石橋を叩きながら動く。沖縄へUターン移住した子育てママフリーランスの働き方

もゆる
こんにちは。SoloPro編集長のもゆるです。

このメディアは、みなさんが自分らしいライフスタイルを実現するために、まずは働き方からアップデートできる情報を発信したいと思い運営しています。

そして、今回は沖縄のコワーキングスペース「スタートアップカフェコザ」に来ています。

ここには個人でビジネスをしている面白い人がたくさんいると事前に聞いていたのですが、前回記事にしたブロガーのヒガシーサーさんに続き……

お子さんを連れたママフリーランスのスーザンこと、松林 のぞみさんにお会いしました。

沖縄で生まれ、東京で働きご結婚された後、クラウドファンディングを使い旅をしながら沖縄にUターン。現在は自分のお店づくりに向けて、いろいろな仕事をフリーランスとして実験している方です。

Uターン子育てママの働き方とは? など、いろいろと聞いてきましたよ。

東京に上京して企業倒産を2回経験

もゆる
はじめまして!まずは……なんで、名前がスーザンなんですか? 日本の方だと思いますが気になって(笑)
スーザン
そうですよね。中学校の頃のあだ名です。英語の教科書にキャサリンとかジョンとかいる中で、スーザンが気にいって(笑)そのままつけているんです。
もゆる
そうなんですね! 名前だけで話を広げたい気もしますが、現在の沖縄でのライフスタイルも聞きたいです。
スーザン
もともと沖縄の大学で建築・土木系を専攻しており、最初は沖縄の建築会社に就職しました。次の就職先では都市計画のコンサルタントをしていました。
もゆる
それからフリーランスへ?
スーザン
いえいえ、実は東京に上京して広告代理店に就職しました。いつかは自分のお店を出したかったので、そのための経験としてマーケティング・広告・宣伝を学びたいと思ったんです。
もゆる
戦略的なキャリアですね!
スーザン
ところが、その会社は半年くらいで倒産してしまったんです。こうやって会社は潰れるんだということを知りましたね。
もゆる
それはスーザンさんが何歳くらいのときですか?
スーザン
25、6歳の時ですね。
もゆる
まだ、ようやく社会というものがわかりはじめた頃ですね。
スーザン
そうなんですよ。しかも、その後も飲食店を運営している会社に就職して、店舗の立ち上げから幅広く経験しましたが、そこも1〜2年で潰れてしまいました。
もゆる
なんと!でも、僕自身10年以上ライターとしていろいろな企業を取材してきましたが、あの頃は輝いていたけど、今は……という事例も多く見てきました。実際、国税庁の統計でも、起業から10年で残る会社は6.3%しかないという数字も出てますよね。
スーザン
そうですね。当事者になると、働いていた会社が2つとも潰れるというのは波瀾万丈な人生でしたが、その中で仕事や会社運営の難しさなど、いろいろなことを学びました。
もゆる
会社員として会社経営の難しさを知れたというのは、ある意味では貴重な経験ですよね。
スーザン
「会社が潰れて最悪」じゃなくて「なぜその会社が失敗したか」を考え、その経験を通じて得た学びを自分の中に落とし込むことが大切だと思いました。

クラウドファンディングで資金を募り、車旅でUターン

もゆる
東京で濃い経験をされていますが、沖縄に戻ろうと思った理由とは?
スーザン
「東京で子育てをするのは難しいな」と感じたからです。上京して2年くらいで結婚して子供ができたのですが、子供が小学校に上がるタイミングで生まれ故郷でもあり自然も多い沖縄に移住を検討しました。でも、当時は戻って何をするか明確に決まってなかったのがネックでした。
もゆる
それでも戻る決断ができたのはなぜですか?
スーザン
夫婦で調味料好きだったので、各地のご当地調味料を集めたお店を沖縄で出したいなと思ったんです。そこで、東京から沖縄まで車で帰りながら「ご当地調味料探しの車旅」に挑戦しました。

しかも、各地でご当地調味料を集めて、ゴールの沖縄で、集めた調味料をみんなで味見するというイベントを企画し、クラウドファンディングでその資金を募ったんです。

もゆる
クラウドファンディング! とても面白い取り組みですね!
スーザン
沖縄の人にはイベントで楽しんでいただいて、県外からの支援者に対しては、自分たちが美味しいと思った調味料を厳選して郵送しました。
もゆる
支援してくれた方々は、もともとスーザンさんが調味料が好きというのを知っていたんですか?
スーザン
東京にいた時からFacebookページを作っていて、調味料が好きな友達に声をかけてイベントを企画していました。
もゆる
なるほど。ただ好きなだけではなく今までの蓄積があったんですね!
スーザン
はい。旅の間も、ブログで積極的に情報発信するように心がけて、いろいろな人を巻き込んでいきました。

特技や好きなことを活かして、フリーランスとして成長中

 

もゆる
いろいろ話を聞いていると、すごい行動力があると感じます。
スーザン

いえいえ。私も旦那も、石橋を叩くタイプなんですが、叩きながら動くんです。

もゆる
石橋を叩きながら動く。いい表現ですね! 沖縄に帰ってきてからはいかがですか?
スーザン
そうですね。実際に沖縄に戻ってきて、各地のご当地調味料を集めたお店というコンセプトがウケるのかわからないね、という話になったんです。
もゆる
なるほど。
スーザン
どんな需要があるか知らないといけないので、まずはフリーランスとして働いていろいろな人に会ったり話を聞いたりして、地元のニーズに合わせた店作りをしたほうが確実だなと考えました。
もゆる
さすが、元コンサルタントですね! リサーチが重要と考えたわけですね。
スーザン
その上で、収入面はアクセサリーのデザインや販売、LINEスタンプのワークショップ、名刺やチラシの作成などを行っています。
もゆる
もともとの建築系のバックボーンから一貫して、モノづくりというご自身の好きなことが仕事のベースなんですね。
スーザン
はい。モノづくりの分野で一番難しいことをやってみたいと思って建築・土木系の道に進んだんです。絵を描いたりモノを作ったりするのは子供の頃からずっと好きでした。
もゆる
自分の特技を活かせるものだったり、好きなものがわかっていて、その分野に注力するのはフリーランスの戦略の1つですよね。
スーザン
そうですね。今は試しにいろいろ動き、それなりに好きなことでなんとなくは稼げてるなっていう感覚はあるんですけど、まだ実験中です。
もゆる
フリーランスとして何か働き方の工夫はしていますか?
スーザン
私、子供を保育園に預けてないんですよ。子供と一緒にいながら仕事しているので、特に時間を決めずに柔軟に仕事をしています。
もゆる
打ち合わせはネットと対面どちらが多いですか?
スーザン
対面ですね。やはり、話は直接聞きに行ったほうが人柄がわかりますね。あと、自分のペースで仕事ができるように、あまり急いでないお客さんを選んでます。仕事を請ける際は「このくらいの期間で大丈夫ですか?」と確認するようにしています。
もゆる
最終的に自分のお店を作るというゴールに向けて、フリーランスとしてのフットワークを活かしたり、自分のやることをコントロールできる環境を作っているんですね。それは沖縄や東京という場所に関係なくできることでもあります。
スーザン
はい!でも、東京には10年ほどいましたが、沖縄の方がのびのび働けている気がします。それも東京で働く経験をしたからかもしれませんが。
もゆる
生き方の選択肢をいろいろ知っていると視野も広がりますよね。ありがとうございました!

 

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