後悔してからでは遅い。個人で働くフリーランスにこそ、健康の大切さに気づいてほしい

フリーランス×健康

フリーランスは身体が資本。

……なんて、使い古された言葉かもしれません。

自分が病に倒れたら、収入が止まる。

会社員のように有給休暇もないし

助けてくれる同僚もいない。

一人で仕事しているとクライアントにも迷惑をかける。

だから健康になろう!

……そんなことは、みんなわかっている。

ここまでは記事にするまでもない話です。

ただ、これから独立を考えている人や

すでにフリラーンスになっている人には声を大にして言わせてほしい。

Contents

健康習慣を作ること、健康な心を育てること、マジ大事。

※ここ授業に出ます。

フリーランスになった理由は人それぞれ。

会社に通うのが大変(通勤や長時間労働など)

ブラック企業勤めだった

人間関係の構築が得意ではないなど

前向きではないきっかけの人もいます。

もしくは、会社員時代は仕事ができ

もっと活躍のフィールドを広げたいと

満を持して独立した人もいます。

そのどちらが良い悪いという話ではありません。

どんな理由であれ

フリーランスになると

食べていくために

将来の不安を打ち消すために

みんな一生懸命働いて

毎日をなんとかやり過ごすスタイルになったり……

反面、仕事の面白さを知り

激務でも休むのが下手で

セルフマネジメントができず……

一刻一刻と健康習慣や健康な心が失われ

体や精神を壊すと

クライアントやビジネスパートナーからの

信頼まで失われることに。

このままではヤバい!
と、後悔して初めて健康を意識する人も多くいるのです。

では、どうするか?

治療の前に予防!

ストレス発散や寂しさを紛らわすために

消費・浪費するより

自分の健康に投資しましょうって話です。

なお、余計なお世話おじさんになりたいわけではないのに、この分野を語るとそうなりがちなので、健康に興味のない人はこの辺でそっとページを閉じてください(そういう人にこそ健康になってほしいのに読まれない矛盾)。

健康習慣がないと信頼を失う

風邪やインフルエンザなどは

誰でも感染しますし

生まれつき体が弱い人もいるので

今回の記事では置いておきます。

1つ目の問題は健康習慣があるか否か。

なんかイラッとくる絵w
なんかイラッとくる絵w

僕は、会社員時代の多忙時は何日も2-3時間睡眠が当たり前でした。

独立後も、仕事しない=サボっている自分が不安になり

がむしゃらに仕事をしていました。

するとどうなるか?

頭が回らない、体重が増える、運動する意欲がなくなる……

仕事でエネルギーを使い果たすと

体のメンテが疎かになるんですね。

逆に忙しい時ほど緊張感があって健康なのに

ちょっと連休などで世間が休みになると

気持ちがゆるみ体調を崩すパターンの人もいます。

そして、自分だけのことならいいのですが

健康習慣がないことによって

安定したパフォーマンスを出せないと

仕事で関わるいろいろな人からの信頼を失うのです。

つまり、健康習慣をつけようとせずに

頻繁に体調崩せば

信頼残高が低下するよっ!

てことです。

実は僕自身、会社員時代を含め

何百人というフリーランスに

仕事をアサイン(依頼)する立場でも仕事をしてきました。

一緒に働く人の中には

忙しすぎて生活をコントロールできていない人や

不摂生な人もいました。

短期の案件ならいいかもしれませんが

できれば健康習慣がある人と仕事がしたい(本音)

自分も二日酔いで仕事のレベルが落ちることはよくあるので

自戒も込めてなんですが……(苦笑)。

フリーランスがクライアントを主体的に選べるのと同時に

クライアントも主体的にフリーランスを選べるということを忘れてはいけません。

(むしろ、それをわかりすぎていてクライアントの目を気にしすぎる人も多いのですが、仕事にプロとして向き合うのは当たり前。その上で、健康管理はしっかりしましょうよ!って話です)

毎日、少し近所を散歩する。

瞑想やマインドフルネスを取り入れてみる。

徹夜して仕事をしない。

小さくてもできることはたくさんあります。

健康な心を育てないと、フリーランスライフが短命に

健康習慣はあっても

ストレスフルな現代は

何かをきっかけに気力・体力が急激に落ちることもあります。

理不尽なクライアント対応や

タイトな納期のプロジェクトなどを繰り返したり

SNSやブログに書き込まれたネガティブコメントで落ち込んだり

家庭や友人関係が上手くいってなかったりと

例を挙げればキリがありません。

ただ、そんな大変なフリーランスライフだからこそ

健康な心を育てることを

意識的にしているか否かで

キャリアは違ってくると思います。

そこで、僕が独立して8年間意識してきたのは、以下の3つ。

1、自分を知ること

フリーランスは、自分の得意な分野で勝負してこそ

クライアントに価値を提供できますし

健全な報酬単価で仕事ができます。

話が来た案件は断れず

ついつい全部一人で抱えこんでしまったり

目先の食べることを優先して仕事を安請けしてしまったり……

そんなことはありませんか?

自分を知った上で、請ける仕事、請けない仕事の判断軸を

戦略的にもっておくことも心の健康を維持するポイントです。

あと、自分が得たい感情を理解して

その感情を得ることを目的に仕事をするのも大事だと思っていますが

ちょっと話が長くなるので興味がある人はこの記事も。

独立することは手段。目的は、欲しい感情を得ること【働き方デザイン論】

2、頼れる仲間やコミュニティを見つけること

同業者は敵。

仕事を奪われたら自分の取り分が減る。

みたいに思っているフリーランスにも何人か会ってきました。

綺麗事ではない世界ではないので、その姿勢も大事ですが

戦う相手が違います。

結局、そういう姿勢で働くことで

自分に何かあったときにクライアントに迷惑をかけたり

悩んだ時に心を開いて相談する相手がいなかったりで

自らの心の健康を蝕む要因になることも。

自分の成長につながるロールモデルや

協力し合える仲間を意識して作っていくことはとても大切です。

僕は、趣味や健康といった軸でも

コミュニティに入ることで視野を広く持てたり

仕事のきっかけを見つけたり

健全な仲間ができると思っています。

例えば、トライアスロンをはじめたことで

いろいろな業界の人と知り合うことができ

健康的な目標を一緒に追えたことは

フリーランスライフを充実させるのに

とても大きい経験でした(今も)。

3、定期的に運動すること

1日30分でも運動すると頭が冴え、精神が安定するという結果も。

ってなことを言っている本などもありますが

実感値として、それはすごいあてはまります。

脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方
ジョン J. レイティ エリック ヘイガーマン
NHK出版
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僕は忙しい時ほど、運動する時間を作るんですが

その方が結果的に効率良く仕事が進む感覚があります。

また、自転車旅ライターとして旅をしながら仕事もしますが

自転車を漕いで大きい筋肉(モモやお尻、背中)を使うと

頭に血が回り、いいアイデアが浮かんだり

ポジティブになれることが多くあります。

実は旅に出た方が月間の売上も上がります。

心の健康と、運動を通じた体の健康は一心同体。

個人で働く人ほど意識して体を動かす習慣をつけてみましょう!

運動が仕事に与えるプラスの影響は大きいと思います。

■まとめ

年始の目標に健康を掲げた人も多いのではないでしょうか?

でも、やると決意しても人はなかなか変わりません。

今年こそ、健康的な習慣につながるアクションを小さくはじめてみたり

(朝起きたらまずはランニングシューズをはいて、家の周りを5分だけ回ってみる。慣れてきたら、公園を15分走ってみるなど)

心をゆるせる仲間やコミュニティを見つけるところからはじめてみませんか?

健康習慣を作ること、健康な心を育てること、マジ大事です。

 

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