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インタビュー - ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」 https://solopro.biz ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア Tue, 01 Sep 2020 10:53:40 +0000 ja hourly 1 https://solopro.biz/wp-content/uploads/2021/11/cropped-5b78b44577f015eb4426c00956bb1164-32x32.png インタビュー - ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」 https://solopro.biz 32 32 「相手のために、世の中のために」仕事の本質はコロナ禍でも変わらない【ライター編】#はたサバ https://solopro.biz/hatasaba-writer-20200525/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=hatasaba-writer-20200525 https://solopro.biz/hatasaba-writer-20200525/#respond Thu, 11 Jun 2020 11:32:50 +0000 http://solopro.biz/?p=5408 コロナ禍で変化が目まぐるしい日々が続く今。 仕事やキャリアに不安を覚えている方や、なんか元気になる場がほしいと思っている方、そして、未来に向けて自分にあった働き方の戦略を探っている方もいるでは……? そんな背景もあり企画...

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記事のポイント

・コロナ禍の不安定な時代でも仕事の本質は変わらない

・オンラインで仕事ができるようになり、働き方や暮らす場所をより選べる時代に

・SNS発信や記事の企画提案は、独りよがりにならず相手が求めていることとの一致点を探す

コロナ禍で変化が目まぐるしい日々が続く今。

仕事やキャリアに不安を覚えている方や、なんか元気になる場がほしいと思っている方、そして、未来に向けて自分にあった働き方の戦略を探っている方もいるでは……?

そんな背景もあり企画・開催したオンラインイベント『With/Afterコロナ時代の働き方サバイバル戦略(#はたサバ)』

2020年5月25日の会のゲストは、ライター界隈に精通するお二人、ブックライター上阪 徹さんとイギリス在住ライター・インタビュアー鮫川 佳那子さん。そして、このメディアSoloProの編集長兼ライターの松田然(もゆる)もスピーカーとして参加しました。

「コロナで変わったこと」「どんな状況でも変わらない仕事の本質」などを伺いながら、With/After コロナ時代の働き方戦略について考えていきます。

■ブックライター上阪 徹さん

1966年、兵庫県生まれ。89年、早稲田大学商学部卒。

アパレルメーカーのワールド、リクルート・グループなどを経て、94年よりフリーランスに。幅広く執筆やインタビューを手がけ、これまでに取材した著名人は3000人を超える

ブックライターとして、これまで100冊以上の書籍を執筆。携わった書籍の累計売上は200万部を超える。

『職業、挑戦者〜澤田貴司が初めて語る「ファミマ改革」』(東洋経済新報社)、『サイバーエージェント 突き抜けたリーダーが育つ仕組み』(JMAM)、『幸せになる技術』(きずな出版)、『マイクロソフト 再始動する最強企業』(ダイヤモンド社)、『JALの心づかい』(河出書房新社)、『社長の「まわり」の仕事術』(インプレス)、『明治大学はなぜ女子高生に人気NO.1の大学になったのか?』(東洋経済新報社)、『10倍速く書ける 超スピード文章術』(ダイヤモンド社)、『成城石井はなぜ安くないのに選ばれるのか?』(あさ出版)、『職業、ブックライター。』(講談社)、『成功者3000人の言葉』(飛鳥新社)、『書いて生きていく プロ文章論』(ミシマ社)など著書は30冊を超える。

インタビュー集に40万部を超えた『プロ論。』(徳間書店)シリーズ、『外資系トップの仕事力』(ダイヤモンド社)シリーズ、『我らクレイジー★エンジニア』(講談社)など。

2011年より宣伝会議「編集・ライター養成講座」講師。2013年、「上阪徹のブックライター」塾開講。

雑誌、ウェブでは、AERA「現代の肖像」などで執筆。

■イギリス在住ライター・インタビュアー鮫川 佳那子さん

茨城県・福島県出身。

青山学院大学フランス文学科卒業後、サイバーエージェントに入社し広告制作・メディア編集・イベント企画運営に携わる。

2015年より夫の海外転勤がキッカケでニューヨークにて4年暮らし、渡米後はライターに転身。書籍の企画・取材・執筆やインタビュー記事、コラムの執筆を始める。

また、ライターはインタビューをして記事や本などのコンテンツにまとめる仕事。

そのスキルを活かし、様々な仕事に発展。

たとえば、世界で活躍する「こんまり」こと近藤麻理恵さんのオンラインサロン運営やメルマガの執筆。

実業家で作家である本田晃一さんの、毎月開催されるオンラインセミナーでのインタビュアー。

作家の宮本佳実さんや、女性起業家の藤井あやさんの、オンラインサロン内ラジオ番組でのインタビュアー。

そして、マレーシアのニュース番組でも、インタビュアーを務めている。

また海外在住の女性や、海外に興味がある日本在住女性が1100名以上所属するオンライン・コミュニティ「海外オトナ女子部」を主宰し、イベント企画運営も行う。

最近はライター・インタビュアーのかたわら、イラストレーターの仕事もスタート。パンケーキミックスのパッケージのイラストをはじめ、挿絵、ペットの似顔絵、4コマ漫画などの制作も行っている。

文章を書くコトも、人の話を聞くコト(インタビュー)も、絵を描くコトも、子供の頃から大好き。いつの間にか大好きなコトが仕事になっている。

2019年の秋よりイギリスのオックスフォードへ引っ越し、現在はイギリス在住。

▼鮫川佳那子のSNS情報はコチラ

https://linktr.ee/sameko

■ライターカンパニー「合同会社スゴモン」代表・SoloPro編集長 松田然

1980年東京生まれ。大学でスポーツマーケティングを専攻し、卒業後はカナダやアメリカのスポーツチームやスタジアムを1年間放浪旅(カナダではワーホリビザでNBAやMLBのスポーツ施設で働いていました)。

新卒でスポーツ業界の新規事業担当を経て、2007年に未経験からライターとなる。その後、リーマンショックが起こり激務の社畜時代を経験し、ココロの筋肉が付く。2010年に独立し、ライターになってから現在に至るまで13年で4000人以上を取材し、ライターカンパニー「合同会社スゴモン」代表を務める。

いろいろな人の働き方や生き方に触れたことで、”自分の旗を立てる「働き方」のサードプレイスSoloProを運営し、メディアやコミュニティ作り、キャリアコーチングなども行っている。

趣味では、自転車旅人としてリモートワーク をしながら47都道府県を走破し、その際に出会った全国の仲間と一緒にプロジェクトを動かし、地方の働き方支援(行政と連携した取り組み)、各種メディアでの情報発信や場づくりなども行う。

総じて、働き方をいろいろ実験している人なので、今のところ肩書きは「働き方実験家」。

※記事の内容はイベント開催日の2020年5月25日時点です。状況は日々刻々と変わっているので参考までに。

コロナ禍になってからのライターの仕事の変化

“鮫川さん”
みなさん、Withコロナになってからお仕事はどうですか?
“上阪さん”

本の執筆は変わらず、月に一冊ペースで続いています。一方で
、オンライン取材ができないインタビュー案件はストップしてしまいましたね。特に経営層へのインタビューはテレワークでは難しいようです。対面での取材や移動がないぶん時間に余裕ができたので、今までできなかった新しいチャレンジをしよう!……と、思っていたら、広告の仕事が舞い込んできたりして。意外に忙しいですね(笑)
収入は一時的に落ちましたが、生活面では週5日ランニングをするなど、楽しい日々を送っていますよ。
“もゆる”
僕も結果的に忙しくなりましたが、実は今年の3月4月は1年計画の中ではゆっくり休む期間に充てようと思っていたのです。1年の中でメリハリをつけて内省したり旅をすることを毎年大事にしているのですが、コロナ禍の影響でそうもゆっくりしていられない(笑)と本能的に思ったのです。

リーマンショックをライターとして経験していたからかもしれませんが、いろいろ危機に備る必要があると考え、今回開催している「With/Afterコロナ時代の働き方を考えるイベント #はたサバ」の企画・準備をしたり、お金の管理方法や出費を見直し、月額サブスクリプションのサービスを解約したり、国からの助成金・給付金を調べて申請したりと忙しく動いていました。

ライティングの仕事に関しては、リモートワークの普及で伸びている働き方支援関連の企業やクラウドや金融関連のIT企業からの仕事依頼が多くなりました。その反面、全く音沙汰がなくなったクライアントもあり、今後も受託案件は当分減っていくのではと思っています。

鮫川さんはいかがですか? イギリスに在住なので、日本とはまた違う点もあると思います。

“鮫川さん”
引き続き、本や記事の執筆はしていますが、最近は新しいタイプのお仕事が増えました。

たとえば。。。

  • 著者さんのオンラインサロンの運営
  • オンラインセミナーの企画&インタビュアー
  • ラジオ番組のインタビュアー
  • YouTubeで配信しているマレーシアのニュース番組でのインタビュアー

などです。

実はライターの仕事って細分化すると、「企画」「インタビュー」「執筆」「発信」と、他の仕事にも活かせる
要素がたくさんあるんですよね。コロナ禍を機に、そういったライターのスキルを活かせる仕事も増えてくるんじゃないかな、と感じています。

コロナで変わったことは? 働き方・暮らす場所を選べる時代に

“上阪さん”
小池百合子東京都知事が3月に緊急会見をしたあたりから、本能的に「これはやばいぞ」と感じました。すぐに主催する上阪徹のブックライター塾のコミュニティページに「キャッシュを確保しておきましょう。不安だったら、国の制度などもうまく使って融資を受けておきましょう」とメッセージを送りましたね。私自身、一度失業した体験があります。お金のことが心配になると精神的に本当に苦しくなることを知っていたためです。

“もゆる”
コロナ禍がそろそろ終息すると思いたい一方、これからが不況の本番とも言われていますよね。では、鮫川さんはコロナの影響で何が変わると思いますか?
“鮫川さん”
これからは、生き方や働き方を変える人が出てくるんじゃないかな、と感じています。多くの企業でテレワークが導入され、「遠隔でも仕事はできる」と気づいた人が増えたと思うんです。これを機に、地方や海外へ移住する人が増えそうですよね。

“もゆる”
僕も旅ライターとして海外・国内問わず自転車などで旅をしながら、数ヶ月さまざまな場所で仕事をしてきました。そのとき、先方の東京オフィスに伺い直接顔を合わせての打ち合わせが必須のプロジェクトは、やむを得ずお断りしたり他のライターを紹介するケースもありました。

でも今のご時世、クライアントの方から「来社せずにリモートでお願いします」と言われるように。もう、東京にいないと仕事ができない! なんてことは少なくなるかもしれませんね。暮らす場所がどこであれ、良い仕事ができれば自分らしい生き方をしていくこともしやすい世の中になっていくかもしれませんね。

“上阪さん”
僕はあまりオンライン取材の経験がないのですが、何かスキルは必要ですか?
“鮫川さん”
インタビュイーが話しやすい雰囲気を作れるよう
、アイスブレイクを意識していますね。初めて会う方や関係性ができていない方へのオンライン取材は特に。画面越しのコミュニケーションは直接お会いするときと比べ、距離を縮めにくいですから。たわいもない話をしつつ、アイスブレイクを丁寧に行なっています。
“もゆる”
オンラインツールがきちんと作動するか確かめておきたいので、取材前に顔合わせを兼ねてリハーサルを行うことがあります。オンラインだとマイクや画面のトラブルも起こり得ますから。インタビュイーの方にご協力いただいて確認しておくと本番は安心ですし、移動の工数がかからないので、オンラインで行う事前のコミュニケーションを大事にしています。
“上阪さん”
ITスキルは持っていて損のない時代ですね。緊急事態宣言が解け、また世の中の流れが変わりつつあります。経済・働き方ともに、世の中の変化を敏感に捉える必要がありそうです。

「世の中のために、相手のために」コロナ時代でも変わらない、本質

“もゆる”
コロナの影響でこれからどんな時代になるのだろうと考えても答えが出ず、日々不安を感じている人も多そうです。それが今回のイベントを企画した趣旨の1つでもあるのですが、いかがでしょうか。
“上阪さん”
そうは言っても、「仕事の本質」は変わらないと思うんですよね。

仕事の目的は、人の役に立つことです。お金をもらうことではありません。どうやったら生き残れますか? とよく聞かれるんですが、ライターの仕事を始めて25年間、考えてきたのは、編集者や読者のために目の前の仕事を一生懸命やることだけでした。間違える人が少なくないのですが、ライターの仕事は、自分が書きたいことを書く仕事ではありません。読者に求められているものを書く仕事です。読者はどんなことを知りたいのか? 編集者は何を求めているのか? 常に探求していかないといけません。「こんな仕事がしたい」「認められたい」「稼ぎたい」と、自分の欲ばかりを考えて戦略的に仕事を得ようとしても、あまり上手くいかないんじゃないかな。

鮫川さんがチャンスをどんどん掴んでいるのは、何のために仕事をしているか? という本質がブレていないからだと思う。いつも誰かの役に立ちたいと思っているでしょう?

“鮫川さん”
そんな風に言ってくださり、ありがとうございます。そうですね、「依頼してくださった編集者さんのお役に立ちたい!」「著者さんの素敵な考え方やメソッドを伝えたい!」という気持ちでやらせていただいています。また、私が本や記事を書いている理由も、世の中をより良くしたいから。だから同じように、世の中をより良くしたいと考えている編集者さんや著者さんと一緒にお仕事をしたいなと思っています。
“上阪さん”
そういう思いって知らず知らずのうちに外に発信されているんですよね。自分のことばかり考えている人より、相手のために行動ができる人に頼みたいでしょう。
“もゆる”
以前、SoloProで上阪さんにインタビューをさせていただいたときも「人のために働けば、必ず自分に返ってくる」と
おっしゃっていて。どんな状況であれ、仕事の本質は変わらないですね。

“上阪さん”
それに、肩の力を抜いて
好きなことをやっている人の方が、チャンスをつかんでいる印象を受けます。
“鮫川さん”
確かにそうかもしれませんね。実は、マレーシアのニュース番組でインタビュアーを任されたのは、趣味でやっていたラジオがきっかけなんです。担当者の方がたまたまリスナーで、「ラジオで話せるなら、番組内でインタビュアーをやってくれない? 」と声をかけてくださいました。コロナの影響で印刷所が閉まってしてしまい、ニュースを紙面で発行できなくなったので、YouTubeでの配信に切り替えたい、という経緯でした。「イギリスに住んでいるのにも関わらず、なぜマレーシア?」 とよく聞かれるのですが、好きなことを続けていたらたまたま仕事に繋がったんです。
“上阪さん”
鮫川さんは、ラジオを仕事にしようと狙ったわけではなく、趣味でやっていたら声がかかったわけじゃないですか。僕も今でこそブックライターを生業としていますが、元々は本を書こうなんてまったく思っていませんでしたから。キャリアに関して「こうしたい、ああしたい」と思って動いたことは一度もありません。任された仕事を一生懸命こなしていたら、ある日「銀行の頭取の本をつくるから、書いてみないか? 」と声をかけていただいたんです。そこから、わらしべ長者のように本の仕事がつながりました。大事なのは、チャンスが来たときに逃げないこと。
「そんな長い文章書いたことないので……」と断っていたら今の自分はありません。

コロナ禍でも同じですよ。起きている出来事は変えられない。どんな状況であれ、一本一本の仕事を手を抜かずに積み重ねていく。

その上で新しい変化に対応できる体力をつけておく
ことが大事だと思いますね。

自分の強みと相手が求めているニーズの一致点を探す

“もゆる”
ここからはライターに必要なスキルにフォーカスしていきたいと思うのですが。
コロナ禍でも自分の好きなことや強み、相手のためを考えた発信をSNSやブログなどでしている方は仕事の依頼がしやすいですね。僕の場合は発注サイドでもあるので、「この案件だったら、この人! 」とパッと思い浮かんだ人に依頼をしていて。脳内SEOって呼んでいるんですが……(笑)対象キーワードと人を結び付けています。

“上阪さん”
パッと思い出してもらえる人って、自分にタグが付いている人ですよね。#野球 #自転車 #金融 など、なんでもいいんですけど。業界に特化している部分や専門分野を自分のタグとして強化していくといいと思います。しかも独りよがりになるのではなく、
読者や編集者に求められていることとの一致点を意識しながら、タグをどう設計していくか、使っていくか
が重要ですね。

“鮫川さん”
私は「クライアントが何を求めているかを把握し、企画提案する力」が、必要なスキルだと思います。もしクライアントが求めている内容であれば、報酬関係なく自主提案をするようにしています。すると、「素晴らしい企画をありがとうございます!それ、鮫川さんにお願いしたいです。」「提案までしてくれる人はなかなかいないよ。ありがたい。」と喜んでいただけることも多いんです。

“もゆる”
鮫川さんとお仕事をご一緒すると、提案から始めてくれるもんね。こういう企画ならこんな人を取材するといいんじゃないですか? って。
“上阪さん”
鮫川さんは相手のニーズを聞くのがうまいんじゃないかな。企画提案ってある意味、「この仕事をやりたいです」ということじゃないですか。でも印象が悪くないのは、相手が求めている内容を聞いた上で提案しているからだと思うんです。

“鮫川さん”
取材をする時も、どんな企画だったら喜んでもらえるだろう?相手にとっての懸念点は何だろう? どんな経路で企画提案したら通りやすいかな? と相手の立場に立つことが、やりたい仕事を掴むコツだと思います。

“もゆる”
大事なポイントなので、もう少し具体的に教えてください。
“鮫川さん”
たとえば、「いつかこの人に会って取材したい! 」という方がいたら、それを実現させるために徹底的なリサーチを重ねます。もし、気軽に人に会わない方であると情報を得た場合は、警戒心を解くための戦略が必要です。その方が信頼している編集者さん経由でご紹介いただくとか、その方と親交が深い方を取材した過去記事を企画書に添えたり。そして、その方が興味を持ってくれそうな企画を考える。その結果、憧れの人への取材がすんなり実現する、なんてことも珍しくありません。相手の求めていることと、自分のやりたいことが一致していれば、実現しやすくなると思います。

それでも大丈夫、と思うこと。

“もゆる”
最後に、With/Afterコロナ時代の生き方・働き方を見据え、どうありたいかを伺いたいと思います。
“上阪さん”
いかに自分が幸せであることか、認識することですね。よく娘に言っているんですが、日本に生まれただけで90点もらっていると思うんです。こんなに豊かな国はありませんよ。落ち込んでも何も変わらないですしね。暗くなっている場合ではありません。幸せを実感し、ポジティブな気持ちでいろんなことに前向きに取り組む。その姿勢が何かを生み出していくのだと思います。

“もゆる”
今回のイベントのテーマでもあるWith/Afterコロナ時代は、お金・仕事・健康の悩みや不安は尽きないかもしれません。でも自分にばかり矢印を向けていると、なかなか一歩が踏み出せなくなる。こういう時期だらこそ、外に矢印を向け「誰かのために、世の中のために」という視点で動いてみることが大切だと思います。どこに向けていいかわからない人は、まずは、身近な存在である家族や友達に手を差し伸べてみてはいかがでしょうか。

“鮫川さん”
イギリスは外出ができない状況が続いています。できないことをあげるとキリがありません。だからこそ、今できることに目を向け、感謝の気持ちを忘れないことが大事なんじゃないかと考えています。そして世の中のために、と仕事をしていれば、自分も周りも幸せな気持ちになれます。そうやって良い循環を生んでいけるといいなと思っています。

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知名度も実績もない僕が、世界中を飛び回りながら「好き」を仕事にできた理由【プロインタビュアー・早川洋平さん】 https://solopro.biz/hayakawa-youhei/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=hayakawa-youhei https://solopro.biz/hayakawa-youhei/#respond Mon, 28 Aug 2017 21:30:27 +0000 http://solopro.biz/?p=2608 大人気のインターネットラジオ番組『キクマガ』にて、インタビュアーを務める傍ら、数々の番組のプロデュースも手がける早川洋平さん。代表を務めるキクタス株式会社から配信される番組のダウンロード数は、全世界で累計1億5,000万...

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大人気のインターネットラジオ番組『キクマガ』にて、インタビュアーを務める傍ら、数々の番組のプロデュースも手がける早川洋平さん。代表を務めるキクタス株式会社から配信される番組のダウンロード数は、全世界で累計1億5,000万回を超えています。

そんな多方面でご活躍の早川さんですが、ここまでの道のりは長く、遠回りもたくさんしたと言います。今回のインタビューでは、早川さんが「好き」を仕事にするまでに、何を考え行動してきたのか、お話を聞かせていただきました。

早川 洋平
プロインタビュアー/キクタス株式会社代表取締役

1980年7月24日横浜生まれ。新聞記者を経て2008年、インターネットラジオ番組『キクマガ』をスタート。よしもとばなな、加藤登紀子、茂木健一郎、高城剛ら150人以上のゲストが出演、累計ダウンロード数は1,600万回を超えている。企業・機関・個人のメディアを創出するプロデューサーとしても活動。代表を務めるキクタス株式会社から配信される番組の累計ダウンロード数は、全世界で累計1億5,000万回を超えている。

公式HP:http://yohei-hayakawa.com
キクマガ:http://kiqmaga.com
キクタス株式会社 http://kiqtas.jp/

激務から心身を壊し、苦しみ続けた記者時代

大学を卒業し入社したのは、ある新聞社でした。なぜなら学生時代から色々な場所に行って、色んな人に会って、価値観を広げることに興味があったから。また新聞社の記者になれば、自分の足で得た情報を世の中に届けることによって、社会の役にも立てるのではと考えたのです。

しかし、報道記者となった僕は、毎日24時間365日、事件を追いかける日々。朝・夕刊があるので、常に締め切りに追われ、心休まる暇もなかった。そんな想像以上の激務についていけず、ほどなくして体を壊し入院をしてしまいました。

幸い大事には至らなかったので、職場にはすぐに復帰できたのですが、理由もなく心が激しく落ち込む毎日。自分でもどうしていいかわからず、この頃はよく平日の昼間に一人で公園に行っては、ぼんやり空を眺めて涙を流していました。それまで、一度も死について深く考えたことはありませんでしたが、この時初めて、自ら命を落とす人の気持ちがわかりました。

そんな僕を心配してくれた友人のすすめで、心療内科を受診。医者からは、うつと診断されました。その後も復職と休職を繰り返し、なんとか記者を続けようと努力しましたが、結局新聞社を退職する決断をしました。

「何の制約もなかったら、何をやりたい?」と自分に問いかけた

しばらく横浜の実家で静養した後、編集プロダクションを経てあるイベント会社で働きました。でもその頃の僕は、毎日深夜まで働いていたにも関わらず、ノルマ未達で年収は減るばかり。このままでいくと、近い将来クビになりかねない状況でした。

そんな八方塞がりだった僕は、ある朝、会社の近くにあるカフェに入って、自分に問いかけました。今死んだら後悔しないか、と。答えはYES。じゃあ死ぬ時に後悔しない人生を歩むために、何の制約もなかったとしたら、自分は何をやっていきたいのだろう。

その時に頭に降りてきたのが、当時から大好きだった『インターネットラジオのポッドキャスト』、『インタビュー』、『本』という3つのキーワード。 そこでこの3つを掛け算し、「ポッドキャストで本の著者にインタビューをしたら面白いんじゃないか」と閃きました。

でも、ポッドキャストで番組を作ったこともなければ、転職をしてからインタビューの仕事をまったくしておらずブランクもある。著者の知り合いもいない。何から始めていいか分かりませんでしたし、いきなり全てを捨てて起業するのは、さすがに怖い。どうしようか考えていた時、会社員をしながら土日のみ別のビジネスをするという「週末起業」の勉強会があることを知りました。「ここに行けば、自分のやりたいことのヒントがあるかもしれない」と、藁をもすがる想いで参加することにしました。

すると、当時かなり珍しかった、自らポッドキャストの番組を運営している方に出会えたのです。さらにその方と話をしていたら、今度本を出版するとのこと。これはチャンスだと思って「今度、ポッドキャストで本の著者にインタビューをしたいと思っているんです。出演していただけませんか?」とお願いしたところ、快く引き受けてくださいました。それで生まれたのが、現在の『キクマガ』の前身である『人生を変える一冊』という番組なんです。

3ヶ月で大手メディアを抜き、iTunesランキング1位に!

やっぱり0と1は決定的に違う。繰り返しになりますが、それまで僕は著者の知り合いなんて一人もいませんでしたが、著者同士は繋がっているんですよね。第1回目の出演者からどんどんご縁が広がり、会社員をしながら月に8人ぐらいずつインタビューができるようになりました。

ただ、番組を始めた当初は本当に忙しかった。本業だけでもハードだったのに加えて、インタビューの編集作業は取材時間の約5倍かかるので、毎日3~4時間睡眠。周りからは「もうちょっと休んだら?」と心配されていました。

それでも、やっと「これしかない!」と本気で思えることが見つかって、水を得た魚じゃないですが楽しくてしょうがなかった。まるで、何かにとりつかれたようにやっていましたね。人って本当に好きなことが見つかると、たとえ睡眠時間が少なかろうが、周りから反対されようが、誰にも止められないのかもしれません

また、月に8人ずつインタビューをしてよかったのが、著者のファンの方たちも僕のポッドキャストを聴いてくれるようになったこと。なぜなら、著者の方も番組で自分の本を紹介されるのは嬉しいこと。ブログやメルマガで「今度ポッドキャストに出演するので、チェックしてくださいね」とよく告知をしてくれました。

彼らのファンからみても、無料で著者の対談が聞けるわけだから、デメリットがない。結果的に倍々でリスナーが増えていき、番組を始めて3ヶ月後には、BBCやCNNなど大手ニュースメディアを抜き、iTunesポッドキャスト・ランキングで1位になりました。

この時に、「これはすごいぞ!」 と思いました。今の時代、本当に面白いことをしたら、僕みたいな個人が大手メディアと同じ土俵で戦えるんだ、と。このポッドキャストというメディアは、ものすごく可能性があるんじゃないかと直感的に思いました。

独立して3週間後にはリーマンショック勃発。半年間無収入に

しばらくすると、ある証券会社からCMを出したいと言われ、スポンサーもつくように。それまでマネタイズをまったく考えずにやっていましたが、収益も上がるようになりました。

もちろんこの収益がずっと続くとは思っていませんでしたが、ポッドキャストの可能性にかけたいと思い、会社を退職。……が、その3週間後にリーマンショックが勃発! それがきっかけでスポンサーがなくなり、すぐ無収入になってしまいました。人生って本当に何があるかわからないですよね(笑)

でも、「このメディアは、これからますます伸びる!」と信じていたので、半年間耐え続けた。すると、インタビューをさせていただいた方々から、自分たちの番組を作ってほしいとプロデュースの仕事をいただけるようになったのです。

彼らはみんな一流の起業家や経営者なので、これからこのメディアが面白くなることが見えていたんでしょうね。次第にプロデュースの依頼が増えていき、個人だけではなく、企業や大学などの機関までクライアントに。今では、このプロデュース業が、僕が代表を務めるキクタス株式会社のメイン事業のひとつとなり、弊社から配信される番組のダウンロード数は、全世界で累計1億5,000万回を超えるようになりました。

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好きなことを仕事にできる人、できない人の違い

やっぱりここまで広がった理由としては、ポッドキャスト自体が、無料で世の中に拡散するメディアだったこと。さらにスマートフォンの普及にともなってユーザーも増えて、 時代が味方をしてくれたことも大きい。

でも、僕からすると、本当に好きなことを続けていけば、結果は後からついてくると思うんですよね。じゃあなんで、世の中には好きなことを仕事にできる人、できない人がいるのか。その違いは『三方良しができているか』だと思うんですよ。

例えば、僕がこのビジネスを9年も続けられているのは、まず『僕自身』が楽しんでるんですよね。さらに『取材された相手』も、自分の良さを引き出してもらって肉声でリスナーに想いを伝えることができる。彼らにとってもPRになるんです。それで二方良しじゃないですか。

プラス、『リスナー』はそれを有料で買うのではなく、有料でもいいようなクオリティのものを無料で、しかも場所と時間を超えて受け取れる。この三方良しの場がポッドキャストなんですよ。この三方良しがあるから、その輪がグルグルとちょっとずつ、でも確実に大きくなって、気づいたらクライアントもリスナーも増えていったんです。

もしそれが1~2年だったら僕の勘違いかもしれないけれど、9年サービスが続いているし経済的にも上手くまわっている。だから、この考え方は間違ってはいないんじゃないかと思います。

累計1,500万ダウンロード突破!早川さんが手がける番組『キクマガ』は、なぜ人気なのか?

実は僕自身がパーソナリティを務めている番組『キクマガ』でインタビューをする際も、この『三方良し』という考え方を大事にしています。例えば、僕が自分の聞きたいことだけを聞いていたら、自分勝手なインタビューになる。でも、相手にとって、ひいてはその後ろにいるリスナーにとっても役立つ質問であれば、みんなハッピーになれる。

ただ時には例外もあって、三方を意識し過ぎると平凡な質問になってしまうこともある。例を挙げると、トップランナーの中には、自分の成功談しか語りたくない人もいる。でも、リスナーは成功談よりも失敗談やそれをどう乗り越えたかという話こそ聞きたいだろうし、僕自身もそういう話ほど人生の役に立つインタビューだと思っています。

だから、もし失敗談など踏み込んだ質問をした時、相手が身構えたら、僕はICレコーダーを止めて説明します。こういう質問をしたのは、あなたの過去を根掘り葉掘り聞いて陥れたいわけでも、興味本位で聞いているわけでもない。今成功して輝いている人でも、辛い過去を経験して乗り越えてきたからこそ、今がある。そのことをリスナーが聞いたら励みになるだろうし、彼らの人生に役に立つ。またそうすることによって、彼らはあなたのことを嫌いになるどころか、むしろファンになるだろう。僕を信じて話してもらえませんか、と。そうするとたいていの方は話してくださります。

一見、相手が話したくない失敗談を聞くことは、三方良しにならないように思うかもしれない。でも、実はトップランナーの人にとってもプラスに転じるんです。このように僕が意識しているのは、どこまでも三方良しになっているかだけ。聞き方や言い方などのテクニックじゃない。そこだけは気をつけていますね。

もちろん最初からできたわけではありません。番組を始めたばかりの頃は、そんな意識はまったくなかった。自分のことしか考えずに、とにかく聞きたいことだけインタビューをしていた。するとある時、iTunesのレビューでバッシングを浴び、もうポッドキャストを辞めようかなと思うぐらい激しく落ち込んだことがありました。

でもその際に、番組をプロデュースさせていただいている作家の本田健さんに、こんな言葉をいただいたのです。「君の番組を楽しみに聞いている人がいるんだから、その人達と目の前の人が幸せになることだけを考えればいいんじゃない?」と。

それからは「自分のことだけでなく、目の前の人と、後ろにいるリスナーのことを考えよう」と意識できるようになり、次第に『キクマガ』のリスナーも増えていった。結果、ありがたいことに今では累計1,600万回以上も聞いて頂ける番組になりました。

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時間と場所を超えられ、かつ三方良しの「場」を持っていれば、世界のどこでも生きていける

今はテクノロジーの発達で、場所や時間を簡単に超えられるようになったので、ポッドキャストのような三方良しの「場=コミュニティ」を持っていれば、どこに行っても面白いことができる。日本にいようが海外にいようが、生きていけるんじゃないかなと思っています。

個人的な感覚ですが、これからはアップグレードじゃなく、アップデートの時代上を目指す『向上』じゃなくて、どれだけ自分を『更新』できるか。僕はこれからも世界中を飛び回りながら、人生を更新している人たちに会って、インタビューをしていきたい。そして人生をアップデートするようなヒントを、この時間と場所を越えられる三方良しのツールを使って、発信し続けたいですね。

The post 知名度も実績もない僕が、世界中を飛び回りながら「好き」を仕事にできた理由【プロインタビュアー・早川洋平さん】 first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.

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