働き方の多様化が進む昨今。ライターの仕事も、都会だけにあるわけじゃない!?
……と、いうことで「地方在住ライター」がテーマのイベントが東京・五反田のコワーキングスペース「CONTENTZ」で開催されました。このメディア「SoloPro」編集長の松田然(もゆる)も登壇者として参加したので、イベントで話した内容を一部ご紹介します。
当日は東京開催ながら、遠方から参加した方も多く50名以上が集まる熱気に満ちたイベントになりました。個人的には登壇者でメモできなかったので #ライター交流会 のツイートを埋め込んでいるのでよろしく!
本日の #ライター交流会 のチケットはすべて売り切れました。お申込みくださった皆さん、ありがとうございます! 会場でお会いしましょう^^ https://t.co/ZYhnHS5U2i
— たじー/ノオト(編集者) (@tajimarina0115) 2017年2月10日
今日むちゃくちゃ人が多くてビビる #ライター交流会
— 黒宮丈治 (@georgek5555) 2017年2月10日
中国・四国地方以外の全地方の人が参加してる!#ライター交流会
— Daiji Okuno Official (@odaiji) 2017年2月10日
Contents
登壇者プロフィール
■赤坂太一(あかさか・たいち) 1977年4月、札幌市生まれ。2児の父。1999年に上京し、約10年のバンドマン生活ののち、東京都内の編集プロダクションに潜り込み、編集者として勤務。2012年に福岡市に移住し5年が経過したところ。移住当初は転職活動をしていたが上手くいかず、フリーライターの道に進んだ。最近では、カメラを持って一人で取材する機会が増え、九州全土~山陽エリアをカバーしている。Twitter ID:@taichi_akasaka |
■万谷絵美(まんたに・えみ) (株)Crop代表。1978年生まれ、和歌山市在住ライター。1児の母。関西学院大学総合政策学部卒業後、結婚で千葉県へ。WEBページやブログを独学で作り情報発信をしていく中で、少しずつライターとして仕事がもらえるようになる。2006年に地元で子育てをしたいと思い、Uターン。2013年から「和歌山経済新聞」記者として活動を開始。現在は記者やブロガーの活動と並行して、2015年に設立したPR会社の代表を務める。 |
■松田 然(まつだ・もゆる) 1980年4月生まれ。ライター 兼 ライティングカンパニー合同会社スゴモン代表。 旅をしながら仕事をするライフスタイルを取り入れ、月の半分を自宅がある東京ではなく国内外を転々としている。特に自転車旅が好きで、仕事をしながら47都道府県すべてを走破。個人事業主やフリーランスなどのライフスタイルを良くするメディア「SoloPro」編集長も務め、自分らしい働き方をデザインする活動に取り組んでいる。 |
メインの仕事は都内?地元?
あとは、旅をSNSなどでシェアすることで、全国を飛び回っているイメージが強くなり、地方取材を依頼されることが多い。その際に、自分が行かなくとも地方在住ライターさんと連携して仕事もできる。
#ライター交流会
万谷さん「大企業は県庁」
あー!わかる!うちなんか入札すらさせてもらえないから、広告代理店にくっついて仕事取るしかないんだよね(^◇^;)— 小林ノリコ*伊豆在住ライター (@COVAnon) 2017年2月10日
松田さん「旅先で飲みから仕事につながる」ってすごい! #ライター交流会
— 東京散歩ぽ@中川マナブ (@tokyosanpopo) 2017年2月10日
地方在住ライターのメリット&デメリットは?
デメリット→都内クライアントとのコミュニケーションが大変。直接メディアの人と会うのは大切。
デメリット→特に感じない
やらないことを決める。
通勤がいやだ、無駄な飲みが嫌だ。そういう嫌なものを減らした結果地方、というのは選択肢としてあり(松田さん)#ライター交流会
— Daiji Okuno Official (@odaiji) 2017年2月10日
地方在住ライターはぶっちゃけ生活できるのか??
主婦ライターがフリーライターをしているのが基本スタンスで、独身のフリーライターは厳しいかな。
和歌山のライターに「ライターだけで食べられますか?」と聞いたら「絶対無理」と答えをもらった。
その人は夜勤のバイトもしているそう。
でもWeb制作はじめ媒体も全部自分でやるなら食べられるでしょう。単体の原稿料としてはそう高くない。
(万谷さん)#ライター交流会— Daiji Okuno Official (@odaiji) 2017年2月10日
地方ライターがもっと活躍するには?
今住んでいる地域の場所を取材して、東京で発表できるようにしたい。和歌山のいいところを出したい。東京の編プロさんがハブになってくれるといい(万谷さん)#ライター交流会
— Daiji Okuno Official (@odaiji) 2017年2月10日
地方にいれば居るほど「自分はここで仕事している」と声をあげることが大切
(赤坂さん)#ライター交流会— Daiji Okuno Official (@odaiji) 2017年2月10日
私は、東京から仕事を発注する視点で考えて、どんなライターと働きたいかを話しました。
「古代エジプト人は死に対してこう信じていた。死んだ魂は天国の扉の前で神に2つの質問をされる。その答えによって扉の中に入れるかどうかが決まる。」
その質問は…
「自分の人生に喜びを見出せたか?」
「他者の人生に喜びをもたらしたか?」
映画の内容は、死ぬ前にいろいろなことを経験しちゃおうと旅に出るおじさん2人の話なんですが、これライターの仕事のスタンスにも言えると思うんです。
仕事で自分のココロを満たせるか、その上でクライアントや、その先にいる読者のココロを満たせるか。なんで、まずは自分の好きが溢れているライターと一緒に仕事したい。そういったマインドがあれば、実は地方でも都内でも関係ない。
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地方在住ライターのこれから
書ける、撮れる、作れるなど、できることが多い人は地方では強いですね。
質疑応答
Q:地方の記事書いてという依頼を受けた。出張にあたり車がないと厳しい?交通面は?三種の神器は?
A:自転車w車運転できれば仕事もらえるということも。(松田さん)カメラ。車もだけど車の購入は予定外だった。(赤坂さん)#ライター交流会— Daiji Okuno Official (@odaiji) 2017年2月10日
Q地方へ取材へ行く時の三種の神器?
自転車
車(レンタカー)ニコニコ安い 強みになる
カメラできると強い
ネットはだいたい繋がる。けど、ライターはネットなくても出来る仕事が多い。— 橋本 憲太郎 2/19-22神戸-名古屋 (@kentaro_jp) 2017年2月10日
Q.いろんな業界で原稿があると思うんですけど、地方在住だからやりやすい原稿はあるか?
県や市で予算があるので、そこで食い込めるかも。
デザイナーと組んで行政を当たる。
一般紙の仕事はある。なんでも出来たほうがいいかな。と思う。タウン誌とか。— 橋本 憲太郎 2/19-22神戸-名古屋 (@kentaro_jp) 2017年2月10日
地方では行政と繋がると仕事をもらいやすい。(補助金案件も…!)ライター単体ではなく、デザイナーさんなどと組んでクリエイティブ集団として仕事をとる。 #ライター交流会
— まいち (@maichi6s) 2017年2月10日
Q子育ての際に、どこで時間を作ったか。
膝の上にのせながら家で仕事。取材は難しかった。
素材をもらってから記事を書いてた。商品レビューをやった。そこに記事広告もらったり。
Q素人がやりやすいブログ。
WordPress、やりやすいからイイかも
#ライター交流会— 橋本 憲太郎 2/19-22神戸-名古屋 (@kentaro_jp) 2017年2月10日
Q地方創生を考えたとき、IT、プログラマーが少ない。地方の編集者が組む場合。コツ。
コワーキング、市の憩いの場に行ったりする。人が集まるところに行く。
フリーランス向けの会社がやっている飲み会に行く。
自分が試して、地方で広げる。というのも大事。
#ライター交流会— 橋本 憲太郎 2/19-22神戸-名古屋 (@kentaro_jp) 2017年2月10日
Q地方創生を考えたとき、IT、プログラマーが少ない。地方の編集者が組む場合。コツ。
コワーキング、市の憩いの場に行ったりする。人が集まるところに行く。
フリーランス向けの会社がやっている飲み会に行く。
自分が試して、地方で広げる。というのも大事。
#ライター交流会— 橋本 憲太郎 2/19-22神戸-名古屋 (@kentaro_jp) 2017年2月10日
まとめ・感想
がトレンド入りしてる!!! pic.twitter.com/wZza4FSO9c
— 北本日記 (@kitamoto_nikki) 2017年2月10日
みんなパワーあったなあ。地方でがんばるライターさんたちが、ノウハウを持ち寄って共有して、大きなネットワークを作ることができれば、全国規模で面白いことができそうだ。なんかボンヤリとした発想ですまん(^◇^;)#ライター交流会
— 小林ノリコ*伊豆在住ライター (@COVAnon) 2017年2月10日
#ライター交流会
いろいろな仕事のやり方があるけど、「読者に楽しんでもらいたい」「何かを伝えたい」の芯の部分が大切と再確認でしました^o^ pic.twitter.com/mZGeWiSlUy— ちえ (@kirishimaonsen) 2017年2月10日
和歌山の万谷さんのパワーに、惚れ惚れ。自らシゴトを作り出していく生き方、まぶしい〜♡
みなさんそれぞれの居場所で、型にはまらぬやり方を志してる。いっとき集まって、また自分の場所へ戻ってく。流れが少し、変化する。集まれる場所があるって、すばらしいことだな。 #ライター交流会— いとうまりこ (@marik0it0) 2017年2月10日
楽しいイベントだった。 今日、買ったものやもらったもの、会った人を思いながら、今日は幸せに眠りにつけそうです。みなさん、ありがとう。#ライター交流会
— 愛(田下愛・フリーライター/ブロガー)) (@ai_writer) 2017年2月10日
ということで、後半はツイート埋め込みばかりのご紹介で、ぼくは仕事してませんが(笑) 個人的に、とっても楽しいイベントでした。
これからは地方と都会という分け方ではなく、自分がどう生きたいか考え行動した結果、場所のメリットをうまく味方につけていくライターが活躍できるのではという印象も受けました。
それと、こういったリアルの場でゆるく関係を構築していくことは大切だなぁ。イベントに来ていただいた皆様、ありがとうございました!
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