こんにちは。SoloPro編集長の然(もゆる)です。
カッパではありません。
今回は、高知県の越知町にやってきました。
高知市内から車で約1時間ほど。
奇跡の清流と呼ばれる仁淀川が雄大に流れる素敵な場所です。
仁淀川は、個人的に日本の中でも大好きな川で
東京の人間ですが、最近は年に3回は来ています。
とにかく水が神秘的なほど綺麗!!
夏は泳ぐのも最高に気持ちいい
景色も雄大!
……と、川遊びレポートになってしまいそうなので、この辺で。
今回の目的はそこじゃありません。
この地で地域おこし協力隊をしながら
ライターの仕事や狩猟もしている
移住女子を発見したので、取材を敢行しました!
この方です!(あれっ、狩猟している子の雰囲気ないっ!?)
◎小野里 玲子(おのさと れいこ)通称このり。 大学卒業後、メーカーの営業として約3年勤務。退職後、田舎フリーランス養成講座を受講。2016年5月から高知県越知町で地域おこし協力隊として活動。有害鳥獣対策に取り組む。ブログ:http://re1ko.link/ twitter:https://twitter.com/re1kore instagram:https://www.instagram.com/re1kore/ |
急遽アポイントをとったため
15分ほどの雑談トークでしたが
移住や狩猟に興味がある方にとっては面白いお話が聞けました!
Contents
高知の移住ハンター女子が生まれるまで
よく聞かれるかもしれないけど、高知にはなんで移住したの?
もともと千葉県に住んでいたんですが、狩猟がしたくて。
そうかー狩猟かー。それならしょうがないね。って、な、なんで??
私、山登りが好きなんです。高知県越知町は狩猟ができる移住者を募集していて、ここなら好きな山登りにプラスして狩猟もできるし、体験してみたいと思ったんです。
でも、移住って大きな決断で勇気がいることだと思うけど、どうだった?
私、今までの人生で引越しが多くていろいろな地域を見てきたんです。その過程で感じたのは、どこもあまり変わらないなぁと。それなら、今まで行ったことのないところに行こうかなという思いで高知に来ました。
ということは、高知には移住で初めて来たの?
はい、来る前はカツオの県くらいしかイメージがなくて(笑)
行動力スゴイ! 実際に来てみて、高知の印象や移住の良さなどはどうかな?
高知は川や海の幸が美味しい!! あと、狩猟をするので新鮮なジビエが食べられるのが嬉しいですね!
ジビエかぁ。都内いるとなかなか食べられないし高いからなぁ……
そうですよね!
でも、これは印象トークで恐縮だけど、小野里さんってあまり狩猟をするハンターって風貌じゃないと感じるんだけど、狩猟の楽しさはどこにあるんだろう? ジビエが食べられること?
それもありますが、私はハンターと言っても、罠を仕掛けるので、うまく仕掛けて捕れた時が嬉しいですね。獲った感!
獲ったどーーーって、やってみたい。で、何を捕獲するの?
イノシシです。ここら辺は鹿はいなくて。
ワイルド(笑)
移住して苦労したのは、人付き合い!?
話を戻して、移住して大変だったことも聞いていい?
高知に来た当初は土佐弁がまったくわからず、コミュニケーションに苦労しました。
方言への対応は大変だよね。でも、高知の方は人がいいからすぐ馴染めたんじゃない?
あー、それでいうと、距離感が近すぎて最初は戸惑いましたね。初めて会った方でもすごいフランクに話しかけてくるので、あれっ? この人知り合いだったけって(笑)
ははっ 陽気な外国人のような接し方だね。
もぅ かなりオープンな人が多くて、ワーーーって話されて、それも土佐弁なので全然わからないという(笑)聞き返してもやっぱりわからない。本当にはじめは外国に留学したみたいでした。
今、どれくらい高知にいるんだっけ? もう慣れた?
今、1年超えたところなので慣れましたし楽しいですよ。
高知の田舎ではじめた、3足のわらじ式ワークスタイル
最後に仕事という切り口でいろいろ聞きたいんだけど、小野里さんはフリーランスでライターの仕事もされているんだよね。
はい、昔はクラウドソーシングでライティングの仕事を請けたり、今もブログ書いたり、依頼される案件があれば書いていますね。
移住して、ワークスタイルに変化はあった? 特に書く仕事であれば、集中して執筆する時間が増えたとか、減ったとか、徹夜仕事がなくなったとか。
私の場合、狩猟で山に行く際は、すごい早起きなんですよ。で、夕方戻ってきて17時前後にはすでに眠くなっちゃうんです。なので、はじめは少しライターの活動に支障をきたしました。
それは大変だ。
なので、ワークスタイルを変えて、朝4時に起きて、6時に山へ出発するまでの時間に原稿の下書きを作るようにしたんです。
それはブログ? もしくはクライアントワークの記事?
両方ですね。クライアントの記事の場合は朝の時点でほぼ書き終えても納品しないで山から帰ってきてから仕上げるみたいな。
山で活動すると頭がリフレッシュしていい仕事ができるみたいな?
そうです、そうです(笑)
わかるなー。自分も自転車旅ライターなので、朝、宿をチェックアウトするまで集中して記事の下書きを作り、走ってリフレッシュして、その日の宿にチェックインしてから記事を仕上げるようなワークスタイルを取り入れてる。
同じですね! 狩猟が終わってから書き始めるより、その工夫をすることでしっかり仕事ができるようになりました。
ブログもそんな感じでやってるのかな?
はい。実は、高知に来るまでブログはおろか、Facebookもほとんどやってなくて。でも、新しい人と友人としてつながることや、高知でいろいろなことを知り、それを発信することで何かしらの反応がある。それって嬉しい! と思って続いています。
そういうのいいよね! 他に、高知に来て働き方で変わったことはある?
遊びと仕事の境界線がなくなったというか…… だから、あまり疲れない。もちろん体力的には疲れるけど、精神的には疲れないんです。
千葉にいる時はどうだったの?
あちらにいる時は感じてなかったんですが、実は疲れていたんだなぁと今になって感じます(笑)会社員だったこともあり、現在のフリーランスという働き方も私にあっているのかもしれません。
ハンターに、ライターに……
あと、地域おこし協力隊として非常勤で役所でも働いています。
役所でも! いろんな肩書きがあるね。あとブロガーかな!?
ブログは仕事というより趣味かもです(笑)
趣味で情報発信、大事! なんか、高知でもワイルドに活躍している小野里さんを見ると、移住もいいなぁと思えてきます。
ということで、15分の雑談トークでしたが、まとめると……
- 地方は仕事が遊びにも趣味にもなる
- 現地の人とも最初は言葉の壁はあるけど、心の壁はほとんどない(特に高知は!)
- 地域おこし協力隊、狩猟、ライター、(ブロガー)と複業スタイルができる
- 高知は海の幸、山の幸が最高!
よし、移住かな。
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