フリーランスは自分自身で家計の管理はもちろん確定申告などお金の管理をする必要があります。最近ではさまざまなフィンテックサービスが増えており、一昔前に比べるとお金の管理は格段に楽になりました。
この記事ではフリーランスにおすすめしたい日常生活や仕事でお金の管理ができるフィンテックサービスやアプリを紹介します。
※本記事は、フリーランス・個人事業主の「お金の悩み」解決メディア「Moneyger(マネージャー)」による寄稿記事です。
Contents
フィンテック(FinTech)とは
フィンテック(FinTech)とは、Finance(金融)とTechnology(技術)を組み合わせた造語です。名前の通り、金融とITを組み合わせたサービスのことであり、さまざまな分野のサービスが利用できるようになっています。
フリーランスが身近に使えるフィンテックサービス・アプリ10選
それでは、フリーランスにおすすめなお金の管理ができるフィンテックサービス・アプリをそれぞれの項目別に紹介します。
家計簿アプリ
まずは、スマホなどで簡単に家計簿をつけられる家計簿アプリを紹介します。
01.マネーフォワードME
マネーフォワードMEは、スマホで簡単に家計簿がつけられる画期的なアプリです。円グラフで内訳を見られるので管理しやすいです。
- 自動で収支内訳作成
- レシートを撮影しただけで入力可能
- 銀行口座やクレジットカードなど連携サービスが多い
<料金体系>
- 基本的には無料
- 有料版は月500円
マネーフォワード:https://moneyforward.com/
クラウド会計ソフト(経理・確定申告)
次にフリーランスが会計管理をするときに利用しやすいサービスを紹介します。
02.freee(フリー)
freeeは、確定申告が簡単にできるサービスを提供しており、2018年には100万以上の事業所が導入しています。青色申告・白色申告共に対応可能です。
- 銀行口座やクレジットカードの連携可能
- スマホからでも操作できる
- 提出のサポートまで込みのサービス
<料金体系>
- スターター:月980円〜(年払い11,760円/月払い1,180円)
- スタンダード:月1,980円〜(年払い23,760円/月払い2,380円)
- プレミアム:月3,316円(年払い39,800円)
freee:https://www.freee.co.jp/
03.マネーフォワードクラウド会計
マネーフォワードクラウド会計はクラウド上で会計管理ができるサービスを利用できます。A Iの学習機能により、自動入力・自動仕訳ができ使いやすくなるのも嬉しいポイントです。
- スマホでも入力可能
- 銀行、クレジットカード、電子マネー、POSレジ、勤怠管理、人事労務手続きなどな連携ができる
- 電話・メール・チャットで問い合わせ可能
<料金体系>
- スモールビジネス向け年間プラン:月2,980円(年額35,760円)
- 初月は無料トライアル
マネーフォワードクラウド会計:https://biz.moneyforward.com/accounting
決済・送金アプリ
決済・送金アプリも増えています。ユーザーとして利用するのはもちろん便利ですが、商品やサービスをを販売する場合の利用も料金回収が楽になります。
04.PayPay(ペイペイ)
PayPayを利用すれば、バーコードを見せるかQRコードを読み込むことでスマホ一つで簡単に決済ができます。ユーザーも多いのは販売者が導入する魅力ともいえます。
- 知名度が高くユーザーも多い(コンビニ、ドラッグストア、飲食店など全国230万カ所以上で利用できるため)
- スマホとQRコードの準備だけで導入できる
- 利用者がQRコードを読み込むユーザースキャンの場合、導入手数料は無料
<料金体系>
- 2021年9月30日までは導入手数料は無料
- 決済システム利用料・入金手数料は利用に応じてかかる
PayPay:https://paypay.ne.jp/
05.PayPal(ペイパル)
PayPalは、世界で3億以上のユーザーが利用し、2,400万以上のビジネスで導入されている決済サービスです。購入者は世界中の商品・サービスの購入が可能となり、販売者としては顧客の決済状況に拘らずに販路を広げることができます。
- PayPalが仲介に立つので、購入者の銀行口座・クレジットカードなど決済事情を考慮する必要がない
- 海外展開しやすい
- 最短3日で入金(料金回収)可能
<料金体系>
- 導入手数料(アカウント開設など)、月間手数料は無料
- 1件あたり3.6%+40円/件~の手数料(月間利用30万円以下)
PayPal:https://www.paypal.com/jp/
06.Kyash(キャッシュ)
Kyashは、Visa加盟店とQUICPay+加盟店で利用できるシステムです。導入側としては送金APIを繋ぐだけのシンプルな構成なので簡単かつ必要最低限のコストで導入できます。
- 24時間送金・受取可能
- 顧客の決済事情を加味する必要がない(銀行口座を持たない場合にも利用可能)
- 受け取ったお金をKyashを使って他の店などで利用するのも簡単
<料金体系>
- 導入に初期コストや月額は不要
- 詳しい手数料は個別に問い合わせて要確認
Kyash:https://kyash.co/
資産運用サービス
資産運用もロボアドバイザーに任せることができる時代です。仕事が忙しいフリーランスなら、このようなサービスに頼るのも良いかもしれませんね。
WelthNaviではロボアドバイザーが資産運用をしてくれます。忙しくてご自身で投資の勉強や商品の選定が難しい場合に最適です。
- 目標設定後は金融商品の選択〜積立〜リバランスまですべて任せられる
- 世界50カ国、11,000銘柄に投資できる
- メガバンク系ベンチャーキャピタルが投資していて安心
<料金体系>
- 口座開設は無料
- 手数料は預かり資産の年率1%(3000万円を超える部分は0.5%)
WelthNavi:https://www.wealthnavi.com/
クラウドファンディング
フリーランスの資金調達の一つとしてクラウドファンディングを考えるのもおすすめです。
08.Campfire(キャンプファイヤー)
Campfireは、日本最大級のクラウドファンディングサイトで誰でも無料でカンタンに資金調達に挑戦できます。法人だけではなく個人でも利用可能です。
- 購入型、投資型、寄付型クラウドファンディングなど選べる
- 金融機関による融資を断られた場合にも挑戦できる
- 知名度が高いので資金が集まりやすい
<料金体系>
- プロジェクトの掲載は無料
- 1支援ごとに別途¥200+税のシステム利用料(支援者が支払う)
Campfire:https://camp-fire.jp/
ファクタリング
ファクタリングとは売掛金を手数料を支払って買い取ってもらうことで期日前に現金化する資金調達方法です。最近では手続きがオンラインで利用できるサービスも増えています。
09.OLTA(オルタ)
OLTAではオンラインで利用できるファクタリングサービスを提供しています。2者間ファクタリングなのにも関わらずリーズナブルな手数料が特徴です。
- 面談不要でサービスを利用できる
- 結果及び入金は24時間以内とスピーディーな対応
- メガバンクなどの大手企業がパートナーで信用できる
<料金体系>
- 手数料2~9%
10.フリーナンス(freenance)
フリーナンスでもオンラインで申し込みができるファクタリングサービスを利用できます。利用すればするほど手数料が下がる仕組みです。
- ファクタリングは最短当日振込み
- 2社間ファクタリングのためにGMOあおぞらネット銀行を開設する
- フリーランスの事故に対して最大5,000万円までの「あんしん補償」というサービスも利用できる
<料金体系>
- 手数料3%〜10%
フリーナンス:https://freenance.net/
まとめ
フリーランスは会社員のように上司や先輩がいるわけではないので、ご自身で情報を集めて生活・仕事がしやすい環境を整えることが大切です。説明してきた通りさまざまなフィンテックサービスがあり簡単に利用できるので、ご自身に合うものを選び、賢く利用することをおすすめします。
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