いつ死んでも後悔しない人生を送るために、何をする? 美LIFEクリエイター長谷川朋美さんが、「好き」を仕事にするためにやったこと

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今、好きなことを仕事にするという働き方が増えています。しかし、まだまだロールモデルが少ないため、どのように「好き」を仕事にしていけばいいのか分からず、悩む人も多いのではないでしょうか。そこで22歳で起業し8年間で6店舗展開したサロン経営を経て、現在はセミナー開催やプロデュース業、そして作家として活躍する長谷川朋美さんにインタビュー!これまで、どのような道のりで「好き」を仕事にしてきたのか、お話を伺いました。

◎長谷川 朋美
美LIFEクリエイター/ホリスティック美容家
株式会社ルミエール代表取締役。
22歳で起業し8年間で6店舗のビューティーサロン経営を経て、現在は全国でセミナー開催、商品やイベントのプロデュース、作家としても活動中。心と身体の健康、オーガニックなライフスタイル、世界を旅しながら型にとらわれない自由でクリエイティブな生き方を体現し、発信している。著書に「やりたいことを全部やる人生」「好きなことでお金を稼ぐ方法」などがあり、これまでに6冊書籍を出版している。
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22歳でサロン経営を始めた理由

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ーーーまずはじめに、アパレルの販売員として働いていた長谷川さんが、22歳で起業しようと思ったキッカケを教えてください。

実は、「これをしたい」という具体的なものはなかったんです。ただ学生時代から、誰かに指図されて自分の人生を決められたくないというのが根底にあったので、自分が心からいいと思ったものを人に提供して、喜んでもらえるビジネスがしたいと思っていました。でも、それが何かは分からなかったんですよ。

改めて、じゃあ私が一生飽きずにできることって何だろうと考えた時に、自分がずっとキレイでいれる美容に関わる仕事だったら、楽しく続けられるんじゃないかと思いました。また、学生時代にイベントをよく主催していて、人をおもてなししたり空間を作ることが好きだったので、美容サロンを始めようと考えました。

それから、最短でサロンをオープンするには何をしたらいいか書き出して行動し、22歳で起業しました。もう勢いですよね。今でもそうなんですが、思い立ったらすぐにやらないと気が済まない性格なんです。またそういう情熱って冷めやすいものだから、気持ちが熱い内に行動した方が実現しやすいですしね。

どんな人と一緒にいるか、が大切

ーーー22歳という若さで起業を決断するというのは、かなり勇気のいる決断だったのでは?

もちろん不安はありましたよ。でも、その怖さをぶち壊してくれる人との出会いがあったから、できたのだと思います。それが主人との出会いでした。常に前向きで、色々なことに挑戦している主人が「朋美だったらできるよ」と応援してくれたので、走り続けられたのだと思います。

どういう人と付き合うか、どういうコミュニティに身を置くかというのはとても大切なことだと思います。もし今、会社員をしていて将来独立したいと考えている人がいたら、起業を目指して頑張っている人達とできるだけ多くの時間を過ごし、アイディアを出し合ったりお互いを応援し合える関係を持つといいと思いますよ。

どんな人と一緒にいるかというのはすごく大事で、今でもそれは意識してやっています。自分の周りに挑戦している人が多ければ、その感覚が当たり前になるんですよね。自分一人で行動を律するのは難しいので、そういう人達がいる場所にどんどん飛び込んでみるというのは、必要かなと思います。

8年で6店舗展開! ビジネスが急成長したワケ

ーーー起業後、8年間で6店舗も展開されました。なぜビジネスが急成長したのでしょうか。好きなことを仕事にする上で、心がけていたことはありますか?

ビジネスをする以上、「どういうことをしたら、お客様は喜んでくださるだろう?」と常に考えていましたね。例えば、ネイルをしながらまつ毛エクステも一緒にできたらいいよねとか、ハーブティも色々な種類を選べたらいいよねとか、寝ている間にリラックスできる音楽やアロマがあったらいいよねとか……。自分がお客様だったら、どういう風に扱われたいか、どういうサービスがあったら嬉しいか、色んなことを考えて、思いついたことをとにかく片っ端からやりました。

先ほど、おもてなしが好きでサロンを始めたとお話しましたが、私はそういうことを考えるのが元々好きなんですよね。だから自分も楽しみながら、お客様のニーズに応えられるよう色々やっていったら、お客さんが増えていって、1店舗で予約を取りきれなくなって、結果的に6店舗に増えていきました。2店舗にしよう、3店舗にしようと目標を決めて目指してきたわけじゃないのです。

スタッフ一人一人と対話し、何でも話せる社長を目指した

ーーービジネスが急成長した一方で、大変だったことも沢山あると思います。特に苦労したエピソードがあれば、教えてください。

起業した初期、中期、そして今とその時々で悩みは少しづつ変わっていきます。初期の頃は売り上げをちゃんと上げられるだろうか、一緒に働いてくれているスタッフにお給料を払い続けられるだろうかと不安になりましたし、中期になればメンバーも増えるので、メンバー間の人間関係のトラブルも起こることもありました。

でも、今も含めてどのフェーズでも悩むのは、やはり人です。人を雇うということは、その人の人生も背負うわけじゃないですか。またビジネスが拡大すれば、関わってくれるスタッフが増えてスタッフ同士のいざこさも発生する。そこをケアして経営をしていくのは、やはり難しいです。

そこで役に立ったのはコーチングですね。コーチングとは、対話によって相手の自己実現や目標達成を図るコミュニケーション手法です。自分の意見を押し付けず、「あなただったらどう思う?」と聞いてから「私だったらこう思う」というようなコミュニケーションを心がけ、何でも話せる社長という存在を目指しました。またなるべく一人一人と対話をする時間をとって、スタッフの思いを汲み取り、みんなが働きやすい環境を作れるよう努力しましたね。

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夫を亡くし、自分の人生を考え直した

ーーーサロン経営を8年やられた後、セミナー講師やプロデュース業にシフトされたとのことですが、何かキッカケはあったのですか?

主人を亡くしたことが、私にとって人生の大きな転機でした。主人は自分のやりたいことを常にやっていて、いつもやる気に満ちていて、後悔のない生き方をしていました。私はそんな彼を側で見ていたので、彼が亡くなった時に、自分の生き方をすごく考えさせられたんですよね。

もちろんサロン経営は楽しかったし、やりたいことでもあったけれど、今の仕事をしていなかったら世界中を旅してみたいなとか、もっと別の仕事にもチャレンジしたいなと思うこともあったのです。そこで、「もしいつ死んでも後悔しない生き方をするんだったら、どういう選択をする?」と自分に問いかけ考えました。その時に出た答えが、”全てを手放すこと”だったのです。

その時の収入源を全て絶ったので、私にとってかなりのチャレンジでしたし、セミナーやプロデュース業で生計が立つなんて当時は思っていませんでした。でも、起業したばかりのあの頃みたいに、また一からやればできると信じて、とにかくやれることを全部やっていきました。

自分をブランドにする、セルフプロデュース術

ーーーこれまでと全く違うビジネスということで、工夫したことなどはありますか?

これまではサロン経営という裏方でしたが、セミナー講師やプロデュース業だと、私個人に対してお仕事がやってくるので、見せ方を工夫しましたね。

ステップ⑴ 自分と向き合って考え、「私を表すキーワード」を見つける

まずは自分の一番の強みをあらためて考えましたし、昔から人と同じことはしたくないというポリシーがあったので、人と違う所をどれだけ前面に出せるかを考えました。

また自分とひたすら向き合い、『私はどうありたいか』を書き出していきました。

「私にとって、これは守りたいという人生の信念って何だろう?」
「こうであらないと、私でなくなるものってなんだろう?」
「私にとって、どんな働き方が理想だろう?」
「どういうライフスタイルを送って、どんな人間関係を築いていきたいんだろう?」

自分に問いかけて考えた結果、私は自由でありたいし、新しいことにチャレンジしたいし、常にクリエイティブでありたいと思いました。自由、チャレンジ、クリエイティブというワードが浮かんだのです。

それまでも「こうありたいな」というものは、なんとなくボンヤリ頭にありましたが、言葉にしたことはありませんでした。しかし言葉にすることで、自分のなりたい姿がよりクリアに再認識でき、「私はこれでいくんだ!」という決意みたいなものが生まれました。

ステップ(2) 周りからどんな風に見えているか客観的に分析し、見せ方を工夫する

次に、自分が周りからどんな風に見えているのかを考えていきました。ステップ(1)では自分の中を深く見ていく方法でしたが、ステップ(2)では客観的に自分を見ていきました。

その方法は色々あると思います。周りに「私ってどう見える?」とヒアリングするのも一つですし、自分を写真や動画に撮ってみたり、SNS上の自分を分析するという方法もある。

そうやって客観視していくと、こうありたいという自分と、客観視した自分にギャップがあることが分かります。そのギャップをどうやって埋めたら、本来の「こうありたい私」が伝わるか考え行動していきました。これは自分一人でやるのではなく、イメージコンサルをつけるなど、人の力を借りるのも一つの手だと思いますよ。

また、SNSの発信に関していうと、自分の世界観に合わないものはアップしないですね。それは計算して判断するというより、もっと感覚の部分です。これが仕事に繋がるか繋がらないかで選ぶというより、これは私の世界観に合っているかいないかという感覚で判断しています。

そして自分の世界観を伝えるという意味では、感性を磨くことも大切かもしれません。そのためには、センスのいいものをたくさん見ること、一流のものに触れることですね。最近だと、Instagramは手軽に感性を磨ける手段だと思います。オシャレな人の投稿を見るのもいいですし、実際に自分で投稿してみると「もっとこうすればステキに見えるんだ。じゃあ次はもっと工夫してみよう」と学べるので、トレーニングになっている気がします。

ステップ(3) 何事もスピード勝負!瞬時に判断して動く

ビジネスってスピード勝負だと思うんです。「次はこれが来るかな」と考えている間に、誰かが先に始めちゃうのはよくあることですが、それでは遅いんですよね。

セルフブランディングも同じで、「こういう見せ方をしようかな」と考えている間に、他の人に先を越されてしまうことも少なくない。「瞬時に判断し、動く」という選択力と決断力があると、より前に進みやすいのではないでしょうか。

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「次はこれが来るな」と思ったら、流行る前に誰よりも早く始める

セミナー業やプロデュース業は、私にとって初めての分野でチャレンジングな試みでしたが、比較的に上手くいったのは今みたいに飽和するずっと前からやっていたから、というのもあると思います。

この「飽和する前にやる」ということは、サロンを経営していた時もやっていました。例えば、サロンのメインメニューはアートメイクだったのですが、アートメイクって当時あまりなかったので、一人5万円とか単価がすごく高かったんです。またマツゲエクステやカルジェルにしても、まだ流行る前にやっていたので、単価が高くてもお客様に求められたんですよね。「次はこれが来るな」と思ったら、流行る前に誰よりも早く始める。そしてみんながやり始めたらフェードアウトするということを、私は繰り返していますね。

また、流行る前にいち早くスタートするためには、リサーチ力が大切だと思いますが、私の場合、努力してリサーチしていたというより、好きでやっていたんですよね。美容は興味のある分野だから、日常の中で情報を集めちゃうんですよ。だから何がこれから流行るのか、自然と分かってくる。そういう意味でも、好きなことを仕事にするということは理にかなっていると思います。

「まずはやってみよう!」と行動することが、未来の可能性を広げる

ーーー最後に「好き」を仕事にしたい人に向けて、メッセージをお願いします。

「私ってこうだから」という、自分に対する先入観をなくしていくことが大切だと思います。そういう先入観があると、身動きが取りにくくなると思うんですよね。

だから私は、何か新しいことに挑戦する時は、あまり考え込まずにまずはやってみる。やってみてから、後から帳尻を合わせていきます。それを繰り返していくと、最初はロスが多いかもしれないけれど、すべてにおいて「まずはやってみよう」という感覚に慣れてくるから、あまり恐れがなくなり、スピードも速くなるんです。

さらに気軽に挑戦していく分野が増えれば、できる幅が広がって、受けられる仕事も増えていく。それによって、新たな自分の能力に目覚めたり、未来の可能性を広げることもできます。

やったことがないことに挑戦するのは、不安もあると思いますが、最初からあまり考え込まずに「まずはやってみる」の精神で始めてみてはいかがでしょうか。すぐに行動できる自分になれば、「好き」を仕事にすることも可能だし、人生を変えることだってできると思います。

【長谷川朋美さんの著書】

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ABOUTこの記事をかいた人

鮫川佳那子(さめこ)

【NY在住ライター/ニューヨーク女子部♡主催】 青山学院大学卒業後、サイバーエージェントに入社し広告制作・メディア編集に携わる。現在はニューヨークの新聞をはじめ様々な媒体でコラムの連載や、海外で活躍する日本人のインタビュー記事を執筆。またNY在住の20~30代女性が300名以上所属するコミュニティ「ニューヨーク女子部♡」を主催し、イベント企画運営も行っている。