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SoloProとは?ーーソロで働くことを選んだ人が自分らしくいられるために
はじめまして。『SoloPro』編集長の松田然(まつだ・もゆる)です。2016年10月1日より、新たなメディアをスタートさせることになりました。
働き方が多様化する中で、フリーランスや個人事業主という道を選び、自らが望むライフスタイルを実現している人がいます。私たちはそういう人を「ソロ」の「プロフェッショナル」であると定義し、略して「ソロプロ」と呼ぶことにしました。
この『SoloPro』というメディアは、すでにソロプロとして活躍している先輩たちの成功・失敗談を聞いたり、これからソロプロになろうという人や、ソロで活動しているけれど思うようにいっていないという人が抱えている課題に対するヒントを発信していきたいと考えています。
なぜやるのか?ーー「個の時代」はすでに訪れている!
『SoloPro』を立ち上げたのは、私の個人的な経験に端を発しています。
20代を海外やベンチャー企業、上場企業などいろいろな環境で過ごした私は、30代を迎えるにあたり、漠然と「挑戦する人を増やしたい」と思うようになりました。確たるビジョンがあったわけではありません。なんとなく面白い世の中になりそうだと思ったからです。
今振り返ってみればツッコミどころ満載な動機です。ただ、リーマンショック直後で、世の中に元気がないように見えたという背景もありました。
周りに挑戦する人を増やすには、まず自分自身が新しい挑戦をしなければなりません。もともとさして独立志向のなかった私は、こうして30歳でフリーランスとして独立、その後に起業することになりました。
その後、仕事をしながら47都道府県全てを自転車で走ったことで、自分らしい生き方を実現している人との出会いがたくさんありました。
また、私自身ライターとして3000人以上のビジネスパーソンにインタビューし、さらには他のライターやデザイナーなどのフリーランサーとプロジェクトベースで仕事をする機会も多く得ることができました。
その中で感じたのは、働き方はどんどん多様化してきており、すでに「個の時代」が訪れているということでした。
実際、独立ワーカーの先進国であるアメリカには、現在3000万人を超える個人事業主がいると言われており、2019年までには、国内で働く労働者の半数近くまで増加することが見込まれています。
まだ終身雇用が根強く残っている日本においても、2016年現在で広義のフリーランスは1064万人。2015年と比べて17%も増加しています(ランサーズ_フリーランス実態調査2016年版)。
今後、こうした働き方を選び、挑戦する人がますます増えていくのは確実なのです。
ソロプロとして活躍するカギーー自分らしい生き方を描けているか
私自身のことを振り返ってみても、個人事業主になって最初から全てうまくいったわけではありません。ソロになって最初に感じたのは、「フリーランスというのに、全然フリー(=自由)じゃない!」ということでした。
(※フリーランスの「フリー」とは政治的に自由・中立で「単発の仕事を行いあらゆる仕事をこなすものの、その仕事を依頼する度に契約を結ぶ形をとっている事、一種の自営業」が本来の意味のようです(Wikipediaより)。なので、本来的には「生き方が自由!」という意味はなさそうではありますが)
社会的信用がない、営業も経理も全部自分でやらなくてはいけない、仕事ばかりで健康が疎かになる、家庭やプライベートと仕事のバランスが難しい、常にお金や将来への不安を抱えている……。課題は山積みでした。
でもその一方で、日々接するフリーランスの中には、日々幸せそうに働いている人も多くいて、ソーシャルメディアの時代においては、それが非常に分かりやすい形で可視化されてもいました。
一体、この違いはどこにあるのだろうか……。
私が感じたのは、「自分らしい生き方」とは何かを問い、勇気や成長、つながりといったキーワードを持って活動しているということでした。
『SoloPro』ではこの点に注目し、さまざまな切り口からソロプロとして生きるためのヒントを提供していきたいと思っています。
働き方の選択肢を増やしたい!
最後に一つ断っておきたいのは、私は決して「フリーランスになるのが最高!」というメッセージを発信したいわけではないということです。
働き方は人それぞれです。でも、今よりもっと選択肢があっていいと思うし、それぞれの人がそれぞれにあった働き方=生き方を選べるようになればいいと思っています。
私たちが目指すのは、働き方の一つの選択肢として、ソロプロを目指すことを選べる世の中にすることです。『SoloPro』では先駆者たちの知恵を借りることで、そのために必要なことを明らかにしていきたいと思います。
想像してみてください。そうやって自分らしく幸せに働いている人がみなさんの周りに増えれば、今よりもっと面白い世の中になると思いませんか?
ぜひ、今後も応援してくれると嬉しいです。
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