メンタリストDaiGoさんによる、「超集中力」に関する講演レポート、後編。
メンタリスト:DaiGo
人の心を読み、操る技術“メンタリズム”を駆使する日本唯一のメンタリスト。TV番組へ出演多数、著書は累計130万部突破のベストセラーに。企業の顧問や経営戦略パートナー、研修や講演、コンサル、大学の特任教授や教育誌の連載なども手掛ける。主な著書に「一瞬でYESを引き出す心理戦略」「男女脳戦略。」(ともにダイヤモンド社)」がある。ニコニコ動画でビジネスやコミュニケーションに使える心理術を公開中。
超集中状態への「入り方」を取り上げた前編に続き、後編では、超集中状態を「持続する」方法と、集中が切れた後に「回復する」方法を紹介します。
Contents
超集中状態を持続する8つの方法
(1)集中力は場所に宿る
また、目標設定の際は「結果期待(=達成したらこんないいことがある)」ばかりが膨らみがちですが、「効力期待(=どれくらい達成できそうか)」とのバランスを考えて現実的に決めることも大切です。アドラーも言っていますが、「人は大きすぎる目標を掲げることによって、努力を放棄」します。 以上のことに気をつけて訓練すれば持続しやすくなるとはいえ、集中力は必ずいつかは切れるもの。なので、切れた後にどうするかは、どうやって集中状態に入るかと同じくらい重要です。集中力が切れた状態ではできることは限られているので、以下の方法から自分に合ったもの、効果の見られたものを実行するのが良いとDaiGoさんは言います。 DaiGoさんは講演の最後に「集中とは決断である」と強調し、リンカーンの「できると決断しなさい、やり方は後から考えればいい」という言葉を贈っていました。 心理学では、フロー状態が長ければ長いほど悩む時間が減り、人は幸せを感じるということが分かっています。仕事やプライベートがうまくいかないと思っている人にこそ、集中は救いになるのです。やりたいことが見つからないなら、ぜひ集中することを目標にしたらいいと思います。必ずさまざまなことに活きてくるはずです。 個人事業主や起業家は、常に不安や迷いと向き合うことを強いられる立場でもあります。単に仕事のパフォーマンスを高めてくれるだけでなく、幸福感にもつながる集中力を身に付けることは、SoloPro(ソロのプロフェッショナル)として生きる上での大きな助けになってくれそうです。 最新情報をお届けします(2)Zero-tolerance Timer
(3)モチベーションを高める目標設定
(4)集中力がどんどん高まる記録のつけ方
(5)集中できないのは分からないことが多いから
(6)アンダーマイニングとエンハンシング
(7)合計11時間または20分×週4回以上の瞑想
(8)スマホを窓から投げ捨てるか通知を切る
超集中力を回復するための3つの処方箋
(1)集中力を70%UPする最強の休憩
(2)ポケットに入る集中力を回復するアイテム
(3)山登りや散歩などの集中分散の時間
集中とは決断であり、救いである