The post 敏腕プロデューサーから森の住人に転身。四角大輔さんが提唱する、「自分らしく働く」ためのアーティストモードとは? first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.
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四角大輔さんという人物をご存知でしょうか?
15年間勤めた大手レコード会社では、絢香、Superfly、平井堅、CHEMISTRYといった誰もが知る有名アーティストを手掛け、7度のミリオンヒットを記録。売り上げたCDの総枚数は2000万枚を超えるというスーパープロデューサーです。
しかし、そうした栄光に満ちた過去の生活を捨て、2010年1月にニュージーランドへ移住。現地の、原生林に囲まれた湖の畔で低消費・半自給自足の“森の生活”を営みつつ、一年の半分は世界中を旅しながら過ごしているといいます。
収入は会社員時代の半分以下。それでも自由で自分らしいライフスタイルを実現し、フライフィッシングや登山、旅といった自分の趣味を仕事にできている四角さんの生き方に、憧れる人は少なくないはず。とはいえすぐに頭をもたげるのは、次のような疑問です。
「それって、四角さんだからできているんでしょ?」
今回、SoloPro編集部は、仕事で東京を訪れていた四角さんと接触することに成功。ニュージーランドへ帰国するまでのわずかな時間をもらって、「自分らしく働くには?」というこのメディアのテーマをど直球でぶつけてきました。
結論から言うと、「誰にだって自分らしく働くことは可能だ」というのが、四角さんの答え。そしてそのカギは、自分をいかに「アーティストモード」に持っていけるかにあるといいます。
「人は誰もがアーティスト(表現者)」と語る四角さんに、自分らしくありたいと考える全ての人に向けて、メッセージをもらいました。
| ◎四角大輔
執筆家・アーティストインキュベーター・森の生活者 7度のミリオンセールス、CD売上2千万枚を記録したレコード会社プロデューサーの職を捨て、美しい野生魚と冒険を求めニュージーランドへ移住。大量消費社会から距離を置き、持続可能でインディペンデントな生き方を目指し、湖畔の森で自給自足ベースの森の生活を営む。年の半分近くは、世界中で移動生活を送りながら、独自メディア〈四角大輔のすべて|4dsk.co〉やInstagram、『ソトコト』『PEAKS』『Mac Fan』など多数の連載、著書を通して、独特のオーガニック思想とライフスタイルシフト論を提唱する。フライフィッシング冒険とロングトレイル登山をこよなく愛し、アウトドア系雑誌では表紙や特集に頻繁に登場。クリエイティブやライフスタイル関連企業のアドバイザー、上智大学非常勤講師、商品開発の分野でも活動。著書にベストセラー『自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと |
アーティストというと、一部のミュージシャンや芸術家のことを指していると思うかもしれない。けど、そうじゃない。人は誰もが表現者というのがぼくの考え。人が自分らしくいる「状態」のことを、アーティストモードと呼ぶことにしたんだ。
ここでいう「表現」には、言葉以外のものも当然含まれる。例えばぼくの場合で言えば、ニュージーランドで森の生活を送っているライフスタイルそのものが表現だし、世界中を旅しながら働き、暮らすモバイルボヘミアン・ライフ自体も表現だ。
日本で一般的に仕事だと考えられているようなことを、基本ぼくはしていない。徹底して、自分が人生を賭けてでもやりたいこと、表現したいことだけを追求していて、結果、その一部がマネタイズされるから仕事になる。その意味では、自分らしく生きるということとアーティストモードは、ほぼ同じだと言えると思うんだ。
なぜ自分らしく表現しながら生きることが大事かと言うと、アーティストモードに入ると、集中力が高まる。そうするとクリエイティビティも高まってゆく。つまり、その人のパフォーマンスがもっとも高まるのがアーティストモードという状態ということになる。
スポーツの世界でよく言われる、ゾーンとかフローの概念に近い。もっとも自分らしい状態で、時間を忘れて夢中になって何かをクリエイトしている状態。これこそが、アーティストモードの究極の形だ。
もともとはぼくも、舞台の上で圧倒的なパフォーマンスを発揮するいわゆる音楽アーティストと、裏方であるプロデューサーの自分自身との間に線を引いて、別物だと考えていた。
でも裏方とはいえ、ぼくだって会社やアーティストの言いつけ通りに動いていたわけじゃない。自分の美意識や正義に基づいて本気で行動した結果、上司やアーティスト、取引先と、相容れない時は頻繁にあった。そんな時は、彼らと本気でぶつかるべきなんだ。つまらないプライドや小さなこだわりを押し付けるということではなく、自分が信じる大きなヴィジョンや深い信念を、妥協せず伝え続けるべきだと。そういうやりとりを何年もやっているうちに、ぼくも裏方なりの「表現」をしていることに、ある時気付いたんだ。
じゃあ、経理や人事、総務といったバックオフィスと呼ばれる仕事に就いている人たちはどうか。彼らだって同じだ。例えば経理部の中には、1円のズレもなくお金の計算をすることが得意で、そうすることに夢中になれて、やりがいを感じている人もたくさんいる。数字やExcelを見ただけで頭がフリーズするぼくが、半日かけたってできないことを、彼らは1時間ほどで終わらせてしまうし、その正確性にもかなわない。つまり彼らも、そのジャンルにおいて、自分らしくアーティストモードに入れるということ。そして、美しい表現活動をしているということになる。
でも一方では、嫌々そういった仕事をしている人もいる。そういう人のパフォーマンスは、概して高くない。そして、プロデューサーのような一見クリエイティブな仕事をしていたとしても、その仕事を好きになれず、夢中になれない人は同様に低いパフォーマンスとなってしまう。要は、適材適所かどうかってこと。
だからアーティストモードに入るためにはまず、自分らしくいられる居場所を見つけることが大切だ。本気になれば、個人事業主やフリーランスに限らず、会社員だって居場所は選べる。できないと言っている人は、思考停止しているか、単に妥協しているだけだ。
とはいえ、誰もが最初から自分らしくいられる居場所を見つけられるわけじゃない。むしろ、イチローのように最初から野球だけをやって成功するような人は、ごく一握りだ。
その場合はまず、与えられた場所でアーティストモードに入るための工夫をすることだ。ぼくが考えるそのためのスイッチは2つある。
1つ目のスイッチは「腹に落とす」ことだ。ぼくはレコード会社に入った当初は営業職だった。レコード会社に入る人の多くはプロデューサーやディレクターを希望するけれど、ぼくは自ら望んで営業になった。
なぜか。
ぼくはもともとレコード会社に入りたかったわけじゃないから、プロデューサーやプロモーターと言われても、そんなカタカナの職業のイメージが全然わかなかった。けれど、最終的に音楽(CD)をお客さんに届ける、営業の仕事の内容はすぐに理解でき、その重要性も腹に落ちたんだ。
ぼくは営業として決して優秀ではなかったし評価は低かったけど、腑に落ちた状態で仕事ができたので、わずかだけど小さな成果は出すことができた。それを見てくれていたある人に、拾われてメディアプロモーターとなり、アシスタントプロデューサーを経て、最終的にプロデューサーで独り立ちすることができた。
ぼくは子供の頃から学校の勉強が嫌いだったのだけれど、英語だけは自主的に勉強していた。これも、幼い頃に父親に地球儀を見せられて、世界のほとんどの人は日本語ではなく英語を使っていること、英語が使えない限りは今いる狭い世界から抜け出せないことを知り、腹に落ちたことが始まりだった。
でも英語も勉強の1つ。ぼくは決して、英語の勉強自体は好きにはなれなかった。でも、自分がやっていることの意味、ぼくの場合だと留学や海外移住といったような、それが最終的に自分のやりたいことにどう役立つかが腹に落ちていたので、たとえそれが好きなことではなかったとしても、アーティストモードに入ることができたんだ。
とはいえ、中にはどうやっても自分を納得させられない、腹に落ちない作業というのもある。そのためにぼくが考えたもう一つのスイッチが「ゲーミフィケーション」だ。ラジオ局でリクエストハガキの仕分けのバイトをしていた時は、100枚のハガキの束をどうすればより速く仕分けられるかをゲームのようにして、自分なりに追求して、毎回新しい試みをやっていた。その結果、つまらなかった単純作業も楽しくなり、集中力が高まるとともにさらに新たなアイデアがどんどん出てきて創意工夫を繰り返すようになった。
結果、圧倒的にパフォーマンスが上がった。ここでもぼくはアーティストモードに入っていたんだ。そんな姿を社員の人が見てくれていて、さらにおもしろくて難しい仕事を任されるようになった。
そうやって高いパフォーマンスを続けていれば、どこかのタイミングで周りから認められ、ピックアップされる。そうすることで、自分らしくいられる本来の居場所へ、どんどんと近付くことができるんだ。
自分が20代だった、あの超閉鎖的な1990年代、20年前でさえそうだった。年功序列が少なくなった今なら、もっとそういうことが起こりやすいとも言えるだろう。

自分らしくと言われても、そもそもやりたいことが見つからないという声もよく聞く。そういう人に対してぼくは「見つからなくてもいい」と答えるようにしている。
なぜなら、人間の究極の目的は「幸せになること」であって、やりたいことをやる、集中力やクリエイティビティを高める、自分らしくあるというのは、全て幸せであるための「手段」でしかないからだ。
好きなことを仕事にするというのが、万人にとって幸せになるための本当に良い方法なのかは、ぼくも分からないでいる。レコード会社にいた時は仕事に拘束される時間が長く、大好きなフライフィッシングや登山に割く時間を必死になって捻出していた。会社を辞めたら絶対に好きなことだけして生きていくんだ、と誓ってアウトドアの仕事に専念した時期もあったけれど、食いっぱぐれることが怖くて苦手な条件の仕事まで受けていたら、プレッシャーばかり感じてしまい、釣りや登山が楽しくなくなってしまったんだ。
何よりも好きなことを楽しめていない自分に気付き、「人生終わった」と思ったほど。だから今は、一つのことに依存しないでいられるようにと、複数の仕事を並行してやるようにしている。
でも一方では、大好きな1つのことに集中しているのが幸せという人もいる。仕事はそこそこにしておいて、帰宅してからの時間や休日だけ好きなことをやるので十分という人もぼくの周りにいる。それも決して悪い人生ではない。結局、幸せになる方法は人それぞれということだろう。
ただしそうだとしても、仕事の時間を全くアーティストモードに入ることなく過ごすというのは、ぼくはオススメしない。なぜならば、ぼくらは人生において、多くの時間を仕事に費やすわけだから。そうやって自分らしくない働き方を続けていると、全てのベースである「心と体」の健康を失ってしまうことになるからだ。
特に日本は、世界から見ると異常なレベルのストレス社会にある。集中や成長にはある程度のストレスが必要というのは本当だけど、日本のそれは度を超えている。だから、ぼくらは自分の身を守るための流儀を身に付けていないとダメなんだ。
釣り、登山、旅など、たくさんの好きなことを仕事にできているのは、ぼくが特別だからだという人もいる。もちろん、過去にプロデューサーとして圧倒的な成果を出したことが追い風になっていることは間違いない。でも、本質はそこではないと思う。
本質は、レコード会社にいた15年間という、長くて厳しい期間を「1分1秒たりとも無駄にしないぞ」という気迫を持ち、できる限りアーティストモードで過ごすべく努力しながら、その仕事をやりきったことにある。
プロデューサーという職業は華やかなイメージとは裏腹に、多種多様かつ、ものすごい量の雑用に追われる仕事だ。ストレスも肉体的な負担も激烈を極め、体や心を壊して離脱していく人、家庭を崩壊させてしまう人がとても多い。突然死や自殺なども少なくない職種だ。
決して短くない期間を、アーティストモードで過ごすことができれば、仮に大きな成果が出なかったとしても、それは必ず圧倒的な経験やスキルとして身に付いているはずだ。さらに「人間力や生命体としての迫力」、「言葉の重みや目ヂカラ」といった、目に見えないレベルの何か、「凄み」や「オーラ」のようなものが、身に付いているはずだ。
あとは頭脳を使い倒して、そこで身に付けた経験やスキルを言語やビジュアル化し、それを発信し続ける努力をすることが超重要となってくる。つまり、SNSといったセルフメディアを駆使し、自分自身が何者かを表現し、自分の体験をシェアする。
ぼくは、社会においての自分のブランドを確立するのに、レコード会社での15年と、辞めたあと数年を必要としたけれど、デジタルデバイスとインターネット環境がここまで発達した今なら、同じことを10年以内、いや早ければ5年ほどに短縮することが可能だろう。
これまで通りのリアルな現場での経験だけでは、足りない時代になっていると断言できる。リアルな現場経験と合わせて、バーチャルな世界であるITに関するスキルはいまや必須要件になっている。ぼくが今、森で暮らし、世界中で旅しながら働き、生活できているのも、MacBookAirとiPhone、そしてどこでもインターネットに接続できる環境があるおかげであり、それらをフル活用できるリテラシーと能力を努力して身に付けたおかげと言える。
現代を生き抜くためには、ネットを駆使したセルフブランディングは間違いなく重要だ。でも多くの人が誤解しているのは、頭で考えた小手先のテクニックだけでやっても、そこには何の意味もないということだ。
ぼくの場合、ネットでの表現活動は2009年のTwitterが最初。最初の1〜2年は、とにかく自分が好きなこと、自分が興味のあることを、あまり工夫せずそのまま表現していた。それがだんだんと拡散され、フォロワーが増えていき、Facebook、Instagramへ移行するようになり、ある程度の影響力を持った時点から、どういうテーマをどういう言い回しで投稿したらいいか、どんな写真を使ったら効果的かというように、頭を駆使して考え抜いた工夫を加えるようになった。
ウケようと頭だけで考えた、計算だけの投稿をすると、やはり反応は薄い。結局、大切なのは、ブレないこと。自分自身が好きなこと、自分らしい発信であることがもっとも大事で、そこに「心」が宿っていないと、決して人には伝わらない。これは音楽でもまったく同じ。売るために計算だけで創った曲は、結局誰ひとりの心にも届かないんだ。
「心」を宿した上で、そこに道具としての「頭」を使って考えた工夫や計算を掛け合わせる。「心×頭」という最強の組み合わせでの表現や発信ができるようになって初めて、人の心に届く発信や表現となるんだ。
物事にはフェーズというものがある。だからいつでも誰にとっても正解と言える唯一無二のものなんてない。
ぼく自身、ニュージーランド移住後は、複数の仕事を掛け合わせるワークスタイルを貫いてきたという話をしたけれど、実は今、このスタイルに対して違和感を感じるようになってきていたんだ。そんな矢先、7年ぶりに音楽アーティストのプロデュースに携わることになったり、親友と一緒に大きな事業をやるような、新しいワークスタイルシフトが始まっているんだ。そんなこともあり、ここ半年間くらいは、細かい仕事を整理するようなフェーズに入っていた。
自然が常に変化し続けているように、世の中が変容し続けているように、ぼくら人間も変化し続けていくべき、固まったら人間は終わりで「変わり続けることこそが成長であり生きること」というのがぼくの人生哲学。
ぼくも含めて、誰もが過去の成功体験に縛られる。「あの頃はああやってうまくいったから」ということに、どうしても引っ張られ、変化をやめて凝り固まってしまう。ぼくら人間が生きる上で大切なことは、自然や社会変化を常に感じ取って、自分自身も恐れずに変化し続けることだと信じている。
ぼくだって、これまでも今も常に、悩みと試行錯誤の繰り返しだ。今表現しているライフスタイルだって、自分にとっての絶対的な正解というわけじゃない。だからぼくは、これからも死ぬまで、絶えず変化し続けるつもり。今やっている全ては、その過程に過ぎない。
つまり、人生にゴールや山頂なんて存在しない。「あり続けること」「歩き続けること」こそが、人生そのものなんだと思うんだ。
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]]>自分らしく生き、自分らしく働くーー。誰もが、できることならそうしたいと思っているはずです。業務を効率化して時間を捻出する、転職して好きな仕事に就く、組織から独立して文字通りフリーになる……「自分らしく」を実現するためにできることはいくつか考えられますが、その中で「起業」という選択肢を考えるというのが、今回の記事のテーマです。
起業と聞くと、ソフトバンクの孫正義さんのような、ほんの一握りの優秀なビジネスパーソンにのみ許されたもの、あるいは世の中を良くしようという崇高な思いがあって初めて許されるものだと思っている人もいるかもしれません。でも、必ずしもそうではないのではないかと、等身大のスモールビジネスでの起業を提案する人がいます。
戸田輝さんは、伊藤忠商事、ボストンコンサルティング、グロービスといった企業を経て、自分が好きだった「ワインと旅」をテーマにしたビジネスをする会社を2011年に立ち上げました。今は、ワインイベントやオンライン・ワインショップの企画・運営、戦略コンサルティング、キャンプしながらビジネスや働き方を学ぶ「The Life School」など、複数のビジネスや活動を展開しています。そうやって自分が実践してきた「好きな時に、好きな人と、好きなスタイルで働く」ための起業を「ライフスタイル起業」と名付け、自身が運営する起業塾などを通じて、多くの人に広める活動もしています。
実際お会いしてみると、戸田さんは生き馬の目を抜くビジネス界の住人のイメージとは程遠い、物腰の柔らかい、子煩悩なお父さんの面も持つ起業家です。一方で話す言葉からは、自分らしい生き方とは何か、それを実現するためにはどうすればいいかを徹底的に突き詰めて考えていることが、ストレートに伝わってきました。
ライフスタイル起業とはどういったもので、どうすればそれを実現できるのか。戸田さんにお話を伺いました。
そもそも「ライフスタイル起業」とはどういったスタイルを指すのでしょうか。

あらゆる制限から自由になると言われれば魅力的に聞こえますが、安定した会社員生活から離れるのに、不安はなかったのでしょうか。

確かに、何の勝算もなしに安定した生活を離れるのにはリスクがありますよね。なので、僕は「いきなり起業するのはやめましょう」と言っています。最初は今の仕事は続けながらハイブリッドで始めて、利益が見えてきたら徐々に比重を自分のビジネスの方へ移していく。完全な独立は本格的に稼げるようになってからでいいということです。会社をやめて新しいビジネスに集中するという考え方もあるのですが、収入がないまま新規ビジネスをやるのは精神的にかなりつらいこともあります。
僕が今も続けているワインのビジネスも、最初は会社員時代に趣味として始めたものでした。もともとワインが好きで、好きな仲間と集まってワインを飲む会を開き会費を集めるようなことをやっていたのですが、続けていくうちにその規模がどんどん大きくなって、やがてビジネスとして考えられるほどになっていったんです。
そこで、勤めていた会社に「起業したいから、給料も半分、働く時間も半分の契約社員にしてほしい」とお願いしてOKをもらった。そのまま片足を会社員、片足を自分のビジネスという状態をしばらく続けていましたが、自分のビジネスで十分稼げるようになったのでそちらに集中したいと思い独立しました。
最近は副業OKの会社も徐々に増えていますし、週末に開催される勉強会やイベントが契機になって、起業に至るケースもあると聞きます。独立を考えるのは、そのようにして植えた種が芽を出し、ある程度育ってからで良いというのが、戸田さんの提案です。
起業するにあたっては、どんな商材を扱うかが当然、ポイントになってきます。この点について戸田さんは、「自分が好きなことをやった方がいい」と強調します。

僕の場合は、好きだったワインという分野に自分の得意な戦略やマーケティングのスキルをかけ合わせてワインイベントというビジネスにすることができました。好きなワインをお客さんと一緒に飲んで、それが仕事になるというのは最高です。
イベントの集客も当時から得意分野でした。ワインイベントを始めた当時はまだガラケーを使っていましたが、パーティや飲み会に参加するたびに出会った人と連絡先を交換し、電話帳の登録制限いっぱいの1000人まで埋まりました。最初のうちはこの人たちに携帯メールで一通ずつ案内のメールを送ってワインイベントに来てもらっていました。そこから少しずつネットマーケティングにシフトさせてきました。
モノが余っている今、お客さんを持っていることの強みが生きる時代になっています。インターネットが十分に普及してきたからこそ、ネットマーケティングの知識を身に付けていることは、とても役立つと思います。
好きなことを仕事にするというのは、多くの人にとって憧れの一つでしょうし、経営につきものの困難を乗り越える強いモチベーションにもなるでしょう。しかし、いくら好きでもマーケットのニーズがなければ商売としては成り立たない。自分の好きなことに市場からのニーズがあるかどうかというのは、どうやって知ればよいのでしょうか。

戸田さんは起業後、何度か人を雇ったものの、教育をしたり進捗を管理したりなど、人を雇うのは自分には向いていないと感じ、最終的には正社員を雇うことはやめたそうです。

戸田さんが徹底して仕組み化を進める背景には、「自分らしく働くには、人は得意なことだけに専念するべきだ」という考え方があります。

プロセスを細分化し、他の人に任せてもクオリティの落ちないところは任せてしまうことで、僕は自分の価値が出せる部分に専念することができます。
個人事業主や一人起業家は、会社員と比べてやることが多い。自分らしく働くには、コアになる部分以外をテクノロジーやアウトソーシングで代替することが不可欠です。ただし、「最初は全て自分でやってみた方がいい」と戸田さんは付け加えます。

戸田さんが自らも実践している「ライフスタイル起業」を、起業塾などを通して外へ発信し続けているのには、現代の多くのビジネスパーソンの働き方に対し、ある疑問を感じているからです。

社会人は月曜から金曜まで、朝9時から夕方5時まで働くものだという、20世紀の暗黙のルールが惰性で続いているだけなんじゃないでしょうか。テクノロジーの進歩による効率化で生み出された富は、おそらく企業の利益になっているだけで、個人の人生がより良くなることにはつながっていない気がします。
戸田さんは会社員時代と比べて圧倒的に労働時間が短くなっていて、その分を家族と過ごす時間にあてることができているそうです。その分収入が減るかというと、収入も会社員時代よりも増えているそうです。マイペースで働けるそうした暮らしに満足していると言います。

価値観は変わるものです。僕自身だって、3年後には全然違うことを言っているかもしれない。そして、それでいいとも思っています。ただ、人の価値観で自分の人生を生きるのだけは、やらない方がいい。
人生は1回しかない。自分らしく生きるためには、その一度しかない人生が今のままで本当にいいのかということを自分に問い続けるしかないんじゃないでしょうか。そうやって、時にはぶれながらも元の位置に戻ってくるということをやり続ける以外にないんじゃないかと思ってます。
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]]>The post あした誰と会えばいい? 予防医学者・石川善樹さんが語る、新しいアイデアを生む人脈の作り方 first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.
]]>人に合わせることなく自分のペースで働けるのは、個人事業主のいいところ。でも、常に一人で仕事をしていては、いずれアイデアは枯渇してしまうでしょう。
そう考えた時に、誰かと会って話すことが新たなアイデアを生むというのは、なんとなく誰もが持っている実感のはず。とはいえ時間も限られているなか、誰と会えばいいのでしょうか?
これからの時代の働き方を考えるイベント『Tokyo Work Design Week』の中で、こうした課題を扱ったセッション「予防医学研究者・石川善樹、ビジネスネットワークの未来を語る」が行われました。今回はその内容をレポートします。
石川さんは予防医学者でありながら、ビジネスパーソン向けの講演や企業のアドバイザーとしても活躍しています。『友だちの数で寿命はきまる』、『疲れない脳をつくる生活習慣』といったビジネスジャンルに分類される著作も多数あります。
私たちに新たなアイデアをもたらし、成功へと導いてくれる人脈やビジネスネットワークの作り方とは?
◎石川 善樹
予防医学研究者/Campus for H共同創業者/Habitech研究所長
1981年、広島県生まれ。東京大学医学部健康科学科卒業、ハーバード大学公衆衛生大学院修了後、自治医科大学で博士(医学)取得。「人がより良く生きるとは何か」をテーマとした学際的研究に従事。専門分野は、予防医学、行動科学、計算創造学、マーケティング、データ解析等。講演や、雑誌、テレビへの出演も多数。NHK「NEWS WEB」第3期ネットナビゲーター。著書に『疲れない脳をつくる生活習慣』(プレジデント社)、『最後のダイエット』、『友だちの数で寿命はきまる』(ともにマガジンハウス社)、『健康学習のすすめ』(日本ヘルスサイエンスセンター)がある。
現在35歳の石川さんは、30歳を過ぎるまで、研究者の間でだけ人付き合いをしていたそうです。しかしそれではいけないと思い立ち、ビジネスパーソンや政治家などと積極的に会うようになったのが4年前。すると、大量のメールが届くようになり、多くのビジネスパーソンと同様、その返信に忙殺されることになります。

大量のメールが届くのは、交換した名刺にメールアドレスが記してあるからです。しかし日本のビジネスシーンにおいて、現状はまだ名刺交換は避けて通れない。やみくもにつながるのではなく、「誰と仲良くすればいいのか」を考えなければならないというのは、石川さん自身にとって切実な問題だったのです。
石川さんによれば、動物がどれくらいの仲間とつながれるかは、脳全体に占める大脳新皮質の割合によって決まることが分かっているそうです。これをダンバー数と呼びますが、人間にとってのそれは150人程度だそう。
この150人はさらに、つながりの強さによって4段階に分けられます。最も強くつながれる人の数は古今東西変わらず、たったの5人。10人、35人、100人と輪が広がるにしたがってつながりは弱まり(ここまでを足すと150人)、その外にいる1500人がかろうじて名前と顔が一致する限界と言われています。
Facebookなどのテクノロジーの登場により、現代人の中には1500人を超えてつながっている人が確かにいます。しかし通常、量と質はトレードオフの関係にあると石川さんは言います。

トランプ次期米大統領の誕生を喜んでいる人が、あなたのTLにどれだけいたでしょうか? 全然いなかったという人は、そのネットワークは多様性がなく、質が悪いということになります。
人脈やビジネスネットワークの重要性を理解していない人は、もはやほとんどいないでしょうが、現状は、質が担保できずに「つながり散らかしている」に過ぎないということです。
ここでは、ネットワーク内に多様性があることが良いこととされています。あらためて、なぜ多様であることに価値があると言えるのでしょうか。

自分とは異なるアイデアを持つ人と会えば会うほど、いいアイデアが生まれます。逆に、すでに自分が持っているアイデアと近いアイデアしか持っていない人からは、得られるものが少ないと言えます。だからビジネスネットワークには、多様性が担保されている必要があるのです。
つまり、「あした誰と会うべきか?」という問いに対する一つの答えは、「できるだけ自分と共通項の少ない人」ということになります。
しかし、ここで問題が生じます。自分と共通項のない人の方が目新しいアイデアをもたらしてくれる可能性が高いけれど、共通項がないということは、その分つながりにくいということです。自分に新しいアイデアをもたらしてくれる人とは、どのようにして仲良くなれば良いのでしょうか。

そこで人間が発明したのが、「笑い」、「歌と踊り」、「物語と宗教」の3つです。エンドルフィンを分泌するこうした方法を生み出したことで、人はだんだんと壁を飛び越え、つながりの輪を広げていったのです。一緒に話していて笑えるのは3人が限界とされています。だからつながりたいと思ったら、まずは3人で一緒に笑うことです。
3人の人がいた時に、AさんとBさん、AさんとCさんはつながっているけれど、BさんとCさんはつながっていないというケースがありますね。このままだと、BさんがCさんの持つアイデアを手にするにはAさんを経由するしかありませんが、直接つながればもっと効率が良くなります。
「誰と会うべきか?」を考えたとしても、結局のところ身近な縁を伝うしかありません。だからまずはこうした「閉じていない三角形」を見つけて、仲介者を含めて3人で笑うことです。
自分が専門とする領域とは違う他業種の人は、自分が持っていないアイデアを持っている可能性が特に高いはずです。しかしその分、つながりにくさも増してきます。石川さん自身もかつて、そうした難しさと突き当たったそうです。

この時痛感したのは、一つには、出会ってから自己紹介するようなレベルでは、他業種の人には相手にさえしてもらえないということです。業界内でだけ名前を上げても、一歩外へ出れば誰も知らない。そこにはまず自分自身が有名にならなければならないというハードルがあるということです。そう考えて、私はある時期まで取材の依頼は全て受けるようにしていました。
そしてもう一つ気付いたのは、ビジネスパーソンは結局のところビジネスに、政治家は結局のところ政治にどう役立つか、という視点で物事を見ているということです。先ほどのビジネスパーソンが私に対する興味を失ったのも、自分のビジネスとは関係のないやつだ、と判断したからでしょう。
ただし一方で、「こうした業種の違いを超えて、万人が関心を持つ問いも存在する」と石川さんは続けます。

石川さんは昨年から、クラウド名刺管理のSansanと共同で、名刺交換のデータベースを活用したビジネスネットワークに関する研究を進めており、すでにいくつかの成果が出ているといいます。
例えば、先ほど取り上げた「閉じていない三角形」を探し出してつなげる仕組みや、名刺交換をする相手の持っているアイデアが、自分が持っているアイデアとどれくらい近いかを可視化する仕組みなどは、すでに実装を待つだけの段階まで研究が進んでいるそうです。
さらに、通常トレードオフになる「その人が持つアイデアの新しさ」と「会いやすさ」を、ちょうどいいバランスで実現するための仕組み『ヒトナビ』の研究も進めており、こちらはWIREDが主催するクリエイティブハックアワードにもエントリーしています。

そして、その先には「平和」というものも見えてきます。私が考える平和とは、多様な人が共存すること。ネットワーク内の多様性を担保する『ヒトナビ』は、平和の実現にも貢献しうると思っています。
今回の記事では、セッションのメインテーマである「ビジネスネットワーク」に絞ってレポートしました。これだけでも十分に学びがあり、知的好奇心がくすぐられる内容だと思います。
ですが、実際のセッションは他にも「寿命100歳時代の生き方・働き方」、「考えるとは何か」、「四則演算のどれから子供に教えるべきか」など、それ一つで記事が1本作れるようなさまざまなテーマを行ったり来たりしながら、ダイナミックに進んでいきました。
時に仁王立ちし、時にホワイトボードを使い、会場を爆笑の渦に巻き込み続ける石川さんのセッションは、非常にパワフルなものでした。機会があるのであれば、ぜひライブで聴くことをオススメします(レポート記事の書き手としては職務放棄かもしれませんが)。
そうしたなかでも個人的に特に印象的だったのは、セッションの冒頭で語られた、石川さんがなぜ予防医学を志したのか、予防医学者がなぜビジネスネットワークの研究をしているのか、という話です。
石川さんは子供の頃にお父さまから、「世の中に奉仕をする仕事に就け。奉仕の仕方には結局のところ3つしかない。それは人々を健康にするか、幸せにするか、世の中を平和にするかのいずれかだ」と教わったそうです。その教えに従う形で石川さんは予防医学の道を選び、そして今もさまざまな領域を横断しながら、自分の立てた「問い」と向き合い、研究の日々を送っているといいます(会場にはご両親もいらしていて、お父さまが登壇するハプニング?もありました)。
上記のようなポイントを抑えて作り上げたビジネスネットワークが本当に価値を持つのも、結局のところ、人生におけるテーマが定まっていればこそ、と言えるのかもしれません。
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]]>The post 「その情報、本当に必要ですか?」〜WIRED編集長・若林恵さんが語る、”正解”が見えない時代の歩き方 first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.
]]>情報にあふれた時代。望むと望まないとにかかわらず、私たちは毎日、大量の情報を消費し続けています。しかしその結果、本当に私たちの生活はより良いものになっているのでしょうか。
起業家や個人事業主としての視点で見れば、成功のためのノウハウを教えるビジネス本やセミナーは、巷にいくらでもあります。けれども、そうした情報に飛びつくことが必ずしも成功につながらないということは、誰しも感じていることのはずです。まして、その人に固有の「”私らしい生き方”という働き方」の実現には、何ら寄与してくれないでしょう。
私たちは、あふれる情報とどのように付き合えば良いのでしょうか。この時代を”私らしく”歩むには、何が必要なのでしょう。働き方の未来を考えるイベント『Tokyo Work Design Week』内で行われた『WIRED』日本版編集長・若林恵さんのセッション「聴く力〜情報化された情報だけが情報ではない〜」から、そのヒントを探ります。
◎若林 恵
『WIRED』日本版編集長
1971年生まれ、ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学 第一文学部 フランス文学科卒業。大学卒業後、平凡社に入社。2000年にフリー編集者として独立し、以後、『Esquire日本版』、『TITLE』、『LIVING DESIGN』、『BRUTUS』、『GQ JAPAN』などの雑誌に関わる。また、音楽ジャーナリストとして『intoxicate』、『MUSIC MAGAZINE』、『CD Journal』等の雑誌で、フリージャズからK-POPまで、広範なジャンルの音楽記事を手がける。
「この時代」がどんな時代なのかを知るためには、それ以前、つまり20世紀がどんな時代だったのかを考えることが手助けになるはずです。時代の空気を切り取ってきたメディア『WIRED』の編集長は、20世紀を次のように振り返ります。

例えば雑誌で職人を特集する際に職人の「手」を撮影するのは、そこに職人性が宿るはずと思っているからです。お見合いにおいて「お見合い写真」が大事だったというのも、そこにその人らしさが映っているとみんなが信じていたからこそです。
映像が被写体の本質を映しているという共通認識があったからこそ、フォトジャーナリズムもグラフビジュアル誌も成り立っていたのです。
しかし、21世紀に入ってそうではなくなってきていると若林さんは続けます。

雑誌で人工知能やIoT、新興プラットフォームビジネスを特集する際も、ただ写真を撮っただけでは、それはさえない見た目のエンジニアや、ただの炊飯器でしかありません。写真を撮ることでは、本質を切り取れなくなっているのです。
本質は目に見えない時代になった--。セッションの副題にある「情報化された情報だけが情報ではない」とは、そういうことでしょう。
以前であれば、メディアが発信する情報は当たり前のように重要なものとして、人々に受け止められてきました。しかし、ここでも共通認識は揺らいできていると若林さんは言います。

ヒラリーを支持したメディアが52に対して、トランプは3。しかし、実際にはトランプが勝った。そこにはさまざまな理由が錯綜しているでしょうが、少なくとも一定数の人たちが、毎日一方的に情報を届けてくるメディアに対して強い不信感を持っているということが明らかになったのです。
メディアに限らず、これまでは当たり前のものとして受け入れられてきた「国家」や「会社」といったものについても、コンセンサスが壊れていく時代に差し掛かっていると話は続きます。
それは一面では、人々が誰かから押し付けられた価値観から解放され、自由になったことを意味しています。しかし、自由に選択できることは、人々を幸せにするどころか、逆に苦しめるというのが若林さんの指摘です。

結婚する人が減っているというのだってそう。「私にはもっとふさわしい人がいるはず」と思っていたら、いつまで経っても結婚なんてできるわけがない。どんなに素敵な人だって、まだ会ったことさえない人と比較されては、絶対に負けてしまいますから。
いまや、情報を得ること自体は誰にとってもそれほど難しくない時代になりました。けれども、その分私たちは、どの情報を選ぶかという判断を常に迫られています。場合によっては「情報を取らない」という選択肢もあるはずなのに、多くの人は判断という苦しさを嫌い、誰かが価値があると決めた情報を摂取し続けているということです。
トランプしかり、そうした混迷の時代に分かりやすい”正解”を提示するリーダーがもてはやされるのは、時代の常であると若林さんは言います。

簡単な話で、人々はみな、不満のはけ口を求めている。そこに「そうした不満はこいつのせいだ」と分かりやすいスケープゴートを作ってくれるリーダーがもてはやされるというのは、自然なことです。しかも、その人が食べ物と安定を保証してくれるというのであれば、なおさらでしょう。
しかし、そうやって現れたリーダーがそれほどいいものだと言えるでしょうか?
企業のアドバイザーを務める機会もあるという若林さんは、経営層からよく「イノベーションを起こすにはどうしたらいいか?」と聞かれるそうです。「そのことが本当に気持ちが悪い」と若林さんは両断します。

誰かが示してくれた”正解”に従う方が、自分で判断し続けるよりもずっと楽です。けれども、それで本当にいいのだろうかと若林さんは私たちに問いかけます。
どんな状況においても、誰にとっても間違いのない”正解”などこの世の中にはない。仮にあったとしてもそれは複製可能ということだから、その人固有の価値にはつながらない。では、そんな”正解”のない世の中を歩くのに、私たちにできることとは何でしょうか。何に目を向け、何に耳を傾ければ良いのでしょうか。

iPhoneのカーブがああなのは、単にデザイン上の問題ではない。あのカーブがあのカーブであることによる情報性がある。少なくともそれが人工物である以上、作る側はそういうものとして作っている。そうしたものをちゃんと認知し、制御できなければ、固有性のあるものは作れないということです。
どこか外に”正解”を求めるのではなく、内側にある固有性にこそ目を向けなければならない。そしてこの時代、その多くは必ずしも目に見える形、耳に聞こえる形の情報として情報化されているわけではない。求められているのは、情報化されていない情報を「聴く力」であり、それを制御する力だということです。
「自分なりの問いがない人は、本を読んでも意味がない」と若林さんは言います。
起業するにしろ個人事業主として独立するにしろ、「なぜそれをやるのか?」という問いと、それに対する自分なりの答えがなければ、困難を前にすれば結局のところ、どこかで挫折してしまうでしょう。「他の人にない自分の固有性とは何か?」という問いに答えられなければ、競争に敗れ、いずれは消えてしまうでしょう。
今回のセッションは、具体的に「こうすれば良い」という分かりやすい”正解”を示してくれるような内容ではなかったかもしれません。しかし、そのこと自体が最も重要なメッセージだったように思います。
都合のいい”正解”などないのだから、目に見えない情報も含めた自らの固有性にしっかりと目を向け、困難が伴おうともそれを制御する挑戦をし続けること。それ以外に、この時代を生き抜く方法はないということです。
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SoloPro編集長 松田 然 × HEART QUAKE代表 千葉順さん
13日開催。自由な時間を手に入れるための「仕事の圧縮法」講座 開催! 詳細は↓↓↓

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]]>メンタリストDaiGoさんによる、「超集中力」に関する講演レポート、後編。
メンタリスト:DaiGo
人の心を読み、操る技術“メンタリズム”を駆使する日本唯一のメンタリスト。TV番組へ出演多数、著書は累計130万部突破のベストセラーに。企業の顧問や経営戦略パートナー、研修や講演、コンサル、大学の特任教授や教育誌の連載なども手掛ける。主な著書に「一瞬でYESを引き出す心理戦略」「男女脳戦略。」(ともにダイヤモンド社)」がある。ニコニコ動画でビジネスやコミュニケーションに使える心理術を公開中。
超集中状態への「入り方」を取り上げた前編に続き、後編では、超集中状態を「持続する」方法と、集中が切れた後に「回復する」方法を紹介します。
また、目標設定の際は「結果期待(=達成したらこんないいことがある)」ばかりが膨らみがちですが、「効力期待(=どれくらい達成できそうか)」とのバランスを考えて現実的に決めることも大切です。アドラーも言っていますが、「人は大きすぎる目標を掲げることによって、努力を放棄」します。 以上のことに気をつけて訓練すれば持続しやすくなるとはいえ、集中力は必ずいつかは切れるもの。なので、切れた後にどうするかは、どうやって集中状態に入るかと同じくらい重要です。集中力が切れた状態ではできることは限られているので、以下の方法から自分に合ったもの、効果の見られたものを実行するのが良いとDaiGoさんは言います。 DaiGoさんは講演の最後に「集中とは決断である」と強調し、リンカーンの「できると決断しなさい、やり方は後から考えればいい」という言葉を贈っていました。 心理学では、フロー状態が長ければ長いほど悩む時間が減り、人は幸せを感じるということが分かっています。仕事やプライベートがうまくいかないと思っている人にこそ、集中は救いになるのです。やりたいことが見つからないなら、ぜひ集中することを目標にしたらいいと思います。必ずさまざまなことに活きてくるはずです。 個人事業主や起業家は、常に不安や迷いと向き合うことを強いられる立場でもあります。単に仕事のパフォーマンスを高めてくれるだけでなく、幸福感にもつながる集中力を身に付けることは、SoloPro(ソロのプロフェッショナル)として生きる上での大きな助けになってくれそうです。 The post メンタリストDaiGoが教える、集中力を持続する8つの方法と回復するための3つの処方箋 first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.
(2)Zero-tolerance Timer

(3)モチベーションを高める目標設定

(4)集中力がどんどん高まる記録のつけ方

(5)集中できないのは分からないことが多いから

(6)アンダーマイニングとエンハンシング

(7)合計11時間または20分×週4回以上の瞑想

(8)スマホを窓から投げ捨てるか通知を切る

超集中力を回復するための3つの処方箋
(1)集中力を70%UPする最強の休憩

(2)ポケットに入る集中力を回復するアイテム

(3)山登りや散歩などの集中分散の時間

集中とは決断であり、救いである

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]]>TVでもおなじみのメンタリストDaiGoさんが講師を務める「自分を操る超集中力」と題した実践セミナーがこのほど開催されました。この模様を前後編に渡ってレポートします。
メンタリスト:DaiGo
人の心を読み、操る技術“メンタリズム”を駆使する日本唯一のメンタリスト。TV番組へ出演多数、著書は累計130万部突破のベストセラーに。企業の顧問や経営戦略パートナー、研修や講演、コンサル、大学の特任教授や教育誌の連載なども手掛ける。主な著書に「一瞬でYESを引き出す心理戦略」「男女脳戦略。」(ともにダイヤモンド社)」がある。ニコニコ動画でビジネスやコミュニケーションに使える心理術を公開中。
前編となる本記事では、セミナーで紹介されていた超集中状態に「入る」方法を取り上げます(後編では、超集中状態を「持続する」方法と、集中が切れた後に「回復する」方法を取り上げる予定です)。
今回DaiGoさんが紹介していた方法は、個人事業主や起業家と非常に親和性の高いものだという印象を受けました。ぜひ実践してみてほしいと思います。
そのものズバリ『自分を操る超集中力』と題した著作もあるDaiGoさんによれば、超集中力とは「集中を通り越して夢中になる」力です。
人間が本当に集中している時というのは、活動と自我が一体化しているので、自分が集中しているということにも気付けなくなります。没頭していて、自分が何をしていたのかも分からないような状態になることを超集中力と呼びます。
超集中状態というのは、「勉強にしろ仕事にしろ、自分がやっている活動に対して快感を感じている状態」だとDaiGoさんは言います。
側坐核が動くケースには2つあります。一つは、手足を動かしている時。もう一つは、何が起こるか半分くらい分からない状態に置かれている時です。 だから集中状態に入りたかったら、じっと座っているのではなく動き続けた方が良いし、バリエーションのあることをしたり、どんでん返しのあるストーリーを読んだりしている時にも人間は集中しやすいです。 この点から見れば、作業をする場所も、安全であることが分かっている自分の部屋より、何が起こるか分からない外へ飛び出した方が良い。東大生の7割くらいがリビングやカフェで勉強するというのは理にかなっているのです。 何かに没頭している状態のことを「フロー状態」と呼びます。スポーツの世界で「ゾーン」と呼ばれるのも同じです。目標はこのフロー状態に入ることですが、そのためにはそれがどんな状態なのかを把握していなければなりません。 フローに入りやすくなる条件は人によって違いますが、作業が終わった後、以下に紹介する9つ項目のうち、いくつに当てはまっていたかをチェックすることで、自分がフローに入りやすい条件を知ることができます。 <SoloPro的視点> <SoloPro的視点> <SoloPro的視点> <SoloPro的視点> <SoloPro的視点> <SoloPro的視点> <SoloPro的視点> <SoloPro的視点> 以上の9つの項目は、必ず全てを満たしていなければならないというわけではありません。自分のアクティビティがどれだけ当てはまっているのかを確認し、当てはまらないポイントについては工夫し、改善する。こうすることでどんどん集中状態に入りやすくなります。 「側坐核を刺激する」というのが肝なので、「こうしたリストは鵜呑みにするのではなく、自分なりにアレンジすることが重要」とDaiGoさんは強調していました。 集中状態に入りやすくなる条件は人によって違うものですが、一方で科学的に見て集中しやすい時間帯があるということも分かっているそうです。 そこから何かしらの決断を下すたびに集中力は下がっていくので、重要な決断をするのは朝、次にアイデアを出すなど考える作業、単純作業は最後に回すのがいいです。夜になったら大したことはできません。 また、早歩きや軽いランニングなど、中程度の運動をした30分後から3時間後も集中力が高まることが分かっています。 こうした傾向は人によって違う部分もあるので、自分がいつ集中しやすいのかということをライフログを取るなどして把握し、集中力を軸に1日のスケジュールを立てるのが良いと言えます。 <SoloPro的視点> 会社や組織に属している人と比べて、時間や場所、目標設定などにおいても自由度が高い個人事業主や起業家は、集中力を軸にした働き方を実現しやすいと言えるでしょう。 まずはチェックリストやライフログを活用して自分の集中力の傾向を把握し、分かったことを元にしっかりとセルフマネジメントすることができれば、生産性を劇的に高めることができるのではないでしょうか。ぜひ実践してみてください。 後編はこちらから The post メンタリストDaiGo直伝!9つのポイントで「超集中力」を手に入れる first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.
超集中=フロー状態に入るための9つのチェックリスト
(1) 明確な目標があったか

クリエイティブな仕事をしていると、アイデア出しに長い時間をかけたものの、結局目に見える成果を出せずに終わる、というケースがあります。無駄な時間を過ごしたようで挫折感を味わいがちですが、ヘミングウェイ方式の目標設定をしておけば、モチベーションを落とすことなく、次の作業に取り組むことができるでしょう。(2) 選択と集中ができていたか

毎月の収入が保証されていない個人事業主は、不安を解消するためにあの仕事もこの仕事もと手を伸ばしてしまいがちですが、選択と集中の考えに照らせば、それは間違いということになります。自分が何が得意で、何が不得手なのかを知ってもらえるよう、日頃から自ら発信していくことも重要になるでしょう。(3) 没頭できていたか
(4) 時間圧縮が起きていたか
個人事業主は、やり方次第で場所や時間を選ばずに働くことが可能です。自分が没頭しやすい条件が分かれば、会社や組織に所属している人よりもそれを再現しやすい立場にあると言えるのではないでしょうか。(5) ゲーミフィケーションできていたか

個人事業主の場合、誰かが立ててくれる目標というものは何もありません。自分なりの目標を設定してモチベーションをコントロールすることは、より重要と言えそうです。(6) 最適な難易度に設定されていたか

複数の仕事を同時に受ける場合には、確実にこなせる仕事とややチャレンジングな仕事を織り交ぜることで、全体としての難易度のバランスをとり、モチベーションをコントロールするのが良さそうです。(7) コントローラブルであったか

工夫次第で働き方をいかようにも変えられるのが、個人事業主の良いところです。請負仕事は一見コントロールできないように見えますが、納期や目標を個人的に再設定してしまうことで、コントロールは可能です。(8) 活動そのものへの喜びを感じていたか

個人事業主として働くことに決める動機というのは人それぞれでしょうが、「活動そのものに喜びを感じられることを仕事にしたいから」という人は少なくないのではないでしょうか。そういう人は夢中になりやすい条件を備えていると言えますね。(9) 邪魔のない環境だったか

オフィスで働いていると、自分ではコントロールできない集中の阻害要因が山ほどあります。自分の好きな場所で働くことができる個人事業主は、この点でもアドバンテージを感じられるのではないでしょうか。集中状態に入りやすい時間帯

最も集中力が高いとされる朝の2時間を、会社勤めの多くの人は通勤や身支度に使っています。その点、その気になれば起きたそのままの姿で仕事を始めることさえできる個人事業主は、この時間帯を最大限に活かすことができるのです。まとめ
メンタリストDaiGoが教える「集中力」を持続する8つの方法と、回復するための3つの処方箋
The post 集中力を高めて生産性アップ!マインドフルネスは個人事業主にこそ勧めたい first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.
]]>営業に経理にと、会社員と比べてとにかくやることが多いのがフリーランスです。限られた時間で最高のパフォーマンスを出す生産性が不可欠。いかに集中力を高く保てるかが生命線と言えるでしょう。
いま、ビジネスマンの集中力を高めてくれるメソッドとしてマインドフルネスが注目を集めています。古くから「瞑想」として知られるものですが、アメリカの先進企業がこぞって研修に採り入れたことで、日本のビジネスシーンでも耳にする機会が増えてきたようです。
そこで今回は、「マインドフルネス×ビジネス〜パフォーマンスを上げる脳のつくり方」と題して9月29日に都内で行われた、BUTAI PROJECT主催のイベントをレポートします。
イベントでは、Google発のマインドフルネスプログラム『Search Inside Yourself(以下、SIY)』の認定講師である一般社団法人マインドフルリーダーシップインスティテュート(MiLI)代表理事の荻野淳也さんが、マインドフルネスについて概説。続けて実際に体験するワークショップが行われました。
この記事では、おもに荻野さんの講演内容から、マインドフルネスとはどんなもので、それがなぜビジネスパーソンにとって有効なのかをひもといていきます。
マインドフルネスがビジネスの世界で普及するきっかけとなったのが、あのGoogleが開発した『SIY』という研修プログラムです。MiLIはSIYを日本に持ち込み、2013年から企業の人材育成や組織作りに活かす活動をしていますが、その背景には、日本企業に関するある危機意識があったそうです。
これまでの日本企業というのは、成果を出すために社員をどんどん働かせてきていて、その結果、社員はみんなボロボロになってしまいました。実際、大手企業の社員の3分の1はうつ病かその予備軍と言われています。 これは社会的に見ておかしな状況でしょう。こうしたやり方が、果たしてどれだけの活力や生産性につながっているでしょうか。 これからは「パフォーマンス」と「リーダーシップ」と「心身の健康」を全て実現しなければならないし、そういうメソッドがどこかにあるはずだと私たちは考えてきました。その答えがマインドフルネスです。 『SIY』の副題には「マインドフルネスに基づいた、リーダーのためのエモーショナル・インテリジェンスを高めるメソッド」とあります。エモーショナル・インテリジェンスとは、その昔日本でも流行した「EQ=感情知能指数」のことです。 『EQ こころの知能指数 マインドフルネスにはさまざまな効果が見込めるようですが、ここでは中でも「パフォーマンス」の向上という点に注目したいと思います。マインドフルネスがビジネスのパフォーマンス向上につながるのはなぜでしょうか。 「ポイントは集中力にある」と荻野さんは強調します。 マイクロソフト・カナダが2015年に発表した調査によると、現代人の短期的な集中力の持続時間は、たったの8秒なのだそうです。これは、金魚さえも下回る驚きの数字です。2000年の調査では12秒だったと言いますから、この13年で4秒も落ちていることになります。 その原因はPCやスマートフォンの普及です。何かの資料作りに集中しようとしていても、FacebookメッセージやLINE、メールが飛んできて気が散ったり、気付いたらネットサーフィンを始めていたりといった経験が、皆さんにもあるのではないでしょうか。 アメリカ人を対象にした別の調査では、47%の人がマインドワンダリング(つまりマインドフルネスの反対)の状態にあるという結果も出ています。いろいろなところへ意識が飛んでしまっていて、常に「今ここ」に集中できていないのです。 巷には生産性を高めるための「なんとかスキル」が溢れかえっていますが、あの堀江貴文さんも「生産性とは集中力×時間である」と言っています。生産性を上げるために大事なのは、何か新しいスキルを身につけることより、まず集中力を磨くことなのです。 では、実際にどうやるのか。ワークショップでは、マインドフルネスの一番の基礎になる注意力のトレーニングを行いました。背筋を伸ばした正しい姿勢で椅子に座り、一定時間、自分の呼吸に意識を向け続けるというものです。 このトレーニングではまず、自分の呼吸に意識を向けます。しかし、意識を呼吸に向けていると、次第に雑念がわきます。うまく集中できていないのではないかと自分で評価・判断し始めたり、その日の仕事で犯した失敗を思い出したり。しかし、それで構わないのです。 「瞑想」というとよく「無心になるもの」とか「雑念がわいたらいけないもの」とイメージされますが、雑念は誰でもわくものであり、誰も無心になることはできません。 ポイントは、雑念がわいたことに気付くことです。気付いたらその雑念を手放して、再び呼吸に意識を向け直すことができます。それを繰り返すことによって、「注意力」と「メタ注意力」の両方を養っていくことができます。 ワークショップでは続けて、このトレーニングで気付いたことを2人組で話し合い、自己認識力や相手との関係性を磨くトレーニング、さらには自分自身を深く知り、モチベーションを高めるための「ジャーナリング」と呼ばれるトレーニングも行いました。 マインドフルネスとはどんなもので、それがなぜフリーランスにとって有益と言えるのか。ポイントをまとめると、 ということでした。 マインドフルネスはハーバード大学やスタンフォード大学でも研究されており、その効果は脳神経科学によって裏付けられているそうです。 単に集中力を高めるだけでなく、創造性を高めたり、現代人が悩まされているストレスから解放してくれたりと、さまざまな効果があることも分かっています。いずれも、フリーランスとして活動する上で重要な要素と言えるのではないでしょうか。 もちろん、こうしたことは知識として持っているだけでは意味がありません。荻野さんが「心と脳の筋トレである」と言うように、継続して実践する必要があります。 MiLIでは定期的にワークショップを開催しています。興味を持った方は一度参加して、その効果を実感してみてはいかがでしょうか。 The post 集中力を高めて生産性アップ!マインドフルネスは個人事業主にこそ勧めたい first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.
』の著者ダニエル・ゴールマンによれば、EQとは、自分自身と他人の感情を見極めて、マネジメントする能力のことです。EQを高めることがパフォーマンス、リーダーシップ、心身の健康につながることは、科学的に証明されています。
「今ここ」に集中することがビジネスの生産性を向上させる

ポイントは、集中がそれたことに気付く「メタ視点」を持つこと

マインドフルネスとは、「心と脳の筋トレ」である
・マインドフルネスとは、ビジネスマンにとって必要な「パフォーマンス」と「リーダーシップ」と「心身の健康」を同時に実現してくれるメソッドである
・現代人の集中力の持続時間は金魚以下である。マインドフルネスは仕事のパフォーマンス向上に最も重要な集中力を高めてくれる
・マインドフルネスを習得するためには、一点に集中する注意力とともに、自分の意識が今どこに向かっているかを俯瞰で見られる「メタ注意力」を持つことが必要である
お金、時間、場所、人間関係、責任……そういったものの制限から自由になり、自分でコントロールできるようになるために起業するのが、「ライフスタイル起業」です。
僕自身、起業する前は会社員として仕事をしていました。当時勤めていた会社は比較的時間の自由が与えられた会社ではあったのですが、それでも平日は原則10時に出勤するというルールがあった。当時は新婚でしたが、妻と一緒にゆっくり朝ご飯を食べる時間がありませんでした。
毎朝10時からミーティングがあるわけでもなく、誰かが待っているわけでもないのに、なぜ必ず10時なのか。もっと優雅な朝を送りたい。だったら自分で会社をやればいいんじゃないかと思ったのが、そもそもの始まりです。