現代のワーキングマザーは働きすぎじゃない!? 小田桐あさぎさんに学ぶ、仕事と子育てを両立する方法

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育休中に書いていたブログが人気となり、女性起業家に転身した小田桐あさぎさん。現在は執筆・講演活動などを通じて、一人の女性として輝きながら、仕事も子育ても楽しむ、新時代のワーキングマザー像を提唱しています。インタビュー後編では、小田桐あさぎさん流、仕事と子育てを両立する方法を伺いました。

インタビュー前編はこちら
起業のキッカケは、育休中に始めたブログ!? 話題の新時代ワーキングマザー・小田桐あさぎさんにインタビュー

◎小田桐あさぎ
株式会社アドラブル代表。女性の魅力を覚醒させる講座や各種セミナーの主催、新時代のワーキングマザー像を提唱する執筆・講演活動などに幅広く取り組んでいる。一児の母。趣味は美味しいご飯とお酒と共に、夫と人生について語り合うこと。自分らしく輝きたい女性のためのWebメディアDRESSにて、連載コラムも執筆。
 
公式ブログ:http://ameblo.jp/asagiblog
facebook:https://www.facebook.com/miyamoto.asa
twitter:https://twitter.com/asagiodagiri

Contents

いい仕事をするためには、ちゃんと休まなくちゃいけない

―あさぎさんが仕事と子育てを両立する上で、意識していることはありますか?

無理はしないことですね。私は夫と娘が帰ってきたら、18時以降は仕事をしません。余裕がなくなると女性としても、妻としても母としてもよくないから。あまり働きすぎないことを心がけています。

実は私が外資メーカーで営業をしていた時も、週に1回は絶対さぼっていました(笑)当時はそんな自分のことを「もっと働いたらもっと売上を上げられるのに」と責めていたけれど、ある時「私は週1回さぼっているから、こんなに売上がいいんだ」って気づいたんですよ。人間ってそんなに頑張れない。休めば休むほど、パフォーマンスは上がっていくんです。事実、私はちゃんと売上は達成していました。

例えば2時間で仕事を終わらせようとしたら、最短のルートを考えるだろうし、もっとレバレッジの効く方法を考える。人って意外に、目の前のことに追われていた方が楽なんです。それに何も考えずに手だけ動かしている10時間より、色々考えてしっかり働く2~3時間の方が、成果が出るんですよ。

だから楽をしたいからというより、いい仕事をするために、ちゃんと休まなくちゃいけない。いかに休んで、いかに遊ぶ時間を確保するというコトが、いいモノを創るのに直結しているんじゃないかなと思います。

現代のワーキングマザーは働きすぎだと思う

世の中のワーキングマザーは、働きすぎだと思います。朝から夜まで仕事や子育て、妻としての仕事に追われ、毎日をこなすことで精一杯。でも繰り返しになりますが、人間ってそんなに頑張れないと思うんです。だから「休める私」になることが大事

そのために必要なのは「嫌われる勇気」。職場の人に何か言われるんじゃないかって心配になるかもしれませんが、人にどう思われるかよりも、まずは自分

みんなが残業をしていても、自分だけ定時に帰る。有給は少なくとも月に1回は取る。それで仕事が終わらないようだったら、「仕事量を減らしてください」と上司に伝える。嫌われる勇気を持って、まずは休めと言いたいです。

それは家庭でも同じ。家事をしない勇気、育児をしない勇気が必要。もっと色々なバリエーションの食事を作った方がいいんじゃないかとか、毎日子供に本を読んであげなくちゃとか、日中保育園に行っていたら、せめて夜ぐらいは遊んだ方がいいんじゃないかとか、仕事だけじゃなく家事も育児も完璧にこなそうと思うからキツくなる。

世の中には妻呪縛に囚われている人が多い。旦那さんに申し訳ないと遠慮するのではなく、疲れている時は旦那さんにお願いしたり、外注の家政婦さんにお願いした方がいい。会社の人よりも、夫よりも子供よりも、まずは自分。自分を大事にすると、心に余裕ができて子供にも優しい気持ちでいられるし、夫婦関係も円満でいれるし、さらには仕事だって上手くいく。いかに自分にラクするかは、自分のためだけじゃなく、最終的には周りの人にとってもいいんですよ。

そうじゃないと、ワーキングマザーは余裕がなくなって、絶対子供に対してイライラしてしまう。私の中で、子供に対してイライラしない母親でいるっていうのは、大事なポイントなんです。心に余裕があったら、例えば子供が飲み物をこぼしてしまっても「あっ、こぼしちゃったね」と笑顔でいられるんです。

欧米の子育てをお手本にしている

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―欧米の子育てってそうですよね。以前アメリカのワーキングマザーに聞いたら、赤ちゃんが夜泣きをしても、数時間おきにあやしたり寝かしつけしたりしないんですって。彼女達曰く、睡眠時間が減ってお母さんが子供にイライラするぐらいだったら、お母さんがハッピーな状態で昼間子供と関わっていた方がいいって考え方なんですよね。

私は欧米の子育てを研究しお手本にしているのですが、欧米では赤ちゃんであっても「一人の意思を持った人間」として扱うんですよ。だから自分で寝られる子にするために、私は寝かしつけをしたことがないんですが、私の娘は生後3週目から一人で寝られる様になりました。

また、欧米のワーキングマザーは必要最低限の家事や子育てはするけれど、ベビーシッターを雇ったり、家事も外注したりしています。もし家事より仕事の方が楽しい人だったら、無理して家事をするより、欧米のワーキングマザーのように必要最低限のことはするけれど、外注をうまく使って仕事をした方がいいと思います

まずは恐れず伝えることが大事

まずは恐れず伝えることが大事だと思う。でもこれが苦手な人が多いんです。「自分だけラクしたら、周りに迷惑をかけてしまうんじゃないか」って不安になる人が多いんですが、実は思い込みであるケースが多い。

先日も、私の講座に通うある受講生に「残業なんてしないで帰ってもいい。上司に仕事量を減らしてもらうよう伝えてみたら?」と言ったのですが、そんなことできないと最初は言っていたんです。でもある日、恐る恐る上司に伝えたら「そうなんだ。じゃあ代わりに⚪︎⚪︎さんにお願いしてみるよ」と何事もなく要望が通ったそうです。こんな話はたくさんあります。

また、最近私が衝撃だったのが、思い込みがなければ夫婦喧嘩は起こらないということ。自分に対しても相手に対しても、「こうあるべき」とか「こうしなきゃダメ」という思い込みがあるから、喧嘩が起こるんですよね。

仕事も家庭も、すべての人間関係のいざこざは、9割思い込み。だからちゃんと伝えるって大事なこと。まずは、恐れずに伝えることから始めてみるのがいいと思います。

まとめ(編集後記)

現代のワーキングマザーの母親世代は、大半が専業主婦。だから自分の母親にしてもらったように、子育ても家事も完璧にこなしたいと思う女性が多いのかもしれません。でも、今は女性も男性と同じように働く時代。仕事をしながら母親世代の女性と同じように、子育ても家事も全て一人で背負ってしまったら、苦しくなってしまいます。

あさぎさんの言うように、これからのワーキングマザーはまずは自分を愛し大切にし、時に周囲に協力してもらうのを恐れないことが大事かもしれません。そうしていったら女性として輝きながら、仕事や子育てを楽しめる女性が増える。そんな明るくイキイキした女性が増えれば、旦那さんも子供も、一緒に働く人達も笑顔になり、日本の未来はもっと明るくなるかもしれないと思いました。

 

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