コーヒーの飲み方で仕事の効率が変わる! 覚えておきたいコーヒーとの付き合い方

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こんにちは、理学療法士・ダイエットコーチの山崎美由紀です。

今や「コーヒーがなければ生きていけない」と言う人がいるほど、眠気覚ましや仕事のお供として定着しているコーヒー。フリーランスで仕事をしていると打ち合わせのために入ったカフェや、コワーキングスペースなどで飲む機会も多いのではないでしょうか?

実はコーヒーには眠気を覚ますといったメリットがある一方、飲み方を間違えれば身体の調子を落とし仕事の効率を下げることにつながります。

今回のコラムではコーヒーと身体との関係を理解して、上手な関わり方を見つけていただきたいと思います。

Contents

仕事の戦闘スイッチをいれる!

コーヒー

コーヒーの中に含まれるカフェインには、私たちの身体の中にある戦う神経「交感神経」を活発にする働きがあります。

交感神経が活発になると睡眠物質の働きをブロックし眠気を覚ましたり、集中力が上がる効果が期待できますので、ここぞという仕事の時には強い味方になります

カフェインが不調の原因にもなる

しかし、この交感神経には、血管を細く縮めてしまう作用があります。血管が細くなると当たり前ですが血の巡りが悪くなります。脳や臓器、身体の細胞に栄養を届けるのは血液です。血の巡りが悪くなると身体が栄養失調状態になってしまい、頭の回転は遅く、身体の代謝も落ちてしまいます。

コーヒーはメリットがある反面、血の巡りを悪くしてしまい身体を冷やすといったデメリットもあります。身体が冷えると免疫力の低下にもつながり風邪をひきやすくなってしまいますので注意が必要です。

カフェインとの上手な付き合い方

交感神経は昼の10時〜14時頃をピークに働き、その後は夜に向けてリラックスの神経が働いていきます。

そのため、仕事を効率よく行うためには14時までに。さらには、プレゼンなどでここぞという時にはコーヒーを味方につけると集中して取り組むことができます。

14時以降は夜に向けて身体を休めたり、回復させる副交感神経という神経が働いてきます。身体の回復には睡眠が必要不可欠ですから、夕方以降に眠気が襲ってくるのは当たり前の現象。

そこでコーヒーを大量に飲んでしまうと、身体がせっかく休もうとしているのにまた戦闘態勢のスイッチを押してしまい、身体が休めず疲労が溜まりやすくなってしまいます。

「さぁもう一踏ん張り!」 と、コーヒーを飲みたくなる気持ちは分かりますが、夕方以降はカフェインの摂取を控えることをオススメします。どうしてもコーヒーが飲みたい方は、最近はカフェインレスのコーヒーが手軽に飲めるようになっていますのでそちらを試してみてもいいかもしれません。

最後に

コーヒー3

日常の当たり前の習慣を少し変えるだけで身体は劇的に変化します。

今回の記事を参考に、コーヒーとの上手な付き合い方を習慣にしてみてくださいね。

参考書籍

疲れない体をつくる免疫力 (知的生きかた文庫)
安保 徹
三笠書房
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ABOUT US

理学療法士・ダイエットコーチ。 理学療法士資格取得後、病気になってから悩む人を減らしたいと予防医学を学ぶ。学んだ知識で自身も-10㎏のダイエットに成功、体の不調も次々と解決し人生が変わる。現在は理学療法士(予防医学)10年以上の経験を用いダイエットコーチとして活動。習慣化のメソッドを用いた個別カウンセリング、セミナー開催でのべ1000人以上に関わり、雑誌やWeb動画の監修なども行っている。