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編集者 - ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」 https://solopro.biz ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア Wed, 07 Oct 2020 10:05:32 +0000 ja hourly 1 https://solopro.biz/wp-content/uploads/2021/11/cropped-5b78b44577f015eb4426c00956bb1164-32x32.png 編集者 - ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」 https://solopro.biz 32 32 ライター、編集者、ブロガーが語る!旅の「情報発信」に必要な3大要素って?【 #ワーケーションラボ Vol.4 】 https://solopro.biz/workationlab04/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=workationlab04 https://solopro.biz/workationlab04/#respond Fri, 01 Mar 2019 02:10:15 +0000 http://solopro.biz/?p=4479 旅をしながら仕事をしたい……。現役でライターをしている人に限らず、旅が好きな方は一度は憧れる働き方ですよね。 こんにちは、都内を中心にフリーランスでライターをしている俵谷龍佑です。 今回は、話題のキーワードでもあるワーケ...

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旅をしながら仕事をしたい……。現役でライターをしている人に限らず、旅が好きな方は一度は憧れる働き方ですよね。

こんにちは、都内を中心にフリーランスでライターをしている俵谷龍佑です。

今回は、話題のキーワードでもあるワーケーション(ワークとバケーションを組み合わせた造語)をテーマにしたイベント(#ワーケーションラボ Vol.4)を半蔵門のLIFULLHUBで開催しました。

様々な視点から旅の情報発信についてトークできるよう、ライター、編集者、ブロガーなどそれぞれ違う仕事をしている方々が登壇。ゲストは以下の3名とスゴモン代表で旅ライターでもある松田がファシリテーターを勤めました。

【ゲスト】

坂口ナオ(さかぐちなお)
東京都在住のフリーライター/編集者。2013年、別業種よりライターに転身。Webの取材記事をメインに活動を拡大し、2015年、編集者として株式会社LIGに入社。顧客のオウンドメディア運用(企画〜編集)、自社メディアの編集を担当する。2018年、再びフリーライターとして独立。現在はライティングに主軸を置きつつ、編集業で培ったマーケティングの視点を生かし「本当に読まれる記事」の制作に力を入れる。
宮嵜幸志(みやざきこうじ)
株式会社YOSCA 代表取締役。1984年生まれ、東京都出身。2012年、株式会社YOSCAを設立し、ライター育成を目的とした講座の企画/提供や、電子出版のプロデュース、「フリーライターのよりどころ」という登録者数5000名を超えるライター向けのジョブマッチングサービスを運営中。宣伝会議 ライター・編集者養成講座28期修了(2013年12月〜2014年5月)
橋本憲太郎(はしもとけんたろう)
1983年生まれ。埼玉県在住。札幌生まれ、札幌育ち、沖縄が実家。祖父はスペイン系フィリピン人。クラウドファンディングプロデューサー /ブロガー/カメライター/エンパワーメンター。ブログは14年、ライター歴7年。ペットボトル製造業オペレーターで11年務めたのち、AppBank株式会社へライターとして異業種転職、2016年よりフリーランスとなる。日光市の移住体験メディアの編集長や銀座の地域ブログの企画編集、沖縄ではスタートアップカフェで地域ブロガー向けに情報発信勉強会やクラウドファンディングの勉強会など行う。駆け出しライター向けに「1日に取材記事が書けるライティングブートキャンプ」を沖縄、東京を中心に連続的に開催中。2017年、2018年ともに地方出張は50日以上。香港の動画制作やタイ視察、2019年5月はフランスを中心にヨーロッパを周遊予定。ライターとしては1900記事、これまで4000記事を執筆。総PVは1億を超える。クラウドファンディングでは1300万円の支援に関わる。

【ファシリテーター】

松田然(もゆる)
ライターカンパニー「合同会社スゴモン」代表。”働き方実験家”という肩書きで活動しており、働き方をアップデートするメディア「SoloPro」編集長や、キャリアコーチング、自転車旅ライター(仕事をしながら47都道府県走破)など、いろいろな働き方を実験している。現在のテーマは移動しながら働く「移働」。

旅に出る攻めの姿勢と、しっかり仕事をする当たり前の姿勢が大事!?

松田
本日は、ライターの坂口さん、編集プロダクションYOSCA代表の宮嵜さん、そしてブロガーやライター向けの勉強会を企画運営している橋本さんに「旅ブロガー・ライターに必要な要素」をテーマに話を聞いていきたいと思います。

きっと正解はないので、ざっくばらんなトークからいろいろ導き出せると嬉しいです。

坂口
私が思う必要な要素は、まず「自分から行く(企画を出す)」ですね。今担当しているメディア「colocal」はどうしても書きたかったので、Facebookで共通の知り合いがいる編集者を探して、書きたいとメッセージを送って仕事をもらいました。

宮嵜
そこまで売り込める人ってなかなかいないですよね。

坂口
最近は、SNSで自分をブランディングする人が増えて、「待ちの姿勢」の人が多くなっているように思います。しかし、実は見えていないだけで意外と自分から企画を出しているライターさんはいると思います。

坂口
あと、ネタ探しにおいても、足を使わずに調べて出てくるものを取材しようとする人多いんですが、基本的にあまり面白くなりません。旅案件に関していえば「一次情報を探し出す力」が重要なので。

これは現場でも同じで、例えば道をネットだけで調べてしまうのはあんまり良くない。道を聞くなら、その辺の人捕まえた方が早いと考える人の方が向いていますね。要はコミュ力も大切。

宮嵜
私が「どんなライターに仕事を依頼したいか?」という編集者目線で考えた時に思いついたのが「時間管理能力」と「発信リテラシー」と「情報感度」です。

まず、1つ目のタイムマネジメント能力。特に旅ライターは、移動や体験で時間が拘束されてしまいます。なので、どうしてもレスが遅くなったり、納期に遅れがちなこともあります。だからといって、「旅しているから」は言い訳にはならないんですよね。旅しているけど対応が早いと期待値を超えてくるので編集者としては信頼度が増しますね。

坂口
補足するなら、私は「飲みの席を断る固い意志」か「飲んだ後に仕事をするタフさ」のいずれかを持つことが大切だと思います。現地の人は好意で色々誘ってくれるのですが、その時に「1時間で抜けます」とはっきり言えるかどうか。

宮嵜
たしかに(笑)「旅しているから仕事できない」じゃなく「旅してても仕事できる」が嬉しいですね。

松田
旅をしながら仕事をする生活を2012年ごろから始めていますが、最初にぶち当たった課題は旅の誘惑とどう向き合うかでした。グルメや出会いなど旅の楽しみを満喫していると、仕事が進まないリスクがある(笑)対策としては、仕事量が多い時は、ゲストハウスなど交流が楽しめる場所に泊まらない、飲み会に参加する場合は先に抜ける時間を伝える、朝チェックアウトする10時までに集中してその日の仕事を終わらすなど。あと、担当者には小まめにチャットで報・連・相することも大事。

宮嵜
次に、2番目の「発信リテラシー」について。たまにあるのが、納期遅れているのにリアルタイムで「今、旅先で飲んでます!」と投稿しちゃうパターン(笑)

これは印象としては良くないですね。もし、仕事上で投稿する必要があるのなら、担当者に事前に「投稿します」と言っておくなり、投稿時間を変えるなりの配慮は欲しいところです。これらを含めて「発信リテラシー」と考えています。

最後が「情報感度」です。常に新しいネタを持っている人には、まず連絡してみようって思いますね。「この分野に特化して詳しい」というのも嬉しいですが、その上でいろんな分野の情報にも精通していると重宝されます。

松田
仕事を発注する時は本人のSNSやブログは参考にしますか?

宮嵜
SNSも書いた記事も見ますね。あとは、発信内容からその人の「人となり」も見ますね。

松田
私も発注サイドにいることも多いので、初めて仕事する人のSNSやブログは教えていただいた上で確認します。その時は、上手下手よりも発信リテラシーをチェックしたり人柄を見るかな。

「地方案件」で大切なのは、積極的に発信して人と交流をすること

橋本
地方の人は情報発信に困っている場合が多いです。そういう人に対し、まず「困りごとをヒアリング」し関係性を作る。そして自分ができることを明確に提示します。すると、相談してくれることも増えて、少しづつ仕事の話が舞い込んできます。あと、地域にふらっといける「フットワークの軽さ」も大切です。

松田
ふらっと旅をする時に何か意識していることはありますか?

橋本
「困りごとを聞く」「自分がやっていること・できること」を話すことですね。あとは、話しやすい雰囲気を作るのも非常に大事です。

独立して間もない頃に、日光の方に行ったのですが、その時に「メディアを作りたい」という相談があって仕事になりましたね。どんどん人と会っていると、そのうち行政や市の仕事も入ってくるようになります。1回つながると「イベント開くから来てください」と気軽に声をかけていただいたりします。

松田
3人の話を聞いていると、仕事を得るためのスキルと、旅先で仕事をしたり面白いネタを見つける現地で活かせるスキルに分けられますね。

その上で、私が思う旅ライターにとって重要なものの一つ目は「内省力」、つまり自分を知る力だと思います。これは仕事を得るためのスキルと、実際に旅に出たときに得られるスキルになります。

例えば、クライアントワークで記事を書くのが得意なのか、SNSやブログ、instagramにYouTubeなど自分発信のツールならどれを使うのが向いているのか? 旅の記事でも、知らない土地に行くことが好きなのか、グルメや景色が好きなのか、人と話すのが好きなのかなど、自分はどんなツールを使いどんな情報を発信したいのか……こういったことは自分と向き合ってこそ身につくスキルだと思います。内省大事。

(それも踏まえて旅に行くと気づくことが多いので、まずは体験の総量を増やすと「内省力」は身につくと思います)

次に大事だと考えているのが、自分はこういうことをしたいと世の中にわかってもらう力。自分は「タグ付け力」と呼んでます。

例えばGoogleで「旅×ライター」と検索したら、いろいろな記事が出てきます。この2つのキーワードでタグ付けするとしたら、ライバルはとても多いからなかなか世の中に見つけてもらえません。しかし、そこにもう1つキーワードを追加することで差別化できます。私は、旅と自転車が好きなので「旅×ライター×自転車」を狙いました(現在、そのワードで1位〜7位くらいまで取れたので、記事経由で仕事がきます)。

もし、旅ライターをしたいなら「旅×ライター×●●」の●●に入るタグを何にするかを考えてみてください。その人のキーワードがわかりやすいと発注側も仕事を依頼しやすくなります。

あとは好奇心だったり、体力だったり、自分の強みの掛け合わせで仕事はうまく動かせるようになるはずです。

みんなで「旅ブロガー・ライターに必要な要素」を考える

今回は、参加者の皆さんにも、「旅ブロガー・ライターに必要な3大要素」について考えていただきました。それぞれグループになって意見を出し合いました。

最後に、グループでシェアをした内容を踏まえ、発表していただいた主な意見がこちら。

  • 体験を伝える力
  • アクションを起こす力
  • 企画力
  • 楽しむ力
  • コミュニケーション力
  • 体力
  • フットワーク(行動力)
  • 好奇心
  • チャレンジ精神
  • ITリテラシー

etc…

人によって、武器となるスキルやマインドはそれぞれ。あなたはどれが必要だと思いますか?

参加者の中には、これからライターをしたいという方から、旅ライターをすでに実践されている方もいて、様々な意見を聞くことができました。

多かった意見が「企画力」「コミュニケーション力」で、旅ライターは他のライターに比べて、より自分で率先して行動していく姿勢が求められるのだなと感じました。

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フリーランスになって会社員のメリットを痛感→再就職。なのに再び独立して働くことにした理由 https://solopro.biz/naocolumn_01/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=naocolumn_01 https://solopro.biz/naocolumn_01/#respond Thu, 08 Mar 2018 01:50:24 +0000 http://solopro.biz/?p=3612 会社員をやめて、フリーランスになった。 実は、これでフリーランスになるのは2度目のことだ。 フリーランスになったら、案外会社が恋しくなった 最初に独立したのは2013年。特許事務所の事務員からフリーライターという、まった...

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会社員をやめて、フリーランスになった。

実は、これでフリーランスになるのは2度目のことだ。

フリーランスになったら、案外会社が恋しくなった

最初に独立したのは2013年。特許事務所の事務員からフリーライターという、まったくの別業界・別職種からの転職だった。「旅ができる」ライフスタイルを求めてキャリアチェンジを考えたとき、それを叶えることができて「好き」で「得意」で「お金が稼げる」仕事は、書くことだと思ったからだ。

事務員として働いていたころより収入は減ったが、思惑通り、仕事でいろいろなところに旅することができた。でも、初めて会社という箱を飛び出してみて、あらためて感じる「会社のありがたさ」もあった。

 

  1. ノウハウや業界の慣行、事故事例の蓄積・共有ができる
  2. 理不尽なお客さんに当たったとき、状況を把握し、客観的に判断してくれる人がいる
  3. 困ったとき、周りにすぐに相談できる
  4. 税金が安い
  5. 税金周りの計算をしなくていい
  6. 毎月の収入が固定なので、家計を管理しやすい
  7. わざわざ約束をしなくても人に会える、疲れたときにささいな会話ができる
  8. オフィスで仕事をすると、だらけない
  9. 生活リズムが安定する

 

どれもこれも、失ってみると痛烈にそのありがたみを感じた。

なんの土台もないところからライターになったので、「ノウハウや業界の慣行、事故事例の蓄積・共有ができる」がないことは特に痛かった。ほんのワンアクションで防げるような失敗も、あっさりしでかしてしまう。新しい案件に取り組むたびに失敗し、自分を責めに責めて、ひとり部屋の隅で「許してください」と泣いた夜もあった

「理不尽なお客さんに当たったとき、状況を把握し、客観的に判断してくれる人がいる」
友人に話せばいいじゃないか、と思うだろう。でも、お客さんとのやりとりを一から十まで見せるわけにはいかないし、あからさまでない微妙な違和感などは、当事者でないと理解しづらい。

そのなかでも、私が会社員に戻ることにした決定打は、やはり「わざわざ約束をしなくても人に会える、疲れたときにささいな会話ができる」環境がほしかったからだと思う。

執筆作業が重なると、一週間誰とも話さないこともあった。SNSで流れてくる、仲間とわいわい働いている人の写真を見ては「羨ましいな」と思った。約束をすれば誰かと会うことはできるけど、用事があるわけじゃなく、ただ同じ空間にいてほしいだけなのだ。平日の昼間に、そんなワガママに付き合ってくれる友人は思い当たらなかった。「そこに行けば知り合いがいる」という場所があることは、なんて贅沢なのだろうと思った。

 

「編集者としてうちで働かないか」と声がかかったのは、寂しさを解消するために、入居するコワーキングスペースを探していたころのこと。願ってもない申し出だった。「ぜひ一緒に働きたいです」2015年9月、私は再び会社員になった。

 

会社員に戻り、そこからまたフリーランスへ

入社してみると、思ったよりチームでの活動はなかったし、若い会社だったので、ノウハウなどを共有する機会は少なかったが、そのほか会社に求めていたものは、ほとんど享受することができた。

辛いときには仲間が励ましてくれたし、トラブルを客観的に判断して助けてくれる上司がいた。エクセルで家計の管理をして、毎月固定額の貯金をすることができた。疲れたときに同僚と連れ立ってコンビニに行き、新発売のお菓子を一緒に買うのは楽しかった。

 

ではなぜ再び会社を辞めたのか。

 

理由は2つある。

会社に勤めた2年半の間に、

  • 「会社員のメリット」が、経験とコミュニティによって自分のものになった。
  • 結婚をし、年齢を重ねたことで、メリットの優先度が変化した。

 

【会社を辞めた理由(1)】「会社員のメリット」が、経験とコミュニティによって自分のものになった

会社に入ったことで、自分を含め、たくさんの人の仕事ぶり(トラブルも、真似したいと思える技術も)を見ることができた。すると、自分を守るために何をすべきかが分かるようになった。編集者として働いたことで、何が編集者の怠慢で、何がライターの過失か分かるようになった。状況を客観的に判断できるから、一方的に自分を責めることはなくなった。

在職中、仕事の多さに悩んだからこそ生み出せたスケジュール管理法がうまくハマった。きちんとスケジュール管理できるようになったら、家でも効率的に動けるようになった。

ライター・カメラマンを外注していたので、好きな人に仕事を依頼しては、そこから数珠繋ぎのようにたくさんの同業者と知り合った。会社の外にも、チームを組んで仕事をしたり、一緒に作業したりする仲間ができた。

 

つまり、

初めて独立したときに感じた「会社のありがたさ」のうち、

  • ノウハウや業界の慣行、事故事例の蓄積・共有ができる
  • 理不尽なお客さんに当たったとき、状況を把握し、客観的に判断してくれる人がいる
  • 困ったとき、周りにすぐに相談できる
  • わざわざ約束をしなくても人に会える、疲れたときにささいな会話ができる
  • オフィスで仕事をすると、だらけない
  • 生活リズムが安定する

あたりは、経験が自分のなかに蓄積されて不要になったり、コミュニティができたことで会社に所属しなくても享受したりできるようになってしまったのだ。

 

【会社を辞めた理由(2)】結婚をし、年齢を重ねたことで、メリットの優先度が変化した

結婚し、年齢を重ねたことで、「ガンガンいこうぜ」モードから「いのちだいじに」モードに切り替わった。

しかし、会社に勤めていると、仕事量はチームの売上目標にどうしても左右されてしまうし、働く時間や場所には制限がかかる。「収入は減ってもいいから、もっと余裕のある生活がしたい」「通勤がなければ、朝の時間で洗濯と洗い物ができる」「勤務時間がなければ、夕食前にランニングもできる」そんな思いが日に日に増していった。フリーランスなら、仕事量、時間、場所を自由に自分で決められるのが魅力だった。

また、いずれ子供を産むことを考えると、今のうちに好きなこと(旅とか旅とか)をやり尽くしたいと思った。フリーランスなら、思いつきで明日から離島に行って仕事をすることも可能だし、お金にならないけど面白そうなことを始めるのにも、少し収入が減るのを我慢するだけでいい。

 

こうして私は、2度目の独立をすることに決めた。

 

フリーランスのデメリットをどう解消するか

私は今でも、会社というものが好きだ。

そこそこ得意で好きな仕事ができて、自分のライフステージに合わせて働く時間や場所を柔軟に変えられるならば、すぐにでも会社員に戻りたい。固定収入がほしい。税金のことなんて考えたくない。会うことにハードルのいらない「仲間」がほしい。

しかし、私は、収入・時間・場所の自由を得る選択をした。

だから今後は、「フリーランスのデメリット」と上手に付き合っていかなければならない。そして今、目の前にあるフリーランスの課題は2つ。

  1. 収入が不安定
  2. 仕事にメリハリがつかない

「不安定な収入」を少しでも安定させるためには、毎月固定額の仕事を得られると安心だ。ただ、長期でお付き合いするからこそ、できる限り「ストレスがたまらない仕事」を選んだほうがいい。「ストレスがたまらない仕事」とは、「好き」で「得意」で「人間関係がいい」仕事のことだ。

 

というわけで始めたのが、このメディアSoloPro』の、編集の仕事

『SoloPro』のミッションは「自分らしく生きる個人を増やすこと=幸せなフリーランスを増やすこと」。そのために、記事の作成をはじめ、イベントをしたりコミュニティを作ったりする。ミッションに共感できるから、記事作りも楽しめるし、リアルな場作りは私がやりたかったことのひとつでもある。

また、『Solopro』編集長の松田 然(もゆる)さんは、月の半分は国内外を飛び回る旅ライター。旅がしたくてライターになった私のロールモデルだ。しかもめちゃくちゃ性格がいい。言動の端々から相手を尊重していることが伝わってくるし、誰かの悪口を言っているのを聞いたことがないし、威張っているところも見たことがない。それでいて結構、業界のステークホルダーとつながっていて頼もしいのだ。つまり、人間関係においても安心感しかない。

だから私は、退職が決まってすぐ、松田さんに会いに行って「仕事くれ」と言った。実は、私が初めて松田さんに会ったのも、ライターになりたてのときにネットで松田さんの記事を見つけて「会ってくれ」と連絡をしたのがきっかけだった。暑かましさが身を助けることもある。

 

そしてもうひとつ、「仕事にメリハリがつかない」という問題にどう向き合うか悩んでいたが、最近、答えらしきものが見つかった。

これについては、SoloProが運営する「FreeRun’s(フリーランズ)」というコミュニティが活動を助けてくれそうだと思っている。「FreeRun’s」は、オンライン上でお互いのトレーニング内容を報告したり、定期的に集まって運動したりするフリーランスのコミュニティだ。最近参加するようになった。私はビックリするぐらいに体力と根性がない。つまり、よほど運動に自信がない人でも私よりはマシなはずなので、はじめるなら今がチャンスだと思う。

 

>>真の運動不足が集いしランニングイベント、やります<<

 

今後は私みたいな人をハッピーにする活動をしていきます

私は人よりもすごく不器用だ。

それでも、会社で経験を積ませてもらったり、そこでたくさんの仲間と絆を結べたり、松田さんや『SoloPro』のような存在に出会えたことで、最初に独立したときよりずっと快適で、幸せなフリーランス生活を送ることができている。

 

とはいえ、フリーランスの課題も、その解決方法も人それぞれ。

 

これから私が『SoloPro』でやることは、そうした多様なフリーランスの課題に対して、いろんな角度から「解決のヒント」を提示していくこと。それは私にとって、フリーランスになりたてで右も左も分からず、失敗ばかりして泣いていた昔の自分を救う作業でもある。

あの頃の私や今の私が、「読んでよかった」「参加してよかった」と思えるような記事やイベントを、これからたくさん作っていくつもりだ。とはいえ、私はまだまだ未熟者だし、『SoloPro』は絶賛成長中のメディアだから、きっといろんな人の力を借りることになると思う。

「SoloProでこんな記事書いてほしい!」「いやむしろ私が書く!」「こんなイベントやってほしい!」「企画やらせろ!」みたいな意見があれば、気軽に声をかけてほしいし、声をかけてもらえなかったら、勝手に巻き込む(←おい)。

 

というわけで、独立を考えている会社員の方やフリーランスの皆さま、これからどうぞ、末長くよろしくお願いします!

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SoloProライター オンラインミートアップ開催。ZOOMを使えば、在宅会議も仕事も簡単に!? https://solopro.biz/solopro_zoom1/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=solopro_zoom1 https://solopro.biz/solopro_zoom1/#respond Tue, 08 Aug 2017 09:07:11 +0000 http://solopro.biz/?p=2480 ソロのライフスタイルを良くするメディア「SoloPro」をご覧のみなさま。 いつもご愛読いただきありがとうございます。 10ヶ月程、このメディアを運営してきた中で、合計19名のライターさんが記事を書いてきました。(201...

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ソロのライフスタイルを良くするメディア「SoloPro」をご覧のみなさま。

いつもご愛読いただきありがとうございます。

こんにちは、編集長のもゆるです。

10ヶ月程、このメディアを運営してきた中で、合計19名のライターさんが記事を書いてきました。(2017年8月7日現在)

今回は、そんなSoloProライターを集めて、ZOOMを使ったオンラインミートアップを開催。

ZOOMについては、SoloProの以下の記事で触れていますが、今回はオンライン会議の様子と、ZOOMを使うことのメリットデメリットについてご紹介します!

オンライン会議アプリ「Zoom」は、働き方を変えるリモートワークサービスの大本命!?

複数人で場所問わずミーティングや飲み会までできる

SoloProライターは国内各地、そして海外にもいるため、なかなか一堂に会する機会がありません。

編集長の僕自身も、月の半分は旅や出張にでながらリモートワークなので、作業する現場はコロコロ変わります。

そのため、普段のメッセージのやりとりはChatworkかFacebookグループで!

ライターさんは文章力がある方が多いので、テキストメッセージだけでも意思の疎通はある程度可能です。

一緒に働くメンバーを選ぶ基準は、テキストベースの仕事をスムーズに対応できるか否かを重視しています。

ただし、実際に会わないと進まない仕事やプロジェクトがあるのも事実。

フリーランサーと仕事する場合、移動や会議も全てコストなので、ケースバイケースで対応する必要があります。

そんな時に便利なのが、簡単にオンラインミーティングができるZOOM!

個人的に気に入っているポイントは以下です。

  • 相手にURLを伝えるだけで簡単にはじめられる
  • 通話回線が安定している(感覚的にですがSkypeやgoogleハングアウトなどと比べて)
  • 100人まで無料で会議に参加できる
  • 画面共有やテキストメッセージのやりとりも簡単
  • 音声の録音ができる
オンライン飲み会だってできます。一人寂しい夜は、ZOOMで会いましょう。

※今回のSoloProライターミーティングでは、自分はビール3本を消費しましたw 他のメンバーも個室居酒屋などからもスマホで参加するなど、オンラインなら臨機応変に対応できます。

オンラインミーティングのデメリットとは?

インターネットがつながる場所でないとできないのが最大のデメリット。

音声が出なかったり、映像が映らなかったりするとストレスになるので事前にテストしましょう。

あと、ZOOMは音をしっかり拾うので周りがうるさい場所だと、その音声も聞こえてしまいます。

その場合、マイクをOFFにして、しゃべるときだけONにするといいかもしれません。(マイクOFFでも本人は会議の音声が聞こえます)

また、部屋を予約する会議と違って、ドタキャンやドタ参加などがしやすいゆる〜い雰囲気になってしまう場合もあります。

でも、それでいい! と思っていたりします。

個人的に会議というのは、主体的に意見を言いたい場と、用意されているから参加している場と、様々だったりします。

興味ない話題なら、参加しない、もしくはその時だけ抜けれるような環境を選べるオンラインミーティングは生産性を上げるために必要な手法かもしれません。

会議は参加するのが目的ではなく、信頼を構築することが目的

実際、どんなことをSoloProライターミートアップでは話したの?

最初に話したテーマは「エディトリアル・シンキング=編集的な思考」について。

※WIRED日本版初代編集長の小林弘人さんの講演から引用

編集者的なものの考え方が、編集者に限らず、あらゆる仕事にいかに役立つかという話で、当然ですが、ライターも例外ではありません。

例えば、インタビューする時に、どんな視点を持って行っているのか……?

ファシリテーターが意見を言ったあと、それぞれが自分の意見を言い合います。

  • インタビューは相手を知りすぎても知らなすぎてもダメ
  • 取材相手と信頼関係を構築できるようなインタビューがしたい
  • クライアントワークの場合、メディアの意向を汲み取る必要があるけど、インタビュー対象者の話をどんな人に届けたいかという視点は大事。場合によっては違うメディアの提案も
  • 話題が多い場合は1つの記事にまとめず、前後半などテーマを分けて記事にする
  • 大きな”問い”は持ちつつ、フリースタイルで相手と対話し面白いネタを見つける
  • 飲み会で話すような雰囲気作りが大事

など、いろいろな手法や、そもそもインタビューって何でやるんだっけ? という意見をZOOM上で話交わしました。

最終的には、エディトリアルシンキングを身につけると人生を編集することにもつながるのでは……と大きな話になった気がしますが、あまり覚えていません。(ZOOMは音声録音ができるので、聞き返せるのは便利)

……その次の話題は、このメディア「SoloPro」の現状の課題と今後の方針を共有。

全ては記載できませんが。どういった記事を作っていくか、そもそもこのメディアが提供したい”メッセージ”は何か、など戦略的な話をしました。

ビジョンなどはテキストメッセージで終わらすのではなく、オンラインでもいいので実際に話し合えるといいですね。

オンラインチャットが終わったら、サマリーをテキストで報告。人間はすぐ忘れるのと、参加していないメンバーへの情報共有にもなるので
スクリーンショット 2017-08-07 20.18.45

まとめ

ZOOMの利用をすすめる宣伝部長でもないので、これからもっと便利なサービスがでてきたら積極的に使ってみたいと思います。

みなさんのオススメががあれば教えてください!

また、SoloProというメディアに関わっていないライターさん含め
働き方に興味ある方は一緒に何かやりましょー

ライターさんなら誰でも参加OKな公開グループもありますので、よろしくお願いします。

SoloProプロデュースのサービス

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「住む場所を変えても好きな仕事はできる!」 ライター歴20年。福岡在住で2児の母・佐々木恵美さんに聞いたチャンスの掴み方 https://solopro.biz/sasaki_emi/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=sasaki_emi https://solopro.biz/sasaki_emi/#respond Mon, 17 Apr 2017 07:43:41 +0000 http://solopro.biz/?p=1594 心がときめくストーリーを求めて、地球上を旅している「恋する旅ライターかおり」です。「旅ライター」と名乗っているからには、もっともっと地球上を飛び回りたい! 将来的に、旅をするなかで気に入った土地に移住するのもアリかなと思...

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1心がときめくストーリーを求めて、地球上を旅している「恋する旅ライターかおり」です。「旅ライター」と名乗っているからには、もっともっと地球上を飛び回りたい! 将来的に、旅をするなかで気に入った土地に移住するのもアリかなと思っています。

とはいえ、現在フリーライター2年目の私はホームの東京を簡単には離れられません。なぜなら現状は東京での取材や打ち合わせが多く、この土地を離れてしまうと一定以上の収入を保つことが難しくなってしまうから。

そこで、住む場所を変えても好きな仕事を続け、かつ一定の収入を保つことができている先輩ライター・佐々木恵美さんのもとへ、アドバイスをいただきにやってきました。

現在、福岡県在住、2児の母である佐々木さんは、なんとライター・編集歴20年の超ベテラン。福岡・ロンドン・東京と転々と住む場所を変えながらも、大手出版社や国連と取引するなど、長期間にわたって活躍を続けています。そんな佐々木さんに「場所に捉われず、好きな仕事をするためのチャンスを掴む方法」を伺いました。

◎佐々木 恵美
福岡県出身。九州大学教育学部卒。1997年、株式会社KADOKAWAが手がける情報誌「九州Walker」の編集アルバイトからキャリアをスタート。2000年、ロンドンに移住し現地の出版社で勤務。2002年、東京に帰国し、フリーランスへ。大手出版社の女性誌を中心に執筆。2004年、福岡へ戻り国連ハビタットの業務を開始。2005年、結婚、出産。現在は、子育てをしながらマイペースに雑誌の執筆などを続け、小学校でのボランティア活動にも取り組む。

チャンスの掴み方⑴ 躊躇なく「やりたい」と想いを伝える

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かおり
佐々木さんはこれまで、KADOKAWA、小学館、集英社、日経、東洋経済など大手出版社と取引をされてきたんですね。さらに国連のお仕事まで! ご経歴があまりにすごくて驚いています。
佐々木さん
ただただ、好きな仕事を追い求めていただけなんですよ。新卒で企業の正社員に就職する人ばかりのなか、私は「九州Walker」編集部でアルバイトからスタートしていますし。
かおり
佐々木さんが何よりすごいのは、住む場所を転々と移っても、その土地でやりたい仕事を掴みとっている事実だと思います。場所に捉われずチャンスを掴むために、佐々木さんが一番にやってきたことは何ですか?
佐々木さん
私の場合、「書きたい」と思う媒体があったら躊躇なく想いを伝えます。「自分の実績が足りないかもしれない」とか、「地方に住んでいるから」とか考えない(笑)。もちろん送ったメールの返信がないことは多々ありますが、案外「やってみる?」と言っていただけることもあるんですよ。
かおり
私も「an・an」や「AERA」で書きたいという思いはあるものの、自分から編集部へ連絡したことは一度もなかったです。(反省)
佐々木さん
一度はダメでも、巡り巡ってお仕事をいただけることもありますよ。小学館さん発行のファッション誌「Oggi」は東京時代は縁がなかったのですが、最近になって福岡の取材を依頼いただくようになりました。地方にいることの強みだと思います。素直に想いを伝えてみることって大事ですよ。

チャンスの掴み方⑵ 求められている答えをピンポイントで打ち返す

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かおり
ただ実績がないうちは、なかなか大手クライアントに選んでもらうのは難しいのかなと。あとは、一度お仕事をいただけても二度と次がこなかったり……。佐々木さんはどんなふうに実績を積んでいったんですか?
佐々木さん
私が一番気をつけていることは、「クライアントが求めている答えを的確に返すこと」です。お仕事って報酬をいただいてはいますが、それ以前に気持ちをいただいていると思っています。だから、その気持ちに対して120%にしてお返しできるように取り組んでいます。
かおり
私もクライアントである編集者さんの期待に応えられるように心を込めて取り組んでいますが、どうしても相性がある気はしていて……。どんなふうに努力をするべきでしょうか?
佐々木さん
私は編集者からキャリアをスタートしているので、編集者の気持ちもわかるんですよね。そこは大きいかもしれません。ただ、その媒体のバックナンバーを読む、打ち合わせで細かい点まで確認するなど、なるべく情報を仕入れて的をハズすことがないようにします。
かおり
これまでに編集者さんと意見がぶつかることは、ありませんでしたか?
佐々木さん
ありますよ。でも、いいものを作るためのぶつかり合いなら、いいと思っています。編集さんに対して、一度は正面から意見を伝えます。ただそのページに対して責任を取るのは編集さんなので、一度伝えてみて受け入れてもらえなかったときは気持ち良く「わかりました」と従います。そういった率直なやりとりのおかげで、信頼関係が培われてきたのかなと思っています。

チャンスの掴み方⑶ 圧倒的にスピーディーに仕上げる

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かおり
佐々木さんは現在、家事や育児とライターのお仕事を両立されているんですよね。普段は、どんなスケジュールで生活されているんですか?
佐々木さん
4時頃に起床して6時半まで仕事。7時半に子供たちを学校に送り出して、帰宅する15時までの間は、仕事をしたり、小学校のボランティア活動に参加したり、ママ友たちと遊びに行ったり、その日その日で過ごし方が違います。夜はお酒を飲みたいので仕事はせず、22時頃には寝ていますね。
かおり
超健康的! 締め切りに追われて夜中に原稿を書く……なんてことはないんですか?
佐々木さん
基本的に取材した当日から遅くても翌日には、8割型、原稿を仕上げてしまうんですよ。締め切りに余裕をもてるようにハンドリングしているので、ギリギリになることはほぼないですね。もともと記憶力が悪いから、早く書かないと忘れちゃうんです(笑)。記憶力が悪いという弱点から、スピーディに書くという強みが生まれました。
かおり
取材した当日!? テープ起こしはどうされているんですか?
佐々木さん
私、昔からテープ起こしって一切やっていないんです。1時間半までの取材なら音声は一切聞かず、メモだけで書けます。その代わり、取材中は勝負。ものすごく集中してお話を聞いて、その場で必要な言葉をメモします。私はしゃべるテンポがゆっくりなので、相手も合わせてスローペースでしゃべってくれるんですよ。だからメモが取りやすいのかもしれませんね。

さっき記憶力が悪いと打ち明けましたが、インタビューのときの相手の話はすごくよく覚えているんです。相手に興味を持って聞いているし、この仕事が好きだからだと思います。

かおり
おみそれしました。私はまだ取材中にメモをしっかり取る余裕がなくて……。あとスケジュール調整も未熟で、取材から執筆するまでに時間を空けてしまうので、強烈なエピソード以外は記憶が褪せてしまうんです。だからテープ起こしは必須で。
佐々木さん
記憶が鮮明なうちに書けるようになると、グッと効率が上がると思います。記事のクオリティは人それぞれですが、「時間は誰でも平等」じゃないですか。早く提出すると「この人、余裕があるんだな」と思われるので、仕事が回ってきやすくなるんです。
かおり
テープ起こしなしで書くのは神業だと思っていましたが、少しずつスケジュール管理の改善を図って、挑戦してみたいと思います!

第2子を出産したあと、1年ほど経って本格的に仕事復帰を果たしたタイミングで、過去最高収入を更新したという佐々木さん。恐るべし……。「私は文章がうまいわけじゃないんです」と謙遜していた佐々木さんですが、これほどまでにチャンスを摑めるのは、「クライアントに選ばれる理由」を着実に増やしていったからに他なりません。

佐々木さんのように、想いを実現するためのアクションを素早く起こす、自分が得意なところで他者に圧倒的な差をつけることができれば、住んでいる場所に関わらず、好きな仕事に恵まれるのだと思います。私もまずは「その仕事がしたい」と躊躇なく手を挙げるところから始めてみます。ソロのプロフェッショナル(SoloPro)を目指すみなさん、一緒にチャンスを掴みとりましょう!!

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自分らしく働きたければ編集者に学べ。その心とは?【江口晋太朗×モリジュンヤ×長谷川賢人 TWDWイベントレポート】 https://solopro.biz/twdw_eguchi_mori_hasegawa/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=twdw_eguchi_mori_hasegawa https://solopro.biz/twdw_eguchi_mori_hasegawa/#respond Mon, 06 Feb 2017 09:30:14 +0000 http://solopro.biz/?p=1227 2016年11月に東京・渋谷で開催された、これからの時代の働き方をさまざまな切り口から考えるイベント『Tokyo Work Design Week 2016』。今回はその中から「リーダーには『編集力』が必要だ」と題された...

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2016年11月に東京・渋谷で開催された、これからの時代の働き方をさまざまな切り口から考えるイベント『Tokyo Work Design Week 2016』。今回はその中から「リーダーには『編集力』が必要だ」と題されたセッションをレポートします。

登壇した3人は、いずれもいわゆる編集者。ですが、そこで繰り広げられたメッセージは、必ずしも書籍や雑誌の作り手たちに向けられたものではありません。むしろ、編集力は今後、あらゆるビジネスパーソンにとって必携のスキルになるだろうというのが、このセッションのテーマです。

ここでいう編集力とはどんなもので、それはどのような形で「はたらく」に役立つのか。3人の話から紐解いていきたいと思います。

登壇者

◎江口晋太朗
編集者/ジャーナリスト、TOKYObeta Ltd.代表取締役
編集者、ジャーナリスト。1984年生。福岡県出身。TOKYObeta Ltd.代表取締役。メディア、ジャーナリズム、情報社会の未来、ソーシャルイノベーション、参加型市民社会などをテーマに企画プロデュース、リサーチ、執筆活動などを行う。「マチノコト」共同編集、NPO法人マチノコト理事、アートを軸にしたクリエイティブプレイスメイキングのNPO法人インビジブル理事、インディーズ作家支援のNPO法人日本独立作家同盟理事などを務める。ネット選挙解禁に向けて活動した「One Voice Campaign」発起人として、キャンペーン活動を推進。Open Knowledge Japan、Code for Japanのメンバー。著書に『日本のシビックエコノミー』(フィルムアート社)『ICTことば辞典』(三省堂)『パブリックシフト ネット選挙から始まる「私たち」の政治』(ミニッツブック)ほか。
◎モリジュンヤ
inquire Inc. CEO
横浜国立大学経済学部卒業後、2010年に『greenz.jp』編集部に参加。11年からフリーのライター、エディターとして『THE BRIDGE』『マチノコト』『soar』等メディアブランドの立ち上げに携わり、テクノロジー、ビジネス領域を中心に複数の媒体に寄稿。2015年に問いと探求を軸とした編集デザインファーム「inquire」を設立。メディアブランドの構築、コンテンツ戦略の立案、プロジェクトやコミュニティ、人や組織の編集などを手がける。2016年に地域におけるデジタルマーケティングを支援する「IDENTITY」を共同創業。NPO法人soar、NPO法人マチノコトの理事も務める。
◎長谷川賢人
エディター/ライター/スピーカー
1986年生まれ、東京都武蔵野市出身。日本大学芸術学部文芸学科を卒業後、紙の専門商社勤務を経て、編集者/ライターへ異業種転職。以降、ウェブメディア運営をはじめ、記事広告、ブランディング広告、インタビュー、イベントレポート、サービス導入事例などの制作・編集に携わる。2012年にメディアジーンに入社、「ライフハッカー[日本版]」へ配属、2014年に副編集長就任。2015年6月にクラシコム入社、「北欧、暮らしの道具店」で執筆や制作を行う。2016年9月よりフリーランスのライター/編集者に転向し、ウェブメディアを中心に複数の媒体で執筆。スピーカーとしてもイベントモデレーターやPodcastの制作を通じて活動中。

編集とは、雑誌や書籍を作ることにとどまらない

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そもそも3人のいう編集とは、どういった行為を指しているのでしょうか。まずはセッション冒頭で語られた、3人による定義を紹介しましょう。

江口さん
編集とは、たとえるなら靄のかかった暗闇に射す光。個人や社会がこれからどこに向かっていくべきなのかを照らす一筋の光のようなもの。
モリさん
編集とは、たとえばワークショップにおけるファシリテーターや科学館におけるコミュニケーターがするように、人々に分かるように共通言語化すること。翻訳者の役割に近い。
長谷川さん
編集とは、レゴブロックのようなもの。すでにあるものをどう組み合わせ、新しい価値や楽しみを見出し、生み出せるか。

3人の言う編集が、書籍や雑誌を作るという意味にとどまらないということが、なんとなくイメージできるのではないでしょうか。

実際、モリさんや江口さんはもともとWebメディアや書籍の編集者でありながら、現在はリアルなまちづくりやプロジェクトマネジメントにまで活躍のフィールドを広げています。

人と人、人とモノ、モノとモノとを組み合わせ、新たな価値や進むべき方向性を指し示す。このような編集者的な考え方を、紙やWebコンテンツの枠を超えてさまざまな場面に応用しているのが、彼らの取り組みと言えるでしょう。

編集力を「はたらく」に活かす5つの活用法

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では、編集力は具体的に、どのような場面で「はたらく」に役立つのでしょうか。3人の話からは、次の5つの活用法が見えてきました。

1.ビジョンを示し、チームをまとめる

何か新しいプロジェクトを始める場合、それぞれの意見を尊重しつつも、最終的には一つの方向性に収斂させていく必要があります。リーダーには「これからどこに向かっていくべきなのか」を指し示すと同時に、ファシリテーターのように振る舞い、メンバー1人ひとりにとってそれが自分ごととして捉えられるようにすることも求められるはずです。

2.リーダーシップやマネジメントに活かす

モリさんは、「いい編集者は、読者やライター、取材対象が気付いていない視点を投げかけて、新たな可能性に気付かせることに長けている」と言います。これをリーダーシップやマネジメントに応用すれば、部下やメンバーのパフォーマンスを引き出し、チームとしての働きを最大化することができるでしょう。

3.文化や流行、ブームを作り出すことができる

社会学には「予言の自己成就」という概念がありますが、編集者は時代に求められる、必要とされるであろうアイデアを先駆けて生み出すことで、新たな文化や流行、ブームを作り出せる存在でもあります。内発的な動機で物事を突き詰めて考えたり、時代が求めるものを熱意を持って探ったりする姿勢が、ビジネスの世界でも結果として、それまでなかった新たな価値を生み出すことがあるかもしれません。

4.さまざまなピースをかき集めてヒントを探し出せる

ビジョンを指し示すために必要なアイデアや考え方を集めるのにも、編集力は役立ちます。「収集する情報に幅を持たせて、すぐには役に立たないけれども自分が面白いと思えるものをインプットするよう心掛ける(モリさん)」編集者的な姿勢が、時に自分でも予想しないアイデアやイノベーションにつながることがあるということです。

5.自分自身をコンテンツ化し、キャリアをひらく

長谷川さんは、「自分自身も編集の対象になる」と言います。自分がどういう人間で、どんなことに興味があるのかをしっかり問い直し、その問いから見つけた点と点を結ぶことで、自分というコンテンツの新たな可能性が生まれます。そうした過程を踏み、自分自身についてよりよく知ることが、「自分らしく働く」ことへの第一歩と言えるのではないでしょうか。

無駄を恐れていては、編集力は身につかない

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セッションを聴き終えた今、私個人としては、「イノベーションをいかに生み出すか」という文脈で語られたモリさん、江口さんの話に、「自分らしく働く」ための大きなヒントがあるのではないかと感じています。

モリさん
すぐに役に立つ、明日から使えるという情報ばかりをインプットしていると、広がりは生まれません。できるだけ収集する情報に幅を持たせて、すぐには役に立たないけれども自分が面白いと思えるものをインプットするよう心掛けるのがいいと思います。それがセレンディピティ(素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること)につながるからです。
江口さん
目先の利益やスピードを最優先に作られたものは予測可能性の域を出ないことが多い。そうやって効率を優先することで省いてしまっているものの中に、自分では気付けなかった価値があるかもしれません。時として、無駄が新しいものを作るキッカケになります。無駄をどう捉えるかが大切でしょう。

雑誌の特集を思い浮かべれば分かることですが、誰もが思いつくような関連性の深いもの同士を組み合わせても、新しい価値を生むようなコンテンツは作れません。一方で、一見関係のなさそうなもの同士の組み合わせは時に、爆発的な面白さを生みます。

自分では無駄だと思っているようなことが、他の人にとっては重要だということもあります。その視点の違いがどこから来るのかに意識を向けるなど、アンテナを広げ、様々な視点を持って世界を見渡すことが、時に誰も思いつかなかったアイデアにつながり、ひいては自分らしく働くことにもつながるのかもしれません。

その意味では、働き方を模索する個人事業主にとっても、示唆に富んだセッションだったと言えるのではないでしょうか。

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