The post 奥多摩の「里の物語」をつむぐレストラン・サウナ・ホテル。『Satologue(さとローグ)』で過ごす、特別な一日 first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.
]]>忙しい日々に、潤いを。
自然と対話する非日常を通じて、豊かさの循環を体験できる場所が、都心からわずか1時間半のところにあります。
東京都奥多摩、青梅線沿いの多摩川上流エリアにある『Satologue(さとローグ)』。
地域の歴史・文化・自然や、 そこに住まう人々のいとなみといった「里の物語」を感じられる体験を通じて、心も体も“ぽっかぽか”になる場所でした。
今回は、旅とサウナ好きなSoloPro編集長の松田然が現地の体験をレポートします。
皆さんは東京の奥多摩にどんなイメージがありますか?
私自身、生まれが西東京エリアだったので、学生時代はキャンプやバイクツーリングなどでよく遊びに行った場所でした。
その時に感じていた魅力は、自然が広がるエリアへのアクセスの良さ。都会の喧騒を忘れる静けさがあり、聞こえるのは鳥の声や川のせせらぎといった自然の音。渓谷沿いを縫うように走る青梅線や、山間にひっそりと佇む集落、有名観光地ではないからこその素朴な雰囲気がとても素敵です。
この地に、2024年5月にオープンしたのが『Satologue(さとローグ)』。
里山のいとなみと自然の恵みを大切にしながら、訪れる人々とともに新たな物語をつむいでいくというコンセプトのもと、レストラン、サウナ、そしてホテル(2025年春オープン予定)を営んでいます。
館内は、古民家を改修したモダンな創り。エントランスには、林業の要所であった当時の写真が置いてありました。
青梅・奥多摩の歴史を紐解くと、江戸時代は木材を多摩川に流して街へ運ぶ林業が里山のくらしを支えてきたそうです。Satologueでは、お食事前に実施している「フィールド散歩」の際にも、スタッフからこの地の歴史や奥多摩の自然について案内があります。地域の背景を知ると、好奇心が刺激されて、サービスへのこだわりをより感じられます。
フィールド散歩は、養魚場跡地を再生したビオトープや自家農園、きのこの菌床培地やワサビ田などを周りながら、土地と対話しているような気分になれる素敵なツアーでした。
ーー では、早速お目当てのランチへ。
「地域の食文化や課題を発掘し、新しい価値を吹き込み、創造する場であること。」
そのコンセプトを体現しているレストラン「時帰路 TOKIRO」にて、奥多摩の地元食材を使った沿線ガストロノミー(※1)を提供しています。
※1 沿線ガストロノミー(「ローカルガストロノミー」が、地域の風土、歴史、文化を料理で表現 することであるのにもとづき、沿線地域の風土、歴史、文化を料理で表現する意味の造語)
自家農園で育てられる野菜や、地域の生産者から届く食材が五感を喜ばせる一皿に。東京の奥多摩でいただく地産地消のグルメは、都会では味わえない贅沢なひとときになりました。
「タルトに使っている山栗は、シェフ自ら山に入って採ってきたもので」
「このいちじくの葉っぱは、お隣の住んでいるおばあちゃんにいただいて……」
スタッフの方々が、1つひとつのメニューのこだわりや、食材に込められた里山の物語を伝えてくれたので、目で耳で舌で味わえたのが印象的でした。
地域のつくり手たちから届く旬な食材を使ったフレンチベースのコースをぜひ体感してみてください。
良いサウナの条件を1つ上げるとしたら、水風呂の水質、自然を感じる外気浴、薪サウナ……
やっぱり1つに絞るのは難しいのが正直なところですが、Satologueのサウナ「風木水 FUKISUI」には、この全てが揃っていました。
先ほどのレストランと、こちらのサウナを設計を担当したのは、瀬戸内海に浮かぶ移動式ホテル「guntû(ガンツウ)」などを手掛ける堀部安嗣氏。敷地内にあった倉庫を改築して薪サウナとして甦らせ、水風呂には清らかな川の水を引き込むなど、こだわりに溢れていました。
林業で栄えた奥多摩の木材を薪として使用する檜のサウナ小屋。薬草やハーブを使ったロウリュ水で、心地よい香りを楽しみながら汗を流せます。
外気浴スペースでリフレッシュしたら……もう帰りたくない(笑)
貸切で利用できる特別な体験。ぜひ、ご自身の身体と心が自然に溶け込んでいく感覚を味わってみてください。
サウナでととのった後に、マネージャーの秋山拓実さんと話す機会がありました。
「サウナはいかがでしたか? 建築家の堀部さんは、全国のサウナを渡り歩いて、ご自身が作りたいサウナをここで表現されました。奥多摩は林業で栄えた町なので、地元で採れた薪で火を起こし、敷地内に流れてくる川の水を使った水風呂に入る。そして、この山々の自然に抱かれた外気浴。JR青梅線の電車が約40分に1本通るのですが、目をつぶっていると音が段々と近づいてきて、また離れていく風情のある”ととのい”も体験できます。
また、サウナで使った木材の灰は畑に巻いて肥料にし、育ったお野菜をレストランで提供したり、本日のメニューにあった東京和牛の炭火焼きは、地元のおじいちゃんからいただいた炭で香り付けした一皿だったり、Satologueを通じて良い循環が生まれています。
あと、私が個人的におすすめしたいのは奥多摩の朝の雰囲気です。山に霧がかかり、そこに朝日が差し込む光景などはとても神秘的なんです。都心から電車ですぐ来ていただける場所ですし、普段はこの場所に住んでいる人しか味わえない風景を、宿泊いただくことで楽しめます。ぜひ、今春オープンするホテルに泊まって体験して欲しいですね」
奥多摩に移住し、Satologueの魅力やこの土地の豊かさを伝える「語りべ」として活動している秋山さん。ぜひ、お会いする機会があれば声をかけてみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介した「Satologue」は、JR 青梅線 古里駅・鳩ノ巣駅の間に位置しています。都心から電車を乗り継いで辿り着く小旅行は楽しい時間でした。
| 所在地:東京都西多摩郡奥多摩町棚澤 1 交通手段:JR 青梅線「古里」駅 徒歩15分 / JR 青梅線「鳩ノ巣」駅 徒歩20分 ※鳩ノ巣駅には電動アシスト自転車 (HELLO CYCLING)、電動トゥクトゥク(Emobi)を設置(冬季休業の場合もございます。詳しくは各サービスHPをご覧下さい)) |
心と体を温める新しい選択肢。
ただのリフレッシュではなく、忙しい日常をちょっとだけ離れて自分と向き合える。地域の人と人のつながりや、その土地の風や木、水などに触れ、すべてが循環している自然のいとなみを知ることで、自分にとって心地よい生き方や働き方に気づける場所。
国内外いろいろな観光地がありますが、大都市東京の自然が色濃く残る奥多摩エリアにできた『Satologue』には、そんな魅力がありました。
少し羽を休めたい日に、あなたも新しい物語をつむぎに出かけてみませんか?
Satologue公式HP:https://satologue.com/
The post 奥多摩の「里の物語」をつむぐレストラン・サウナ・ホテル。『Satologue(さとローグ)』で過ごす、特別な一日 first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.
]]>The post 1か月バリ島、親子ワーケーション。子どもは現地の幼稚園へ。大人は余白のある時間で仕事とリフレッシュタイム first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.
]]>初めて海外でワーケーションをしてみたい。
外国に行くなら、現地に長く滞在したい。
そんな方におすすめなエリアが、東南アジア。
温暖な気候、美しい自然環境、物価の安さ、日本との時差が小さいため業務に支障が出にくい……など、仕事をしながら旅(バケーション)をするのにはぴったりな国が多くあります。
私自身、自転車で国内47都道府県全てを回りながら仕事をしたり、いろいろな国へ一人旅をしながら働いたりとワーケーション経験は豊富にある方かもしれませんが、今回はちょっと勇気のいる挑戦をしてきました。1歳半の息子を連れて1か月、インドネシアのバリへ。
結論、最高に良い経験ができたのですが、仕事はどうする? 子育て環境は? お金はどのくらいかかる?といった課題はあったので、それも踏まえながらバリ島ワーケーションの魅力を紹介します。
以前インドネシアに伺ったのは、コロナ禍になる前。1か月でアジア5カ国を旅した際の、最終目的地がバリ島でした。
その時の印象は……
| ・世界中からデジタルノマドが集まるエリアがありコミュニティが充実していたこと ・美しいビーチや山々、棚田など豊かな自然が広がっていたこと ・料理が美味しく、物価もとても安かったので満足度が高かったこと ・独自の文化や伝統的な祭りが多く、文化体験が充実していたこと ・人が優しかったこと |
短い滞在ながら、とても良い場所だなぁと感じました。
また機会があれば行きたいなと思っていたところ、友人からお誘いがあり、育休中の妻がまずは行きたいと手を挙げました。しかも、現地に短期滞在者も入れる幼稚園があるから、1か月行ってくると。
せっかく行くなら私もそのくらい行きたいのが本音でしたが、当然、仕事や費用の不安は頭をよぎりました。でも、もし行けない場合は息子と離れ離れになるのも寂しいし(笑)。
ということで、まずは仕事の調整と、現地で暮らすように旅するための情報収集からスタートすると、1か月、一緒に行っても支障がないことがわかりました。
インドネシア全体の人口は、約2億7,000万人(2020年、インドネシア政府統計)。中国、インド、アメリカ合衆国に次ぐ世界第4位の規模となり、2050年には約3億1,700万人に達するという予測もあります。若い人も多く、国としての勢いを感じます。
まずは最低限、以下のような情報収集をすれば予算や持ち物などの準備ができると思います。
| ・日本からのアクセス バリ島は、東京(成田・羽田)、大阪(関西国際空港)からガルーダ・インドネシア航空、全日空(ANA)、日本航空(JAL)などが直行便を就航しています。所要時間は約7〜8時間です。 また、費用を抑えたい方や、時間に余裕があり他の国にも寄ってみたい方はシンガポール、クアラルンプール、バンコク、香港などでの乗り継ぎも一般的です。 今回は1歳半の子供が一緒だったので、直行便を選択しました。費用は季節や予約時期、航空会社によって大きく変動しますが、エコノミークラス:約7万円〜15万円程度が一般的です(今回は一人13万円ほどでした。国際便は子供は2歳まで無料) ・気候 バリ島は赤道に近いため、高温多湿の熱帯モンスーン気候です。気温は年間を通じて約26℃から30℃と、極端な温度変化はありませんが、ベストシーズンの乾季(4月〜10月)は、カラッと晴れた日が多く、実際に今回滞在した7月から8月にかけては日本より格段に過ごしやすかったです。 私は東京に住んでいますが、近年の夏は、酷暑、台風、ゲリラ豪雨などが話題になりますよね。バリ滞在中はほとんど雨にあたることもなく快適でした。また、内陸部は標高が高く山岳地帯の観光地では、気温が低く、夜間は涼しくなるので長袖がいるほど。 また、静かに過ごしたい方は雨季(11月〜3月)もおすすめ。雨季といっても、雨は短時間で止むことが多く、観光客が少なく、宿泊料金が安くなるシーズンでもあります。 ・人口・民族 インドネシアは世界最大のムスリム人口を有していますが、イスラム教は国教ではなく、憲法によって宗教の自由が認められているそうです(ただしイスラム教、キリスト教、ヒンドゥー今日、仏教、儒教のどれか)。一方で、無宗教であることも認められていないため、何かしらの宗教を信仰しているのが特徴です。 そんなインドネシアの中でも、バリ島は特異な宗教的特徴を持ち、多くの島民がバリ・ヒンドゥー教を信仰しています。島の文化、芸術、社会生活の基盤となっており、これらの宗教的な習慣や行事を理解することで、バリ島の文化をより深く体験することができます。 ・言語 公用語はインドネシア語です。ほかにも、ほとんどのインドネシア人は独自の民族言語(ジャワ語やスンダ語など)を持っています。観光で行く、レストランやお店はほとんど英語が通じますし、タクシーの運転手なども英語で気軽に話しかけてきます。 スマホの翻訳アプリを使いながらなら、英語はもちろん、インドネシア語でも簡単なコミュニケーションはできるのでアプリを事前にダウンロードしておきましょう。 ・リモートワーク環境 バリ島の主要な地域では高速なインターネットが利用可能。チャングーやウブドなど、世界中からリモートワーカーが集まるエリアがあり、コワーキングスペースやデジタルノマドのコミュニティが充実しています。 |
初めての子連れ海外フライト。
普段から出張に付いてくる(連れていく!?)ことも多く、0歳で10回以上フライトを経験している息子。それなりに練習を重ねた後の本番だったこともあり、搭乗後、早速爆睡していました(笑)
バリは時差が日本と1時間しかないので、身体の負担も少なく現地に到着しました。
事前にオンラインで到着ビザ(VoA:Visa on Arrival、e-VoA)を購入しており、海外旅行に慣れていればかなりスムーズに入国できると思います。
| ※以前は日本国籍保持者がインドネシアへ入国する際は、観光目的で30日間の滞在であればノービザで可能でした、2020年3月より査証免除措置が停止しており、2024年の夏時点では5000円前後でしたが、今後料金が変動したり廃止されたりする可能性があります。在インドネシア日本国大使館のHPをチェックしていきましょう。 |
次の日は、さっそく現地の幼稚園(RUMAH KECIL Kids Learning Center)へ預けました。短期滞在者でも入園できるインターで、初日は……「なんでボクちんをおいていくの?ピエンピエン」と、泣き叫びましたが、慣れるのには3日かかるという先生の言葉通り、翌々日からは元気に通園。
バリの先生は、英語やインドネシア語で子どもたちに話しかけるのですが、1歳半の息子は、どんな言語でも関係なし!先生が優しく接してくれるので楽しく過ごせたようです。
バリ島では、一棟貸しのヴィラの部屋を1か月借りて滞在しました。
友人夫婦含め、何人かの日本人でシェアする形だったのですが、備え付けのキッチンで調理をしたり、庭にあるプールで子どもたちと遊んだり、家にマッサージ師を呼んだり(1回1500円ほど)、中長期の滞在にはこのスタイルがすごく良いと感じました。
オーナーさんが親切で、バリのおすすめスポットやマナーなども教えてくれて、滞在中不安なく過ごせて……観光とはまた違った、海外で暮らすような気分を味わえる滞在でした。
なお、拠点にしたのはバリの東海岸に位置するサヌール。
静かで落ち着いた雰囲気が特徴の場所ですが、海岸線には飲食店やホテルが立ち並びリゾートの雰囲気が満点。息子を預けた幼稚園もあり、カフェやスーパーなども充実しているので過ごしやすかったです。
イメージを伝えるために、サヌールで過ごす1日の例をご紹介します。
7:00 起床。朝ごはんには新鮮なフルーツを
8:00 ヴィラから徒歩5分の幼稚園に息子を預ける
8:30 ビーチまでお散歩し、海沿いにあるヨガ施設「Power Of Now Oasis」へ
海からの心地よい風と、波の音でディープリラックス。さまざまな国の参加者で満員でした
10:30 ヴィラに戻って、記事制作やメール返信などのデスクワーク
12:30 近所のカフェに移動 ランチ&仕事
一番通った近所のカフェ。ランチは500円くらいでした。
16:00 息子のお迎えに行き、ヴィラのプールで遊ぶ
17:00 タクシーを呼び(片道300円くらい)、ショッピングモール「ICON BALI」へショッピングへ
2024年にできたばかりのショッピングモール。日本のブランドやレストランも多く、滞在中はよく利用しました。毎日ショーが行われており、子どもも大興奮。
18:30 レストランで友人夫婦とディナー
20:30 浜辺を散歩してからタクシーで帰宅
21:00 子どもは就寝。大人はお酒か仕事タイム。
バリは風が気持ちよくて、真夏でも暑さはあまり感じませんでした。その分、日本よりも活動的になれたと思います。
次は、休日の観光モードの過ごし方を紹介します。
「神々が棲まう島」として知られるバリ島は、エリアによって様々な顔があります。
基本、平日は仕事をして、幼稚園が休みの休日は子どもと一緒に小旅行に出かけました。中でも、また行きたいと感じたおすすめスポットはこちら。
・キンタマーニ高原(バトゥール湖、バトゥール山)
世界遺産であり、バリ・ヒンドゥー教では天国の入り口といわれる場所。最近はおしゃれなカフェやホテルもたくさんできている注目スポットです。
避暑地で夏でも涼しく、絶景を見ながら「これからどう生きるか」みたいなテーマを内省していました。
注意点としては、僻地なのでタクシーがなかなか捕まらないこと。夜はお店がほとんどしまってしまうこと。ツアーを組んだり、レンタカーを借りるなり、交通手段の確保がマストなので気をつけましょう。私はタクシーが捕まらなすぎて、久しぶりにヒッチハイクをしましたが、現地の人の優しさに触れて思い出がたくさんできました。
・ギリ島
警察がいない。車もバイクも走っていない。浮かれている人は、いる。パーティーアイランドとも呼ばれているギリ島(他にもいくつかの島があり、私が行ったのはギリのトラワンガン島)。
日中は波と海風の音色に癒され。夜は至るところでクラブミュージックが響き渡っている非日常感がとてもある場所でした。
以前から、「ギリ島はええぞ」と何人かに言われていましたが、実際に行くと、とにかく島時間が良すぎて、予定を変更して連泊してしまうくらいでした。
※パソコンなどを持っていかなかったので仕事はあまりできませんでしたが、心も頭もととのい、進めていたブランディング構築のプロジェクトがかなり進みました(メモ帳の中で)。時にはデジタルと離れるのも大事ですね。
・Bali ZOO 、Bali Safari
親子ワーケーションなら、子どもとどのように過ごすかはとても重要なポイント。バリにはキッズカフェやプールなど遊び場がたくさんあります。まだ1歳半の息子は遊ぶ範囲が限られていますが、中でも大興奮だったのはBali ZOO とBali Safari。
どちらも動物との距離がとても近く、南国の生き物がたくさんいました(心なしか日本より快適に過ごしている印象。1年中暖かい気候だと動物も元気なのかな!?)
息子は「ベビーっ!」という言葉が、最近のお気に入りだったので、動物に興奮して叫びまくりでした。英語圏の人からは「あんたがベビーやで」と、笑顔でつっこまれていました。
私も、小さい頃に父ちゃんが動物園によく連れていってくれたのを思い出しました。親子の時間は記録より記憶に残ります。
・寺院巡り
バリには、至るところにバリ・ヒンドゥー教の寺院があります。神秘的な文化と自然美を同時に楽しめる魅力的な体験なので、訪れるエリアにある寺院はチェックしてみましょう。どこも見応えがありましたが、中でも「バリ・ヒンドゥー教の母寺」と称されるブサキ寺院(写真)は、その建築美の規模感に圧倒されました。
今回のバリ島ワーケーションでは、いろいろな場所を訪れ、素敵な景色を眺め、たくさんの人に出会いました。
その中で感じたのは、良いエネルギーが循環している場所に行くことは、とても大事だということ。
ワーケーションは現地で仕事も行うスタイルですが、自分がどんな時にどんな場所でパフォーマンスが高くなるのか知ることができたり、リフレッシュして感性が豊かになったり、働きながらも心に余白を持てたりと、とても良い経験ができたからです。
また、他にも意識の変化もありました。
バリ島の「バリ」という言葉は、サンスクリット語の「供物」「いけにえ」を意味する「Bali」に由来すると言われています。つまり、バリ島そのものが神様に捧げられた供物でもあるのです。
相手が喜ぶことを先に捧げる。
今回の滞在で、その気持ちを、バリの人からも、現地の日本人の方々からも受け取りました。もちろん観光客相手への優しさもあると思いますが、数日だけの観光滞在ではないからこそ感じられることがたくさんあり、日本に戻っても自ら優しさを届けられる人になりたいと思いました。
日本人のパスポートの旅券保有率17.0%(2023年外務省の旅券統計)。コロナ禍の影響で海外に行くという選択肢自体が減った中、私も4年ぶりの海外旅行でした。
いざ行ってみると、とても楽しく学び多き日々が待っていました。特に親子で暮らすように旅する“実験”を通じて、子どもにとって豊かな経験ができるよう働き方や暮らし方を考えるきっかけとして、最高でした。1か月のバリ滞在中、息子も自然の中でたくさん遊んだことで顔つきがたくましくなった気がします。
日常からちょっと離れると見えてくるものがたくさんある。旅(ワーケーション)はやっぱりいいですね。
The post 1か月バリ島、親子ワーケーション。子どもは現地の幼稚園へ。大人は余白のある時間で仕事とリフレッシュタイム first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.
]]>The post 地球視点で「働く」「暮らす」を内省する、屋久島リトリート。1000年先に想いを馳せて、今を生きる。 first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.
]]>「屋久島にいると、自然を無視できない」
「この島は、私たちが地球の中に住んでいることを実感させてくれる」
この言葉を聞いたのは、島に降り立ったその日の夜のことでした。
旅の拠点、宮之浦地区にある素泊まり民宿「晴耕雨読」には、全国から旅人が集まり、夜な夜な愉快な会話が育まれています。今回はビジネスリトリートの体験と取材でこの地にやってきた私も、すぐにその場の雰囲気に打ち解けることができました。

「島のことを記事に書いて欲しいな」
お酒を飲みながら、こんなリクエストまでいただいて。自然の循環と共生をこの島で体感し、そこから得た「豊かに働くとは、暮らすとは?」を、自分なりにまとめてみたいと思います。

私自身、インタビューライターとして5000人以上を取材し、自転車で47都道府県を全てを仕事をしながら走ったり、自然が大好きなので大小さまざまな島にも旅や出張で訪れました。
そんな“風”のように日本を縦横無尽に駆け回ってきた人ですが、屋久島には「いつか行きたい」と、想いだけが募るばかりできっかけがなかなか訪れず。
ここは呼ばれるタイミングで呼ばれる島なのかもしれません。
今回、たまたまご縁があって、屋久島でリトリート(※1)を主宰しているスーさんからお誘いがあり、出張も兼ねて伺うことに。

| ※1 リトリートとは 数日の間、日常から離れた環境に身を置き、いつもと違った体験を楽しむことを指します。 心身の回復を図るため、旅先の観光地を楽しむというよりは、自分自身に意識を向け、ゆったりとした時間を過ごすのが一般的です。 今回の屋久島リトリートについての詳細はこちらでも詳しく紹介しています。 |
時期は、9月末。秋晴れの空へのフライトです。
プロペラ機の窓から噴煙をあげる桜島を見下ろしながら、鹿児島空港から屋久島空港まで約40分ほどで到着しました。
1993年、日本ではじめて世界自然遺産に登録された屋久島。(秋田県北西部と青森県南西部にまたがる白神山地とともに)
周囲約130kmの中に、1000m級の山が40座以上連なる「洋上のアルプス」とも称され、樹齢1000年以上の巨大な杉が多く生育していることでも有名です。
念願が叶った5日間程の滞在中は、推定樹齢7200年ともいわれる縄文杉も、ジブリ映画のモチーフになったとも言われる白谷雲水峡も、落差88mの迫力がある大川の滝にも……立ち寄ってはいません。
それでも想像通り、いや想像以上に魅力的な場所で、観光だけではない島のめぐみをたくさんいただきました。
現地到着2日目に訪れたのが、”心に自然を宿す”をコンセプトにした宿泊体験ができる「モスオーシャンハウス(moss ocean house )」。
海に面した高台にあり、気持ちの良い風を浴びると、海と空に優しく抱かれるような感覚に浸れる場所でした。
事前に写真で見ていた素晴らしい風景も……
視覚だけではなく、土や草の匂い波の音などから聴覚や嗅覚も刺激されます。
芝生にゴロンと横たわったり流木を拾ったときの触覚も、朝と夜のとっておきのご飯で味覚も刺激されて、まさに五感が喜んでいるのがわかる体験。
森川海が手を伸ばせば届くところにある屋久島は、「山10日、海10日、里10日」と形容されています。あるときは海で漁師をしたり、あるときは山師として森に入る、あるときは里で畑を耕すような生活の営みがあると同時に、旅人にとっても島全体が遊びと学びの場であることも、ここの魅力ではないでしょうか。
moss ocean houseのオーナーである今村さんから、山と海と里の関係性を豊かにする「流域プロジェクト」の取り組みをお聞きし、自然と人が住む場所のより良い関係性に想いを馳せながら過ごすことができました。
今回のリトリートで滞在した「モスオーシャンハウス」や、実験的宿泊施設「Sumu Yakushima」の運営、自然ガイド業などを通じて、流域コミュニティの再生から地球を再生することを目的に活動している今村さん。
実験的宿泊施設「Sumu Yakushima」のコンセプトを聞いてから、見学もさせていただく機会をいただき、とても知的好奇心が刺激されました。
【Sumu Yakushimaの3つのコンセプト】
“人と自然の調和に基づく、森のように呼吸する場所”がテーマの、この場所。
| 以下、HPより: サイト内の建物は、生態系に配慮し、人と自然の調和を模索して設計されています。基礎構造は日本で古くから伝わる土木工法を採用し、周囲の植生に働きかけ、土中環境が成熟することで地盤を安定・強化させる方式です。また、建物は最新のテクノロジーにより、オフグリット、高気密、高断熱の省エネ設計を基本としています。地元材を使用することで土地の風景を育み、その場の環境と呼応し続けます。こうして建物が森のように呼吸することで、サイト全体が循環しやすい空間となり、流域一帯の一部として正しく機能します。 旅先での自然やコミュニティへのエンゲージメントがイノベーションに繋がる新しい時代、小さな種がいつの日か大きな木になる可能性がSumuにはあります。 |
ここで、これからの生き方を考えたり、新しいビジネスのアイデアの種を育てたいと感じるような素敵な施設でした。
崖の上に立つモスオーシャンハウス 。下まで降りると、大きな大きな海が広がっています。
「この海を真っ直ぐ進むと南米大陸に着きます。途中、何もないんですよ」
そんな話を聞いて海を眺めると、地球の大きさを感じずにはいられない場所でした。
大きな岩がゴロンゴロンと転がる場所は、川と海との交差点。きっと、山奥の川上から海までたどり着いた岩は、角がとれてまん丸でかわいい形でした。
海が温められてできた雲が、森に雨を降らせ、土を通じて流れ出た養分が川を通って海に注がれ、豊かな生態系を育む海を作る……そんなサイクルが生まれる営みを想像し、人間社会にどのように応用できるか内省するとっておきの時間も味わえました。
個人的な問いとして、利己ではなく利他の目標を考えていたタイミングだったので、とても大切なヒントを自然の循環の仕組みからいただきました。
そんな気持ちに満たされているときのご飯も格別。
屋久島滞在中はたくさんの地元の食材をいただきましたが、モスオーシャンハウス 料理人、齊藤 拓蔵さんの手がける料理は全てにストーリーを感じることができとても印象的でした。この島で採れるもの、旬なものを活かして作っていることと、作り手のひと工夫がそう感じさせるのだろう。
拓蔵さんも、埼玉からこの地に移住した人。「理科の授業で習ったことは、全てこの島でおこる」と話すように、風や雨などの様々な自然現象と向き合う中で、働くことは暮らすことだという価値観へ変わったと語っていたのが印象的でした。
屋久島滞在中は、何回か森へ。
最初はリトリートのプログラムとして。
「足音を立てないように歩いてみる」足の裏で土や落ち葉を感じながら、そっと歩いてみたり、多様な生態系が生きられる森の土は発酵しているという話を聞いたり、苔がびっしりつき木がまとわりつく岩を見て長い時間をかけて今があることを感じたり……。
”ありがとうございます”
印象に残ったのは、まず森に敬意を持って挨拶してから入ること。もちろん、出るときにも感謝を伝えてから。こういった姿勢からも、自然と共に生きる島なんだなと感じます。
「人が森に入ることは、森の中に空気(風)を届ける役割を与えてくれる」という言葉を聞いて、人が関わることで多様な生態系が息づく森が育まれていくことも教えていただきました。
次の日は、初日に泊まった民宿「晴耕雨読」で出会った山下大明さん、今村さん、そしてスーさんと一緒にさらに深い森に入りました。
山下さんは、屋久島の森を独自の視点で撮影し続けてきた写真家で、若い頃はわずかな食料を持って何日も山にこもり撮影をしていたこともあるそうです。何冊か写真集も出されていて、1992年に出版した初の単独写真集『樹よ。』(小学館)を拝読させていただき、とても感銘を受けました。
「多様な生物のいる森は10年や20年では作れない。150年以上かけて育んでいくもの」「世界自然遺産に指定されている地域は、屋久島全土の20%程度。このエリアを拡大し、次世代にこの森を残すのが目標」と、優しい口調で話す山下さん。
危機感を覚えながら今できることに向き合うと同時に、屋久島の自然への愛を感じることができました。
また、森の中を歩くだけではなく、1時間ほど同じ場所で観察を続け、ときには地面にはいつくばって、ルーペを持ち出さないと見えない小さな植物の営みを見つめていました。
光合成せずに菌類から栄養を得て生活する「菌従属栄養植物」の説明をたくさんしていただきましたが、あまりにも未知な世界ですぐに理解ができたわけではありません。それでも。新たな自然の営みに触れ、感動を覚えましたし、夜は光る森になるという話にも興奮しました。
今回の屋久島旅では、自然の中に浸っていたので、あまり町を観光する時間を作っていませんでした。
そんな中でも、とても素敵だなと思ったのが、島の人々の雰囲気。島内に24ある集落は独特の歴史や文化が形成されているそうで、南部と北部を行ったり来たりした中で少し立ち寄っただけでも、それぞれの個性を感じました。
今回、屋久島リトリートを主宰しているスーさんのご紹介で会った島の人々は、「ただいま」と言えば、「おかえり」と返ってくる。そんな人ばかりだったので、今度はゆっくり訪れて、一人ひとりとの時間を味わいたいなと感じました。
最後に……とても印象に残ったのが、島のいたる所で出会った【屋久島憲章】。
これは、屋久島が世界自然遺産として登録された1993年に、当時の上屋久町と屋久町の町議会によって、貴重な自然を生かした地域づくりとそれを保全することを目標として制定されたものとのこと。
帰りの空港でも、この言葉が書かれたポスターを見て、少しだけこの島の価値観が身体に染み込んだ自分がいることに気づきました。
短い滞在だったので、もちろんほんの少しだけですが、これからも島と関わり続けることで、より想いに共鳴共振していくんだろうなと感じる言葉でした。いつでもどこでもおいしい水が飲める島に、また、来ます。
| 【屋久島憲章】 1.わたくしたちは、島づくりの指標として、いつでもどこでもおいしい水が飲め、人々が感動を得られるような、水環境の保全と創造につとめ、そのことによって屋久島の価値を問いつづけます。 2.わたくしたちは、自然とのかかわりかたを身につけた子供たちが、夢と希望を抱き世界の子供たちにとって憧れであるような豊かな地域社会をつくります。 3.わたくしたちは、歴史と伝統を大切にし、自然資源と環境の恵みを活かし、その価値を損なうことのない、永続できる島づくりを進めます。 4.わたくしたちは、自然と人間が共生する豊かで個性的な情報を提供し、全世界の人々と交流を深めます。 |
働くと、暮らす。
その距離が離れていると感じることが、都会では時々あります。
忙しく働きすぎて暮らしが雑になったり、生活と仕事に重なりあうような豊かな人間関係を築くのが難しかったり。
集落で困っている人がいれば助け合ったり、海に出て魚をとり畑の野菜と交換したり、台風が来たら力を合わせて備えたりといった、島での生活でおこるようなことはあまりありません。
もちろん、都会との対比で良い悪いではなく、想いを持って生きていれば、どこであろうと自分にあった働くと暮らすが見つかるはずです。今回は、その距離をととのえるきっかけを得ることができました。
私自身の、これから。
旅を好む人として、地方と都会、自然とテクノロジー、大人と子どもなど、対比構造となりがちなエリアや分野を風のように移動し、つなぎ、関係をととのえるハブのような役割を担っていきたい。関わる人の心が発酵し、動き出す起点になるような。
屋久島は何千年と続く地球の営みを感じる場所です。一度視野を大きく広げ「1000年先に何を残す?」という問いを心に投げかけながら、今日という日を生きたいと思いました。
この記事も、皆さんが屋久島を知るきっかけにしていただきたいのと同時に、自身の生き方に自然から得る学びを循環させていくヒントになれば嬉しいなと思い書いてみました。
おわり。
The post 地球視点で「働く」「暮らす」を内省する、屋久島リトリート。1000年先に想いを馳せて、今を生きる。 first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.
]]>The post ママの楽園は、パパも安心を得られる場所でした。産後ケアホテル「マームガーデン葉山」体験記 first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.
]]>
赤ちゃんを産んだばかりのママが、育児を安心してスタートするための産後ケア。出産後に心身のダメージが回復するまでの間、母親と新生児、その家族までを支えるサービスです。
今回は日本最大級の産後ケアホテル「マームガーデン葉山」を、実際にママと一緒に利用したパパの視点でご紹介したいと思います。
男性がこんな場所やサービスがあることを知った上でパートナーに提案できると、ホテルに滞在中だけではなく、今後の夫婦生活にも(とても大きな)良い影響がある……と、声を大にして言いたいほど幸せな感情が生まれる場所でした。
男性からすると、産後ケアを知らなかったり、仕組みの理解が浅かったり、施設によってどのような違いがあるのか分かりづらいと感じている方もいるのではないでしょうか?
私もそうでした。第一子だったこともあり何もかもが初めての体験で、このサービスがあることを知って興味を持ち、実際に利用して心が軽くなりました。「本当に来てよかったなぁ」と妻の心からのつぶやきを聞けたのも良かったことです。
具体的にどんなところが良かったのか……本文にいく前に、写真でどんな場所かを少しご紹介します。
産後はママの睡眠不足や気持ちの落ち込み(マタニティブルーズ)など、心が休まらない日々を過ごすご家庭も多いですよね。
妻は「出産は人生イチ幸せな体験と、人生イチしんどい体験がセットでやってくる」と言っていましたが、実際に出産は全治2カ月レベルのダメージを体に受けていると言われています。その後に慣れない母親としての生活がはじまるので、大変なのも無理はありません。
だからこそ、パートナーがいかにケアできるかが大事……と、頭ではわかっていてもパパも初めてのことばかりで「これであっているのかな?」と不安を覚えることもたくさんありました。
私自身は個人事業主(会社経営)として活動しているので育児休暇をとることはなく、基本的には在宅ワークをしながら育児・家事に取り組んでいます。
本音を言うと……できることなら毎日毎分毎秒、赤ちゃんの成長を見守っていたいので仕事を少しセーブしたい。でも、今後もずっとそうはいかないよなという葛藤が正直ありました。それに加え、出産後は子どものことが最優先で、パートナーとゆっくり対話をする時間を取りたいなという想いがありました。
そして、その悩みや要望を叶えるのにぴったりの場所が、マームガーデンでした。
産後ケア施設の存在を知ったのは出産前、お世話になった病院が運営する産後ケアを勧められたからでした。私たちは「そんなサービスがあるんだぁ」くらいの認識で、育児初心者なので専門家からいろいろ教えていただくのはメリットも多そうだと思い、まずは医療系の産後ケアに申し込んでみたのです。
そこは最短最速で育児ができるようにアシストするというスタンスの施設で、産後ケアを使う良さは理解できた反面、「母子同室で、子どもを預けられるのはお風呂の時のみ。リラックスは全くできず、心身ともにギリギリだった」という妻の後日談を聞きました。
私自身も、その時はパパも利用するという認識がなく、妻の感想を聞いて、自分たちにあった場所があればいいよねと感じたのです。そして、そのタイミングで紹介を受けたのがマームガーデンでした。
ここには、シンプルに「行ってみたい!」と思える理由がいくつかあったのです。
・葉山というロケーション(海と山の自然が豊かでオシャレな別荘地。都心からのアクセスも良い) ・リゾートホテルなので設備やサービスが充実している ・「ゆっくり“ママ”になれる場所」というコンセプトに共感できる ・24時間赤ちゃんを預けられるので、夫婦の時間が取れそう ・SNSでの評判がとてもいい(口コミ大事!) |
妻と私は旅行が大好きなので、出産前はいろいろなところに旅をしていました。子どもがいるとそのハードルは高くなるので産後は遠出できていませんでしたが、マームガーデンなら“赤ちゃんと一緒の初めての家族旅行”にもピッタリだと思いました。
妻の体調最優先なので、いろいろなところにはいけませんが、施設の中だけでもいろいろな体験ができるので、ここなら安心して過ごせそうだとも感じたのです。
マームガーデン葉山を利用したのは新緑が眩しい5月中旬。都会の喧騒を抜けてこの地に来ると、海の青と山の緑が目に飛び込んできて、それだけで癒されました。
葉山は都心からでも遠すぎず、近すぎず、出産後は病院と自宅で過ごすことが多かった私たちにとって、“旅感”を味わえたのは、最高のリフレッシュ体験だったからです。
まず到着後、エントランスでウェルカムドリンクと一緒にスタッフの方が出迎えてくれて、ホテルに来た気分を味わえます。
その後、チェックインの際に助産師さんとの面談があり、心身の不調や辛いところについて、しっかりヒアリングしてくれたのも安心感を抱きました。特に、メンタルヘルスの観点を大切にケアしてくれるのは、他のリゾートホテルにはないところです。
部屋に入ると、大きい窓からのオーシャンビュー。ここでもウェルカムドリンクのシャンパン(ノンアルコール)があり、旅行気分が抜けないパパのテンションも上がります。
そんなパパ目線の施設紹介は後ほど……するとして
マームガーデンの大きな特徴の1つに、24時間いつでも赤ちゃんを預けられることが挙げられます。助産師、看護師、保育士が常駐しているので安心感があり、迎えに行くたびに赤ちゃんに声かけしているスタッフを見てほっこりしました。さらに、廊下やエントランスですれ違うと、みなさん笑顔で挨拶&声かけしてくれたので、ゲストに最大限寄り添ってくれるホスピタリティに感銘も覚えました。
到着した1日目はゆっくり過ごし、次の日の朝、妻から嬉しいフィードバックが。
「久しぶりに快眠できた!」
一晩、子どもを預かっていただいたので、夜泣きで起こされることがなく(私のイビキで起こさないかヒヤヒヤしましたが笑)、選べる枕や耳栓、カーテンの遮光など細かいところまで眠るための配慮が行き届いていました。
産後の疲労感が溜まった体にも、安心して寝られる睡眠が一番のご褒美かもしれません。
また、パパになってわかったことは、子どもやパートナーのことを考えることが増え、対応するタスクも都度整理しないと、ついつい溜まってしまうこと。そのため、産後ケア施設では、パートナーと二人だけの時間を過ごして対話をしたり、子どもにやってあげたかったイベントもまとめてできました。
例えば、記念撮影。
家で用意するのは大変な写真撮影セットもあったので、いろいろなカットが撮れました。いい思い出。
足型も自分たちでペタっ
3時のおやつのデザートをいただきながら、二人の今後について話し合う大切な時間。
子どもを預けられるので、館内にあるカラオケに二人で行ったり、大浴場で汗を流したり、妻は岩盤浴やエステも体験していました。
また、滞在中はママ向けや、家族向けのプログラムもほぼ毎日用意されていたので、何個か参加できました。
そのうちの1つ、マームガーデン葉山 事業責任者の斎藤 睦美さんの両親向けの講座は、ママの苦労がわかり、産後ケアやパートナーシップの大切さを理解でき、より育児に参加しようという思いが強くなりました。
ゆっくりママになれる場所は、ゆっくりパパにもなれる場所でもありました。
男性も慣れない育児(家事も増えた)で疲れているので、マッサージ機や足湯などでリラックス&リフレッシュできたことも嬉しかったです。平日はラウンジで仕事もでき、この地にいるからこそ、今まで手がつけれなかった作業にも取り組めて充実感がありました。
今回、私がマームガーデンで過ごしたのは計3泊。産後すぐであれば妻だけでも2〜3週間は滞在して、身体の回復や育児不安の解消を優先し、3カ月前後のタイミングでリフレッシュで利用するなど、活用方法はいろいろあるなと感じました。
パパ視点で見ると、予想以上に一緒に宿泊している旦那さんが多くいたことにも驚きました。通常のホテルは子連れだと気を遣って余計に疲れてしまうかもしれませんが、ここはみんな境遇が同じなので連帯感のようなものも覚えました。
また、赤ちゃんを預けられることでパートナーとも育児期の時間に追われる感覚から一時的に解放され、お互いゆっくり対話したり、将来のことを考えることができたのは大きな財産です。赤ちゃんも環境の変化が刺激になったのか、笑顔が増えた気がします。
この楽園で過ごす時間を男性からプレゼントするのが、今後も続く家庭の絆を強める秘訣になるかもしれませんね。
The post ママの楽園は、パパも安心を得られる場所でした。産後ケアホテル「マームガーデン葉山」体験記 first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.
]]>The post 時代に消費されない「ドア型人材」へ!?新プロジェクト #INOU 決起会レポート first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.
]]>その昔、全国を歩いて測量したことで知られる、伊能忠敬。
当時の江戸、門前仲町を拠点に日本全国を行脚し地図を完成させた。
そして今、伊能の現代版を生み出すようなプロジェクトが、東京・門前仲町で始動。
プロジェクト名は、「INOU(イノウ)」
手がけるのは、70seeds株式会社 × 合同会社スゴモン × 株式会社はじまり商店街。異なる強みを持つ3社が集結し、「各社の強みを活かし、何ができるのか?」と幾度もの会議を重ねた結果、“動くパワースポット”のような人材を育む拠点を作ろうと……話しているところです。
そこで今回の記事は、2023年2月24日のプロジェクト決起会であり、“公開会議”でもあるイベントの模様をお届けします。
「INOUとは何か?」
「このプロジェクトはどんな内容?」
少しでも興味が沸いた人に向けて、(雑談しながら)1つひとつ解説します。

今日、このイベントをオンライン配信している場所が、私が代表を務める70seedsの門前仲町のオフィスです。実は、私自身は富山に移住し、社員も多拠点で活動しているので、コロナ禍以降このオフィスをあまり使っていなかったのです。
何かいい活用方法はないかと、スゴモンのもゆるさんに相談したところ、はじまり商店街の柴田さんとくまがいさんも興味を持ってくれて、この3社が集まったという感じです。
■岡山史興 1984年長崎県生まれ。高校生時代にNPOを立ち上げ、大学生時代の愛・地球博市民プロジェクトリーダー、PR会社勤務などを経て独立。2017年に「次の70年に何をのこす?」を掲げる70seeds株式会社を設立。ウェブメディア『70seeds』運営、企業・地域のブランド戦略立案、PR支援、新規事業開発等を手掛ける。2018年から富山県舟橋村に移住、富山県成長戦略会議ブランディング策定WG委員、総務省地域力創造アドバイザーなどを務める。現在舟橋村では保育料負担ゼロの学童保育施設「fork」も運営。 |

3社で何か面白いことをしようと想い始めたプロジェクトですね。ところで、「INOU」の名前の由来はなんでしょうか?
■くまがい けんすけ 株式会社はじまり商店街共同代表取締役 CEOサウス横浜出身。YADOKARI株式会社と共に日本橋エリアにおいてBETTARA STAND 日本橋 運営に参画/運営。その後、株式会社はじまり商店街を創業し、現在は会社のビジョナリー担当。Vision「はじまりを、はじめる」 / Mission「わかちあうコミュニティの再創造」/ 7Value「傾聴・継続・越境・発信・問い・万物流転・遊ぼう」。ソーシャルロマンティックカンパニーとして人間の情緒を信じながら、チームメンバーと共に資本主義に立ち向かう。 |

これからアフターコロナの世の中で地域と都市との交流もまた広がってくるという会話の中から生まれました。
江戸時代、地域を回って地図を作った伊能忠敬さんが、実は門前仲町を拠点に活動していたことから、現代の伊能を産み出そうという話で盛り上がり、この名前「INOU」になりました。

「INOU」には、異なった能力の「異能」という意味も含まれています。僕たち3社も様々な形で地域や企業に関わるお仕事をしているんですけど、このプロジェクトを通して、全国の地域で活躍するINOUを育て、共に活動していきたいという意味も含まれています。
■柴田大輔 株式会社はじまり商店街共同代表取締役/コミュニティビルダー1988年生まれ、秋田県出身。東京の家具メーカーで働くも、暮らしに違和感を感じ、鎌倉に移住。鎌倉を拠点にシェアハウスやゲストハウスを運営。他にもカフェ・バル・家具屋に関わりながら、街のコミュニティづくりに参画。 現在は、株式会社はじまり商店街の代表として「はじまりを、はじめる」をコンセプトに、まちづくり・場の賑わいづくり・コミュニティ支援などを行う。 |

各社それぞれに強み(異能)があるので、その能力を活かして何かやろうという話からステップアップしてのプロジェクトが発足しました。今は、3社の持つ経験・スキル・マインドを届ける場として「塾」みたいな学びの場を作ろうと企画しています。
例えば、70seedsさんは地域・企業の魅力を発信・PRすること、はじまり商店街さんは場づくり・場を盛り上げること、スゴモンはライティングを軸に地域や企業のブランディングをサポートするなど、それぞれが異なる分野で活動しながら、共通した想いもある。

その想いとは?

好奇心を持って行動・移動することを大事にしていたり、人が集まる場を作ること。そして、大前提として、なんでも楽しみたいという想いがあることなどです。
■松田 然(もゆる) 合同会社スゴモン代表働くがととのうインタビューライターとして、今まで1000社、3700人以上を取材。「らしさ」を紡ぎ、伝わる言葉で組織や個人の「はたらく」をととのえている。プロのはたらき方発信サイトSoloPro編集長。採用と組織活性のブランド構築支援totonou.work代表。サウナではたらく人の半歩を創るtotot共同代表なども務める。自転車旅人として、仕事をしながら日本の47都道府県を全てを走破。サウナーとして週日以上サウナでととのっている人(サウナ・スパプロフェッショナル資格、ブランド・マネージャー認定協会1級資格取得) |

なるほど。各社の異能が集まることでもっと面白いことができるのではないかと考えているわけですね。今までの話の中でキーワードとして、「地域」が何度か出てきたのですが、なぜ「地域」なのでしょうか?

現在、私自身が富山県に住んでいるのですが、東京にいるだけでは見えなかったことがいろいろな地域を訪れると見えてくると感じることがあって。逆に、地域に対して東京の立場からできることがあることにも気づきました。「地方創生」だとか、最近移住する方も世の中的に増えていますし、良くも悪くもある種のトレンドだと感じています。
地域に対する誤解だったり、地域で働くことに対する幻想みたいなものによって地域側も都市側もあまりハッピーにならないこともあるので、うまくマッチングできれば、お互いに幸せになれるはずなんですよ。
この3社は、お互いが幸せになれる組み合わせを身をもって経験してきているので、同じように地域に関わっているけど壁にぶつかっている人や、地域と仕事をするにあたってやり方が分からないという人たちと一緒にチームになれたらいいなと思っています。

はじまり商店街は、仕事の内容として東京側から地域に関わるシーンが多いんです。ここ数年この仕事をやっていて、首都圏から地域に関わる仕事は山ほどあるなと感じています。弊社だけでも、地域でフィールドワークをするなどの仕事が年7〜8本動いていますね。
僕たちは東京から出向いているので、その地域のことをよく知っているわけではありません。なので、よそ者として関わるのではなく、地域の方と連携しながら「地域に入らせていただく視点」が大事だと考えています。

僕は東京生まれ東京育ちなので、昔は地域に行くとなると旅や観光が多かったですね。でも、「観光は、光を観る」という漢字を書くように、その街や地域の“よく見せたいところ”しか見えていなかったんですよね。
30代になってから、自転車で日本の47都道府県を全て走ったのですが、ただ電車や車で通り過ぎるだけではなく、ゆっくりその地域に伺い、取材しながらもう少し深く関わってみたのです。当時は、仕事でその活動を行うという感じではなく、ただ地域を知りたいという思いから動いていたのですが、取材を通じてたくさんの課題が見つかり、それを解決していくことも仕事になりました。
表現が難しいのですが、スキルだけだと、表面的な関わり方しかできないと感じる場面も多くあったので、地域と関わる時は泥臭さも必要だなと感じました。そこはINOUのプロジェクトにも通じるところだと思います。

僕らも、地域の方と一緒に課題を共有するというか、「どんな街にしたい?」「どんなプロジェクトにしたい?」という話をしながら一緒に考えていくという感じでやっていますね。それは観光では届かない視点ですよね。

僕たちはじまり商店街でも、都心と地域のミスマッチがあると感じることが多かったんですよね。それはなぜなのでしょう?地域と都会の人との繋がり方として、移住や観光はもう時代遅れになっているんですかね?

もちろん、観光で遊びに来る人も大事です。ただ、お客様的に関わってしまうと、観光の枠を越えて深く関わることができないと感じます。お互いの本音を聞けるような関係性を築くことが大切だと思います。

岡山さんは地域側の目線として東京側から来られるのを、どう感じています?

移住して5年、ようやく馴染んできた感じです。30年住んでいても、「よそ者はよそ者」という文化がいろいろなところにありますね。移住の場合、そのあたりは気にしても仕方がないかなって。
ただ、最近は人材交流という話もありますが、都会から地域にやってきた時に「本当に役に立てるのか?」という目線は大事だなと思います。
以前、富山県の経営者の方と話していた時に言われたことなんですけど、「東京から企業の窓際人材が地方で第二の人生的にあてがわれることがあるが、地方はゴミ捨て場じゃない」という話がありました。結局、マッチしない人がいくら地域に来ても、場所を変えたからといって花を咲かせられるわけではない。でも、力はあるのに環境が合っていなくて悔しい思いをしている人は、環境が変わるだけで活躍できる場合もあるだろうし。
INOUでは、そういう視点もそうですし、スキルもそうですし、「地域側に求められていることをリアルに知ってほしい」と都市と地域を経験している身として思いますね。

両方を経験しているからこそ感じることですね。その都市と地域のすれ違いを埋められるのが、INOUさんなのかもしれませんね。

はじまり商店街は東京でイベントをすることが多いんですけど、イベントの参加者は地方出身者が多いですね。自分が生まれ育った田舎を持っていて、いつか田舎で何かをしたいと自分の実家や地元を思っている人がゼミに参加してくれることが多いです。他の地域の事例を見て、自分の地元にはどう活かせるかを考えていたり。なので、そういった方々は「INOUさん」になる可能性を持っているかもしれないですね。
でもその反面、まだまだみんなマインドが足りないんですよね。妄想で止まっていて、地域の課題までは抽出できていない。地域との対話をする必要がある。人口が少ないとかそんな大きな問題ではなく、地域側で本当に求められている課題にまで入っていけるとINOUになっていくのかなと思います。僕らは、そういったことも伝えていけたらいいですね。そこまでやらないといけないなって思います。

このメンバーの間でも、「魂があるか、ビジョンがあるか、マインドがあるか」などよく話しますよね。魂は、やりたいこと・熱量があるか、ビジョンは取り組みたいフィールドがあるかと定義していて、生まれ故郷で何かをしたいというのは、まさしくマインドの部分ですね。

マインドもそうだし、地域側の声をよく聞くのが大事ですね。

実家や地域を愛している人はいいと思うんですけど、自分に縁のない地域の人にはどうアプローチするといいのでしょうか?

自らの経験でお話しすると、僕が起業したての頃に東日本大震災が起こり、自分にも何かできないかと東北に行きました。特にスキルがあるわけではないし、未来を描くビジョンもない。でも、何かこの地域のために力になりたいというマインドだけはあり、東京から自転車を漕いで福島、宮城、岩手、青森の沿岸部を走り、現地の“今”を発信しました。
実際、何も役に立たなかったかもしれませんが、現地の人と対話して現状を伝えるだけでも、出会った方々に喜んでいただけて、改めて人と関わる大切さを学びました。「もっと地域で起こっていることを知りたい」そんな好奇心から、その後も47都道府県全てを自転車で旅しました。
東京生まれの僕には地方に故郷があるわけではないのですが、様々な地域を知っていることで、よそ者だからこその地域の関わり方も模索してきました。例えば「ずっと住んでいると自分の地域の良さが分からなくなってしまう……」というのはよくあることなので、いろいろな地域を知っている第三者として外から関わることで、良さを引き出して、東京や都会へ発信していくことも価値があると実感しています。

それって愛せる場所を作れる(増やせる)ってことですよね?

そうですね。増やすために、まずは地域に何度も足を運んでみて、地域のいろんな人とお話しして、情報発信して……。そうしていくうちに、地域から呼ばれるようになり、また東京の人を繋いで広がっていくというようなことができるようになっていく。それって、地域にとってのHUBのような存在になることでもあると思います。

我々が「INOUって何なの?」という部分でひとつ参考にしている人物像があるんですよね。
「ドア型人材」という、ある著名な思想家が4〜5年前に書いたnoteの内容なんですけど、まさにドア型人材がINOUという人材のロールモデル・概念だと共通認識を持っています。
とてもわかりやすい内容で、今もなお読みやすく、はじまり商店街としてもメンバーにはドア型人材を目指してほしいと伝えています。ま、それを書いた著名人は岡山さんなんですけどね。
岡山さん、改めてドア型人材について説明をお願いします!

「ドア型人材」というのは、僕が4年前にnoteに書いたんですけど、著名な思想家がnoteを使うってシュールですね(笑)
当時は自分ブランディングがものすごく流行っていて、SNSでは承認欲求に振り回されている人がすごく多かった時期でした。
そういった中で、人から必要とされている人は、「いいね」稼ぎをしている人ではなく、いろいろな人と流れを作っていくような「ドア」みたいな人だと考えていました。
この人に相談したらなんとかなりそうだとか、あの人はこういう人と繋げてくれそうという安心感があり、物事の価値が流れていく中にいる人を「ドア型人材」と名付け、こういう人になれるといいよね、というようなことをnoteに書きましたね。

私自身、岡山さんのnoteを読んでとても影響を受けました。いろいろなコンテンツが多数消費されている中で、自分というドアさえあれば、時代に合ったコンテンツを自分で組み合わせて新しいものを作り続けることができる、そういう人こそがドア型人材なのだと他の人にも話をしています。
ドアという表現を用いていることは秀逸だと感じましたし、「時代に左右されない」というのは刺さりましたね。

くまちゃんは数年前から岡山さんのファンだったもんね。

このnoteを読んで、「これはすごいぞ!」って昔から柴田と話してたんですよ。

勝手に岡山さんに会いたいと思ってましたもん。なんて素敵なことを書く人がいるんだと、僕らはいちファンでした。

頭の中で考えていたことを言語化してくれた! という感じがしましたね。

「消費されないドア型人材」とnoteには書いているのですが、ドアになぞらえて、人のフェーズにはPULL・PUSH・ドアの3つがあると考えています。
・PUSH型人材は自分を売り込んで何者かになろうとしている人
・PULL 型人材は何者かになって引き合いがくる人
PUSHとかPULLって結局、時代に合わせてアップデートし続けないといけないのでとても大変だし、しかも、PULLになると消費されるのが早いですよね。時代はどんどん変わっていくし、何らかの価値で自分を縛ってしまうことはもったいない。それよりも、いろいろな流れの中に自分の身を置き、自らより良い方向に持っていけるような人がドアですね。そういう人が世の中に増えるといいですよね。

まさに地域と都心をうまくコネクトするようなドアになるのかなと思いますね。まさに、これがINOUの求める形です。
70seedsの田中と、スゴモンの土井もこのプロジェクトに参加中!

今までINOUについて語ってきましたが、これから始める「INOU-JUKU」について教えてもらえますか?なんでやるの?どこを目指すの?

INOU-JUKUは、先ほどお話があったドア型人材のようなスキル・マインドを身につける塾であり、仲間・同志と出会う「宿(じゅく)」ですね。

これから「INOU-JUKU」に来る人たちを想像した時に、まだPUSH・PULL・ドアのどれでもないかもしれないし、もうすでにHUB的な力を持っている人なのかもしれない。フェーズが異なる人たちがここに集って、互いにINOU性を高め合っていけたらいいなと思います。
3社は得意領域が違うので、それぞれの得意領域で活きるスキルがINOU-JUKUで必ず学べると思うんですよね。伝えていく力や人を巻き込む力など。それぞれを学んで伸ばしていける場になります。
あとは、継続できることが大事ですよね。やらされINOUは辛すぎるので。(笑)

「今日も地図作るのかー」って愚痴言ってたら嫌ですよね(笑)伊能忠敬さんはどんなモチベーションでやってたんでしょうね。今日も地図作るぞー!ってやる気に満ちてたんですかね。
マインドの部分でINOUの先に愛する場所や愛する人・ものがいる状態を作って広げていけるような、INOU-JUKUはそういう場でありたいですね。

愛すべきものがあるかどうかはめちゃくちゃ重要ですよね。調べてみたら、実は、伊能忠敬は日本地図が作りたかったわけではないらしいんですよ。緯度・経度の概念を知って、緯度一つ分の距離って実際どんなものなんだろうと疑問を持ち、それを実際に測ってみたくて移動していたらしいです。

えげつない好奇心ですね!

自分の中でついつい動かざるを得ないような偏愛があり、その結果としてみんなの役に立つ地図ができあがったわけなんですね。
極論、地域に行く時も役に立とうなんて思わなくてよくて、この人が好きだからこの地域で何かをやりたいだとか、この風景が好きだからここで暮らしながら何かをやりたいというような、そんな出会いが実は一番大事なんじゃないかと思います。
好きでもないのに使命感で地域を盛り上げていくのはやっぱり続かないし、誰のためにもなっていない結果になってしまうことがありますね。そうじゃなくて、仕事はその地域が好きだから行くための口実だよねくらいのノリの方が楽しいんです。

元祖INOUは仕事をしていたというよりは遊んでたという感覚の方が近いかもしれないですよね。現代の考えにすごくあっていますよね。

本当にそうですよね。タレントの「サカナくん」みたいじゃないですか。大好きな魚の魅力を、想いを曲げずに伝え続けたら仕事になったという感じで。

自分の内なるモチベーションから生まれる好奇心に従っていきたいですよね。岡山さんの今の好奇心はどんなことに向いてますか?

僕は子育てのために富山県に移住して、子供の好奇心が育つ場所を作りたいなと思っているので、自分の好奇心というよりは子供の好奇心を育てていきたいですね。今は、周りに面白い大人がいる状態を作りたいと、富山県で学童保育を作っています。

ありがたいことに、はじまり商店街は年々新事業をやっていて、春ごろになると新しいお題がやってくるので、いつも好奇心を持って取り組んでいますね。今、ある県で携わっている案件は、その地域で地域活性をやっていただく方を育てるということをやっていますね。まさにINOU-JUKUでやろうとしていることに近いんですけど。
今後は47都道府県にコミュニティビルダーがいる体制を目指していきたいですね。地域のローカルキーマンになってもらってもいいし、ローカルキーマンと協業しながら活躍する人を増やしていきたいです。コミュニティビルダーがいる世の中というのは、僕らの仮説でいうとめちゃくちゃ役に立つと思っているので、今推進していくための好奇心がめちゃくちゃありますね。あと、毎日食べ物のことばかり考えています。大好きなので。

僕はライターの仕事をはじめて15年目なんですけど、職業柄、人の話を聴くことに好奇心がありますね。
実は、人見知りだったので、人とコミュニケーションを取らなくてもパソコンに向かっていればいいんだと思って始めた仕事だったんですが、ライターになった初日からインタビューに連れて行かれて驚きました。とても人と話す仕事だと(笑)
思い込みが外れてからは、人の話を聴くことって面白いと思うようになりましたね。特に、昔から「働き方」に対して興味があり、いろんな人の働き方について話が聞けるのはすごく好奇心がかき立てられます。
今サウナにもはまっているのですが、サウナで内省したり対話することを通じて働き方をよくすることに興味が沸いていたり、地域に関わるのも根源的には人の話を聴いて働き方を良くしたい、なんなら自分の働き方も良くしたいというところに、魂を注いでいます。

地域と東京のドア型人材になって、日本を良くしていくという壮大な目標がありながらも、参加いただく塾生の方々がご自身の好奇心に気づいて、生き方や働き方を変化し前を向いて人生を歩いていけるようなものにINOU-JUKUがなっていったらいいなと、ここでまとめさせていただきます。

最後に、どんな方がINOU-JUKUの対象になるか(向いているか)というところなんですけど。INOUやドア型人材を初めて聞いた方ばかりだと思いますが、いきなりINOUにはなれないと思いますし、ドア型人材にもなれないと思います。
今回3社でやっていく上で「働き方」「地域」が大きなキーワードであり、ミッションになっていくので
●今の働き方からプロジェクトを推進することを人軸・モノ軸・コト軸でもっと深めていきたい
●自分の好きな地域を何か起こしていきたいんだけど、仲間がいないし、どう行動に移せば良いかよく分からない
●もっと言えば、この変わった働き方の側面度を高めていきたい
というような人と一緒に学んでいきたいですね。
いろいろな方面でINOUになっていけるプロジェクトなので一緒に楽しんでやっていける方からのご応募をお待ちしております。
————————————
時代に消費されない「場の編集者」を育む塾【INOU-JUKU】が、第1期生の募集!
https://peatix.com/event/3706296/view
The post 時代に消費されない「ドア型人材」へ!?新プロジェクト #INOU 決起会レポート first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.
]]>The post サウナでととのうと、街の”らしさ”もととのう!?長野県小諸市の移住・定住イベントレポ first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.
]]>移住、二拠点生活、ワーケーション……
コロナ禍になってから、そういったキーワードを見聞きする機会も多くなった方もいるのではないでしょうか?
オンラインで場所を問わず働きやすくなった今、満員電車に揺られ通勤し都会のオフィスで仕事をしなくても、地方で自分らしい働き方やライフスタイルを実現することのハードルが下がったことも影響しているかもしれません。
「では、どこがいいの?」
それが今回の記事のテーマの1つです。
SoloPro編集長の松田 然(もゆる)と、ライターの大曽根桃子がおすすめするのは長野県小諸市。よそ者の視点から見る小諸の魅力や、現地で開催した「ゆるゆるサウナ交流会」の模様をレポート形式で紹介します。

日本全国を旅し、ほぼ毎日サウナに通っています。「サウナ・スパ プロフェッショナル資格」も取得し、常にトトノッテます。

サウナ大好きライターです!今回は、家族で小諸のイベントに参加しています。
今回、ご紹介する小諸市。長野県の地名だと知っていても、実際にどこにあるのかわからない方も多いかもしれません。そこで、小諸の場所を紹介する前にまずお伝えしたいことが、長野県は大きく4つのエリアに分けられるということです。
①東信(佐久・上田地域)
②南信(諏訪・上伊那・南信州地域)
③中信(木曽・松本・北アルプス地域)
④北信(長野・北信地域)
小諸は、①の東信ブロックに属し、都心からのアクセスがよいのが特徴です。
そんな長野県の東部に位置する小諸市は、北に浅間山を望み、南西部に千曲川が流れる豊かな自然が魅力の街。古くから商都としても知られ、多くの人々が行き交っていました。
年間を通じて降水量が少なく、全国トップクラスの晴天率を誇ることでも有名な小諸には、観光スポットも魅力あふれる場所も点在。
小諸を初めて訪れるのであれば、「小諸城址懐古園(日本百名城 日本さくら名所100選)」や、北国街道で歴史散歩を楽しむのもおすすめです。また、温泉でゆったりと羽根を伸ばしたり、四季折々の自然を楽しんだり、そばの食べ比べを楽しんだりと、小諸には年間を通して色々な楽しみ方があります。
みなさんが、移住や二拠点生活、ワーケーションに求めるものはなんでしょうか?
小諸の魅力と合わせて、いくつかのポイントを一つひとつ見てみましょう!
移住、二拠点生活、ワーケーションのキーポイントは“人”ではないでしょうか。よそ者に理解がある方が住んでいたり、刺激を受けたいと思えるような魅力的な人がいたりすることは、とても大事なことだと思います。
小諸も街を歩くと、歴史ある街並みの中に移住をしてきた人が開いたお店があって、新しい風を吹き込んでいるのを感じられます。既に活躍したりしている人がいることは、移住や二拠点生活を始めるのに最適な要素です。
“以前この街に来たことがある気がする”
小諸に初めて訪れた方からよく聞く言葉。まるで故郷に帰って来たような、懐かしい気分になる方が多いというのも頷けます。「ただいま」と思わず言ってしまいそうな居心地の良さが小諸にはあり、そんな人との出会いがまずは第一のポイントです。
場所を変えることの大きな問題として「仕事」の有無があります。

そこで、小諸にはどんな仕事があるのか調査してみました!(ライター大曽根調べ)
1,農業
恵まれた自然をいかして農業がとても盛んです。フルーツ王国信州という言葉があるように、特産であるりんごなどといった果物の栽培や、最近では時代のニーズに合わせて有機栽培をしている農家さんも注目を集めています。小諸市就業・創業移住支援事業などもあり、移住者に対するフォローもしっかりとしています。
2,飲食業
街には昔ながらの飲食店も並びつつ、最近移住をしてお店をオープンしているケースも増えています。小諸市移住応援(小諸市移住促進補助金)を利用すれば、移住や創業へのハードルも低くなります。
3,宿泊業
豊かな観光資源を活用した宿泊業の仕事もあります。ビジネスホテルから、地元の素材を使った料理や温泉を楽しめる観光旅館までさまざま。古民家を改装したワイナリーに宿泊できる場所など、既存の枠に囚われないアイデアに溢れた施設が増えています。
パソコンさえあれば仕事ができる、Wi-Fi環境さえ整っていれば大丈夫、という方も増えてきました。
その点、小諸も問題ありません。中でも注目は、2022年にオープンした、人と暮らしをつなぐをコンセプトにしたコーポラティブスペース「合間」。こちらは、明治時代から続く古民家をリノベーションしていて趣のある雰囲気の中で、仕事をしたり時に地域の方とお話をしたり、リラックスできる素敵な場所です。
小諸は移住者を受け入れるために親身に相談・支援を行ってくれる街で、「おしゃれ田舎プロジェクト」もその1つ。田舎(小諸)で創業したい人を支援し、既に移住者同士のつながりがあり、これから小諸に移住したいという人は、交流できる場があるのでとても安心です。懐かしさと新しさ面白さが混在する小諸の可能性は、まだまだこれから!
https://sy5253.wixsite.com/oshare-inaka-komoro
二拠点生活、ワーケーション、サードプレイス的な存在として……。もちろん移住をしていても、仕事やイベントなどで上京することもありますよね。どのケースにも嬉しいことは、都心からのアクセスの良さではないでしょうか。
小諸は、新幹線の停車する軽井沢や佐久平からも近く、とても便利な場所にあります。実際に訪れてみるとよりわかるのですが、「こんな近いの!? 」と驚きました。行ったことがない場所、どこにあるか知らない場所って遠くに感じてしまうものですよね。
日本の各地域と関わる魅力の1つ、いや大半を占めるのは豊かな自然に触れられることではないでしょうか。
小諸も少し車を走らせると手付かずの自然があり、心底リラックスできます。小諸市のおらがやまは浅間山で、この山を見るだけで元気をもらえると話す人が多いのも頷けます。
空気が良くて水もおいしい、そうなると食も豊か。暮らしている方には自然のことかもしれませんが、このレベルのものが!という食材で溢れています。子育てをするにはもってこいの環境ですし、生活水準の高い場所で働けたら幸福度も増すかもしれませんね。

……と、ここまでは良くあるポイントですが、私個人的に大切にしているのが、次の項目にて。
その場所にサウナはあるのか?
ここは(個人的に)重要なポイントです。
「暑いの苦手だからサウナ室とか無理」
「水風呂は冷た過ぎて入れない」
「外気浴……何それ? 」
「ととのうってどういう意味?」

サウナに関してよく聞かれる言葉たちを集めてみました。よくわかります。だって少し前まで私もそう思っていた一人なのですから。
「暑いのも寒いのも苦手だからサウナとは一生縁がない」
「銭湯や温泉のサウナスペースを無くして湯船を広くして欲しい」とさえ思っていました。
トトノウという言葉が一人歩きしている感はありますが、その魅力を知っている私の中のトトノウとは、心と体が一体化して幸福度が上がること。サウナ時間は自分の心と体を丁寧にいたわる上質な時間。お手当、ご褒美、メンテナンスなのです。
実際に、温冷浴の認知度は日本人の約15%という事実からも、ちゃんと入れていない人が大半です。「サウナ、水風呂、外気浴(休憩)」を1セットとして3回ほど繰り返すと、その先には、トトノウという名の“幸せ”が約束されているのを知らないのはもったいない!?

サウナは確実に登れるピースフルな山。こんな世界があるなんて、私も今まで知りませんでした。

交感神経が優位になるサウナと水風呂に入ったあと、椅子などに座ってくつろぐ外気浴を行うと、β-エンドルフィン(幸福などを感じる物質)などが出て、副交感神経が優位になります。この行為を繰り返すことで自律神経が整いとてもスッキリする感じが、トトノウの正体です。
と、ついサウナのことになると熱く語ってしまいますが、そんな施設や場所が街中にあるといいですよね。さらに大事なのは、水。
今回、ご紹介する小諸は、水道をひねれば天然水というくらい、水質がよく、雪解け水はキンキンです。サウナは体を熱した後の、水風呂の温度差でもトトノウと言われています。
さらに、美味しい水で十分に水分補給をして、心も体もクリアになって幸せが満ち溢れている状態では、本音や肩肘張らないトークができる。何の垣根もなく、仲間意識しか芽生えません。サウナと水風呂は人間関係の潤滑油とも言えます。
そしてまた、サ飯(サウナ後の食事)がおいしいんですね! 例えるなら、サウナは極上の調味料とも言えます。
ということで、サウナで交流会を行ったら、より良いコミュニケーションが生まれるに違いないという確信に満ちた思いが、今回小諸でサウナイベントを開催した背景にあったのでした。
では、ここからはサウナイベントの当日のレポートです。
今回テントサウナ交流会を行うのは、小諸駅からすぐの場所にある「まちたね広場」。前日、機材などを搬入し終えた後、どこに何を置くかなどの確認を行いました。
屋外イベントのため天気が心配でしたが「明日晴れますように…」と、みんなが祈りを一つにして眠りについた夜でした。
そして当日朝、心配していたお天気は……大丈夫!
テントサウナ(MORZH MAX12人用)を組み立てたり、水風呂を用意したり、ととのイスを設置したりと大忙しです。

黙々と設営をしていた私は、現場専門の方と勘違いされていました。
サウナに入る前から滝汗状態です。
設営が終わった後の風景を眺めると、既に感激で小ととのいしていました! 老若男女、友達と、家族連れ、ソロで、いろいろな方が遊びに来てくれました。
大曽根は『コミュニティテレビこもろ』に取材していただきました。
テントサウナは初体験だったのですが、子どもや大人、男性女性の垣根なく、一緒に楽しめるところが魅力だと感じました。8歳にしてサウナーの愛息子は(ほとんど水風呂にいます)、エンドレスでサウナを楽しんでいました。

「どうしてずっと入っていられるの?」と聞いてみたところ
「水風呂で休憩しているからずっと入れるんだ」とのこと。
なるほど! 水風呂と外気浴が一緒になっている、子どもから教わることってたくさんあるな、と感動した出来事でした。
で、やはり予想した通りではあるのですが、サウナをした後は皆さんリラックスして笑顔でお話していました。
サウナは心身のリラックスだけでなく、上質なコミュニケーションにもなるということを目の当たりにしたのでした。
小諸のソロサウナー、ロウコさんは、とろけるような笑顔でそう話してくれました。
「こんなに幸せなイベントないです、またやってください」と。
また、まちたね広場の管理をしている方がシャボン玉などのおもちゃを用意してくれて、巨大シャボン玉を作ったりと子どもたちは大はしゃぎ。子どもにとってははじめて会った大人と交流をする刺激もありましたし、子どもを連れてきたお父さんお母さんは、少し遠くからあたたかく子どもを見守り、リフレッシュにもなったようです。
サウナ後にいただくご飯のことを「サ飯」と言います。サウナでととのったあとのご飯は……筆舌し難いものがありますが、とにかく美味しいです。
シンプルにいうと、五感が研ぎ澄まされるからか、めちゃくちゃおいしい!

「人生最後のご飯に何を食べたい」?と聞かれたなら、
私は「サ飯(サウナ後のごはん……)」と答えるでしょう。

同じく……。ちなみに、僕が一番好きなサ飯は「冷やし中華」です。小諸でなら、名物「くるみそば」が、最&高です。
そして、サウナ後はリラックスした雰囲気でたくさんの交流も生まれ、小諸でサウナ交流会は、「だーいせいこう」で幕を閉じたのでした。
移住、二拠点生活、ワーケーションなどに求めることは人ぞれぞれでしょう。
私たちが小諸を訪れて体感したのは、人の良さ、街の持つぬくもり、食や観光資源の豊かさでした。リラックスして仕事をしたり、地域の方や移住者コミュニティでつながることができることはとても魅力的です。

私には田舎はありませんが、小諸をサードプレイス的な場所として、何度も訪れて地域の方ともっと仲良くなってみたいと思いました。子どもがまだ小さいこともあり、家族を巻き込んで、家族みんなで小諸の方と仲良くなって小諸に行き来したら、今以上に豊かな暮らしになる気がします。

私は何回か小諸に来ていますが、来る度に街の皆さんが良くしてくれるのでとても大好きな街になりました。小諸には温泉やサウナがありますし、これからできるところもあるので、ますます楽しみです。
今回のイベントに参加した方々からも……
「この場所でまさかテントサウナに入れるとは思わなかった」
「サウナ大好きなのでこんな攻めたイベント嬉しい、次回にも期待!」
「移住者の方々は小諸に新しい風を吹き込んでくれてありがたい」
「今日のイベントを通して仲間ができた」
「こんなイベントができる小諸市は柔軟なところ」
「子どもも一緒に楽しめて足を運んで本当に良かった」
「サウナで、ただただ幸せ……」
参加者と交流して感じたのは、サウナ後の皆さんは、総じて、表情が柔らかく、もしくは笑顔で目はキラキラとしていたこと。言葉だけではなく、その表情からも、サウナを通してリラックスして幸福度が増しているのが明らかでした。このイベントの数日後に「テントサウナを買ってしまった」という報告を聞いたり、やはりサウナのパワーってすごいなと思いました。
今回の記事では、小諸とサウナという一見離れているようなキーワードを組み合わせて、その魅力を紹介してみましたが、ぜひまたこういったイベントがある時は、この地を訪れてみてください。そして、ぜひあなたにもトトノッテ欲しい!
The post サウナでととのうと、街の”らしさ”もととのう!?長野県小諸市の移住・定住イベントレポ first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.
]]>The post コテージもWi-Fi付き!スキーやサウナを満喫しながら仕事ができる、ニセコ町のワーケーションは家族連れに最高だった first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.
]]>昨今注目を集めているワーケーション。私もこれまで国内外を問わず、全国各地を訪れてレジャーを楽しみつつ仕事をしてきました。会社経営、メディア編集、ライターなどいくつかの顔を持って働いていますが、ほとんどはパソコン1台とインターネット回線さえあれば完結可能。また、趣味は走ること(指導者としても活動中)ですが、いつもランニング用品を持参して見知らぬ場所を走るのも楽しみの一つ。ときには現地でランニングイベントを開催させて頂くこともあります。
しかし1つだけ、ワーケーションに課題意識がありました。それが、4人の子どもがいるということ。たまに誰か1人を連れての“子連れ出張”は行ってきたものの、そうすると家のことは妻に任せなくてはいけません。とはいえ6人家族となると…移動だけでも大変。まして旅先で仕事も両立させるとなると、結局は妻に子ども達を任せるなどハードルが一気に上がります。
そんな中、私のような子持ちの方におすすめのワーケーションスポットに出会いました。それが、北海道ニセコ町です。どんなワーケーションが実現できたのか、ぜひご覧ください。
| 三河賢文 “走る”フリーライターとして、スポーツ分野を中心にライティング・編集など行っています。2010年に独立し、4児の父親として育児と仕事の両立中の“大家族”フリーランス。自分なりの“自由な働き方”を実践しています。ナレッジ・リンクス(株)代表やNPO法人HASHIRU 理事、ランニングコーチなど、複数の顔を持つパラレルワーカーです。 |
ニセコ町はワーケーションのモデル事業に取り組まれており、これを支援するワンストップビジネスセンター社からのお声がけでニセコ町に伺うこととなりました。同社はバーチャルオフィス事業等を展開しており、今後さらに“働き方のバリエーション”を増やすうえで、魅力ある自治体との出会いを作るため、ワーケーション支援を始めたとのこと。そしてニセコ町では二拠点生活や将来的な移住促進なども視野に入れつつ、より広くニセコ町の魅力を知ってもらうための方法として、ワーケーションに着目したそうです。
そんなニセコ町は人口約5,000人。“パウダースノー”で知られる人気のスキースポットであり、国内外から大勢の観光客が集まります。また、人口も増加傾向にあり、住民は国際色が豊か。今回ワーケーションで現地アテンドを担当してくださったニセコ中央倉庫群の奥田啓太さんも、札幌から移住して起業された方の一人です。
羊蹄山をはじめ自然に恵まれたニセコ町は、夏場でも登山などアクティビティが豊富。今回は成田空港から新千歳空港へ向かい、さらに3時間ほど高速バスでニセコ町に伺いました。しかし新幹線の整備が進んでいるようで、いずれは札幌から30分ほどに着くようになるそうです。そうなれば、さらにニセコ町でのワーケーションは身近なものになるでしょう。
2日間はスキー三昧で楽しみました。冬のニセコ町といえばスキー!ワーケーションでもメインのアクティビティです。子どもたちは初めて、私も20年以上ぶりのスキー。「滑れるのか?」と不安だったのですが、なんと今回は特別に豪華なインストラクター付きでビックリ。利用したのはモイワスキー場ですが、数あるニセコ町のスキー場の中でも初心者向けとのこと。しかし、初心者なら大満足できます。
子ども達は元気いっぱい!なので、やはりスポーツが一番でしょう。特に初めてのことへのチャレンジは、人生においても大切な経験になります。初心者だからこそ成長も早く、短時間でもできることが増えるので嬉しそうに取り組んでいました。年の離れた三兄弟、みんな一緒にスポーツする機会はなかなかありません。そういう意味で、日常では難しい家族交流の時間になったのかなとも思います。
ちなみに、娘は妻と雪遊び。すぐ近くに休憩所があったので、そちらを行き来しながら過ごしたそうです。休憩所はリフト乗り場すぐなので、何かあればすぐに駆け付けられるのもポイントの一つ。呼び出されることはなかったですが、ランチは一緒に取るなど合流しやすい環境でした。
しかし楽しいアクティビティ中も、ワーケーションでは仕事が舞い込みます。私も滑っている最中に連絡が入り、何度か子ども達をインストラクターに任せて仕事しました。そんな中、データ容量の大きなファイルをアップロードする必要があり、テザリングでは時間が掛かり過ぎて困る…という事態が。しかし「食堂ならWi-Fi使えますよ」と教えてもらい、リフトから徒歩すぐの食堂へ。ほんの数分で作業が完了し、その後もたびたび食事ついでなど仕事に利用させてもらいました。まさかスキー場で仕事するとは思いませんでしたが、いざとなれば働けると分かっていれば思い切りスキーを楽しめます。
宿泊先がコテージだったので、事前に「インターネットは使えないかも」と伺っていました。しかし実際のところ、宿でネット環境がないと困る人は多いでしょう。特に悪天候で外に出られない際などは、かなりマイナスな要素と言えます。
しかし、いざ伺ってみるとWi-Fi完備。さらに宿の方が気を利かせてくださり、ストーブ横に電源付きのワークスペースを作っておいてくださったのです。ホテルであればWi-Fi完備はもはや基本となっていますが、コテージではなかなか珍しいのではないでしょうか。
朝起きて仕事を済ませ、家族が起きたらアクティビティや買い物へ。そして帰宅したら、妻が夕食を用意してくれている間に仕事する。子ども達の賑やかな笑い声が聞こえる中ではありますが、十分に仕事がはかどります。私は独立以来ずっと10年以上も在宅ワークを基本にしているので、宿がもっとも仕事しやすい環境だったかもしれません。
雪が激しく降っていると、さすがにスキーなど屋外でのアクティビティは難しくなります。そんなときは、室内遊びできる場所へ。今回は3カ所で、子ども達を室内で遊ばせながら仕事ができました。
滞在中の業務拠点として利用できるのが、ニセコ駅からすぐの場所にあるニセコ中央倉庫群。旧でんぷん工場はコワーキングスペースのような環境で、もちろん電源&Wi-Fiは完備です。また、今回は利用せずに終わりましたが、スタッフの方に声を掛ければプリンターも使えるとのこと。月末の請求書発送が…なんていう場合でも安心です。
室内の一画にはキッズスペースが設けられていて、絵本やおもちゃもあります。一緒にテーブルで宿題させて、終わったら仕事が終わるまで遊ばせる。目の届く場所にいてくれますし、1~2時間ほどは飽きずに遊んでくれました。飲食もできるので、そのまま食事して再び遊び&ワークなんていうのも良いでしょう。
同じニセコ中央倉庫群には、多目的に利用できる広い倉庫もあります。なんとこちらもWi-Fi完備で電源も利用可能。室内にはトランポリンや滑り台などの遊具を設置いただいていたほか、大きなロールスクリーンで映画まで観られるようになっていました。
これだけ広いと、室内でも思いっきり声を出したり、身体を動かしたりして遊べます。動きたがりの小さなお子さんがいるご家庭なら、最高のスペースでしょう。うちの子ども達も室内を駆け回ったり、用意されていたスケボーに挑戦したりして遊んでいました。
気分を変えて仕事するなら役場がおすすめ。高気密高断熱で快適に造られた新しい役場で、テーブル席とカウンター席が用意されています。私が訪れた際は、他にも数名がこちらで仕事していました。
さらに1階には、木で遊んだり本を読んだりできるキッズスペースも。今回は妻が子ども達を見てくれていましたが、このキッズスペース横にもデスクスペースがあるので、様子を見ながら仕事できます。
実は今回、なんと片山健也町長にお話を伺う機会が。そこで印象的だったのが、「子ども達が安心して暮らし続けられる街づくり」という言葉。そしてその際に見せる町長の笑顔でした。この思いがあるからこそ、さまざまな場所に子ども達の遊べる場がたくさん設けられているのでしょう。子育て世帯としては、ワーケーションにおいても非常に恵まれた環境だと感じます。
ニセコ町では地域全体でWi-Fiなどの環境整備が進んでおり、ワーケーション時にも働きやすくなっています。万が一に備えてテザリングやモバイルルーターを用意しておくことは大切かもしれませんが、少なくとも今回の滞在中、電源&Wi-Fi難民になって仕事に支障が生じることはありませんでした。
最後に個人的な趣味である、ランニングとサウナとの相性についてもご紹介しておきます。私は毎日のようにランニングしており、「仕事に疲れたら走る」のが日常です。また、長男は陸上競技部で長距離に取り組んでおり、ニセコ町でも一緒に2回ランニングを楽しみました。
滑らないよう、シューズに簡易的なスパイクを装着。最初は「寒いから」と乗り気じゃなかった長男も、1kmほど走れば身体も温まり楽しそうに走ります。フカフカの雪、あるいは滑る路面を走る機会なんて日常ではほとんどないので、貴重な経験になったことでしょう。何より雪上ランは、自然と体幹が鍛えられて効率的なランニングフォームが身につきやすいので、トレーニングにおすすめです。
走っていれば、目の前には絶景が広がります。この景色を見るだけで、寒さや疲れなんて吹っ飛んでしまうほど。ランニング中ですが、つい足を止めて写真撮影してしまいました。季節によって景色も違うので、ぜひ夏などにもニセコ町を走りに行きたいものです。
そして運動で汗をかき、冷えた身体は温泉で癒す。ニセコ町には数多くの温泉が点在しており、好みの温泉を探すのも1つの楽しみになるでしょう。私たちも滞在中、5カ所の温泉を巡りました。いずれも泉質など異なり甲乙つけがたいのですが、個人的に気に入ったのは、ニセコ駅すぐにある「ニセコ駅前温泉 綺羅乃湯」。なぜならこちら、訪れた中で唯一、サウナで“ロウリュウ”(サウナストーンに水を掛けて温度を上げる)できるのです。
好みのサウナ温度は人によって異なりますが、熱いの好きな方だと、いずれの温泉でも物足りなく感じるかもしれません。しかしロウリュウできれば、この問題は一発で解消されます。もちろん、他の方がいると気を遣わなければいけません。でも露天風呂に入りながらタイミングを伺い、誰もいなくなったタイミングでサウナへ。肌が焼けそうに感じるくらい、ロウリュウで熱々になったサウナを堪能できました。屋外にあるので水風呂も非常に冷たく、そのまま外気に当たれるのもおすすめのポイントです。
もちろん食事も美味しく、お陰さまで最高に楽しい1週間を過ごさせてもらったニセコ町でのワーケーション。これまで訪れたことのある地域の中では、特に家族連れワーケーションという面でとても優れた環境でした。単身や1~2名の子を連れての親子出張はたくさん経験してきましたが、これからは家族ワーケーションも積極的に行いたいなと思います。その中で「ここだ!」という場所が見つかれば、二拠点生活も視野に入れるかもしれません。これからワーケーションをお考えの方は、ぜひ候補の一つとしてニセコ町を検討してみてはいかがでしょうか。
The post コテージもWi-Fi付き!スキーやサウナを満喫しながら仕事ができる、ニセコ町のワーケーションは家族連れに最高だった first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.
]]>The post 「長崎から、新しい働き方を」地域メディア運営やICT(情報通信技術)人材育成を担う、株式会社コミュニティメディア 米田利己 社長の想い first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.
]]>韓国との国境の島、長崎県対馬。江戸時代の鎖国政策時にも海外との交易拠点になっていた長崎県出島。
この2つの場所に拠点を構え、ケーブルテレビ(CATV)の運営や、Webデザイナーに必要なスキル・ノウハウを習得する専門スクール「デジタルハリウッドSTUDIO」を開設している、株式会社コミュニティメディア代表の米田利己さん。
「放送や通信で地域を活性化し、さらには人材育成や、様々な分野のプロフェッショナルが交流できる場を提供していきたい」と話す米田社長の言葉からは、これからの時代に求められる地域や企業のあり方、そして一人ひとりが自分らしく働くためのヒントがたくさん詰まっていました。
今回は、プロの働き方発信サイト「SoloPro」編集長の松田然(もゆる)が両拠点を実際に訪れた際に感じたことや、米田社長にお聞きした“想い”をご紹介します。
ということで……こんにちは、もゆるです。長崎県長崎市に2021年新しくできた「デジタルハリウッドSTUDIO出島」に来ています。
“自然と一体となり、新しい働き方を!”をコンセプトにした、「コワーキングスペースAGORA出島」と一緒に運営されており、室内には……
16Kの解像度をほこる大型モニター、高い天井にモダンな椅子に快適なソファ、VRなどの最新のデジタルデバイス
Attic coffeeの淹れたてのスペシャルティコーヒーや、対馬の大石農園直送の和紅茶もいただけて
海の目の前だからこその、この贅沢な景色!
ICT産業の振興に力を入れている長崎県の、関連人材の育成や起業支援を行う拠点としてオープンしたそうです。長崎の出島と言えば、日本史の教科書に必ず出てくる場所ですよね。鎖国政策時にも海外に開いた国際交流拠点になっていた、当時に想いを馳せながら世界に通用する人材を育てていくなんて夢があります。
首都圏などから長崎へワーケーション(Work& Vacation)をする際の拠点としても活用できそうなところでした。
この場所を手がけた株式会社コミュニティメディア代表の米田利己さんとの出会いは、同じく長崎県にありながら、なかなか行く機会がなかった対馬にて。佐渡、奄美大島に次ぐ大きさの島であり、日本本土より韓国の方が近いこの場所にも、「デジタルハリウッドSTUDIO対馬」や「コワーキングスペースAGORA対馬」を運営しています。
ここでも、地域にICTやクリエイティブの教育を行い、そこで育った方々に仕事も提供することで、地域を盛り上げる活動をされています。実際に、デジタルハリウッドSTUDIO対馬の受講生や卒業生を何人かインタビューしましたが、学びや出会いで人生が変わっていく姿に感銘を受けました。
そして、優しい人柄がそのまま顔に現れたような米田さんですが、お話を聞くと、長崎にかける想いや社員を大切にする気持ち、そしてさまざまなプロフェッショナル人材とのコラボレーションで新たな価値を生み出していく気概をとても感じる方です。
少し前置きが長くなりましたが、早速インビューにうつっていきましょう!

米田社長が代表を務める株式会社コミュニティメディアは2007年に創業されています。最初はどういった事業をされていたのでしょうか?

独立したのは、私が45歳の時でした。それまでは大手電機メーカーの防衛庁(現防衛省)担当部署で情報通信に携わる仕事をしていて、ここで得た経験をもとに生まれ故郷の長崎で地域の情報化に役立つ事業をしたいと思い起業したのです。
創業当時は、長崎市の出島に小さなオフィスを構え、翌年に生まれ故郷の対馬市にてCATVの指定管理者の公募があったのを機に、2009年10月より対馬メディアセンターを開設しました。人口3万人の島で、今でこそほぼ全世帯にCATVが導入されていますが、当時は契約者はおろか、配信するコンテンツもない状態からのスタートだったので大変でしたね。

起業してすぐにCATV事業の立ち上げは苦労も多かったと思いますが、どういった放送をされてきたのでしょうか?

テレビの自主放送では30分の情報番組を毎日配信しています。島には大小130の神社や、風光明媚な自然の風景、貴重な史跡などたくさんの見所があり、そういったスポットを取材し番組を作っています。

2011年6月には日本ケーブルテレビ連盟の番組アワードでグランプリ(総務大臣賞)を受賞するなど、コンテンツづくりに力を入れているのですね。

CATV事業は放送の役割だけではなく、通信の高速化やリスク対策なども担っています。例えば、「漁村カメラ」。島内31箇所の漁港に24時間稼働の監視カメラを設置し、気象情報や防犯確認などを、自宅のデバイスやスマホなどで確認できる「地域見守り支援サービス」として展開したり、島の全戸(約1万6000世帯)を光ファイバー網でつなぐことで医療や福祉などのサービスも提供しています。また、そういった情報通信技術に携わる人を島内で育てることで雇用の創出にもつながっているのです。

放送・通信を整備することで地域が安全に、そして豊かになっていますね。私が2020年に島を訪れた際は、貴社が運営する「デジタルハリウッドSTUDIO対馬」にも伺いました。ITやクリエイティブ人材の教育を行い、卒業生がコミュニティメディアの社員として活躍することも多く、とても素敵な循環ができているなと感じました。何より、学んでいる生徒さんの顔がみんなイキイキしているのが印象的でした。

「デジタルハリウッドSTUDIO対馬」は、2018年12月に厳原にオープンし、地元の社会人や若い世代を対象にしたWebデザイナー講座を行っています。コロナ禍前は、国内外のアーティストを対馬に呼び作品制作に打ち込んでもらうアーティスト・イン・レジデンスを手がけ、「対馬アートファンタジア」という芸術祭も行うなど、クリエイティブな人材の教育や交流などの機会も作っていました。

米田社長がそこまで地域や人のために動ける原動力はどこにあるのでしょうか?

私が生まれた対馬は島だったので、限られた経済圏で、本土と比べて情報も十分には享受できない環境でした。ただ、アマチュア無線が趣味だった私は、対馬にいながらBBCやラジオオーストリア、南米の放送を聴いたり、世界6大陸の人々や南極の昭和基地とも交信したりと、通信の面白さを知る原体験がありました。そして、今は場所を問わずインターネットがつながれば公平な情報を得られます。さらに、地方でも通信やコンテンツを学べる環境を整えれば、首都圏に人材流出することなく、地元で人を育てていくことも可能なのです。

実際に、デジタルハリウッドSTUDIOが対馬にあったからUターン・Iターンしたという生徒さんも多くいますよね。地域だからこその教育や人材育成のあり方を貴社からはとても感じます。
そして、コミュニティメディアの社員の働き方の柔軟性も特質すべきものだと感じます。長崎だけではなく、金沢や東京にも拠点を設けたのは、パートナーの転勤などに伴って退職ではなく、その先でも働く機会を作るためだったともお聞きしました。
また、デジタルハリウッドSTUDIOでWebデザインを学んだ主婦の皆さんを社員にして、個々のライフスタイルにあった働く場を提供したりもしていますよね。そんな皆さんの声も聞きましたが、とても貴社に感謝していたのが印象的でした。

ありがとうございます。これからも、ICTを学ぶ機会と場を提供し、仕事を創る力を育むことで、大切になものを大切にしながら、自分らしくイキイキと働く人を増やしていきたいと思っています。

そして今回、長崎市にも大きな拠点を開設しました。

ここ「長崎出島ワーフ」は観光客も地元の方も多く訪れる場所です。コロナ禍中の開設でしたが、落ち着いたら全国各地、海外からも人が集まる拠点にしていきたいですね。

その魅力がここにはあると感じます。他にはどんなことを実現していきたいですか?

現在、地元の大学のサッカー部と連携した取り組みを行っています。デザインやHP制作、映像制作の技術でチームをサポートし、試合の映像配信やチームのチラシやグッズを手がけるスキルを選手自らも身につけたり、選手引退後のキャリアにも役立てるように支援しています。
また、長崎の出島はとても素晴らしいロケーションなので、ワーケーションの拠点にも使えるようにコワーキングスペースとしても開放しています。

私も旅ライターという仕事柄、全国いろいろなコワーキングスペースを利用しました。でも、ここまで快適に過ごせて、仕事風景も“映える”場所はあまり記憶にないのが正直なところです。長崎に来たら、長期滞在しながらここで仕事したいなと思いました。

もゆるさんみたいに自転車に乗る人におすすめの場所も開拓しています。ここから車で45分くらいの野母崎で「コミュニティスペース・リップル」も運営しています。自転車だとちょっと遠いのですが、コワーキングスペースにもなっているのでぜひ活用して欲しいですね。

それはいいですね! ※後日、サイクリングで行ってきました。すごい素敵な場所でした!

米田さんのお話を聞いていると、どの地域もまずは“人”だと強く感じます。想いが強い人がいれば、そこに人が集まるし、育っていく。このサイクルを自ら体現し、場所も作り、ICTなどの技術も積極的に取り入れていく姿勢にはとても刺激を受けました。

長崎は昔から文化の交流拠点でした。そして、今はデジタル技術があれば、どこでも学べて、働ける時代です。過去の歴史や、今ある最先端を学び、未来につなげていくことで、長崎から日本を盛り上げていきたいですね。私もこれからが楽しみです。
The post 「長崎から、新しい働き方を」地域メディア運営やICT(情報通信技術)人材育成を担う、株式会社コミュニティメディア 米田利己 社長の想い first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.
]]>The post 首都圏から約90分!サイクリングも楽しめる富士山の麓で #となりのワーケーション @静岡県小山町 first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.
]]>
コロナ禍になり、働き方が変わった方も多いのではないでしょうか?
オンラインで仕事ができる企業や職種が増えたことで、コロナ収束後も在宅勤務を中心に週1~2日だけのオフィスワークを望む声が上がっていたり、移住や多拠点生活を検討している人も増えていると聞きます。
そのような背景もあり、これからの時代の働き方の1つのスタイルとして今、ワーケーションが注目されています。
| ◎ワーケーション(Workation)とは… 「ワーク」(労働)と「バケーション」(休暇)を組み合わせた造語で、主に観光地やリゾート地などでテレワーク(リモートワーク)を活用しながら、働きながら休暇をとる過ごし方。在宅勤務やレンタルオフィスでのテレワークとは区別される。2020年7月に菅官房長官(当時)が「ワーケーションを推進していく」といった発言を行ったことからも注目されている。 |
そこで、今回はおすすめワーケーションスポットとして静岡県小山町をご紹介します。富士山の麓に位置し、多くのレジャースポットや絶景エリアを有しているにも関わらず、首都圏から約90分と通いやすい距離。個人旅行はもちろん、企業研修や合宿も兼ねたワーケーションスポットを探している法人やコミュニティのニーズにも応えらる場所です。
首都圏で高い家賃を払ってまで家やオフィスを維持するのではなく、地方に拠点を移す企業や、移住して首都圏の会社に通うことを検討している方にも最適……今回はそんな小山町を見ていきましょう。
↑ココです。ココ!
静岡県の最北東、富士山の裾野に位置する町です。車や電車で移動する際のアクセスが良く、まるでとなり町に行くような感覚で行けることから #となりのワーケーション というハッシュタグをつけ、2019年ごろからご紹介していました。
というのも、ぼく自身約2年間にわたり地域の働き方を支援するプロジェクトの委託事業で、週1ペースで通っていたからです。正直な感想として、「静岡って東京からも意外と通いやすいんだなぁ」と、いつも思っていました。
東京オリンピックの自転車競技のゴール地点(富士スピードウェイ)がある街で、ぼく自身も東京から自転車で行ったり、街中をサイクリングして楽しんでいたので、今回はそんなスポットもご紹介していきます。
今回は「駿河小山駅」まで電車で向かいます。
新宿駅を朝8時半に出発し、新松田駅で御殿場線に乗り換え約1時間50分で到着します。
※実は新宿駅からは箱根桃源台行きのバスに乗ればもっと早く(約90分)、しかも乗り換えなしで快適に到着するのですが、バス停からの移動が不便なのと、車の場合は東名高速道路が事故で渋滞がおこると時間が読めないので今回は電車にて
※新宿駅からはロマンスカーなら乗り換えなしの1本で行くことができます。本数が少ないので事前に要確認
では、まず最初に訪れたのが、駿河小山駅の目の前にある……
ここは別名「フジサイクルゲート」と呼ばれ、観光客や地元の方はもちろん、自転車乗りの拠点にもなっています。軽食をいただけたり、自転車を借りられたり、施設が新しく綺麗なので快適に仕事もできます。Wi-Fiも飛んでいるので、ここで軽作業をしてから街に繰り出しましょう!

| 【駿河小山駅前交流センター・フジサイクルゲート】 ■URL:https://fuji-cyclegate.com/ ■住所:〒410-1311 小山町小山599-5 ■開館時間:8:00~17:00 ■開館日:年中無休(年末年始を除く) ■設備 ・Wi-Fi:あり (通信速度:快適) ・電源:あり ・机・椅子:あり ・駐車場:あり(駅前ロータリー) ・その他:レンタサイクルあり ■Wi-Fi |
フジサイクルゲートでレンタサイクルを借りたら、いきなり坂登りチャレンジ!?(小山町はアップダウンが多いのですが、電動アシスト付き自転車も借りられるので健脚に自信がない方は迷わずe-bikeを)
さて、フジサイクルゲートから自転車で約10分ほどで着いたのがここ。※車なら5分もかかりません。
豊門公園は、小山町における近代化の礎を築いた富士紡績(株)が大正15年(1926年)に整備した場所です。
公園敷地内には6箇所の登録有形文化財があり、中でも豊門会館は明治40年頃に東京(向島)にあった建物を移築し、現在はリノベーションされたもの。和館と洋館を合わせもち、どちらも大正時代にタイムスリップしたような感覚を味わえます。

館内は常時開設ではありませんが、イベントがある際は利用できるのと、公園内を散策しながら美味しい空気を吸うだけでも非日常感を感じられそうですね。この公園は四季折々の景色も素晴らしいんです。

| 【豊門公園】 ■住所:〒410-1304 静岡県駿東郡小山町藤曲142-7 ■休園日:なし ■設備 Wi-Fi:なし 電源:あり 机・椅子:あり 駐車場:あり その他:公園あり |
次に訪れたいのが、このカフェ。個人的にもお気に入りで小山町訪問時はヘビーユースしているのですが、場所がちょっとわかりずらいところにあるので、県外の人にとっては知るひとぞ知る隠れ家カフェです。
店主の世界観が素敵で、異世界にタイムスリップしたような感覚になれるはず。
Wi-Fiはありませんが、打ち合わせや読書、企画作りなど、パソコンを閉じて作業したい空間です。
料理も美味しいのでランチ時や、アフタヌーンティーをいただきに、ぜひ立ち寄ってみてください。
| 【ひとやすみの庭】 ■住所:〒410-1312 静岡県駿東郡小山町菅沼855-2 ■営業時間:11:00~17:00 ■定休日:水,木曜日 ■設備 ・Wi-Fi:なし ・電源:あり ・机・椅子:あり ・駐車場:あり ・その他:庭園あり |
JR御殿場線「足柄駅」に2020年6月下旬にオープンした「足柄駅交流センター」。
新国立競技場をデザインした建築家隈研吾さんの事務所が設計し、富士山に向かって屋根が突き出たような独創的な形状が目を引く建物です。
晴れていれば、窓の先には富士山の頭がちょこっと出てきます。
施設が新しく、斬新なデザインなので、リモートワークをする際も気分が上がります。
| 【足柄駅交流センター】 ■住所:駿東郡小山町竹之下 1311-7 ■設備 ・Wi-Fi:あり(通信速度:普通) ・電源:あり ・机・椅子:あり ・駐車場:あり ・その他:ロッカー、シャワーあり ■Wi-Fi |
もちろん、ワーケーションの楽しみは“仕事だけ”ではありません。次からは小山町のおすすめアクテビティや、レジャースポットもおすすめします。
世界最高峰を誇るメインストレートを持つ国際格式のサーキット「富士スピードウェイ」があるのも小山町。国内トップカテゴリーのレース開催の他、2021年には東京オリンピックの自転車競技会にも使用される施設です。
うまくスケジュールがあえば、仕事の息抜きに爆音を聴きながら脳に刺激を与えてみませんか?常に爆音が鳴っているわけではなく、遠くの方からだんだん聞こえてきて、一瞬で車体が過ぎ去っていく普段感じない感覚、まさに非日常感を味わえます。
滞在時は改装中だったレストラン。こんな迫力のある場所で打ち合わせしたい!
日帰りではなく、近隣ホテルとの連携してテレワークやワーケーションをすれば、帰りの高速道路の渋滞に巻き込まれることもないですね。
| 【富士スピードウェイ】 ■住所:静岡県駿東郡小山町中日向694 ■設備 ・Wi-Fi:なし ・電源:あり ・机・椅子:あり ・駐車場:あり ・その他:レストラン・カフェ・VIPルームあり ※利用には入場料がかかります。 https://fsw.tv/guide/etc/charge.html |
ゴルフ好きなら、こんなところでワーケーションも!
健康意識の高い方は、半日だけラウンドして、あとはホテルで仕事など……できるのかな?
小山町は富士山を見ながらラウンドできるゴルフ場がたくさんあるので、チェックしてみてください。
http://www.fuji-oyama.jp/kankoubunka_golf.html
日帰りもできる距離にある小山町。ただ1日のみに滞在だと、仕事か観光か、いずれかで終わってしまうかも。両方を堪能するなら、2-3日滞在したいもの。
富士山周辺観光の拠点として多くの宿泊施設がある他、オリンピックの影響で大型リゾートホテルなども建設中なので、いろいろチェツクしてみてください。
主な宿(コロナ禍により運営状況も変わっているかもしれないので公式サイトで要チェック
http://www.fuji-oyama.jp/kankoubunka_stay.html
「ホテルジャストワン富士小山」の温泉からは、富士山を一望できます。
富士美華リゾートの屋上は小山町内から、富士山まで360度ビュー。レストランなどもあるので打ち合わせなどでも使いたい。
なんといっても、小山町まで来たら世界遺産の「富士山」を眺めたいもの。
残念ながら雲の中に隠れていることも多いのですが、日帰りで帰るより、何日か滞在すれば時間帯によって見られることが多く、これもワーケーションで滞在する魅力です。
道路を走っていても

自転車で走っていても

ホテルからも(こちらは富士ざくらホテルの部屋の窓から)

「誓いの丘」からも

小山町に滞在するなら、ぜひ最高の富士山を探してみてください。もし登るなら、須走口登山道も小山町です。
その土地を100%満喫すると考えると観光の時間が足りないので、「また来る」と思って、腹7〜8分目くらいにしておくこともご検討を。小山町の場合、今回紹介したところを回りきれなくても、首都圏の方ならまたすぐ来れる距離なので、無理せず楽しむのもポイントです。
特に法人が企画するワーケーションは予め予定がしっかり組んである場合も多いと思いますが、大事なのは余白。ワーケーションと休暇の違いは、仕事も忘れて遊ぶだけではなく、仕事の時間も組んだ上で、もし想定外の面白そうなことに出会った時にはそれに対応できる余裕あるスケジューリングができるといいですね。
締め切り業務が多い職種の方は、現地で作業しようと思っても新しい出会いや観光などの予定を心から楽しめない、もしくは締め切りがあることがココロに引っ掛かりストレスになるので要注意。その期間を避けるか、デザイナーや企画職などクリエイティブ系の方は、ワーケーションではなく合宿スタイルでひたすら宿に籠って作業すると、いつもより集中できたりクリエイティブになれたりします。
また、滞在先にネット環境はあるか、通信速度が速いか、電源があるかなどを事前に調べておくのも重要なポイントです。もしインターネット環境がない場合でも、アナログでできる仕事を考えておきましょう。
現地での体験は、積極的に情報発信するといいことがあるかもしれません。その土地を知っている人が有益な情報をくれたり、組織にとっては企業ブランディングや社員の発信力の強化などにも役立ったたり。もし、発信する際は、ハッシュタグ #となりのワーケーションも忘れずに笑。
では、この辺で。何かわからないことがあれば気軽に聞いてください!(注:ちなみにぼくは小山町在住の人ではなく、通りすがりの旅人です)
The post 首都圏から約90分!サイクリングも楽しめる富士山の麓で #となりのワーケーション @静岡県小山町 first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.
]]>The post 自分サイズの豊かさが見つかる場所。多拠点生活やワーケーションのススメ@岡山県真庭市 first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.
]]>
都内の狭い部屋で、パソコンを1日中眺めながら在宅ワーク。
たまに外出する際も、常にスマホとにらめっこ。
コロナ禍の影響でデジタルシフトした日常は、効率と引き換えに大切なものがぽっかりと抜け落ちた感覚を覚えた方もいるのではないでしょうか。
例えば、それは自然との触れ合いだったり、はじめて会う人との対面での交流だったり……そして、自分のココロが喜ぶ働き方をすることも。
今回の記事では、岡山県真庭市に6日間ほど滞在し、ワーケーションを実験した結果、自分サイズのちょうどいい豊かさを市内の”ところどころ”で発見できたので、そのレポートです。
同時に、みなさんが自分ごととしてwith/afterコロナ時代におけるワークスタイルのヒントを見つけてほしいと思います。
まずは、岡山県真庭市について。西の軽井沢とも日本のスイスとも言われているそうですが、皆さんはどんなところか知っていましたか?
ぼくはほとんど知りませんでした。正直、名前を聞いたことがあるくらいで、場所もなんとなく把握していた程度です。
真庭観光局の公式サイトから地図をお借りすると、岡山県の北中部に位置し、市内は大きく5つのエリアからなります。
山・川・高原・温泉・歴史地区などそれぞれの地域に特色があり、景色や人の魅力も違っていたのがとても印象的でした。(今回は6日間で5エリア全てを回ったのでかなり早足です)。
これ、ぼくが直近5年で、ワーケーションした場所をGoogleマップでマッピングした地図です。
これ以前にも47都道府県全てを自転車旅しながらリモートワークしたり、アフリカ以外の4大陸全てで旅×リモートワークをした経験があるので、何が言いたいかと言うとワーケーションが割と得意です。
そんなぼくが真庭で感じたワーケーションの良さはこちら。
仕事とリフレッシュする環境のバランスがとてもいい点。
日本全国、その場所その場所で魅力はあるのですが、真庭は本当に素敵なスポットが多かったなぁと感じました。
例えば……
自分で言うのもなんですが、絵になりますね(笑)※ほとんどパソコン広げてSNS見ているだけなのに。
真庭にはコワーキングスペースがないのが残念なところですが(取材時2020年11月時点)、宿のWi-Fiはどこも快適だったのと、ロケーションが最高なので気分転換しながらの作業や合宿には最適なスポットがたくさんありました。
蒜山高原をサイクリングし、勝山の街並み保存地区を散策し、西の横綱と呼ばれている湯原温泉郷で汗を流す。もう観光地としては100点満点なので、仕事と合わせて楽しめるかをぜひ工夫してみてください。
ちなみに、秘湯ショットは、無料の天然露天風呂「砂湯」です。気持ちよかったーー!
※写真については湯原観光協会に了承を得ております。
ぼくは、自分にとっての豊かさを確認する作業、内省が大好きな部類の人間ですが、先ほども触れた通り真庭にはリフレッシュしながら内省するスポットがたくさんありました。
そして、もう1つ大事にしているのが対話。つまり人と会って話すことです。真庭では「人」との出逢いに豊かに生きるヒントに触れることができました。
まず最初に現地でお会いしたのが、真庭市役所に勤めている平澤 洋輔さん。
もともと東京の大手広告代理店に勤めていて、東日本大震災をきっかけに働き方を見直し、都会から岡山県の西粟倉村に移住。優秀な人が山ほどいる東京に必死にしがみついて何者かになることを目指すより、地方に目を向けてみたいと思い、人口約1500人の村に家族で移住したのだとか。
その後、地元のローカルベンチャーで働いていた際の当時のクライアントの1つ、真庭市に拠点を移す。その際に真庭市役所が自己PR型で職員を募集していたのをきっかけに、手を挙げ、今は公務員にというキャリアを歩んでいます。
これはあくまでぼく個人の感想ですが、面白いと思う地域には、都会でバリバリ働いていた人がいて、そういった方はご自身の体験の広さが、思考の振り幅の広さにも繋がり、何でも話せそうな心理的安全性が生まれる。結果、そんな人に関わる人たちもまた挑戦しやすくなり、この地に外から訪れたよそ者にとっても良い雰囲気に感じることが多いのです。
そんな平澤さんの言葉がとても印象に残っているのですが、真庭には地域ごとに独自の文化やコミュニティがあり、平澤さん自身はあえてどこかに肩入れすることなくフラットに関わっているのが印象的でした。
写真の人物は、勝山でレストラン「ろまん亭」を営むと同時に、真庭市交流定住センターの立ち上げや、一般社団法人コミュニティデザイン代表理事など様々な事業を手掛けている松尾 敏正さん。
いかにも美味しい料理を作りそうな方ですが、メインの仕事は事業家でありプロデューサー的な立場の人。
「ぼくも勝山に戻るまでは、大阪と東京は毎週行き来するような多忙な人でした。今は家族と田舎ライフを満喫しています。と言いつつ、やっぱりこちらでもいろいろやっています(笑)」と、お子さんたちの方に目をやりながらも充実した笑みがこぼれていたのが印象的でした。
ご出身地の真庭市にUターンしてからも精力的に動いていることが伝わると同時に、こういった方がいると、地域の中で自立した人が育ったり、他から来た人も地域に入っていきやすくなりますよね。
松尾さんのような方がいるから移住してきた、だったり、また違う方ですが、あの人がいるから出て行かないという声を聞けたのも印象的です。盛り上がっている地域の特徴の1つであり、重要なポイントなのですが、「人」に引力がある場所だと、ワーケーションや多拠点生活が楽しくなります。
こちらは、蒜山耕藝の高谷 裕治さん。もともとは神奈川県で社会福祉士として働いており、東日本大震災を機に理想の暮らしを求めてこの地に移住してきたそうです。
高谷さんがいるのは、蒜山の中心エリアから車で30分ほど走ったところにある中和(ちゅうか)地区。蒜山のリゾート感とは打って変わって山々が広がる神秘的な雰囲気の場所です。
人口700人程度の自然に囲まれた中和には、陶芸家に豆腐屋、蕎麦屋、うなぎ屋……手に職がある個性豊かな移住者が増え続けているそうです。このエリアで活動している人は、都市追求型社会から豊かな自然資源を生かした持続可能な暮らしへシフトしているのが印象的でした。
最後にご紹介するのは、東京からお母様と一緒に移住してきた関まさゆきさん。
東京柴又にて生まれ育ち、この地に来る以前の仕事は、家族経営で営む町工場。海外にも工場があり、従業員は外国人労働者も合わせ80人規模だったといいます。
しかし、時代の流れで年々ビジネスは縮小し、同時に会社の借金も膨らみ、ついには工場を手放すことに。その間はお金がないと生きられない”The資本主義”を都会で経験し、趣味だった飲み歩きの影響からも心身ともに疲弊していた時期もあったそうです。
家族で移住した先は岡山県の海辺、瀬戸内エリア。そこから、真庭の中和地区で開催されていた「なりわい塾」に定期的に通ったのち、美甘地区にお母様と二人で移住し、真庭市地域おこし協力隊としても活動していたとのこと。
この言葉の通り、もともと知り合いがいたわけでもない美甘地区にご自宅を構え、ときどき山から街に降りて仕事をしたり、草木創作作家として藁によるホタルかご制作なども行っています。
「いつかは、東京で草木創作の個展を開きたいですね」そう語る関さんの笑顔や、まだ自分が何にも染まっていない場所を1から開拓していく生き方も、魅力的に映りました。
滞在中はもっと多くの方にお会いしたのですが、なかなか1週間だけでは深くインタビューもできず、またゆっくりワーケーションしたいと想っています。
真庭市が運営するMBJ(MANIWA BUSINESS JOURNAL)でも、記事にしているので、興味のある方はチェックしてみてください。こういうデザインのメディアを行政主導で運営できるのも、またすごい!
>あなたの庭(=自分らしい豊かな暮らしや働き方)が見つかる街、真庭
そして、改めて感想を2つ。
まずは場所について。
最初に訪れた際は、西の軽井沢というキーワードで興味を持ったのですが、実際に行ってみたら、それはごく一部で、他のエリアも魅力に満ちていました。
これは、ぜひ行って確かめてみてくださいとしか言えないのですが、ぼくの中では想像以上でした。
岡山県真庭市の玄関口、久世で開催された夕食会で聞いた一言。
「あっ、この街は合いそう」と、すぐに思いました。
今、流行りのワーケーションなどはただ仕事をするだけなら、Wi-Fiが整った南国のリゾートホテルが快適かもしれません。
しかし、「人」との出会いに魅力を感じられれば、自分にとってのホームタウンのような場所になるし、自宅や会社でもないココロが豊かになるサードプレイスとして、また行きたくなるとっておきの場所にもなります。真庭はまさにそんなところでした。
もし、あなたがこの地を訪れる際は、ぜひ「人」からも何かを感じ取って帰ってきてほしいと思います。
ぼくは、ここで自分サイズの豊かさを見つられた気がします。
The post 自分サイズの豊かさが見つかる場所。多拠点生活やワーケーションのススメ@岡山県真庭市 first appeared on ソロプレナー(一人起業家)のウェルビーイングをととのえるメディア:SoloPro.biz (ソロプロ)」.
]]>
まずは、この3社で「INOU」を始めるきっかけを教えてください。