むしろ業務効率アップ!?自宅を仕事場にすることで得られる5つのメリット

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“走る”フリーライターの三河です!

三河賢文

“走る”フリーライターとして、スポーツ分野を中心にライティング・編集など行っています。2010年に独立し、3児の父親として育児と仕事の両立中。自分なりの“自由な働き方”を実践しています。ナレッジ・リンクス(株)代表や中学陸上部コーチなど、複数の顔を持つパラレルワーカーです。

独立すると、働く場所を自分で確保しなければいけません。

事務所を持つのか、それともシェアオフィスやコワーキングスペースなどを利用するのか。あるいはカフェなどで仕事する方もいるでしょう。働く場所は自由です。私は外出の合間などを除き、基本的に自宅を仕事場として働いています。

自宅といえばテレビやゲーム、本などの娯楽が身近にあり、集中できない印象を持たれるかもしれません。しかし、実際のところ集中できるか否かは自分次第。仕事場として自宅を活用できるようになると、実はたくさん嬉しい効果があるのです。ここでは実体験をもとに、具体的に5つのメリットをご紹介しましょう。

Contents

1)事務所を借りるコストが掛からない

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自宅で仕事ができれば、当然ながら事務所を借りるための固定費が掛かりません。特に独立初期は、できるだけコストを抑えたいのが本音でしょう。カフェに1日入り浸るとしても、毎日コーヒーを1杯飲めば約1万円。年間約12万円と考えれば、決して安い金額ではないでしょう。
むしろ自宅を仕事場にすれば、事業使用分を経費として計上できます。これは光熱費・通信費なども同じ。つまり節税対策にもなるのです。

2)移動に時間を使わなくて済む

朝起きて顔を洗い、コーヒーを片手にパソコンに向かう。自宅が仕事場なら、これだけで仕事を開始できます。わざわざ準備して外へ出かける必要はなく、もちろん満員電車なんて無縁の毎日。その分の時間は仕事でも趣味でも、あるいは睡眠でも自由に当てられます。
フリーアドレス制のコワーキングスペースなら、日によって席が埋まっていることもあります。カフェも満席なら、別の場所を探さなければいけないでしょう。移動時間の削減は業務効率アップ、あるいは生活の質を高めるのに直結します。

3)郵便・荷物の受取りが楽に行える

時間の節約という面では、郵便・荷物の再配達が不要になることも意外なメリットです。賃貸事務所やシェアフィス等なら、もちろんそこに配送してもらうことはできます。しかしプライベートな荷物は、結局そのまま自宅へ持ち帰らなければいけません。自宅配送にしていれば、わざわざ再配達する羽目になるでしょう。
しかし、仕事用・プライベート用のどちらも自宅配送にできれば、荷物を持ち運んだり、再配達してもらったりする手間がありません。すぐに荷物の受取り・使用ができるため、日常がとても効率的に進みます。

4)いつでも気分転換できる

自宅にはテレビや本など、仕事に関係のないものもあります。多くの方は、これを誘惑としてマイナスに考えるのではないでしょうか。しかし、裏を返せば「いつでも好きなように気分転換できる」環境です。メリハリを持てば、この気分転換はむしろ仕事をはかどらせてくれるでしょう。
それ以外に自宅で仕事をしていると、たまに外出するだけで新鮮です。外出ついでに、たまにはカフェで仕事する…なんていうのもオススメ。自宅へ戻ると、いつもと違う気分で仕事に集中できる気がします。

5)家族がいると時間にメリハリが生まれる

最後に、家族のいる家庭でのメリットについて。私は現在、妻と3人の子どもと一緒に暮らしています。持ち家(戸建て)の1階を仕事場にしており、平日日中はほとんど1人。朝8時を過ぎると、家はとても静かな空間となります。

しかし、16〜17時頃には長男が小学校から帰宅。ときには、そのまま習い事へ連れて行くことも。さらに18時には、仕事を終えた妻が保育園から次男・三男を連れて帰ってきます。そうなれば、静けさなど微塵もありません。いきなり喧嘩が始まったり、鳴き声が聞こえたり。しばらく経てば

「ご飯だよー!」

とお声が掛かり、仕事どころではありません。でもこれが、私はちょうどいいと思っています。

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日中の静かな時間は、完全なる仕事タイム。子どもたちが帰ってきたら少しずつ仕事モードを解除して、夕飯と共に家族タイムに移行する。

状況によりどうしても再び仕事に向かう場面もありますが、基本的に夕食後はパソコンを開きません。自由でありながら生活のリズムとしてメリハリが作れるので、家族がいる方には自宅での仕事が特にオススメです。

ちなみに戸建ての一室が仕事場と聞くと、「それなら、部屋に余計なもの置かなければ集中できて当たり前」と思われるかもしれません。しかしご覧の通り、同室は半分がトレーニングルーム化しています。私はスポーツライターとして運動することも仕事の一部なので、いつでも練習できるようにしているんです。その他、部屋にはテレビも漫画もあり、常にiPadを経由して音楽が流れています。

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自宅で仕事ができないというのは、単純に慣れていなかったり、自分に合った環境が作れていないかもしれません。いきなり外に仕事場を持つ前に、まずは自宅という場所を有効に使ってみてはいかがでしょうか。思っている以上に、なかなか心地よいワークスペースになるかもしれませんよ。

 

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