フリーランスや起業家として独立するのは、誰だって不安だ。
でも、勇気を持って挑戦したからこそ見える世界もある。
身につく”力”もある。
……
朝8時。
柔らかな日差しが降り注ぐ都内の公園を散歩しながら、そんなテーマで取材を行った。
「未来を自由に選ぶ力」の著者であり、女性の起業家支援を行っている未来シフト株式会社 代表 鈴木実歩さん。
10年間の”ふつう”の会社員生活を経て、起業後3ヶ月で月商100万円を達成、3年間で3000人以上の女性と関わり、自分らしい働き方や生き方を応援。「好き」と「得意」を活かした仕事で、時間・場所・お金にとらわれない生活を短期間で実現している。
インタビューするのは、同氏の夫であり、”ソロ”で働く人のライフスタイルを良くするメディア「SoloPro」の編集長でもある松田 然。今回は、ここでしか実現しない夫婦対談を、朝のリラックストークに乗せてお届けします。
鈴木 実歩 未来シフト株式会社代表取締役 女性のためのコーチング/起業コンサルタント 10年間の”会社員生活”に終止符を打ち、2014年11月、クライアントゼロから「未来シフト・コーチング」という肩書きで起業。独自のインターネットマーケティング・SNS活用術をフルで駆使し、あっという間にソーシャルメディア起業界を代表する存在となる。 |
松田 然(もゆる) 「SoloPro」編集長。働き方実験家。 ライターカンパニー「合同会社スゴモン」代表や、自転車旅ライター(仕事をしながら47都道府県走破)など、いろいろな働き方の実験を通じて、時間や場所や仲間を主体的に選択しながら働ける人を増やす活動をしている。他、フリーランス向けのコーチングやオンラインサロン「FreeRun`s」も主宰。 |
Contents
独立するのに一番不安だったことは何?
会社員だと、毎月決まった給与が口座に振り込まれるから、それで家賃を払ったり交遊費にあてたり、どのくらい貯金できるのかも読める。でも、独立したらその保証はどこにもないから、正直怖いよね。きっと、会社を辞めようと考えている人なら誰でも。
この「SoloPro」というメディアは、そんな自分自身やソロで活躍している人の経験を、これから独立を考えている人にも参考にしてほしいという想いもあって運営しているんだけど、その初期フェーズの不安をどうやって乗り越えたのかな?
そのポイントがわかれば、どんなビジネスにでも応用できることがたくさんある。
それからは、まずはこの分野で結果をだそうと必死になったよね。
結果を出すまでは一点集中突破
で、もう少し独立初期フェーズのことを聞きたい。何かに注力して一点集中突破する時期と、ビジネスを広げてステージを上げていく時期があると思うんだけど、その転換点を知りたいな。
だからこそ、会社員時代に副業などを経験して、自分がどんな分野が得意で、何に情熱を注げるかを知っておくといいのかもね。
自分を知ることが、ビジネスを拡大するきっかけに
会が終わった時の達成感や高揚感は今でも忘れられない。きっと私は多くの人に”何かを教える”のが好きなんだって気づいたことが仕事の幅を広げるきっかけになったかな。
当たり前の基準をあげる
そういった環境に跳びこんでみること。自分に実力がなかったら最初は相手にされないかもしれないけど、それならお金を払って教育を受けたり、修行のような形で一緒に働かせてもらったり。そうすることで、行動や考え方の”当たり前の基準”が変わるのは大きい。
そういった挑戦を通じて、自分も周りの人のレベルも上がってきた感じがするな。
常に学び、成長し続ける
約3年前はどこにでもいるOLさんだったころから、今では一人で年商1億円越えのビジネスを手がけるまでに急成長できた経験を経て、独立初期の自分自身にアドバイスするとしたらどんなことを伝えたい?
先ほど、レベルの高い環境に身を置くことが大事とも言ったけど、やりたい分野ですでに成功している人や、自分にとって憧れのライフスタイルを実現している人から学ぶといいよってメッセージを送る。
例えば、私は会社員時代に「ユダヤ人大富豪の教え」の著者として有名な本田健さんの講演会に行って、私もいつか大勢の人の心や人生を動かすことをやりたいと思ったんだ。他にもプロデューサータイプで、新しい挑戦をしている人からは常に刺激を受けていて、その人の考え方を学ぶようにしてる。
そして、この記事や「未来を自由に選ぶ力」を読んで、未来を変えたいと少しでも思った人が、そこで得た学びを通じて力をつけてくれたら嬉しいよね。
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