コワーキングスペース「Impact HUB Tokyo」に聞く、良質なつながりを持つ人の3つの共通点(フリーランスの働く場所・後編)

こんにちは! 恋する旅ライターかおりです。

フリーランスにとって働く場所の選択肢のひとつになりえるコワーキングスペース。居心地の良いワーキングスペースを提供してくれるのみならず、在籍するメンバーとスキルシェアをしたり、ビジネスが加速するようなヒントを得られたり、その価値は年々高まっているよう。

一方で「コワーキングスペースで作業をするだけ」では、良質なつながりを得るのが難しいという課題があります。そこで、価値的なコミュニティづくりに注力しているコワーキングスペース「Impact HUB Tokyo」にインタビューを実施。

在籍5年目のコミュニティマネージャー・岩井美咲さんに、コワーキングスペースを利用して良質なつながりを生む人たちに見られる共通の行動についてお聞きしました。3つの項目に分けてお伝えします。

※前編はこちらから。

>>コワーキングスペース「Impact HUB Tokyo」に聞く、価値あるコミュニティの方程式(フリーランスの働く場所・前編)

<Impact HUB Tokyo 概要>
所在地:東京都目黒区目黒2-11-3 印刷工場1階
営業時間 平日:9:00am – 22:00 pm 土日祝日:10:00 am – 20:00pm
アクセス:JR目黒駅から徒歩10分

コワーキングスペースを活用するうえでの課題

かおり:私、過去にコワーキングスペースを使っていたときに感じた課題があって。それはメンバーと信頼関係を育むのが思ったより難しいということでした。しょっちゅう顔を合わせるもののお互いのやっていることを深く知らなかったり、忙しいと作業に集中してしまい、誰とも会話せずに帰る日があったり……。

今度コワーキングスペースの会員になったら、メンバー同士で仕事の相談をし合える関係性をつくりたいと思っているんですが、どうしたらImpact HUB Tokyoのメンバーのような良質なつながりをつくることができるでしょうか?

岩井さん:2013年にオープンしてからの5年間、私たちは日々試行錯誤しながらコミュニティづくりに励んできました。そのなかで大切だと思ったのは「ギブ&ゲット」というキーワードです。

自分自身が持っているものを生かしてメンバーに分け与える、または貢献することで信頼関係が育まれ、お返しとしてメンバーから有益な情報を得ることができる。みんながギブ&ゲットの姿勢で過ごすことで良質なつながりができ、そこから大小に関わらずイノベーションが生まれていくことを目の当たりにしたんです。

イノベーションといっても世の中に大きなインパクトをもたらすような技術革新だけではなく、フリーランスの方同士がチームを組んで1人ではできなかったプロジェクトに挑む、自分自身の価値観の変革など、あらゆる形があります。

かおり:ギブ&ゲット。確かにその姿勢は重要かもしれませんね。ただ、私たちは日頃具体的にどんな行動をとればいいのでしょうか?

岩井さん:では、私たちがこれまでの運営の中で気づいた、Impact HUB Tokyoを活用している方々の3つの共通点についてお話しします。

1、メンバーと頻繁に雑談を交わす

岩井さん:私たちコミュニティマネージャーはコミュニケーションが生まれやすい環境づくりに全力で取り組んでいますので、ぜひ受け身ではなく積極的にこの場を利用していただきたいと思っています。

まずはコワーキングスペースのメンバーと挨拶を交わし、お互いの顔と名前を覚えて、なんでもない雑談を頻繁に交わしていくことでしょうか。ワークスペースで集中している相手には話しかけづらいかもしれませんが、Impact HUB Tokyoだと飲食の起業家が営むカフェ「Fitzroy」やキッチンがあり、そういった場所ではコミュニケーションが起きやすいですね。

カウンターもあるImpact HUB Tokyo内で起業家が経営するカフェ「Fitzroy」

かおり:カフェやキッチンのようなコミュニケーションのきっかけが生まれる場所があるっていいですね。以前いたコワーキングスペースでは、小さなキッチンが雑談できる場所になっていました。コーヒーを淹れる間に雑談するみたいな。

岩井さん:うちだと時々カフェに近所の方が飼っている猫が現れることがあります(笑)。

かおり:猫いいですね! 「かわいい」から会話が生まれそうだし、癒しにもなって一石二鳥かも。

2、WhatではなくWhyと問いかける

コミュニティマネージャーの岩井さん

岩井さん:私たちがメンバーとコミュニケーションをとる際に、一番気をつけていることが「WhatではなくWhyと問いかけること」です。何をしているかではなく、なぜそれをしているのかを深掘りします。

たとえば私が小林さんに問いかけるとしたら、「なぜフリーランスなのか」「なぜ書くことを選んだのか」と聞きます。

かおり:Whyと問いかけることで、どんな効果があるのでしょうか?

岩井さんストーリーを聞くことで、表面上は見えていない相手の想いやビジョンなどの「深い部分」を知ることができるんです。誰しも表面的に見える部分と見えていない部分があって、どちらもその人をつくる大事な要素です。

氷山に例えるとWhatは海の上に見えている部分、Whyは海中に埋もれている部分

岩井さん:ライターという職業の人は世の中に数えきれないほどいますが、「ライターを選んだ背景」や「ライターを通して叶えたいこと」は人によって異なるので、相手を深く知りたいときはWhyと問いかけたほうが有効的だと思います。

そして同時に、自分自身のストーリーや想いを相手に伝えることも大切です。そこでお互いに共鳴できれば、一気に心の距離が縮まることもありますよね。運営側としては、こういった会話が自然発生していくような環境づくりに気を遣っています。

3、コミュニティマネージャーに近況を共有する

岩井さん:コミュニティを運営するホストとして、私たちが一番気にかけているのが「メンバーの課題や興味関心」です。メンバーが今どんなことを求めているのかを、日々のメンバーとの会話や彼らのSNS投稿から探っています。

でも明らかに「探ってます」って感じではなくて、さりげなく聞いてます。SNSはめちゃくちゃ見てますが(笑)。そのうえでメンバー同士がゆるくつながれるイベントやミートアップ(意見をディスカッションできる場)など、メンバーが求めるものに自然と出会えるような仕掛けをつくっているんです。

かおり:へ〜、SNSまで見ているんですね! そうやって自分を気にかけてくれる存在がいるのは、とくにフリーランスの場合、心強いですね。私も以前、コミュニティマネージャーの方に「こんな人を探している」と相談して、該当するメンバーとつなげてもらったことがありました。

岩井さん:私たち運営チームは自らメンバーに声をかけるよう心がけていますが、「こういうことをやってみたい!」「◯◯の勉強会一を緒にやりませんか」など、何か要望や思うことがあればどんどん伝えてほしいです。メンバーの近況をヒントにして、イベントや私たちの活動の方向性が固まっていくので。場合によってはメンバーと一緒に企画を実施することもあります。

コワーキングスペースを単なる作業場と考えて利用している人もいるかもしれませんが、それだけではやっぱりもったいない!

出会いは水物なので、必ずしも深い価値観でつながれる相手と出会えるという保証はありませんが、Impact HUB Tokyoのようにわかりやすいビジョンを打ち出しているコワーキングスペースには、そのビジョンに近い価値観を持ったコミュニティがすでにできていると思います。

ピンときたコワーキングスペースを見つけたら、まずは「なぜそのようなビジョンを掲げているのか」というWhyの質問を投げかけてみて、ストーリーに共感できるかどうかで判断するのもアリかもしれません。

また、現在コワーキングスペースの会員になっている方は、今一度メンバーやコミュニティマネージャーとのコミュニケーションについて見直すキッカケになれば幸いです!

私も今後、都内のコワーキングスペースを利用したいと思っていますので、見かけたらぜひ声をかけてくださいね! お互いに「Why?」と問いかけ合いましょう!(笑)

 

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