スモールビジネスを元気にする「セルフブランディング」とは:株式会社smallweb 佐野彰彦

これまで2万人以上のスモールビジネスオーナーに利用されてきた、ホームページ作成ツール「とりあえずHP」。

以前、SoloProでも同サービスを運営する株式会社 それからデザイン 代表の佐野彰彦さんのインタビュー記事を取り上げました。

”自己発信”のハードルを下げ、本業に注力できる環境を作りたい。「とりあえずHP」運営 佐野 彰彦さんの想い

2021年4月。それからデザインが分社化し、新しく立ち上げた株式会社smallwebに運営母体が移り、その発表会がありました。(両社の代表は引き続き佐野さん)

スモールビジネスを応援する「小さくて無名な価値が、正しく必要とされる世の中をつくる」をミッションに掲げ、スタートした同社。今回の記事では、発表会の中から新会社設立の背景や「セルフブランディングの重要性」についてご紹介します。

佐野彰彦
株式会社それからデザイン代表取締役、株式会社smallweb代表取締役。神奈川県出身、1974年生まれ。「ビジネスとデザインの統合」をテーマに活動。デザイナーであり、事業家であり、経営者。

実現したい理想の会社とは?

2004年個人事業として創業し、2007年に株式会社それからデザインへと法人化。現在14期目になります。

今までの経緯や、今回新しく株式会社smallwebを立ち上げた背景はnoteにまとめているのでぜひ読んでみてください。

https://note.com/sanoakihiko/n/n057ba7772168

その中から抜粋する形になりますが、僕が考える理想の会社像は以下のようなものです。

①社員全員がやりたいことをやっている

②事業やサービスを信頼してくれるお客様がいる

③ノルマなどがなくてもみんなが自走して成果を出している

④新しい挑戦に割く時間やパワーがある

しかしあるとき気づいたのです。僕自身=商品となっていて、事業=商品になっていないことを。それだと、なかなか理想には近づかないと想い、自社サービスの開発運営にも力を入れるようになったのです。それが“気軽につくれる、素敵なホームページ”をコンセプトに掲げるホームページ作成ツール「とりあえずHP」です。

今回、株式会社smallwebを新たに立ち上げた理由は、このビジネスモデルを単独の会社にして再出発することにあります。スモールビジネスオーナーがDIYで(自分の手で)、ホームページを作成でき、DIYで自分のビジネスを育てていくことを支援するWebサービスの開発運営を軸に、事業を展開していきます。

スモールビジネスを成功させる4つの要素

僕は、今までデザインやビジネスの側面からいろいろな企業の成長を支援してきました。同時に、「とりあえずHP」の運営を通じて、多くのスモールビジネスを見てきました。

そんな背景もあり、成功しているスモールビジネスには共通の要素がありそうだなと思ったのです。具体的には、以下の4つがあること。

1.想い・情熱

まずは経営者の想い。なぜ、そのビジネスをしているのか、何を実現したいのかといったマインドの部分がビジネスにはとても大事です。

2.商品の魅力

実際に販売している商品に魅力があることは言わずもがなですが、商品力を磨けていない会社もあります。

3.情報発信の継続 

良いものを作れば勝手に売れるわけではありません。情報を発信し、それを継続していることが大事です。

4.Webリテラシー 

SNSを起点にお客まとコミュニケーションをとるなど、今の時代、やっぱりインターネットの知識があるか否かでビジネスの成長が大きく違います。

スモールビジネスの要点を意識した上で、これからはより「ブランディング」が大事になってくると僕は思います。

そこで、まずは混同しがちな広告とブランディングの違いを整理したいと思います。

例えば、広告とは「うちのお店はおいしいんです」と、飲食店が自らこれからお客様になりうる方に情報発信すること。対して、ブランディングは「このお店は美味しいですね」とお客様になりうる方に言ってもらうようなイメージがわかりやすいかもしれません。

つまり、「ブランディングとは」を僕が定義すると以下のようになります。

ーーファンを増やすことで「売る」のではなく、「自然に売れる」状態をつくる。

スモールビジネスオーナーが行うべき情報発信

スモールビジネスでも「ブランディング」はできるのでしょうか?

この問いに、「もちろんできます」と僕は答えます。

むしろ大手企業が取り組むより有利とも言えるのではないでしょうか。

それは小規模事業ほど、スモールビジネスオーナーが自分の商品に想いを乗せることができたり、チームで一致団結して想いを届けることができるからです。時間がかかる社内の合意形成や調整などは必要ありません。

では次に、どのようなものを情報発信して届ければいいのか。僕は以下の6つのカテゴリーに分けられると考えています。

商品の良さや想いを発信するのはもちろん、それだけではなく日々の些細な出来事や、イベントのレポートなど、こういった魅力的な発信ができる人のもとにはファンが増えていきますよね

そのアクションの積み重ねがブランディングに繋がるのです。

ビジネスもDIYする時代

僕は、これからビジネスもDIY(ドゥ イット ユアセルフ=自分の手で作る)の時代になっていくと思っています。

そんな時代にスモールビジネスの成功を支援する会社として株式会社smallwebを立ち上げました。

企業理念は、「小さくて無名の価値が、正しく必要とされる世の中をつくる」

「とりあえずHP」を運営事業の軸に、新たな取り組みもいろいろと行っていく予定です。楽しみにしていてください。

 

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