったら案件は止まるし収入も減ってしまうことに変わりはありませんでした。

そうして行き着いた結論が「個人で請けるのは限界がある。プロジェクトチームを作ろう」だったそうです。

自由になるための「チーム構成」とは

坂口
自分の工数への依存を減らすために、具体的にはどういうチームを作ったらいいんでしょうか? 私はライターなので、チームというと「営業(ディレクター)・編集者・カメラマン・ライター」の四者の関係が思い浮かぶんですけど、それじゃ別に自分の工数は変わらないですよね?
松田
その四者は、職種によって役割が分担されたチームだよね。自分が組んでいるのは、職種軸ではなく、作業や工程で役割を分担する「分業」スタイルのチームなんだ。
坂口
ぶ…分業……?
松田
たとえば、「ライター」という仕事を細分化すると「企画」「取材」「文字起こし」「執筆」「CMS入稿(Webの管理画面に記事を入力すること)」などたくさんの作業があるよね。これらをほかの人と手分けしてやるのが「分業」
松田
「分業」をするときに大事なポイントは「メンバーそれぞれが、得意な工程に携わること」なんだ。それができると余計なストレスも時間もかからずに済むし、得意がかけ合わさることでアウトプットの質も上がるからクライアントも嬉しいし、自然と修正も少なくなるから、結果的に時間に余裕ができる
坂口
私の場合、書く作業も好きだけど、どちらかというと取材のほうが好きなので、取材は苦手だけど書くのが好きな人と組んだら最強かもって考えたことあります。
松田
それと同じ感じで、自分は文章を書くのは得意ではないけど(ライター歴10年以上なのにw)クライアントとのやりとりやプロジェクトのディレクションは得意だから、自分とは逆のタイプの人と組んで、案件の上流工程(主にクライアントサイド)に入ることが多いかな。
坂口
その場合、チームメンバーは、松田さんとライターの2人だけですか?

松田
Webライティング案件の場合、規模にもよるけどライター数人と、ディレクターサポート(通称Dサポ)とCMS入稿担当がいるかな。Dサポには自分と似たタイプの人を入れておくことで、自分ができないときはその人がやってくれたり、同じくディレクターやライターが「しばらく海外行ってきます」「家庭の用事があるので代打お願いします」となったら自分が入るなどして、お互いに自分の生活を優先しながら無理なく案件に関わることができてるよ。
松田
無理なく案件に関わってもらうのにもうひとつ大切なのは、「本人の働き方のスタイルに合わせること」
坂口
どういう意味ですか?
松田
たとえば、「海外に住んでいて日本で取材はできないけど音声をもとに文章は書ける」「お子さんがいてフルタイムではできないけど、空いた時間に文章の編集はできる」など、その人の事情と働き方を合わせるってことね。
坂口
なるほど。それを大事にしてもらえると、安心してチームにジョインできますね。
坂口
でも、細分化して仕事を請けると、一件の仕事の単価は下がっちゃうんじゃないですか
松田
もちろん、まるっと自分で引き請けるよりも、一件あたりの単価は下がる。でも、苦手なことをしなくていいぶん他の案件にも力を注ぐ時間が増えるし、自分ができないときに助けてもらえるから仕事に追われる感覚がなくなるし、得意なことだけをアウトプットすることで修正も少なくなるから、結果的に時間にも余裕ができるよね。売り上げと時間、どっちを優先するかは、人によると思うけど。
坂口
なるほど……。自分は、なるべく気兼ねなく旅に出たいし、仲間と仕事をするのも好きなので、断然チームでの働き方に興味がありますね。

チームメンバー、どうやって集めればいい?

坂口
各役割ごとに適任なメンバーを見つけるのって難しそうな気がします。松田さんはいつもどんな風にチームを組んでいるんですか?

松田
オンラインのコミュニティや個人的に付き合いのある友人・知人のなかから、得意や好きなことが合いそうな人に、案件ごと、個別に声をかけてるかな。
坂口
「オンラインのコミュニティ」には、たとえばどんなものがあるんですか?
松田
自分の場合、「SoloProライター」グループや、フリーランスの健康と仕事のためのサロン「FreeRun`s」などゆるい繋がりのある場所を作っていて、Chatworkのグループでは、案件の相談をするスレッドとか、子育て中の悩みを相談するスレッドとかを作ってるかな。ほかにも興味のあるオンラインコミュニティには何個か所属しているよ。
▲小さいお子さんのいるパパママフリーランスが悩みを相談するスレッド
松田
こうやってゆるく繋がりを持っておくことで、コミュニティのメンバーがどんなことに興味を持っているかや、どんな仕事をしていて、何が得意なのかが見えてくる。つまり、チーム作りのベースとして活用しやすいんだ。だから、コミュニティは意識して作るようにしてるよ。
坂口
私はTwitterで同業者ばかりフォローしてるので、タイムラインがその役割をしてくれてる感じがします。
松田
たしかに、Twitterでもそういう使い方ができるね。ただ、自分の場合、オンラインコミュニティを作るのは「主体性が見えやすいから」という理由もあるんだ。コミュニティで受け身の人は仕事でも受け身だし、自ら有益な情報を発信したりコミュニティを盛り上げたりしてくれる人は、プロジェクトでも主体的に動いたり周りへの気遣いができる傾向にあるから。
坂口
へぇ、そんなところも見てるんですね……!
松田
もちろん、盛り上げてほしいと強制しちゃうと会社のようになっちゃうので、あくまで本人次第だけどね。でも、自分は人のお尻を叩くのが苦手なタイプだから、コミュニティ内での関わり方は結構見るかなぁ。業者じゃなくて顔見知りに仕事を頼むようにしてるのも、受け身じゃなくて一緒にプロジェクトを良くしていこうと思える仲間になり得るから、って背景もあったりする。

上手なチーム運営のコツは「売上よりも人優先」

坂口
とはいえメンバーが確保できない場合もありそうですよね。そういうときはどうするんですか?

松田
その場合、無理に案件を請ける必要はないかなと思ってる。適任がいなかったり、人数が足りなかったりするのに無理しても、いいアウトプットになりづらいから。だから、自分が人に案件を依頼するときも、無理なときは無理って正直に言ってくれる人を評価してるんだ。
坂口
あ……たしかに、こないだ「こういう案件あるんだけど、興味ある?」って私に聞いてくれたとき、「嫌だったり無理だったりしたら正直に言って。無理にやってもらうのは本意じゃないから」って念押ししてましたもんね。
松田
そうそう。いいアウトプットが出せないとクライアントからの評価も下がるし、ミスや修正が増えると疲弊して、ほかの案件にも影響が出たりして、結局不本意な結果になっちゃうからね。案件を断るのは、フリーランスにとってはなかなか勇気がいることだと思うけど、自分が独立して8年間、営業もせずに売上が上がり続けてるのは、目の前の売上にとらわれず、いいアウトプットを出すことに注力してきたからだと思ってるよ。

組織化しないのは「いいチーム」を保つため

坂口
最後に、これは実際に自分が松田さんと働いてみて感じたことなんですが、松田さんて、すごく雰囲気がいいチームづくりをしていると思うんですね。ここに関して、何か気をつけてることってあるんですか?
松田
ナオちゃんは「いいチーム」ってどんなチームだと思う?
坂口
えっ、そうだな……。「お互いを尊重している」チーム、ですかね。ミスを指摘するときは、みんなの前でじゃなくて個別に伝えるとか、「ありがとう」や「ごめんなさい」がきちんと言えるとか?
松田
じゃあ、「悪いチーム」は?
坂口
それができてないチーム……ですかね。お互いの揚げ足をとるようなチームだと、常にピリピリした空気になってしまって、助けを求めたくてもできないし、結局無理をしてどんどん人が潰れていっちゃったり、すると思います。
松田
そういうチームにしないために自分が唯一やっていることがあるとすれば、それは「組織化しない」ことだと思う。社員としてメンバーを雇うと、固定費をカバーするため売上を上げなきゃいけなくなるよね。
坂口
あるある過ぎて頭が痛くなってきました。
松田
そこで苦戦している人は多いよね。売上第一になると、嫌な人でも売上に貢献してくれるならチームにいてもらわなきゃならなくなるし、案件との相性がよくない人にも頑張ってもらわなきゃならないシーンが出てくる。それをマネジメントして、チームの雰囲気をコントロールして……って手もあるし、そのスタイルが向いている人もいる。でも、自分はそういうタイプじゃないから、組織化してないんだ。

編集長がやっていたのは、「無理なく働けるプロジェクトチーム作り」

「” 急いで行きたいなら、一人でいけ。遠くへ行きたいなら、一緒にいけ “ という言葉通り、遠くに行きたいなら会社という組織に入ればいいし、速く行きたいなら、自分のタイプを知った上で、それに合ったプロジェクトチームを作るか探すのがいいんじゃないかな? 今の時代、その柔軟なスタイルの方が結果的に速く遠くへ行けるかもしれないしね」

というわけで、編集長が旅しまくっている理由は、「自分が無理なく働けるプロジェクトチームを作っていたから」ということでした。

実際に旅しまくっている人がやっているんだから、ちょっと自分も真似してみよう、と、この取材を経てさっそくやってみたことがあります。それは「テープ起こしの外注」。

正直、すっっっっごい快適でした。これが「得意な工程・作業に注力する」気持ちよさか……と感じました。テープ起こしをしてくれた人とは発注者・受注者の関係性なので、チームで動いたとは言えないのですが、「組んだ相手がいい仕事をしてくれたおかげで、自分のモチベーションまで上がる実感」を得ることができました。

今回紹介したヒントを活かして、「仕事に追われない」「自由な時間が増える」働き方を、もっともっと追求していきたいと思います。

松田
最後に……実はチームを作ることはフリーランスが働き方を変える1要素にすぎません。さらに個人で働く戦闘力をあげたい方はこちらのイベントでもいろいろポイントを伝授します!

あと、こういったイベントでできる横のつながりこそ、これから一緒に働く仲間を見つけるのにも最適だったり!?

The post 編集長が旅しまくってる理由を尋ねたら「フリーランスはチームを組むことで自由になる」というので詳しく聞いてきた first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.

]]>
https://solopro.biz/sugomon-team/feed/ 0
フリーランスにとっての「お金」とは。1年目にぶつかった壁を振り返る。 https://solopro.biz/what-is-money-for-freelance/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=what-is-money-for-freelance https://solopro.biz/what-is-money-for-freelance/#respond Fri, 26 Jan 2018 03:16:25 +0000 http://solopro.biz/?p=3447 こんにちは。新潟県でフリーランスのライター・編集者として活動している佐藤英太です。フリーランスとしての活動も4年目を迎えましたが、仕事に対する悩みや不安は尽きません。 それでも仕事を紹介してもらえたり、思い通りの結果を出...

The post フリーランスにとっての「お金」とは。1年目にぶつかった壁を振り返る。 first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.

]]>

こんにちは。新潟県でフリーランスのライター・編集者として活動している佐藤英太です。フリーランスとしての活動も4年目を迎えましたが、仕事に対する悩みや不安は尽きません。

それでも仕事を紹介してもらえたり、思い通りの結果を出せたり、少しずつ成長している実感もあります。

そこで、ぼくがフリーランスとして最初にぶつかった問題を紹介したいと思います。テーマは「フリーランスとお金」です。

■お金はどこからやってくるのか?

フリーランス1年目、ぼくは長野県松本市のゲストハウスに住み込みながらライティングの仕事をもらって細々と暮らしていました。まだまだひよっこで、この先やっていけるのだろうかと不安でした。

ゲストハウスでさまざまな国の人たちと交流することは楽しかったのですが先のことを考えると、「就職したほうがいいのだろうか、しかしなんのスキルも実績もない自分が会社に受かるとは思えない、もう少し書く技術を磨いたほうがよいのでは? しかし収入が増えるイメージもわかない……」
などと悶々とし、胸が苦しくなり、不安でいっぱいでした。

そんなときに「お金はいったいどこからやってくるのか?」という問いがうまれます。フリーランスとして活動する前は岐阜県にある温泉旅館で働いていて、お金(お給料)は旅館を経営する会社からもらっていました。ライターの仕事では、執筆への対価として。

でもこのお金って、いったいどこからやってくるものなのか。シンプルに考えれば、仕事に対する報酬がお金です。するとこんどは「では仕事とは何か?」と考えるようになりました。

■仕事とは、誰かの役に立つこと

そのときに考えたことは次のようなことです。

社会の最小単位は「あなたとわたし」という1対1の関係。ということは、「わたし」が「あなた」に対して何かしらの貢献をし、その対価としてお金をもらう。

お金をもらう順番は、こんな風になっている。だから仕事とは「誰かの役に立つこと」だ。ではその「誰か」とは、一体誰なのか?
ぼくの仕事でいえば、クライアントである企業、また一緒に仕事をするデザイナーやコーダー、究極的には、文章の読者が「誰か」になる。文章は、読んでもらうことで始めてその力を発揮するからだ。とはいえ大概は、クライアントに文章を納品することが多い。

大抵のクライアントはWebサイトを運営していたり、ソーシャルメディアやブログを使って情報発信しているけど、自分では文章が書けない、もしくは人手が足りないから、ライターに執筆を依頼している。

そのほかには、文章によって課題を解決したい、そしてそれができる人を探しているという想いでメディア運営をしている人たちもいる。だからぼくの仕事は「書くこと」によって「文章が書けない」とか「人手が足りない」とか「文章による課題解決」などの目的に、寄与していることになる。

ぼくはそれに対してお金をもらっている。

つまりいま現在の仕事では、書く技術とお金とを交換している。

こんな風に考えて、仕事にはあなたとわたしの「関係」だったり「提供」や「交換」という作用があったりするのだと思いました。

■誰と付き合っていきたいか?

さきほど社会の最小単位は「あなたとわたし」という風に考えました。

では具体的に「あなたって誰のこと?」という疑問が沸いてきます。当時はクライアント(Webサイトを運営している人)のこと、ひいてはクライアントの「目的」でした。

するとこんどは「じゃあこの先ぼくは、誰と、いやどんな目的と付き合っていきたいのか?」という問いが生じます。次々に沸いてくる疑問に、答えていきました。

これに対する答えをひとことで言うと「共感できる人」となります。ぼくはひとつのものを長くつかったり、目の前のことに丁寧に接することを心がけているのですが、このことを大事にしている人とお付き合いをしたいという願望が心のなかにありました。

近ごろ(というか産業革命以降かな)は大量生産・大量消費社会になっていて、ひとつのものを大切に扱うという意識が社会全体として希薄になっているように感じます。

でも、ぼくはそれに抵抗したい。一時期、木工職人を目指していたこともあります。さらには、ヒノキをチェーンソーで切り倒して間引きしたり、荒れ放題の茂みを草刈機できれいにして太陽光が入るようにしたり、森をきれいにするお手伝いをしたこともあります。

この経験を踏まえつつ仕事に対する向き合い方を考えていくと、人材を使い捨て要員だと思わない、技術に敬意を払う、そんな人たちとお付き合いをしたいと強く思うようになりました。

自分の努力は言わずもがな、です。

■お金の前には“人”がいる

それまでは、お金、お金、お金、という近視眼的な見方になっていましたが、自分の考えを掘り下げていくことでそこから開放されました。

お金の前には必ず人がいます。その人の役に立つことで、つまり何らかの価値を提供した報酬として、いろんなものと交換できるお金がもらえるという仕組みになっています。

「お金はどこからやってくるのか?」という最初の問いに戻ると、お金は自分以外の誰かのお財布からやってきます。ではその誰かは、どうしたら自分にお金を払ってくれるのか。

その答えは、その人の目的に貢献すること、つまり自分の何かをその人に提供することなんですね。繰り返しになりますが、フリーランスのライターとしては「書く技術」を提供することになります。また、書くことで、クライアントや社会の課題解決にまで貢献できれば、より仕事の価値もぼくの収入も大きくなるのではと思っています。

■共感できる目的に書く技術を提供したい

IMG_1187

以上のすべてを踏まえると、ぼくの方針は「共感できる目的に、書く技術を提供したい」ということになります。この目的というのが、大量生産・大量消費モデルへの抵抗です(いまはもう少し変化していますが、当時の自分としてはこのような考えでした)。

「お金はどこからやってくるのか?」という問題に直面したことをキッカケに「誰に、何を提供していくのか?」という大切な問いに出会うことができました。

■フリーランスにとってのお金とは?

ここまではお金の正体やその背後に人がいること、ぼくの方針などを述べてきました。

あらためて「フリーランスにとってのお金とは?」を考えてみると、極端に言えば「捕獲対象」と言えると思います。会社員やアルバイトという働き方と比較すると、フリーランスは仕事に対して主体的になりやすい(むしろならざるをえない)からです。

会社員やアルバイトはすでに仕事が用意されており、お金とは雇用主から支給される「給料」であり、この関係が変わることはありません(もちろんすべての事例にあてはまるとは思いませんし、あくまでもフリーランスとの相対比較です)。

フリーランスの場合、例えばぼくが初めてライターの仕事をもらったときは、住み込みアルバイトの休憩時間に「ライター 求人」とインターネットで検索し、見つけたものにひたすら応募をしていました。

そしてお返事をもらえた仕事を死に物狂いでこなす、これがフリーランスとしてのスタートです。このとき、ぼくにとってのお金は捕獲対象でした。それが「お金はどこからやってくるのか?」という問いに出会うことで「仕事の目的に寄与した報酬」という捉え方に変化しました。

当時はただ必死なだけでしたが、主体的にならざるを得ないフリーランス(という働き方)は、働く相手、取り組む仕事を自分の価値観に従って選び取りやすいメリットがあるのだと思います。

もしあなたが今の働き方に疑問を抱いているとしら「いま手元にあるお金はどこからやってきたのか?」を考えてみることをすすめたいです。そのうえで「誰と付き合っていきたいのか?」を考え抜くことで何かしらのヒントがつかめると思います。

そしてお金との関係を変えたい、働き方を変えたいと思ったら、もっともっと主体的になることが必要でしょう(ぼくもまだまだですが)。いま現在会社員の方は、試しに副業に取り組んでみる、すでにフリーランスの方は、これまでと違う仕事をとりにいくなど、なにかしらの行動を起こしてみるといいと思います。

 

SoloProプロデュースのサービス

フリーランス・会社員対象「働き方デザイン」コーチング
ワークスタイルをデザインし、フレキシブルな働き方へ!フリーランスや独立に興味のある方をサポート!
詳細はコチラ

フリーランスの健康と仕事のオンラインサロン「FreeRun`s」
運動や栄養のプロコーチが健康的なライフスタイルをサポート。仕事にも役立つフリーランス仲間ができるかも!?
詳細はコチラ

The post フリーランスにとっての「お金」とは。1年目にぶつかった壁を振り返る。 first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.

]]>
https://solopro.biz/what-is-money-for-freelance/feed/ 0
下請けからの脱却を目指す個人事業主のバイブル!? 月間28万PVの実績を持つハシケンさんに学ぶ「ブログ活用術」 https://solopro.biz/hashiken_blog/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=hashiken_blog https://solopro.biz/hashiken_blog/#respond Thu, 21 Sep 2017 04:00:09 +0000 http://solopro.biz/?p=2802 こんにちは! 恋する旅ライターかおりです。個人事業主として生きる大勢の人たちにとって、「下請け仕事からの脱却」は目指すべき目標の1つではないでしょうか。 私自身も同じ課題を持っており、それを打破するために2017年7月か...

The post 下請けからの脱却を目指す個人事業主のバイブル!? 月間28万PVの実績を持つハシケンさんに学ぶ「ブログ活用術」 first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.

]]>

こんにちは! 恋する旅ライターかおりです。個人事業主として生きる大勢の人たちにとって、「下請け仕事からの脱却」は目指すべき目標の1つではないでしょうか。

私自身も同じ課題を持っており、それを打破するために2017年7月から「フリーライターの働き方」をメインテーマにした個人ブログを開設しました。ソロで生きる人たちにとって、ブログは最高の武器になります。数字が伸びてくれば、商品やサービスを売るためのプロモーションツールになるうえに、広告収入やアフィリエイト報酬も見込めます。

そこで、月間28万PVを誇るブログ「コンテアニメ工房」を起点に、イラスト販売・月額制オンライングループ「コンテアニメクラブ」運営・デジタル絵画のワークショップ開催と他方面にビジネスを展開するアートディレクターのハシケンこと橋本賢介さんにインタビュー!

一時期は破産の危機を迎えた橋本さんが、ブログを活用して、どのように事業をプラスに転じていったのか。個人事業主として、より自由に、より安定的に生きるためのブログ活用術を教えていただきました。

◎橋本 賢介
create archives代表兼アートディレクター。絵やブログを活用した差別化・ブランディングの専門家。長年絵を描く仕事に従事。代表作:『2027Ⅰ・Ⅱ』キャラクターデザイン・アニメーション制作、『海賊道』『戦国修羅SOUL』アートディレクション、その他オリジナル・版権モノ多数。 2015年独立、【コンテアニメ工房】を開設し個人事業開始(※2017年7月時点で月間28万PV)
コンテアニメ工房:https://conte-anime.jp/

安定した収入とプロモーション。どちらもブログで叶う

2
かおり
橋本さんは、個人事業主になったのと同時にブログを開始されたんですか?
ハシケンさん
はい。2015年4月に独立して、当初は「結婚式用のオリジナルアニメプロフィールムービー」を商品の軸にしようと思い、ブログを宣伝ツールに使おうと考えたんです。でも最初の半年はまったくうまくいかなくて、破産の危機に追い込まれてしまって……。
かおり
そのような状況になった原因はなんだったのでしょうか?
ハシケンさん
一生の記念になるプレミアムな価値を提供しようと思ったものの、ニーズが読めていなかったことに加え、ブログの読者も少なく販売チャネルも構築できていない。完全に事前の読みが甘かったんです。

業者に言われるがままに広告を打ってみても一切効果が出ず、下請けの絵の仕事も連続でキャンセルされてしまって、あっという間に破産寸前に……。仕方なく昔の同僚を頼り、スマホゲームのアートディレクター業務を週3〜4日やって生計を立て直しました。

かおり
下請け仕事のキャンセルは私も経験しました。半年以上に亘って続く大きめの案件が丸っとなくなって……。焦って知り合いの編集さんに声をかけたり、執筆したことがある媒体に企画を出しまくったりして事なきを得ましたが、橋本さんのピンチを救ったのはブログの改修だったそうですね。どんな方向転換をしたのでしょうか?
ハシケンさん
それまではブライダル関係のネタや、個人事業主にまつわることだけを書いていたんですが、友人に「もっと絵にまつわることを書いてみたら?」と助言をもらい、初心者に向けた絵の描き方を伝える内容にシフトしたんです。それが2016年の5月頃でした。

そのうちSEOなんかも理解し始め、記事数を増やしていったところ、少しづつPVが伸びるようになって。2016年の10月にはGoogleで「絵」と検索して僕の記事が1位に表示されるようになり、月間28万PVを超えました。

かおり
ブログのPVが伸びてきたことで、橋本さんの働き方はどのように変わったのでしょうか?
ハシケンさん
絵に興味関心がある人たちが検索を通じて自然と集まってきてくれるので、自社商品のイラストがちょこちょこ売れるようになりました。またブログ自体に読者がついて、記事を書くと一定数の方に見てもらえるようになったので、2016年の冬からブログを使って告知・集客し、デジタル絵のワークショップも始めました

さらに、2017年の夏からは遠方に住んでいてワークショップに来られない方のために、時間を気にせずオンラインでデジタル絵の描き方が学べる月額制のオンライングループをオープンし、ビジネスの軸を広げることができました。ブログで情報をアウトプットするなかで、だんだんと自分にできそうなことが見えてきたんですよね。

かおり
ブログの伸びに比例して、どんどん新規ビジネスが生まれていますね。収入のバランスは、どう変わりましたか?
ハシケンさん
下請け仕事をなくして、ブログを軸にした個人事業のみで生計を立てるようになった2017年4月からは、ブログからの広告収入がメインになってきています。ブログ経由である程度、安定した収入が得られると、新規ビジネスを生み出す余裕も生まれてくるし、PVがある(集客ができる)ことでチャレンジできる枠が広がると思います。ブログを起点にして、他のビジネスが派生して生まれてくる感じですね。

まずは手を広げてから、可能性を見極める

橋本さんが使用されている千葉県・柏市のコワーキングスペース「KOIL」にて取材。広々として居心地が良さそう
橋本さんが使用されている千葉県・柏市のコワーキングスペース「KOIL」にて取材。広々として居心地が良さそう
かおり
私を含め下請け仕事で忙しい個人事業主の人たちは、ブログを書く時間をとるのが難しいという課題があると思いますが、橋本さんはどのように時間を捻出していたのでしょうか?
ハシケンさん
最初の3カ月は「なんとかしなければ」という危機感に追い立てられて、1日1記事を書けていたんですよね。ブログだけは毎日書くってノルマ化していた感じ。慣れるまではもちろんつらいんですが、コンスタントに100記事ぐらい書くと、書くことが習慣化するし、自分なりの書き方もなんとなくわかってくると思います。

ある程度、記事が溜まってきたらペースを緩めてもPVがとれるようになります。実際、僕も先月は数本しか記事をアップできてないんですが、PVに大きな変化はありません。もっと書けよという突っ込みもありますが……(笑)。

かおり
ブログの記事がバズったりして、一時的にPVが上がることもありますか?
ハシケンさん
発信力のある方がTwitterなどで紹介してくれたりすると、短期間にパッと数字が伸びることはありますね。バズることでドメインそのもののパワーが上がって、サイト自体が検索で上位表示されやすくなるなどの利点はありますが、続くものでもないし、SEOを意識した長く読まれるような記事をたくさん書くことをオススメします。
かおり
橋本さんのブログでは、初心者向けの「デジタル絵マニュアル」を無料プレゼントとして提供していますが、これはどんな目的があるのでしょうか?
ハシケンさん
この無料プレゼントはメルマガを購読してもらうことが最大の目的で、メルマガ登録をするとPDF形式のマニュアルがもらえるという流れです。商品単体だと、単発のお客様狙いのビジネスに終止してしまい安定しないので、メルマガを通じ信頼関係を構築して、こちらが提供する商品・サービスを好きになってもらえたらという想いがあります。
かおり
強みがある人なら、マニュアルを使った手法も有効かもしれませんね。橋本さんはブログをうまく活用している一方で、デメリットを感じることはありますか?
ハシケンさん
どうしてもGoogle頼りになってしまうことですね。実際、2017年の5月にGoogleのアルゴリズムの変更で、5万ほどPVが下がったんですよ。このときは焦りました。やっぱりこういったときのリスクヘッジとして、メルマガやLINE@などを並行しておくといいと思います。
かおり
なるほど。橋本さんは現在、ビジネスの軸をいくつも持っていますが、手広くやっていると、疎かになるものが出てきたりしませんか?
ハシケンさん
まさにそこが難しいところで、新しいことを始めるたびにやることがどんどん増えていくんですよね。やっぱり1人でできることには限界があるので、そろそろやることを絞って集中して取り組むべきかなと考えています。結局、集中して取り組まないと収益は上がっていかないですし。ただ、最初からビジネス範囲を狭めてしまうと可能性を摘むことになってしまうので、まずはいろいろと試してみるといいと思います。

ブログのPVを伸ばすために実行した5つのこと

4
かおり
私自身ブログを開始したものの、ヒット記事は出ていなくPVもまだまだです。橋本さんがブログを成長させるために、具体的に行ったことをお聞きしたいです。
ハシケンさん
僕の場合はすごくシンプルな戦略ですよ。ワードプレスでブログを開設してから具体的に実行したのは、以下の5つです。

1、オリジナルテーマから有料の使いやすいテーマに変更

ハシケンさん
最初はブライダル用のオリジナルテーマをプロに頼んで作ってもらったんですが、デザインは整っているものの自分自身でカスタマイズができないのが不便でした。そこで「Hummingbird(ハミングバード)」という有料の人気テーマに変えたところ、すごく見やすいデザインだしカスタマイズも自由にできた。初心者はとにかく操作性を一番に考えるのがオススメです。
かおり
私は、同じ会社の「STORK(ストーク)」というテーマを愛用しています! すごくオシャレで見栄えのいいブログが簡単にできますよね。スマホでの使用感にとことんこだわっている点もポイント高いなって。しかも、わからないことをメールで質問すると丁寧に返事を返してくれるんですよ。
ハシケンさん
そうですね。クオリティが高くて操作しやすいテーマを使うと、記事を書くことに集中できるのが一番のメリットです。

2、最初の100記事はカテゴリーを絞って執筆

ハシケンさん
僕の場合、100記事に達成するまでは初期商品だった「ブライダル関連」と「個人事業主のリアルタイムの記録」に絞って書いていましたね。狙っているキーワードで、ある程度、検索の上位がとれてきたら、ジャンルを広げていってもいいと思います。さすがにネタも尽きてきますしね。
かおり
なるほど。私もテーマは広げすぎないように気をつけています。いろんなジャンルの記事が散らばっていると、何が強みなのか認知されづらいですよね。

3、ブロガーのオンラインサロンへの加入

ハシケンさん
初心者ブロガーにとって心強い味方になるのが、オンラインサロンです。僕の場合は、ブログ開設半年後から1年ほど、ブログマーケッターJUNICHI (松原 潤一)さんのオンラインサロンに入会して活動していました。

ブロガー仲間ができると「自分も負けてられない」とモチベーションが高まるし、自分が書いたブログにフィードバックがもらえるので、楽しみながら数字を伸ばすことができますよ。SEO対策や広告の貼り方なんかもオンラインサロンを通じて学べました。ただ、一部適当なサロンもあるので事前にしっかり下調べしたほうがいいですね。

かおり
私はブログを開設する際、ブログマーケッターJUNICHIさんの説明動画を見てすべて設定しました。JUNICHIさんは、教え方がものすごく丁寧で信頼できる方ですよね。
ハシケンさん
僕はセミナーやサロンの交流会などでお会いしてますが、すごくフランクで優しい人ですよ。サロンと独学でブログ運営の方法は学べるので、SEOの業者は使わないことをオススメします。僕も実証しているように、今のSEOは正しい運営で継続すれば、業者に頼らなくても結果は出せるようになってきていますから。

4,自分のリアルタイムの経験をそのまま記事にした

ハシケンさん
僕は、なるべくリアルタイムの経験を記事にするようにしています。「独立開業の失敗を減らすための方法」や「Googleの検索上位の狙い方」など。ネタに困らないし、自分自身の経験なので説得力もありますしね。僕の場合は失敗談やデメリットを含めて書くことも多いです。成功例を書く人は多いけど、失敗例はあまり書かれていないと思うので。
かおり
私も、自分の経験談をブログでたくさん書いてます。それが一番書きやすいし、熱がこもった記事になる気がして。今度、失敗談にもチャレンジしてみよう!

5、ノウハウは親切丁寧に、失敗談はキャラを出すようにした

ハシケンさん
僕は記事の内容によって柔軟にテイストを変えています。ノウハウに関しては極力キャラを消して親切丁寧に、一方で失敗談なんかを書くときはキャラを出して率直に伝えるようにしていますね。読者が求めるものに応じて、テイストを使い分けるといいと思います。
かおり
確かに、ノウハウに関しては書き手のキャラはあまり求めていないかもしれませんね。書き分けの能力を身につけると、記事の内容がターゲットにより刺さりやすくなりますよね。

——橋本さんがこれまでに書いたブログ記事は、約300記事。そのなかでPVに結びつくのは上位の50〜70記事だそうです。現状はしばらく月間28万PVの状態が続いていているとのことですが、2017年中に40万PV超え、来年には法人化を目指していると明確な目標を語ってくれました。

集客できるまで個人ブログを育てるのは、楽な道のりではありません。ただ、成果を出している人のやり方を取り入れながら真面目に続けていけば、必ず花が咲く。ブログを通じて、安定した収入を得ることとターゲットへのプロモーションができるようになれば、ビジネスを生み出すハードルが一気に下がるはずです。

個人事業主、フリーランスとして働くみなさん、ブログで資産を増やし、もっと自由な働き方を手に入れてみませんか?

The post 下請けからの脱却を目指す個人事業主のバイブル!? 月間28万PVの実績を持つハシケンさんに学ぶ「ブログ活用術」 first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.

]]>
https://solopro.biz/hashiken_blog/feed/ 0
「私、狩猟がしたい!」 高知県越知町に移住したハンター兼ライター、小野里 玲子さんのワークスタイル https://solopro.biz/onosato_reiko/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=onosato_reiko https://solopro.biz/onosato_reiko/#respond Thu, 17 Aug 2017 07:08:53 +0000 http://solopro.biz/?p=2509 こんにちは。SoloPro編集長の然(もゆる)です。 カッパではありません。   今回は、高知県の越知町にやってきました。 高知市内から車で約1時間ほど。 奇跡の清流と呼ばれる仁淀川が雄大に流れる素敵な場所です...

The post 「私、狩猟がしたい!」 高知県越知町に移住したハンター兼ライター、小野里 玲子さんのワークスタイル first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.

]]>

こんにちは。SoloPro編集長の然(もゆる)です。

カッパではありません。

 

今回は、高知県の越知町にやってきました。

高知市内から車で約1時間ほど。

奇跡の清流と呼ばれる仁淀川が雄大に流れる素敵な場所です。

 

仁淀川は、個人的に日本の中でも大好きな川で

東京の人間ですが、最近は年に3回は来ています。

とにかく水が神秘的なほど綺麗!!

夏は泳ぐのも最高に気持ちいい

景色も雄大!

niyodo river, japan #Japan #trip #travel #Travelworker #sunset #kochi #river

松田 然(もゆる)さん(@moyulog)がシェアした投稿 –

 

……と、川遊びレポートになってしまいそうなので、この辺で。

今回の目的はそこじゃありません。

この地で地域おこし協力隊をしながら

ライターの仕事や狩猟もしている

移住女子を発見したので、取材を敢行しました!

 

この方です!(あれっ、狩猟している子の雰囲気ないっ!?)

DSC01516 2
◎小野里 玲子(おのさと れいこ)通称このり。
大学卒業後、メーカーの営業として約3年勤務。退職後、田舎フリーランス養成講座を受講。2016年5月から高知県越知町で地域おこし協力隊として活動。有害鳥獣対策に取り組む。ブログ:http://re1ko.link/
twitter:https://twitter.com/re1kore
instagram:https://www.instagram.com/re1kore/

急遽アポイントをとったため

15分ほどの雑談トークでしたが

移住や狩猟に興味がある方にとっては面白いお話が聞けました!

 

高知の移住ハンター女子が生まれるまで

もゆる
よく聞かれるかもしれないけど、高知にはなんで移住したの?
小野里さん
もともと千葉県に住んでいたんですが、狩猟がしたくて。
もゆる
そうかー狩猟かー。それならしょうがないね。って、な、なんで??
小野里さん
私、山登りが好きなんです。高知県越知町は狩猟ができる移住者を募集していて、ここなら好きな山登りにプラスして狩猟もできるし、体験してみたいと思ったんです。
もゆる
でも、移住って大きな決断で勇気がいることだと思うけど、どうだった?
小野里さん
私、今までの人生で引越しが多くていろいろな地域を見てきたんです。その過程で感じたのは、どこもあまり変わらないなぁと。それなら、今まで行ったことのないところに行こうかなという思いで高知に来ました。
もゆる
ということは、高知には移住で初めて来たの?
小野里さん
はい、来る前はカツオの県くらいしかイメージがなくて(笑)
もゆる
行動力スゴイ! 実際に来てみて、高知の印象や移住の良さなどはどうかな?
小野里さん
高知は川や海の幸が美味しい!! あと、狩猟をするので新鮮なジビエが食べられるのが嬉しいですね!
もゆる
ジビエかぁ。都内いるとなかなか食べられないし高いからなぁ……
小野里さん
そうですよね!
もゆる
でも、これは印象トークで恐縮だけど、小野里さんってあまり狩猟をするハンターって風貌じゃないと感じるんだけど、狩猟の楽しさはどこにあるんだろう? ジビエが食べられること?
小野里さん
それもありますが、私はハンターと言っても、罠を仕掛けるので、うまく仕掛けて捕れた時が嬉しいですね。獲った感!
もゆる
獲ったどーーーって、やってみたい。で、何を捕獲するの?
小野里さん
イノシシです。ここら辺は鹿はいなくて。
もゆる
ワイルド(笑)

移住して苦労したのは、人付き合い!?

もゆる
話を戻して、移住して大変だったことも聞いていい?
小野里さん
高知に来た当初は土佐弁がまったくわからず、コミュニケーションに苦労しました
もゆる
方言への対応は大変だよね。でも、高知の方は人がいいからすぐ馴染めたんじゃない?
小野里さん
あー、それでいうと、距離感が近すぎて最初は戸惑いましたね。初めて会った方でもすごいフランクに話しかけてくるので、あれっ? この人知り合いだったけって(笑)
もゆる
ははっ 陽気な外国人のような接し方だね。
小野里さん
もぅ かなりオープンな人が多くて、ワーーーって話されて、それも土佐弁なので全然わからないという(笑)聞き返してもやっぱりわからない。本当にはじめは外国に留学したみたいでした。
もゆる
今、どれくらい高知にいるんだっけ? もう慣れた?
小野里さん
今、1年超えたところなので慣れましたし楽しいですよ。
DSC01522 2

高知の田舎ではじめた、3足のわらじ式ワークスタイル

もゆる
最後に仕事という切り口でいろいろ聞きたいんだけど、小野里さんはフリーランスでライターの仕事もされているんだよね。
小野里さん
はい、昔はクラウドソーシングでライティングの仕事を請けたり、今もブログ書いたり、依頼される案件があれば書いていますね。
もゆる
移住して、ワークスタイルに変化はあった? 特に書く仕事であれば、集中して執筆する時間が増えたとか、減ったとか、徹夜仕事がなくなったとか。
小野里さん
私の場合、狩猟で山に行く際は、すごい早起きなんですよ。で、夕方戻ってきて17時前後にはすでに眠くなっちゃうんです。なので、はじめは少しライターの活動に支障をきたしました。
もゆる
それは大変だ。
小野里さん
なので、ワークスタイルを変えて、朝4時に起きて、6時に山へ出発するまでの時間に原稿の下書きを作るようにしたんです。
もゆる
それはブログ? もしくはクライアントワークの記事?
小野里さん
両方ですね。クライアントの記事の場合は朝の時点でほぼ書き終えても納品しないで山から帰ってきてから仕上げるみたいな。
もゆる
山で活動すると頭がリフレッシュしていい仕事ができるみたいな?
小野里さん
そうです、そうです(笑)
もゆる
わかるなー。自分も自転車旅ライターなので、朝、宿をチェックアウトするまで集中して記事の下書きを作り、走ってリフレッシュして、その日の宿にチェックインしてから記事を仕上げるようなワークスタイルを取り入れてる。
小野里さん
同じですね! 狩猟が終わってから書き始めるより、その工夫をすることでしっかり仕事ができるようになりました。
もゆる
ブログもそんな感じでやってるのかな?
小野里さん
はい。実は、高知に来るまでブログはおろか、Facebookもほとんどやってなくて。でも、新しい人と友人としてつながることや、高知でいろいろなことを知り、それを発信することで何かしらの反応がある。それって嬉しい! と思って続いています。
もゆる
そういうのいいよね! 他に、高知に来て働き方で変わったことはある?
小野里さん
遊びと仕事の境界線がなくなったというか…… だから、あまり疲れない。もちろん体力的には疲れるけど、精神的には疲れないんです。
もゆる
千葉にいる時はどうだったの?
小野里さん
あちらにいる時は感じてなかったんですが、実は疲れていたんだなぁと今になって感じます(笑)会社員だったこともあり、現在のフリーランスという働き方も私にあっているのかもしれません。
もゆる
ハンターに、ライターに……
小野里さん
あと、地域おこし協力隊として非常勤で役所でも働いています。
もゆる
役所でも! いろんな肩書きがあるね。あとブロガーかな!?
小野里さん
ブログは仕事というより趣味かもです(笑)
もゆる
趣味で情報発信、大事! なんか、高知でもワイルドに活躍している小野里さんを見ると、移住もいいなぁと思えてきます。
IMG_4964

ということで、15分の雑談トークでしたが、まとめると……

  • 地方は仕事が遊びにも趣味にもなる
  • 現地の人とも最初は言葉の壁はあるけど、心の壁はほとんどない(特に高知は!)
  • 地域おこし協力隊、狩猟、ライター、(ブロガー)と複業スタイルができる
  • 高知は海の幸、山の幸が最高!

よし、移住かな。

 

SoloProプロデュースのサービス

フリーランス向け「働き方デザイン」コーチング・セッション
自分の人生を働き方からデザインできるフリーランスや、独立に興味のある方をサポート!
詳細はコチラ

フリーランスの健康と仕事のサロン「FreeRun`s」
運動や栄養のプロコーチに支えられながら、自分のペースで健康的なライフスタイルを手に入れてみませんか?フリーランス仲間もできるかも!?
詳細はコチラ

The post 「私、狩猟がしたい!」 高知県越知町に移住したハンター兼ライター、小野里 玲子さんのワークスタイル first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.

]]>
https://solopro.biz/onosato_reiko/feed/ 0
移住は幸せの選択肢になる? 灯台もと暮らし編集長・伊佐知美さんと考える、私たちの生きる場所 https://solopro.biz/isa-tomomi/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=isa-tomomi https://solopro.biz/isa-tomomi/#respond Mon, 14 Aug 2017 11:37:56 +0000 http://solopro.biz/?p=2497 地方移住。 この言葉は、最近テレビや雑誌で多く聞かれるようになりました。 けれど移住が身近になってきた今だからこそ、「移住を迷っているけれど決められない」「移住をしたいけど不安がある」そんな悩みを抱えている人もいるのでは...

The post 移住は幸せの選択肢になる? 灯台もと暮らし編集長・伊佐知美さんと考える、私たちの生きる場所 first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.

]]>

地方移住。
この言葉は、最近テレビや雑誌で多く聞かれるようになりました。

けれど移住が身近になってきた今だからこそ、「移住を迷っているけれど決められない」「移住をしたいけど不安がある」そんな悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。

そこで今回、書籍「移住女子」の著者であり、Webメディア「灯台もと暮らし」編集長の伊佐知美さんに、新潟に移住した私が移住をテーマにお話をうかがってきました。

今の暮らしに迷いを感じている人、移住に興味がある人にとって、考え方のヒントになると思います。

◎伊佐知美さん
1986年生まれのライター、エディター、フォトグラファー。三井住友カード、講談社勤務を経て独立。現在は㈱Waseiに所属。国内外を取材&移動しながら暮らしています。著書に『移住女子』(新潮社)。
Twitter:https://twitter.com/tomomi_isa
世界一周ブログ:https://note.mu/tomomisa
ポートフォリオサイト:tomomiisa.com
◎フリーライター/ルリ子
2016年より新潟を拠点にライターを始める。観光やグルメ情報をメインに各Webメディアへ寄稿。個人メディア「暮らしミル」では地方で生きる方たちに取材をしています。
Twitter:https://twitter.com/ruricocoa
暮らしミル:http://kurashimiru.com/

自分の選択に納得感を持って移住する

iju-jyoshi-02

ルリ子:伊佐さんの著書「移住女子」では、移住された8人の女性に取材をされています。最近では移住という言葉がよく聞かれますが、移住することは幸せの選択肢になると思いますか?

伊佐:はい、「移住したら必ず幸せになれる」とは言い切れないけれど、「移住が幸せの選択肢になるかどうか」の問いなら、確実にYESです

ルリ子:そう断言できるのはどうしてですか?

伊佐:彼女たちは震災などをきっかけに、「お金に頼りすぎず、食べるものは自分で作ろう」と住居地を見つめ直したり、新しい土地でやりたいことを見つけたり、前向きな理由で移住をしている、と私の目には映りました。
もちろん新しい土地で信頼を積み上げていく努力や覚悟は必要だと思いますが、彼女たちが幸せに生きているのは、自分の選択に納得感をもって移住したからだと思います。「幸せってなんだろう?」って私もよく考えるテーマ。難しいけれど、選んだ人生に納得感が持てるかどうかって、すごく大切な気がしています

ルリ子:納得感かぁ。私の場合は結婚を機に夫の出身である新潟に移住をしたので、最初から住む場所に納得感を持つことが難しかったんですよね。

伊佐:うーん。でも最愛のパートナーと一緒に暮らしの基盤を作れるって、とっても美しいことだと私は思いますよ。住んだ場所が合わなかったら、パートナーの責任にしやすいというのはあるかもしれないけど、何かあったら相談もできるし。自分ひとりだったら、責任を取るのはいつも自分しかいないですよね。

ルリ子:そうですね、頼れる人が側にいるのは心強いです。ただパートナーがいるとふたりで話し合う必要があるので、独身の方が移住しやすいですよね?

伊佐:「身軽さ」で言えば、独身の方がいいですね。ひとりだったら好きに選べるけれど、ふたりならふたりで一緒に選ぶ必要がある。さらに子どもがいれば、教育環境も大切な要素。
ただもしルリ子さんが独身で、場所を問わずに仕事ができるとしたら、どこに住んでもいいわけですよね? 自由だからこそ、選択肢が増えて悩みも増えてくるんじゃないですかね。難しいな〜。人生はバランスだ(笑)。

ルリ子:身軽さや自由は独身の方があるけど、選択肢が多いのも悩みどころですね。移住地の見極めはそれだけ難しさがあると思うんですが、「移住女子」の方たちは、しっかりと自分に合う場所を見つけていますよね?

伊佐:彼女たちも最初からうまくいっているわけではなくて、新しい土地で適応していくまでに色々な苦労があったと思います。私はよく、「彼女たちの未来と、地域の未来が重なっているから幸せそうに見えるのでは?」と言いますが、自分に余裕がなければ、地域のために何かをしようとは思えないですよね

「心地よく暮らすためにはどうすればいいだろう?」と考えた先に、移住という選択肢や、暮らしたい場所、ひとを見つけたんじゃないかなぁ。

移住先で必ずなにかを成し遂げる必要はない

iju-jyoshi-03

ルリ子:「移住女子」では、岩手県で自然栽培農法の農家を営む方や、宮城県で漁業の魅力を発信している方がいますよね。みなさん志が高くて、人や地域のためになることに率先して取り組んでいるので尊敬してしまいます。
私は新潟に移住してからライターとして新潟の魅力を発信しているけど、まだ具体的な何かや地域に貢献できていない気がするなぁ。

伊佐:そうなんですか? 移住しただけでもすごいと思うけどなぁ……。今のままじゃだめなんですか? 私は、必ずしも移住して何かをしなきゃいけないとか、目的ありきで移住しなきゃいけないとは思わないです

ルリ子:それはどうしてですか?

伊佐:「地域のために何か貢献しよう」とか「何かを達成しよう」ってすごく尊い意思だけれど、自分が目指していることが、必ずしも地域の方々が望んでいることなのかと聞かれると、わからないですよね。もしかしたら、移住してきてくれただけで、若い人の往来が増えてうれしいと思ってくれているかもしれないし、スマホが使えるってだけですごいかもしれない。

実際、移住前に意気込んでいたことと、移住後に手がけていることが全然変わった、という移住者の方々に多く会ってきました。「ひとりよがりだったな」という声も聞いたことがあります。

さっきと似たような話になるけれど、「移住女子」の彼女たちは、「好き」を追求した結果、いまの人生があるんだと思います

……まぁ、先駆者だから、たしかに本に出てくるひとはみんなパワフル。みんなが同じことをできたら、それはそれですごい世の中かも?(笑)。

ルリ子:自分の好きな暮らしができて、自然とそれが地域のためにもなっていたら素敵ですね。

伊佐:東京には新しいことをする隙間はあんまりないけど、地方だとまだやられていないことがたくさんあるから、ないものを作ろう、と思えたら楽しいと思います。ただみんな手放しで「ここ最高!」とは思っていなくて、地域の中でチャレンジできることや、ワクワクできることを見つけているんだと思いますよ。

ルリ子:伊佐さんは世界各国を旅されていましたが、これからどこで暮らしていきたいですか?

伊佐:場所は迷い中ですが、東京以外にも拠点を置きたいと思っています。その理由には、原稿を書くときは、できたら東京のリズムから逃れたいというのがあるんですよね。

ルリ子:東京のリズムというと?

伊佐:東京にいると電車は遅くまで動いているし、仕事が終わってやっと帰ろうかと思ったら、飲み会のお誘いがくる。楽しそうだからと行ってしまって、それをずっと続けていると、自分と向き合うことや作品を作る時間が滞ってしまうから、そういうリズムから切り離したいと思っているんですよね。私、放っておくと予定を埋めがちな女なんです……。

ルリ子:私も東京にいたころ、会社帰りに飲み会に行ったり、遅くまで空いているお店で時間を潰したりしたなぁ。東京では時間の使い方を自分でしっかりコントロールしないと、誘惑も多く流されやすいですよね。

伊佐:私が旅したオーストラリアのバイロンベイは、夕陽がきれいで、その時間になるとみんな夕陽を見に外に出てくるんです。私の場合は、そういった時間の過ごし方ができたらいいなと思うんですよね。

移住をせずに、今のままを選ぶことも選択肢のひとつ

iju-jyoshi-05

ルリ子:もし今移住に迷っている人がいるとすれば、どうしたらいいと思いますか?

伊佐:どうして迷っているのかを考えた方がいいんじゃないんですかね。お金の心配があって迷っているとか、何か理由があるとは思うんですけど。「今より自然が多いところに住んで野菜を作りたい」とか、「今の人間関係から逃げたい」とか、「なぜ今の暮らしを変えたいと自分が思っているのか?」をちゃんと考えるのが近道な気がします。

もし野菜を作りたいなら、地方じゃなくても畑を借りられる場所はあるし、自分で食べられる量だけでいいなら、身近で実現できるかもしれない。

ルリ子:やりたいことが今の暮らしのまま実現できるなら、移住する前にやってみた方がいいですよね。

伊佐:そうそう。あ、あとは移住する前に「スライド」を取り入れる、というのもいいかも。

ルリ子:スライド?

伊佐:二段階移住、と呼ばれることもありますが、それを実践するひとも増えてきています。例えば、いきなり東京から福岡に引っ越すのではなく、週末だけセカンドハウスを借りて何度か通ってみる。で、慣れてきたら、1週間休暇をとって週7で滞在してみる、とか。「0をいきなり10にするんじゃなくて、1を作って育てていこう」という考え方ですね。

ルリ子:でもそのためには、ある程度の貯蓄が必要ですよね。

伊佐:そうですね。よく移住される方は100万円ほど用意していると聞きます。でも、300円しかないのに移住してしまったという人もいるので、人によりますよね(笑)。

ルリ子:300円はすごいですね(笑)。

伊佐:先日、灯台もと暮らし編集部で青森の十和田市の無料の移住お試し住宅に泊まってきました。このように、移住体験に力を入れている自治体も多いので、充分な貯蓄がないという人は、まずそういった施設を利用してみるのも手だと思います。

ルリ子:それは助かりますね。一番最初に「移住したら必ず幸せになれるとは言い切れない」、とおっしゃっていましたが、移住以外にはどんな選択肢があると思いますか?

伊佐:「今のまま」ですね。

ルリ子:今のままですか。

伊佐:本の中にも少し書いているんですけど、今の暮らしを自分で選んでいなかったり、納得していなかったり、他の選択肢を持てていなかったりして、何かしら今の生活に引っかかることがあるなら、他の暮らし方を検討してみてもいいと思います。
それで本当に自分にあった暮らしを考えた結果、「今のままを選ぶ」と思えたら、それがその人にとって最適だと思うんです。何を求めているのかがはっきりしないと、移住って絶対成功しないと思うんですよね。

ルリ子:その通りですね。

伊佐:知らないことをやるって絶対怖いじゃないですか。でもただパソコンの前で座って、画面を眺めて考えていても、何もわからないですよね。
移住は旅の延長線上だと思うので、気になる場所があるならまずは行ってみてほしいなぁって思います。

おわりに

iju-jyoshi-06

今回のインタビューをさせていただいた時、私自身が本当に自分の望む暮らしをできているかどうか、迷いの中にいました。

移住は決して、今の生活を魅力的に変えてくれる魔法ではありません。けれど、時には立ち止まって今の暮らしが自分の納得のいくものになっているかどうか、見つめ直すことも大切だと感じます。

これから先どんなライフスタイルを送りたいか。そのイメージを自分の中にしっかりと持つことができたら、きっとその時が暮らしをより良いものにするタイミングなのではないでしょうか。

 

移住女子

移住女子

posted with amazlet at 17.08.14
伊佐 知美
新潮社
売り上げランキング: 116,289

The post 移住は幸せの選択肢になる? 灯台もと暮らし編集長・伊佐知美さんと考える、私たちの生きる場所 first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.

]]>
https://solopro.biz/isa-tomomi/feed/ 0
ぼくが「フリーランス・トラベラー」になるまでに学んだ、二つの大切な意識(中村洋太) https://solopro.biz/freelance-traveler/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=freelance-traveler https://solopro.biz/freelance-traveler/#respond Mon, 12 Jun 2017 08:39:23 +0000 http://solopro.biz/?p=2100 村上春樹さんのライフスタイルに憧れて 満員電車に揺られて、朝から夜まで働き、疲れて帰宅する。食べて、寝て、また翌日も同じことが繰り返される。 東京に暮らす会社員にとっては普通の日常かもしれませんが、ぼく自身は、このライフ...

The post ぼくが「フリーランス・トラベラー」になるまでに学んだ、二つの大切な意識(中村洋太) first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.

]]>

村上春樹さんのライフスタイルに憧れて

満員電車に揺られて、朝から夜まで働き、疲れて帰宅する。食べて、寝て、また翌日も同じことが繰り返される。

東京に暮らす会社員にとっては普通の日常かもしれませんが、ぼく自身は、このライフスタイルをずっと疑問に思っていました。「果たしてこの生き方が幸せなのだろうか?」と自問自答したときに、正直、幸せと言える状態とはほど遠かったのです。ぼくは恐らく、平均的な日本人よりも、仕事が好きではありません。残業は嫌いだし、気が進まない仕事に対する耐性も低いです。

あるとき、村上春樹さんの『走ることについて語るときに僕の語ること』というエッセイを読みました。ぼくの大好きな本です。そこには、村上さんがハワイに長期滞在し、朝早くから小説を書いて、午後はランニングをしたり、好きなことをして過ごすという彼の日常が描かれていました。そんな生活に、強く憧れました。

彼のライフスタイルを、少しでも体験してみたい。そう思って、ぼくは長期休暇を使って、ひとりで沖縄へ行きました。ビーチ近くのホテルに連泊し、観光はほとんどせずに、早朝から毎日10kmランニングをして、ホテルでシャワーを浴びて、朝ごはん。その後はドライブをしたり、自分の好きな文章を書いたりする生活をしてみました。それは、想像していた以上に素晴らしい時間でした。自分にとっての幸せは、こういう生き方だと感じました。

「いつか会社を辞めて、フリーランスとして生きていこう」

と思ったのは、その頃からだったかもしれません。

19074626_1654982557875326_175535772_o

実感をともなった収入

もうひとつ、ぼくに強い影響を与えたのは、起業した友人の言葉です。

大手外資系企業に勤めていた友人が、会社を辞めて、ひとりで事業を始めました。素晴らしく優秀で、ガッツのある男でした。それからしばらく経って、久しぶりに会ったときに、

「ひとりで仕事を始めてみて、どう?」

と聞いてみたら、

「月5万稼ぐのがどれだけ大変かわかった」

と話していて、ガツンと大きな衝撃を受けました。

普通、そんなに生活が苦しそうだとわかったら、絶対に羨ましくなんて思わないハズなのに、なぜかそのとき、ぼくは彼の生き方に憧れたのです。

自分がいくら分稼いだのかよくわからないまま、毎月決まった日に決まった給料が振り込まれるよりも、実感をともなった5万円を稼ぎたいと思いました。

その言葉で、ぼくの独立欲は一気に高まりました。いずれライターになりたいと思っていましたが、本業は旅行会社でした。書く力をつけるためにも、週末の時間を使って様々な方にインタビューさせてもらい、その記事をFacebookやブログでアップしていました。

それを2年くらい続けていたときに、ある起業家の方から、「うちのメディアで記事を書いてほしい」とお声がかかりました。そのときはじめて、自分の文章力が対価を得られるレベルまで上がったのだと気付くことができました。それが自信になって、仕事を辞める決意ができました。

職業ライターの厳しさ

19114350_1654998297873752_1638338304_n

昨年末に退職し、2017年からはフリーランスになることができました。だけどしばらくは、自分の無力さと職業ライターの大変さを実感する日々が続きました。

それまでは、自分の好きな文章を書いていただけだったので、辛いことはあまりありませんでした。しかし、仕事として依頼を受けた原稿では、編集者とのイメージのズレがあると、修正を要求されてしまいます。直しても直してもダメ出しが続くと、報酬は変わらないのに、時間と体力がどんどん奪われていきます。それによって精神的にも疲弊しました。自分の実力不足が原因ですが、これを続けていたら悪循環に陥ると感じました。

ライターは無数にいます。誰にでも書ける文章を書いていたら、いつまで経っても自分の価値を上げられません。そして主導権を相手に握られてしまいます。

「替えのきかない仕事をしよう」と強く思いました。それから、模索が始まりました。

「自分にしか書けない文章って何だろう?」

考え出した答えのひとつは、「自分にしかできない体験をすれば、自ずと文章も自分にしか書けないものになる」ということでした。

フリーランスに大切な二つの意識

19073375_1655000557873526_2131462384_o

今ぼくは、「フリーランス・トラベラー」と名乗っています。旅行会社で約6年間、海外添乗員をしていた経験を生かして、世界中を飛び回りながら、旅の魅力を伝える仕事をしたいと思ったのです。そこに付随する文章は、きっとオンリーワンのものになるでしょう。それなら、自分の好きなように書けるし、ライターとしての価値も高めることができます。

今年2月のある日、ろくに資金もないなかで、4月から「アメリカで語学留学する」とブログに宣言しました。勇気の要ることでした。言ったからには、行かないと嘘になる。でも仕事を取ってこなくてはいけません。

だけど結果として、ぼくは企業と業務委託契約を結ぶことができ、必要な資金を得ることができました。4月から実際に2ヶ月間語学学校へ通い、さらに6月からは、1ヶ月間かけてアメリカ西海岸を自転車で縦断します。その自転車旅のスタート前日にこの原稿を書いています。この旅を通して、ブログやSNSで企業の宣伝をします。それがぼくの仕事です。ようやく、好きなことが仕事になりました。

また、今年11月からは、自転車で台湾を一周することも決めました。それに関しては、これから仕事を取ってくるつもりです。フリーランスになってまだ約半年ですが、二つの大切なことを学びました。

ひとつは、「自分にしかできない仕事をしよう」ということ。

もうひとつは、「勇気を持ってチャレンジしよう」ということ。

機会は、待っていてもなかなか生まれません。勇気と覚悟を持って、自ら機会を作ることで、人とお金を引き寄せることができます。会社員であれば、受け身の姿勢でもなんとなるかもしれません。もちろん決して好ましいことではありませんが、簡単にクビになることはないでしょう。だけど、フリーランスになったら、受け身の姿勢では何も起きません。とにかく動かないといけません。

フリーランスの醍醐味は、自分の好きな仕事をできることです。独立したての時期は、生計を立てるために、ときには気の進まない仕事をやらざるを得ないこともあるでしょう。しかし、それに慣れないでください。「自分にしかできない仕事」を意識しながら、「勇気を持ってチャレンジ」していけば、必ず自分の理想に近づいていけるハズです。自分の好きなことを仕事にする。その醍醐味を享受できるようになってからが、フリーランスの本当の楽しさだと思います。

The post ぼくが「フリーランス・トラベラー」になるまでに学んだ、二つの大切な意識(中村洋太) first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.

]]>
https://solopro.biz/freelance-traveler/feed/ 0
フリーランスがより良く生きるための「ブログ」活用法。ブロガー・ライター・イベント運営 3束のわらじを履く奥野 大児さん教えてください! https://solopro.biz/okuno_daiji/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=okuno_daiji https://solopro.biz/okuno_daiji/#respond Mon, 13 Feb 2017 23:18:19 +0000 http://solopro.biz/?p=1199 ブログをはじめたいけど何を書けばいいかわからない。いざ、はじめたけど続かない……。 そんな方もいるのではないでしょうか? 今回は、ブログを書くためのテクニックのお話ではなく、「フリーランスとしてよりよく生きるためのブログ...

The post フリーランスがより良く生きるための「ブログ」活用法。ブロガー・ライター・イベント運営 3束のわらじを履く奥野 大児さん教えてください! first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.

]]>

ブログをはじめたいけど何を書けばいいかわからない。いざ、はじめたけど続かない……。
そんな方もいるのではないでしょうか?

今回は、ブログを書くためのテクニックのお話ではなく、「フリーランスとしてよりよく生きるためのブログ活用法」というテーマで、ブロガーでありフリーライターでもある奥野 大児さんとSoloPro編集長でありライターの松田 然の対談を行いました。

そこから見えてきたものとは……?

◎奥野 大児(おくの だいじ)

日本大学・生産工学部数理工学科を卒業後、システムエンジニアの職に就く。現在はフリーライター・ブロガー・ブロガーイベントの運営や主催に携わる。2013年から、200人以上が参加するブロガー向けイベント、ブロガーズフェスティバルで実行委員長を務めている。

Twitter:https://twitter.com/odaiji
ブログ:http://www.odaiji.com/blog/
Facebook:https://www.facebook.com/ashitayarimasu

◎松田 然(まつだ もゆる)

ライター 兼 ライティングカンパニー合同会社スゴモン代表。 旅をしながら仕事をするライフスタイルを取り入れ、月の半分を自宅がある東京ではなく国内外を転々としている。特に自転車旅が好きで、仕事をしながら47都道府県すべてを走破。個人事業主やフリーランスなどのライフスタイルを良くするメディア「SoloPro」編集長も務め、自分らしい働き方をデザインする活動に取り組んでいる。
SoloPro:http://solopro.biz/
スゴモン:http://sugomon.com/

ブロガーは、例えるなら「総合格闘技」のようなもの

奥野さんはブロガーであり、ライターでもあり、さらにはブロガーズフェスティバルというイベントの実行委員長もされていますよね。
奥野さん
はい。ブロガーズフェスティバルは、2013年から始めたブロガー向けのイベントで、毎回ブロガーのためになる講義を企画し運営しています。
昨年、2016年のイベントでもゲストとして、ライターのヨッピーさんやカツセマサヒコくんなど、ブロガー専業ではない方も登壇されてましたね。
奥野さん
そうですね。このイベントのゲストは必ずしもブロガーである必要はないと考えているんです。ブロガーを格闘技に例えると、総合格闘技になると思っていて。文章に特化したライターがボクシングの専門家だとすれば、カメラマンは柔道の専門家。一方で、ブロガーは自分で文章を書き、写真を撮り、広告も掲載する。それに加えて、Webサイトの管理もするし、ブログを広めるために営業のようなことをする必要もあります。

ブログはそんな風に、すべてのことを1人で行う“自分メディア”なので、それぞれのジャンルの専門家に教わることに価値があると思っています。

私はライター出身ですが、営業が案件を取ってきて、カメラマンや編集者がいてと言ったように、他の分野のプロと組むことも多いのですが、ブロガーは1人でやることの範囲が広いですよね。
奥野さん
そのおかげでブロガーが得やすい仕事もあります。ライターとしてWebメディアに寄稿する際に、Wordpressで投稿してほしいと言われたら、素早く対応することができたり、SEOを意識して記事の中にキーワードを散りばめることもできたりします。ブロガーならではの仕事のスタイルが活きることがあります。

フリーランスは収入の柱を複数持つべき

DSC09570
ブロガーやライターに限らず、フリーランスであってもよりよく生きたいという思いは共通でありますよね。とはいえ、ライターで言えば、食べるために記事の本数を増やすことで消耗合戦になっている人もいたり、クライアントとの人間関係に疲弊していたりする方も少なからずいると感じています。ブロガーの世界ではどうですか?

奥野さん
まずブログを書いている人は、自分の“好き”を発信している人が多いです。ひたすら前を向いてポジティブに発信しているから、ブログを読んでいた人から声をかけてもらうこともあります。たとえ仕事に繋がらなくても、メディア担当者と会う機会を得たり、何かしらの反応があったという人が何人もいますね。そういった成功体験があると、自然と心も満たされていくんです。
好きなことを発信するというのは大事ですよね。ただ、TwitterやFacebookなど気軽に情報発信できるSNSと比べると、ブログは一歩目を踏み出しづらいところがあると思います。奥野さんはどういったきっかけでブログを始められたんですか?
奥野さん
私は2012年からブログを始めました。それまではシステムエンジニアで、プログラムの環境作りが仕事だったので、自分でもドメインをとって、サーバーの契約をして、Webサイトの環境を一から作ってみたいと思ったのがきっかけですね。
ブログの枠組みを作ることが最初の目的だったんですね。奥野さんの周りにいる仲間のブログを始めたきっかけはどうですか?
奥野さん
普段からブログを読むのが好きで始めてみたという人もいます。好きなブロガーの文章をマネして、その人に近づくように書いてみたり。あとはブログがお金になると思って始めた、という人もいます。
では、いざ始めてみたけど途中でやめてしまう人もいる中で、どうしたら継続できると思いますか?

奥野さん
継続のために大切なことの1つに、収入の柱は複数持つべきだと思っています。複数といっても、取引先3社と契約する、ということではないんです。私には、ブロガーとライター、そしてイベント企画といった複数の軸があるように、本業以外の仕事でも収入を得ることが大切だと思います。

そうですね。フリーランスの方なら本業を持ちながら、ライターやブロガーといった活動をすることだってできますよね。ブログを書く上で気持ちの面では何か継続の秘訣はありますか?

奥野さん
やはり好きな対象があって、発信したいと思う気持ちが大事だと思います。お金稼ぎのためだと、すぐに結果が出なくてやめたくなってしまうんですよ。お金のために好きではないことを書いているブログもたまにありますが、急にアクセスが減少したりとか、何かがあったときにやる気が切れてしまうと思うんですよね。昔から続けていて、今でも残っているブログというのは、自分の経験をシェアしたいと強く思っていたり、その人自身が情報を発信することが好きな場合が多いですね。
裏を返すと、始めたことが続かないのは、本当に情熱を注ぐ対象ではない可能性があるってことですかね? ブロガーブームに乗っかって、闇雲にやっていると、すぐには反応がなくてお金にもならないので、自分には向いてないと思って諦めることにもつながってしまいます。
奥野さん
ブログに何を求めているかによっても違うと思います。とにかく自分の好きなものを世の中へ伝えたいと思って書いていると、ちゃんと読まれるようになる。でも、それは少し時間が経ってからだったりするかもしれません。

好きなものは、100%の気持ちがなくてもいい

例えばMacやiPhoneが好きで、そういった情報をブログに書いている人はたくさんいると思うんですが、正直競争が激しい分野で自分じゃなくても変わりはいくらでもいる。それでも本人が好きだったら書く意味はあると思いますか?

奥野さん
目的がお金儲けなら、MacやiPhoneのネタはレッドオーシャンなのでやめた方がいいですね。ただし、Macが好きな自分が大好きなら書いた方がいい。不思議なことに、ブログって書く人の熱量が伝わるんですよ。文章の上手い下手じゃなくて、心に響くものを書いている人もいるんですよね。たとえMacのブログの後発でも、それだけ好きなら、書くべきだと思うんです。
たしかに奥野さんがMacを題材にすると、ITの知識がある人が書いているという信頼から読まれると思いますし、例えば私だと旅をしながら仕事をすることが多いので、旅Macの活用法という、違う切り口で書くこともできると思うんですよね。レッドオーシャンの市場でも、情熱があって、自分の個性とかけ合わせれば、価値ある情報を発信できるかもしれません。

奥野さん
そもそもブログってお金を稼がなきゃいけないものではないんですよ。自分が世に出るための道具である必要もない。自分が好きなことを発散すればいいと思うんです。だから無理に何かと組み合わせることもないと思います。

逆に好きでもないことを書いていると辛いですよね。まずは情熱が注げるかどうかですね。
奥野さん
情熱は続けるための燃料なので、ないよりはあった方がブログが続きやすいし、強烈に思っているものがあるなら、スタートダッシュが切りやすい。ただ人間って、本当に好きなものって1つじゃないですよね。100%好きなものと、65%ぐらい好きなものと、色々あると思うんですよ。100%気持ちがなければ始めちゃいけない、というわけでもない。65%の知識や経験でも、35%の人からすれば充分役に立ちます。たまに自分の好きを限定してしまって、好きなものが尖っていないとダメだと思い込んでいる人がいますが、そんなことはないですね。

ブログが仕事に繋がることもある。まずは始めることから

DSC09580
お話を聞いているとブログを書いて、自分の好きを発信することは豊かな生き方にもつながるきっかけになると思うんですよね。ただ、豊かさは人それぞれの価値観によって違うので、奥野さんのまわりでそんな生き方を手に入れている人に共通の傾向はありますか?
奥野さん
我慢してブログを書いてる人はまずいないですね。デジタルガジェットが好きで書いてる人や、メディアに自分の顔が出ることを楽しんでいる人もいます。楽しそうにしている人は、その感情がまわりに伝播するんですよね。
たしかに、ブログを通じて好きが溢れ出ている人っていますよね。
奥野さん
ブログの目的はお金とは限らないから、ブログをやることの幸せはお金では図れません。もしお金のためにブログを続けるなら、楽しみながらやったうえで、お金になるためのひと工夫が必要になると思います。
ブログがお金になる工夫というと?
奥野さん
ひと昔前はブログのマネタイズというと、アフィリエイトやGoogleアドセンスだけでした。最近では固定広告を張るような個人ブロガーも増えましたし、オンラインサロンをやっているブロガーもいますよね。他にもブログのコーチをやってる人や、ブログの環境作りでお金をもらってる人もいます。

昔に比べてブログの多様性が増していると思います。ひとくちに「ブログで儲ける」と言っても、人それぞれイメージが異なると思いますが、私は今言ったすべてのことを含んでいると思うんです。ブログをやっていて、ライターの仕事に繋がった場合、それはブログのマネタイズの1つだと言えますよね。

他にもブログを色んな仲間と組みながら、強みを補完していくと色々な可能性が広がるかもしれないですね。例えばオジ旅なんて、普段からの飲み友達と旅をして、その内容をアップしているブログですよね。20箇所ほどの旅のなかで、9つの旅はPRがついたという事例なんて、面白いと思いました!
奥野さん
ブログによる幸せの形は様々です。どれがいい幸せという序列もないので、始めた理由に応じて、幸せの形は変わってきます。お金を稼げぐための仕組みは、アドオンで考えればいいと思うんです。何か小さな幸せを得られた後に、お金のことを考えればいいのかなと。まずは始めてみることですね。
ブログの知識がないとか、マネタイズがわからないとか、理由をつけて自分で壁を作っていたりすると始められない。一歩踏み出すことで、勉強しながら乗り越えていかないと、何も動かないですよね。
奥野さん
例えば最近リリースされ話題になったLINE BLOGだって、2、3記事だけ書いて終わっている人が多くいます。でも、何も悪いことではないし、まずは始めることがはるかに大事だと思います。

ビジネス用語の「BtoB」は、ブロガーの“B”に置き換えられる

奥野さん
よくビジネスの用語でBtoBとかBtoCってあるじゃないですか。あの頭文字のBは、ブロガーの“B”に置き換えられると思っているんです。BtoCなら、ブロガーtoコンシューマー(消費者)といったように、それぞれのブロガースタイルがあると思っています。自分のブログに読者がいて、その読者が広告をクリックしてくれたら、企業の広報活動に繋がりますよね。

またはBtoB=ブロガーtoビジネス(法人)を意識するなら、きちんとした文章の書き方にする必要があります。最近は自治体とブロガーが組む機会も増えているので、BtoG=ブロガーtoガバメント(政府や自治体)もあります。趣向性によって、ブロガーのスタイルは変化していくと思うんですよね。

その表現とても面白いですね。ブログ始めたての人は日記になってしまって、コンシューマーを向いていない。つまりBtoMですよね。MはMe(自分)。ライターだって駆け出しの頃は自分にしか矢印(to)が向いていない人が多い。そこから経験を積んで、BtoCやBtoBに成長していく。究極系はBtoE=ブロガーtoアース(地球人全員)になってくるかもしれないですね(笑)いや、宇宙人か。
奥野さん
だれに向けて書いているかを意識できると、自分のスタイルが見えてくるかもしれないですね。
BtoMを楽しみながら、だんだんと視野を外に向けていくと仕事になったり、誰かのためになる情報発信になりますよね。
奥野さん
ブログを続ける中で、仕事のスタイルも変わってくるし視点も変わってくると思います。BtoBとBtoCを行き来してもいいかもしれません。

ブログが商売になるとは限らないので、BtoBやBtoCじゃないといけないわけではありません。1つの考え方として見えていると、その先で得られるものが大きく違ってくると思います。

ありがとうございます!このメディア(ソロプロ)もブログ同様、視点をどんどん広げながら皆さんの役に立つ情報発信をしていきたいと思います。

The post フリーランスがより良く生きるための「ブログ」活用法。ブロガー・ライター・イベント運営 3束のわらじを履く奥野 大児さん教えてください! first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.

]]>
https://solopro.biz/okuno_daiji/feed/ 0